ダンジョンに進化するモンスターがいるのは間違っているだろうか? 作:寝心地
マドラがワイズマンクリエイトドラウグに進化して暫く、それは突然やってきた
「BAAAAAAAA」
現れたバールは此方が気付く様に呻き声を上げ何かを渡してくる
| 助けを求める。18階層に頼む |
|---|
そう書かれた紙を受け取る。20階層じゃなくて18階層と言うのには疑問を持ったが取り敢えず書かれた通り18階層に向かった
そこでは相変わらず自然溢れる世界が広がりモンスターの殆ど居ない平和な階層が広がっていた
しかし、何時もとは違ったのが街があった場所から至る所で煙が上がっていた
俺達はそこに向かうとそこではモンスターと冒険者が争っていた、しかもモンスター側は見たことがある顔ぶればかりだ
モンスターの1人を背後から襲おうとしている人間を殺す
「グルウェイドさん!!」
よぉレイ、何がどうなってる?
「良かっタ、手紙が届いタンでスね。端的に説明シマす、人間が同胞を殺し新たナ同胞ヲ拐いマシた、ソノせいデ同胞の中デ人間を殺して同胞を取り戻ソウと言う声ガ大きくナッテしまったんです」
成る程、つまり今拐われた異端児を巡って争ってる最中と言うことか
「ハイ、スミまセン、私達の事に巻き込んデしまって」
良いよ別に、それで?その異端児の特徴と現状は?
「仲間の名はウィーネ、竜女の異端児ですが見タ目は子供デス、奴ラは貴方が言う隠シ通路ヲ使ったと思われます」
分かった、そっちは俺に任せろ、ドラウとマドラを置いていく、助けて貰え
「オ願いしマス!!ソレと行く先で我々が信用に足ると判断した人間が居る筈です!!彼トハ戦わないで下さい」
分かった、覚えておこう
俺は18階層にある隠し通路を通り地上に向かう、クリフの時とは違い拐われて数時間、知性のある怪物を売るためならまだ間に合うだろう
遠くで剣劇の音が聞こえそちらに走ると白髪赤目の冒険者が人間と戦っていた、どうやら奴が異端児達の理解者の様だな、となると
闇魔法:コントロールダーク・アサルト
「ッ!!」
無数の槍が少年と敵対する全てを破壊する
「あ、貴方は?」
俺の名はグルヴェイド、異端児の中での半端者だ
「ッ!!貴方も異端児!?」
まぁな
めんどくさい事になりそうだったのでそう言うことにしておいた
それより、異端児の1人が人間にとっ捕まったって話だっだが?その異端児は何処だ?
「ッ!!ウィーネ!!」
少年は走り出しドンドン進んでいく
おい待て!?そこの仕組みは『鍵』がなきゃ開かない
しかし俺がそこまで言うと少年の行く手を阻んでいた扉がドンドン開いていく
おいバカ止まれ!!どう考えても罠だろ!?ああもう!!クソガキが!!
俺は走り去る白髪の少年を追いかける、その先で何かが泣き叫ぶ声が聞こえた
通路を抜け街に出ると半人竜女のモンスターとさっきの少年、そしてアイズ達がいた
冥府の番犬 冥府の茨!!
「「「「「「「ッ!!」」」」」」」
アイズ達の足場に黒い刺の付いた植物が現れ一同を拘束しようとするがアイズ達は咄嗟に飛び下がり拘束を回避しかかったのは竜女だけだった
おい、俺の声が聞こえるか?
「アアアアアアアアアアアア!!!!」
答えはNoの様だ
おい、さっさとソイツどうにかしろ
「は、はい!!」
俺は少年に念を送りそう言うとアイズ達の方に向き直る
「君があの時の狼か」
そうだな
「ガレスを殺しティオナとティオネは状態異常に苦しんでいる」
戦えばどちらか死ぬ、だが俺は奴らに最初対話を持ち掛けた
「対話だと?」
そうだ、そこにいるアイズと戦わせてくれるならお前達に手は出さないとな、だが奴らは断った、相応の報いを受けるのは当然だ
「そうか…………やはり君は危険だ、排除させて貰う」
やれるものならやってみろ!!
俺は大きく飛び上がり屋根の上にいるアイズ達に向かって攻撃を始めた