ダンジョンに進化するモンスターがいるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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第26話

狼人間が1人、耳の長い女が2人。片方は橙色の髪でもう片方は黒い髪だ、女の方の片方は見たことがある。街でアイズと一緒に行動してた奴だ

 

と言うことはあの2人もアイズの仲間か、ここにアイズも居るのか?

 

「おい、何だこの状況」

 

狼人間が降りてきてアンドロメダの仲間の1人に脅す様に尋ねる

 

「わ、私達はここの異常を調べに来たんだけど途中であの狼が乱入してきて全部倒しちゃったの、ここに来るまで私達を襲ってたのに訳分かんない」

 

「………………取り敢えずアイツが一番強いって事だろう?」

 

「う、うん」

 

「なら話は簡単じゃねぇか、アイツをぶっ殺す」

 

狼人間は両手に短剣を持ち俺に近付いてくる、やる気の様だな

 

俺は駆け出し狼人間の背後を取ると爪で襲い掛かる

 

「チッ!!」

 

「ベートさん!!」

 

「さっさと詠唱始めろ!!」

 

「私も加勢する!!」

 

狼人間はギリギリの所で避け耳の長い女が名前らしき物を叫び、狼人間は激を飛ばし黒髪の女が加わる。そうか、お前はベートって名前なのか

 

あっちは速度重視のスピード手数アタッカーって感じか、ドラウとは正反対のタイプだな

 

闇魔法コントロールダーク・アサルト!!

 

黒い槍を無数に飛ばすがベートは軽々避ける

 

「魔法だと!?あの威力を詠唱も無しに!?」

 

闇魔法コントロールシャドウ・シャドウボム!!

 

黒い爆弾が彼らの影から飛び出し爆発する

 

「グッ!?」

 

ベートの方は動き回っている為当たらなかったが黒髪の女の方には少なからず手傷を与えられた筈だ

 

「【穿て、必中の矢】【アルクス・レイ】!!」

 

遠くから光の線が向かってくる、横に飛び避けると真っ直ぐ飛んできていた光が突然曲がる。必中の矢ってそう言うことかよ!?

 

闇魔法コントロールダーク・ダークネス!!

 

「ッ!?」

 

「ッ!!」

 

ブワリと俺の体から闇が広がり光の矢を飲み込みその部屋から光を奪う

 

「これは!?」

 

「闇の広範囲魔法か、気を付けろ」

 

「そりゃ此方の台詞だ」

 

ダークネスの闇の中を駆けその爪をベートに振り下ろすが奴は何と紙一重で避け反撃してくる

 

まぁ、アイツと一緒にいる奴がこの程度対応出来ない訳は無いか

 

俺はダークネスを解除すると同時に光魔法コントロールライトを使い光を放つ

 

「グワッ!?」

 

「グッ!?」

 

「眩しい」

 

目潰しを食らい怯んだ所を見逃さず鬱陶しい橙色の髪の女から仕留る為闇魔法コントロールダーク・アサルトを放つ

 

「ッ!!ウィリディス逃げろ!!」

 

「え?」

 

「チィ!!」

 

黒髪の女が感じ取ったのか叫びベートが追い掛けてくるがもう遅い、目潰しから回復したウィリディスだったが眼前に広がるのは漆黒の槍だけだ

 

ブシャッ!!と槍が肉にぶつかる音が響く、しかしウィリディスと呼ばれた橙色の髪の女に傷はない

 

「大丈夫ですか?」

 

「た、助かりました」

 

アンドロメダの声が聞こえ周りを見るが姿は見えない

 

時空間魔法ロケーション

 

情報が頭の中に流れてくる、ウィリディスの隣に姿こそ見えないがそこに人の気配がある。頭にはさっきまで被っていなかった兜がある、あれのせいで見えないのだろう

 

再び攻撃しようとした瞬間、肉壁が弾け何時かの赤髪の女が吹き飛んでくる空いた穴を見るとそこには俺が求めて止まないアイズの姿があった

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