ダンジョンに進化するモンスターがいるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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第61話

「…………グッ」

 

「~~ッ!!」

 

ラウルに連れられて来たティオネとティオナは痛みに耐える様に歯を食い縛る、状態異常の効果が出たんだろう

 

あの時のアマゾネスか、そんな状態で俺と戦うつもりか?

 

「あんたを殺せるならこの程度の痛み何とも無いわ」

 

「バーチェの毒の方が痛かったもんね」

 

ふん、強がるのはよせ、その痛みは耐え難い物の筈だ

 

「知るか!!テメェはさっさとくたばりやがれ!!」

 

「いっくぞおおおおおおお!!!!」

 

闇魔法:カオスエクスプロージョン

 

混沌の爆発が2人に向かうがティオナの方が持っていた大両刀をプロペラの様に回転させ魔法を弾き接近してくる、ベートと違い魔法を吸収する装備を持っていないとは言え魔法を無効化する方法はいくらでもあると言う事なのだろう

 

ならば無効化出来ない方法を取るまでだ

 

時空間魔法:ポインター

 

闇魔法:コントロールダーク・アサルト

 

混沌魔法:カオスランス

 

身体影響魔:ロースピード

 

常時発動スキル:多重発動を獲得しました

 

必中を付与した魔法を受けながら2人のアマゾネスは更に接近してくる、しかし多重発動とは何だろうか?

 

闇魔法:コントロールダーク・アサルト×2

 

追加で魔法を発動するとアサルトが通常の倍の量現れる、文字通りスキルを多重に発動できるスキルの様だ

 

多重発動

魔法・スキルの発動回数の倍率を操る事が出来る。魔法使用時、使用魔力を増やす程倍率を増やす事が出来る

 

成る程、これは便利だ

 

闇魔法:コントロールダーク・アサルト×2

 

混沌魔法:カオスランス×5

 

身体影響魔:ロースピード×10

 

「「ッ!?」」

 

ロースピードの重ね掛けで速度が落ちた2人に無数の槍が降り注ぐがそこにベートが走り込み魔法を吸収する

 

(ッ!?吸収仕切れねぇ!!)

 

しかし数の多い魔法により吸収が追い付かなくなる

 

「クッ!!」

 

「ちゃんと吸収しなさいよクソ狼!!」

 

「うるせぇバカゾネス、その程度で済んで感謝しろ」

 

「まだまだ~!!」

 

ベートに庇われた2人はダメージが少なかったのか直ぐに立ち上がり再び俺に突撃してくる

 

チラリとアステリオスの方を見れば切り飛ばされたのか左腕を失いながらもドラウと共に戦っていた

 

フィンとアイズの方もかなり負傷していたがアステリオス程ではない

 

「オラアアアアアアア!!」

 

ティオネの攻撃を避け一瞬でマドラとドラウと入れ替わる

 

「ッ!!君まで此方に来たか」

 

「邪魔だ骸骨ども!!そこ退きやがれ!!」

 

フィンとティオネが声を上げるが俺は変わらずアステリオスの元へ向かう

 

「どうした狼殿」

 

その傷で戦い続けるのは危険だ、血も止まっていない様だしそのままだと失血死するぞ

 

光魔法:キュアノール

 

アステリオスの左腕の傷口が膨れ上がり血が止まる

 

「「「「ッ!!」」」」

 

「これは……」

 

俺の魔法では腕の再生までは出来ない、だがそれで失血死はしなくなった筈だ、好きなだけ暴れろ

 

「………………感謝する、だが時間の様だ」

 

アステリオスがそう言うと脇道からウィーネを担いで来るリド達の姿があった

 

「アステリオス!!任務達成だ!!引き返すぞ!!」

 

「承知した、リド」

 

アステリオスはそう言うと自身が開けた穴からダンジョンに戻っていく

 

「テメェ!!逃げんじゃねぇ!!」

 

「逃がさない」

 

ベートが吠えアイズが剣を振るうが俺とマドラがその行く手を阻む

 

「ぐるッち!!」

 

殿くらいはしてやるよ

 

「何から何まで本当にすまねぇ」

 

リド達はそう言うとダンジョンに引き返し俺達3人はアイズ達と向かい会い告げた

 

始めよう、どちらかの命が尽きるまで

 

「残念ながら尽きるのは君の命だ」

 

フィンがそう言い俺達は俺達は最後の戦いを始めた

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