まさかのあのキャラが主人公!? ドレンが主役だ!!「俺の推し!」 機動戦士ガンダム二次創作作品    作:くまのすけw

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すっかり地味な方向に転がってるお話がとりあえず終わりました。
波乱含みの内にw 本来のストーリーには存在しないオリキャラがしれっとふたり出てきましたが、この後の活躍は微妙です。今回は面倒な挿し絵は元から省いていますが、リクエストがありましたら描いてみるのでよろしくです(^o^)


『ドレンとガイア』④ Scene2Part B

  Part B

 

 

 やっと落ち着いたかと思ったら、またちょっと険悪な雰囲気が流れて、自室なのに居心地が悪く思う、艦隊副司令のこの俺だ。

 

 相変わらず不機嫌にむっつりしたさまのドムのパイロットは、何故だか真顔でこっちをにらんでいる。

 

 気のせいじゃないよな?

 

 あの若手のメカニックのこと以外でまだ怒ることがあるのかと首を傾げる俺だったが、内心の思いを悟(さと)られないように適当に話題をはぐらかした。

 

 でないとめんどくさそうだ。

 

「まったく、こっちはそろそろ寝ようかと思っていたのに、飛んだ邪魔が入ったものだな……! とりあえず水でも飲むか? あるいは……や(・)る(・)こ(・)と(・)な(・)ん(・)て(・)な(・)い(・)よ(・)な(・)??」

 

 とうとう相手に聞いてしまうが、ひとの話にあまり乗り気でもないヒゲづらは、冷めた目つきでヒゲモジャのアゴを振った。

 

「……いらん。余計な気を遣(つか)うな。オレも邪魔しちまっているんだからな?」

 

 じ(・)ゃ(・)あ(・)と(・)っ(・)と(・)と(・)出(・)て(・)行(・)け(・)よ(・)!

 

 なんてことも言えないままに、それきり言葉に詰まるこの俺だ。

 

 どうしたもんだか……?

 

 こうやって軍で顔を合わせている時以外は、どんな顔して会話していたのか、とんと思い出せないで困惑することしきりだ。

 そんな困っている部屋の主を気の毒にでも思ったのか、仕方もなさそうな感じで招かれざる客のMSの小隊長が口を開く。

 

「悪いな。やっぱり水をもらおうか。ちょっとした運動をしたから、喉(のど)が渇(かわ)いてきた……! 酒はないのか?」

 

 やれやれ、勝手にひとんちに上がり込んで、おまけに好(・)き(・)勝(・)手(・)言いやがるのはどこでも同じだな!

 

 ちょっと呆れて見返す俺だ。

 すると向こうはツイと目を逸(そ)らしやがる。

 思春期のガキじゃあるまいにだな。

 酒はないときっぱり断って、備え付けの冷蔵庫の中から二人分のボトルを取り出す。

 ひとつをゆっくりと来客の胸元へと放った。

 水が入った透明のボトルが音もなく無重力を渡って、その先の相手の手のひらにおさまる。

 無言でボトルを開けて、ふたりほぼ同時のタイミングで冷たい水を喉へと流し込んだ。

 

 あ(・)ん(・)ま(・)り(・)味(・)が(・)し(・)な(・)い(・)な(・)。

 

 会話に詰まったきりで、しまいには仕方もなし、皮肉っぽい文句がだだ漏(も)れるおじさんだ。

 

「ふう、ちょっとした運動って、若いの相手に大(・)立(・)ち(・)回(・)り(・)したんだろ? 顔にキズまで作って……! 一応、手当するか? 救(・)急(・)箱(・)ってどこにあったかなぁ?? そういや、今ごろあの若いメカニックもあいつらに手当してもらってるのか? 三(・)者(・)三(・)様(・)の(・)ブ(・)サ(・)イ(・)ク(・)ど(・)も(・)が、あんまり絵面(えづら)として思い浮かばないが……!」

 

 普段から片づいていない部屋の物置と化したベッド周りに視線を巡らせる。

 あいにくとそれらしいものが見当たらなかったが、当の怪我人は迷惑そうなツラで舌打ちくれる。

 

「デ(・)ー(・)ミ(・)ス(・)と呼べ。顔が悪いのは罪(・)なのか? いいや、余計なお世話だ。それにこんなものは放っておけばじきに治(なお)る。ヤツのことはあいつらに任せておけばいい。それよりもいいのか? あ(・)い(・)つ(・)を(・)お(・)ま(・)え(・)に(・)……」

 

 お、意外と気に入っているんだな、あいつのこと?

 

 なにやら浮かない顔だが、さては行き場をなくしたあの若いメカニックをこちらで引き取ると言ったことを気にしているのか。

 

 別にそう大したことじゃない。

 

 せいぜいほ(・)と(・)ぼ(・)り(・)が(・)冷(・)め(・)る(・)ま(・)で(・)、あいつの気が紛(まぎ)れるまでだ。

 あと他にもこちらとしては目(・)論(・)見(・)があるのだが、それを入り口のドア付近に背中を預ける凄腕のMSパイロットがズ(・)バ(・)リ(・)で言い当ててくれた。

 普段は性格がさつなくせに、こういうところは良く勘(カン)が働く。

 

「ふん。親切な人助けと見せかけておいて、実はあいつのメカニックとしての手腕(しゅわん)に興味があるんだろう? 09と新型のゲルググのメンテに長(た)けているって話だものな? つまりはそうだ、お(・)ま(・)え(・)の(・)推(・)し(・)が乗るっていう噂の、ア(・)レ(・)だよ」

 

「さあて、どうだかな……?」

 

 しらばっくれはするものの、ちょっと白(・)々(・)し(・)い(・)猿(・)芝(・)居(・)か。 

 噂でなくて事(・)実(・)なのだが、まだ機体の納入時期自体は未(・)定(・)だ。

 ぶっちゃけ本当に来るのか怪しいくらいだが、それと一緒に配属されるはずの専属のメンテナンス要員はほぼ絶望的らしい。

 

 我が軍はまことに人手が足りない。

 

 いざ来れば本艦の同じMSドックに収(おさ)まるのだから、これの整備点検が専門職であるデーミスの手はいやが上にも借りることになるはずだ。

 ならもういっそのことそっちの主任にでもしてやりたいところだが、それはガイアたちが許さないだろう。

 そんな内心の思いをまた見抜(みぬ)いたのか、やけに冷めた顔で枯(か)れたセリフをぬかしてくれるリック・ドムのパイロットだ。

 

「図(・)星(・)だな? 言っておくが、あいつはおまえの推しのあのキザな少佐には渡さんぜ? あくまでオレたちの主任メカニックだ。オレが決めた。あいつもそれを望んでいるのだろうしな」

 

「ぐうの音(ね)も出ないな……! その通りだ。だが少しくらいは手を貸してくれてもいいだろう? ああ、なんならこの部屋、自由に使わせてやってもいいし! 俺もあいつのことは嫌いじゃないし。変な意味じゃなくてだな?」

 

「あたりまえだ。変(・)な(・)意(・)味(・)? お(・)ま(・)え(・)……ん、じゃあとりあえずあいつのことは任せる。いや、そうか、だったらオレの部屋をこのままあいつにやっちまって、オレがここに居座(いすわ)るってのもありじゃないのか? 変わらんだろう」

 

 乾いたヒゲづらが何食(なにく)わぬさまでしれっと言ってのけたセリフには、すかさず食い気味に反応する俺だ。

 

「全(・)然(・)違(・)う(・)! 馬鹿なことを言っているヒマがあるなら、とっとと帰れよ、俺もさっさと寝させてもらうから! なあ?」

 

「ちっ、けちなヤツめ! 悪いがしばらくかまってくれ。知っての通りで不(・)可(・)抗(・)力(・)だ。ものがあるなら、うまいつまみでも作ってやろうか? ここなら簡易式のキッチンくらいあるんだろう。オレのところにはないんだが……」

 

「本来は必要ないだろう。しょせんこんなやりにくい無重力の中じゃ、俺も使ったことがない。トイレだって、あっても掃除が面倒だからここのは使わないくらいだからな!」

 

 もうどうでもよくなって、なるようになれとばかり、部屋の真ん中で大の字に身体を広げる副艦長だ。

 

 まったくお手上げだな!

 

 こっちまで不機嫌ヅラになっちまう。

 すると背後のドアを軽く蹴(け)り上(あ)げて部屋の真ん中に身体を流してくるガイアが、器用に身体をねじってその顔をこの前へと近づけてくる。

 パイロットはまことに体幹(たいかん)がいい。

 よく見ると髪も乱れているが、触ればどこかにた(・)ん(・)こ(・)ぶ(・)くらいありそうだな?

 やっぱりメディカルチェック受けたほうがいいんじゃないかと思い始めるのを、見透かしたかに目を細めて文句をたれる闖入者(ちんにゅうしゃ)だ。

 

「何を考えてやがる? いらん心配をするな。このオレはあんなガキじゃない。ん、おまえそれ、見慣れない服を着ているな?」

 

 変にひとのことをジロジロ見ていると思ったら、そんなこと気にしてたのか?

 

 飾りのないガイアの軍服と一緒で、のっぺりとした上下とも灰色のトレーナーの俺は答える。

 

「いいだろう。軍服で寝るのはしんどいから、最低限度のマナーだ。パンツ一丁じゃいざって時にはばかられる。これなら上から制服着られるし、ノーマルスーツも楽に着込めるしな?」

 

「貧相(ひんそう)なダメおやじだな。役(・)付(・)の(・)士(・)官(・)が部屋から出られまい? ヘタすりゃ幻滅(げんめつ)されちまうぞ……」

 

「は、誰にだよ? いいトシしてみっともないのはわかっているが、部屋着なんてこんなもんだろう。少佐の前では間違ってもしないから大事はない! ボ(・)ロ(・)は(・)着(・)て(・)て(・)も(・)心(・)は(・)錦(・)って、どこかの国の格言だよな? この俺自体の中身は変わらないさ」

 

「規律がうんぬん言ってる人間がとんだ二枚舌だ。オレも嫌いじゃないが、若いヤツらの格好だろう。それこそデーミスみたいな? あるいはおまえのお気に入りのあ(・)の(・)若(・)い(・)操(・)舵(・)士(・)とか? 最近ちらほら顔を出してくるよな……」

 

 意外な人間の名前が出てきて、目をぱちくりさせる参謀のおじさんだ。

 ちょっと含むところがある言いように怪訝に眉をひそめる。

 

「お(・)気(・)に(・)入(・)り(・)? なんのことだよ、確かに気が利くヤツで頼りにはしてるが、バルダはただの操舵士で、たまたま近くにいるから顔が見切(みき)れているだけだぞ? 悪意なんてありゃしないんだ」

 

 とっさに出てきた当人の名前に安堵(あんど)する俺に、あちらは不服げにヒゲだらけの口元をひん曲げる。

 

「どうだか? オレにはけ(・)っ(・)こ(・)う(・)な(・)ア(・)ピ(・)ー(・)ル(・)をかましているように見えるぞ。実際、仲良さそうだものな? ふうん……」

 

「何を言っているんだ? お互いに良好な関係を保(たも)っているならいいことじゃないか。こんなおじさんとあんな若いのが?」

 

「程(・)度(・)に(・)よ(・)る(・)。おい、おまえはデリカシーがないばかりか、感(・)受(・)性(・)に(・)も(・)乏(・)し(・)い(・)の(・)か(・)? あんなに間近にいやがるのに、やれやれ、とんでもない損(・)をしているぞ……オレから言わせたらな?」

 

「さっぱりわからないな? いいや世の中、損(・)得(・)ばかりじゃないだろう」

 

 目の前のひげヅラの言わんとしていることがさっぱりで、ほとほと困り果てる中年太りのおじさんだ。

 だがそれにいかめしい面構えをプイと横にそむけるヒゲのおやじは、おまけに何やらもったいつけた物言いで引導を渡してくれる。

 

 いやはや、意味がわからないぞ?

 

「損はしている。せっかくいいものやろうと思ったのに、その気が失(う)せた。よってま(・)た(・)次(・)回(・)に(・)お(・)あ(・)ず(・)け(・)だ(・)……バカめ!」

 

「はぁ、子供じゃあるまいに? いいものって何だよ??」

 

「い(・)い(・)も(・)の(・)だ(・)。泣いて喜ぶぞ? このオレの切(・)り(・)札(・)だからな! 最前線でMSを駆る……! だからこそただでは惜(お)しいだろう。欲しかったら相応(そうおう)のものと交換だ。別に物(・)品(・)でとは言わない」

 

「?」

 

 頭の中がハ(・)テ(・)ナ(・)だらけで首を傾げるばかりの俺だ。

 片目をつむってこちらに視線を投じるドムの使い手は、獲物をロ(・)ッ(・)ク(・)オ(・)ン(・)したかの顔つきで言葉の砲火(ほうか)を浴(あ)びせてくる。

 見事命中とまではいかないが、けっこうな至(・)近(・)弾(・)だな?

 

「今どきじゃ下手な金品よりも情報のほうが価値があったりするだろう? だったら教えろよ、このオレにも、この戦いにおける真(・)実(・)、本(・)当(・)の(・)こ(・)と(・)と(・)か(・)を(・)な(・)!」

 

「……??」

 

 この顔に暗い影が走るのが自分でもわかった。

 

 そう、まんまと痛(・)い(・)と(・)こ(・)ろ(・)を突かれてるよな?

 

 不覚にも表情が固まるこの副官さまだ。

 エースパイロットは追撃の手を緩(ゆる)めない。

 

「こ(・)の(・)ま(・)だ(・)る(・)っ(・)こ(・)し(・)い(・)追(・)撃(・)戦(・)の(・)先(・)に(・)あ(・)る(・)も(・)の(・)だ(・)と(・)か(・)な(・)。これまで連邦の木馬につかず離れずで追いかけっこを演(えん)じちゃいるが、追(・)撃(・)とか討(・)伐(・)とかもっともらしいこと言いつつも、その実のところで本当は何(・)を狙っている? 本部のヤツらは? もしくは……」

 

 意識的に間(・)を置くのに、まんまと生(・)唾(・)ご(・)く(・)り(・)と飲み込む根(ね)がとっても正直者なおじさんである。

 感触ありの表情で、凄腕のMSハンターが核(・)心(・)に迫る。

 

「そうさな、あの素性の知れねえキ(・)ザ(・)な(・)仮(・)面(・)野(・)郎(・)の、その真(・)の(・)目(・)的(・)とは、なんだ??」

 

 この俺もまだすべては測(はか)りかねていることだ。

 ただしあ(・)る(・)程(・)度(・)の(・)予(・)測(・)はしている。

 だがついて行くのみだな。

 

 赤い彗星、この俺の推しに……!!

 




次回からは派手なMS戦をやらかしていく予定ですが、まずはとっちらかってる方向性を定めないといけないですね。う~ん、ここじゃ需要がないみたいだから創作ライブのほうでどうにか存在感を発揮したいのですが、めんどくさがりで集中力が持たない年頃のおじさんです。感想とまでは言わないので、アンケに回答ねがえましたら幸いです(^o^)
おじさん同士の恋愛、ドレンとガイアでBLは成立するのか、そもそも需要があるのか? ニコ生とかでバズッたりするのか?? 公式ににらまれたりしないのか??? いや、ドレンなら意味不明過ぎて大丈夫だろうと今日もドレンに粉して創作ライブをやらかす予定のおじさんですwws

お話にどんな要素があればより面白くなると思いますか?

  • ロボットのリアルな戦闘シーン
  • キャラの戦場での活躍描写
  • キャラクターの心理描写
  • 戦場を離れた日常風景描写
  • ほのぼのシーン
  • お下劣な掛け合い
  • 感動的なストーリー性
  • おじさん同士の恋愛
  • キャラクターの裏切り
  • ゲイノベル的な性愛描写
  • 立場を超えた葛藤・愛憎劇
  • シリアスな死亡シーン
  • 厳密なオリジナル設定の踏襲
  • ファースト以外のキャラ登場
  • オレも仲間に入れてくれ!
  • オレもイラストなら描けるぞ!
  • オレこそガノタだ!!
  • もっとハチャメチャにやれ!!
  • 主役のアムロ・シャア・ララァ目線のお話
  • とにかくガチムチで汗臭い男の友情と愛憎劇
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