ダンジョンに進化するモンスターがいるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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第4話

疾走と隠密を使いつつ下への道を探す。人間でもいればその後を追う事が出来たがそんな都合良く行くわけも無く俺は走り回っていた。

 

そうして体感2~3時間走った結果漸くそれらしい階段を見付ける

 

リズム良く降りていくと上と大した違いの無い洞窟が広がっていた。モンスターのバリエーションも違いはなくモンスターを殺し魔石を食っていく

 

レベルアップ

 

ん?

 

倒した元同族の魔石を食っているとまだ見たこと無いモンスターが現れた。人間サイズのカエル

 

相変わらず此方を襲ってくる様子は無いが気持ち悪いので駆除しておく

 

魔石を抜き魔石を食う、お!!ゴブリンや同族の時は無味無臭だったのにカエルの魔石は鶏肉の味がする!!そう言えばカエルは鶏肉に味が近いって言われてるんだっけ?良し!!カエル狩ろう!!

 

俺はカエルを狩りまくりその魔石を口に入れていく久々に味がある物を口にして俺は上機嫌だった

 

「ブモモモオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

ん?新しく狩ったカエルの魔石をボリボリ食っていると背後から牛の鳴き声が聞こえそちらを見る、そこには二足歩行の牛が人間を追いかけていた

 

カエルが鶏肉の味がするならあの牛は牛肉の味がする筈!!待てこら牛!!お前の中の魔石寄越せ!!

 

人間を追う牛を追う俺と言う変な鬼ごっこが始まった

 

しかしかなり距離があったのと曲がり角が多かったせいで姿を見失ってしまう。鳴き声を頼りに探そうにも鳴き声が反響しまくり位置が掴めない

 

仕方無くカエル狩りに戻ろうとした時

 

「Wyyら、evsuzk」

 

金髪の長髪の女に殴られ壁に叩き付けられた

 

血が沸き上がり口から漏れる、吐き気も止まらず肺が酸素を取り込んでくれない

 

は?嫌何だ今の?明らかに体の筋力と威力が釣り合ってないぞ?

 

何で人間があんな威力を……………………嫌、俺の認識がおかしかったんだ。そもそもこんなところに来る人間が単なる人間な訳がない

 

何か力を持ちその力を高め強くなりモンスターを狩る。俺と何が違う?

 

上にいた人間はその力を付け始めただけだったのだ。あの死体はそれに失敗しただけだったのだ。なら失敗せず長い年月を力を付けることだけに集中したとしたら?

 

ああ、間違いない。今の女がそうなのだ。だから俺は強くなろうとしたんだ。あの力を手に入れる為に、あれ以上の存在になるために。漸く明確な目的を見付けた

 

漸く酸素を受け入れ始めた体を起こし女が走り去っていった方を見る

 

待ってろ。次に会う時、俺がその顔面に一撃入れる時だ

 

俺は名前すら知らないソイツに心の中で宣言しモンスター狩りに戻った

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