ダンジョンに進化するモンスターがいるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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第27話

胸が高鳴るのを感じる、漸く再会できた我が宿敵、所々汚れと傷を負っているが吹き飛んできた赤髪の女を様子から察するにアイズの方が強いのだろう

 

さて、俺はどう動いたもんかな…………アイズと戦いたいのはそうなんだが、周りが邪魔してくる可能性もあるし…………取り敢えず様子見るか

 

「………………どうなってるの?」

 

「アイズさん!!」

 

「レフィーヤ、ベートさん…………」

 

「【剣姫】!!あの狼が今一番ヤバイ!!」

 

状況を把握していないアイズにアンドロメダの仲間が簡潔に状況を説明する、そしてそのヤバイ狼とはつまり俺の事だ

 

「チッ、オリヴァスの奴は死んだか。まぁ良い、狼、貴様の魔石を寄越せ」

 

女はそう言い俺に手を伸ばしてくる、誰が渡すか!!テメェこそ魔石寄越せ!!

 

ダンジョンの唯一のルール【弱肉強食】の下魔石を奪い合う

 

冥府の番犬 冥界の茨!! 闇魔法コントロールダーク・アサルト!!

 

女を拘束しアサルトで貫こうとするが女は自身の体が傷付く事を躊躇わずブチブチと引きちぎるがその度に茨が肌を傷付ける

 

しかし、その傷から薄い煙が上がると一瞬の内に元通りになる

 

「………………巨大花!!荒れ果てるまで産み続けろ!!」

 

ベシャリベシャリと花のモンスターが地面に産み落とされる、1匹が2匹に2匹が4匹にと数が増え続け数百匹に増え俺に襲ってくる

 

この数は流石に不味いな

 

光魔法と闇魔法で花を打ち落とすがいかんせん360度全部花のモンスターに囲まれている為焼け石に水だ

 

レベルアップ

 

それでも経験値にはなっている様でレベルも上がる

 

「BAAAAAAAA!!」

 

「BAAAAAAAA」

 

その時、聞き覚えのある呻き声が聞こえそちらを見るとドラウとマドラが花のモンスターを倒していた。そう言えばアンドロメダ達を襲うのに気を取られて完全に置いてきてたな、後から追ってきたんだろうが速度が2桁と1桁だから今着いたのだろう

 

兎も角後ろは任せた!!

 

常時発動スキル:意志疎通Lv.1を獲得しました

 

何か新しいスキル手に入れたがまた後でだ

 

女が大剣を振り下ろしてきた所を避けアサルトを放つが女も最小限の動きで避け大きく飛び下がる

 

「……………………止めだ」

 

女は剣を手離しそう言う、ふざけんな!!そっちから襲ってきといて今更止められるか!!

 

「貴様から魔石を奪うのは骨が折れる、貴様もアリア達が控えている状況で重症を負うのは避けたいだろう?」

 

まぁ、それは確かにそうね。所でアリアって誰?

 

「アリアはアイツの事だ」

 

女はそう言いアイズを指差す。ふぅん、じゃあアイツはアイズ・アリアかアリア・アイズって事か…………何かしっくり来る名前じゃないな。と言うか言葉話してないのに意志疎通出来てる?まぁ良いや

 

「所で知っているか?」

 

何を?

 

「この場所はこの柱によって支えられている。謂わば主柱だ、そんな物を壊せばどうなると思う?」

 

そりゃあ崩れるに決まって………………おや?

 

「そう言うことだ」

 

女はそう言うと柱を砕き部屋が揺れ始める

 

アイツ逃げるために部屋1つぶっ壊しやがった!!

 

今度はドラウとマドラの回収を忘れずその場を去ろうと走る

 

「待って!!」

 

その時、アイズが俺を呼び止め思わず足を止める

 

「貴方………………何?」

 

何って言われても、ただのガルムですけど。まぁ伝わって無いよな

 

俺はそう思いその場を離れる為走り出した

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