まさかのあのキャラが主人公!? ドレンが主役だ!!「俺の推し!」 機動戦士ガンダム二次創作作品    作:くまのすけw

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しばらくぶりの更新です!
ようやく主役のおじさんキャラ、ドレンの推しである赤い彗星のシャアが動き出しましたw
話が迷走してばかりだけど、次回からは派手なMS戦が華々しくおっぱじまるのか?
応援よろしくお願いしますwww


「機密宙域/難民コロニーの謀略」① シーン3

 シーン3

 

 

 その後、とっても無口な航海士のバルダのさ(・)ら(・)な(・)る(・)指(・)さ(・)し(・)の(・)指(・)摘(・)により、何もないはずのかの宙域の広範囲に、実(・)は(・)か(・)な(・)り(・)高(・)濃(・)度(・)の(・)ミ(・)ノ(・)フ(・)ス(・)キ(・)ー(・)粒(・)子(・)が(・)散(・)布(・)さ(・)れ(・)て(・)い(・)る(・)こ(・)と(・)が(・)発(・)覚(・)……!

 

 現場のMSパイロットはとぼけていたが、どうやら勘(カン)づいていたみたいだな?

 あ(・)の(・)ヒ(・)ゲ(・)づ(・)ら(・)ガ(・)ノ(・)タ(・)め(・)!

 

 それ故(ゆえ)、本来は通信などできないはずのその先からのSOSの傍受(ぼうじゅ)に、騒然となるブリッジ・クルーたちであったのだが、その謎は聡明(そうめい)な我らがシャア少佐によりただちに解明されるに至る。

 

 少佐いわく――。

 

「大尉のリック・ドムにより破壊された例(・)の(・)守(・)備(・)衛(・)星(・)、この一部によくわからない見てくれのモ(・)ジ(・)ュ(・)ー(・)ル(・)があっただろう? わたしの推測するところによると、これはおそらくは強(・)力(・)な(・)指(・)向(・)性(・)を(・)備(・)え(・)た(・)光(・)通(・)信(・)シ(・)ス(・)テ(・)ム(・)の(・)中(・)継(・)機(・)だな……!」

 

「光(・)通(・)信(・)……? それはつまりは単純な光学パルスを通信に転用したものでありますか? いわゆるモ(・)ー(・)ル(・)ス(・)信(・)号(・)のような?」

 

 少佐の言わんとするところを頭の中で懸命に整理整頓しながらの俺の返答に、我が敬愛する赤い君子はこ(・)く(・)り(・)とうなずく。

 

 良かった! 合ってたんだ!! 俺(・)の(・)勘(・)!!

 

「原理としてはそれに近いな。さすがにもう少し高度に洗練された高速通信モジュールなのだろうが。無論デ(・)ジ(・)タ(・)ル(・)だ。通常の条件下ならば、ミノフスキー粒子には可視光を阻害する性質はないものだからな? 強力なレーザー光の波長を応用した通信は、互いにこの光線を傍受できる範囲内であれば十分に可能なのだ。従ってあれと同じものが等間隔にミノフスキー粒子の散布されたこの宙域に無数に配置されているとすれば、いずこか任意の場所からこちらに通信を送ることは可能だろう」

 

「な、なるほど……!」

 

 額に冷や汗を浮かべて深くうなってしまう俺だ。

 少ない情報からこれほどまでに的確な予想を立てるその洞察力、感服するばかりの副艦長だが、そのすぐ横で若いヤツらがご(・)ち(・)ゃ(・)ご(・)ち(・)ゃ(・)とやっているのにちょっとだけこの気をそがれる。

 

 どうやらデーミスがこの親分のドムの隊長と小声で掛け合いしているらしいが、バルダも目線で圧(・)を掛けているようだ。

 こいつも額にじ(・)っ(・)と(・)り(・)と汗をかいている。

 

 あれ、なんかヤバいのか?

 

「あ、いやっ、大尉どのっ! ダ(・)メ(・)でありますっ、そんな勝手に? 通信システムのハッキングと同期はこちらの曹長どのができるとのことでありますがっ、ブリッジの許可なくは、え、バ(・)ル(・)ダ(・)曹(・)長(・)、も(・)う(・)や(・)っ(・)て(・)い(・)る(・)の(・)で(・)あ(・)り(・)ま(・)す(・)か(・)??」

 

『だからデータをそっちに送っているだろう! おかげで通信感度がすこぶる良好だ。ノ(・)イ(・)ズ(・)がなくなっただろう? モジュールと機体の距離が近ければこうやって通(・)常(・)回(・)線(・)で(・)も(・)介(・)入(・)で(・)き(・)る(・)! あ(・)る(・)種(・)の(・)発(・)明(・)だ(・)な(・)? それじゃさっさと先行するぞ!』

 

「あっ、え? だからダメでありますっ! 機(・)体(・)の(・)チ(・)ェ(・)ッ(・)ク(・)を(・)さ(・)せ(・)て(・)ほ(・)し(・)い(・)で(・)あ(・)り(・)ま(・)す(・)っ! 単機での戦闘行動はっ……!」

 

 何を勝手なことをやっているんだよ、おまえらは?

 

 白けたまなざしを向けるに、どうやらガイアのヤツが何がいるとも知れない厳戒宙域に突入しているらしい。

 勝手な自己の判断でだ。

 呆れて言葉も出ない俺だが、背後のキャプテンシートの少佐からの無言の視線が痛くて浮き足立ってしまう。

 

「ん、勝手に何をやっているんだ、おまえら? まずは状況の説明をしろ!!」

 

 チ(・)ラ(・)チ(・)ラ(・)と背後を見ながら言ってやるに、慌てふためいたメカニックのデーミスが青ざめた表情でこちらを振り返る。

 その横では操舵士のバルダがやけに険しい顔つきでコンソールのディスプレイを見つめていた。

 なんかイヤな気配を感じる俺だ。

 操舵士は本来の航路図表のディスプレイを凝視している。

 この俺の作戦指揮ブースの操作盤ではない、おのれの真正面にあるヤツだ。

 つまりは、このム(・)サ(・)イ(・)の(・)進(・)路(・)にも関わるような、何かしらがあるということなのか?

 

 この疑念を言葉にするよりも、やけにクリアな音声で遠くの戦闘宙域にいるはずのリック・ドムの一番機、ガイアからの音声が入ってきた。

 

『おいっ、聞いているか! ブリッジのやつら!! と(・)ん(・)で(・)も(・)ね(・)え(・)の(・)が(・)出(・)て(・)き(・)や(・)が(・)っ(・)た(・)ぞ(・)? おい、デーミス、聞こえているか?』

 

「はっ、はい! 聞こえているでありますっ! 隣で中尉どのも聞(・)き(・)耳(・)立(・)て(・)て(・)い(・)る(・)であります!! それで大尉どのは、そちらは何がどうなされたのでありましょうかっ!?」

 

 即座に聞き返す若いメカニックに、ベテランのMSパイロットは呆れたようなさまで言葉をつなぐ。

 見れば当たり前のようにメットのバイザーをオープンにしていたから、その表情がまんまで見て取れた。

 よって両目を大きく見開かせるヒゲづらの中年パイロットだ。

 そいつがぶっきらぼうに言い放った。

 

 ちょっと信じがたいようなセリフをだ……!

 

 え??

 

 はじめ何のことだかさっぱりわからないで、きょとんとしてばかりの俺だった。

 

『見(・)え(・)る(・)か(・)? ちょっとでかすぎてこの09のカメラに収まりきらないが、こ(・)の(・)形(・)状(・)の(・)一(・)部(・)だ(・)け(・)で(・)そいつが何だかわかるだろう? それこそが見たまんまだな! なあほら……!!』

 

 MS09、すなわちドムの隊長さんの言葉にうながされて子分のメカニックが目の前のディスプレイをのぞき込んで、すぐさまにその身をピ(・)キ(・)リ(・)と硬直させる。

 その横でおなじくこの状況を注視していた若い操舵士までもが、ご(・)く(・)り(・)と生唾を飲むのが気配でわかった。

 真顔のデーミスが緊張に声を震わせながらに報告。

 

「こ、これはっ、大変であります! ドレン中尉どの、何もないと思われた宙域に、と(・)ん(・)で(・)も(・)な(・)い(・)も(・)の(・)が(・)出(・)現(・)し(・)て(・)き(・)た(・)のでありますっ!!」

 

「とんでもないもの? なんだ一体? そもそもがこの宙域に、このムサイの進路に影響するようなものがあるはずが……!!」

 

 メカニックと一緒になってディスプレイをのぞき込む俺の全身が直後にはぴ(・)た(・)り(・)と硬直する。

 刹那(せつな)、思考が真っ白になるおじさんだ。

 この時、遠くの宇宙ではおなじくおじさんの凄腕パイロットが、どこかどっちらけたさまでうそぶいた。

 

 

【挿絵表示】

 

 

『ありゃあ、どう見てもコ(・)ロ(・)ニ(・)ー(・)……だよな? ああ、そうだ、まんまガチガチのス(・)ペ(・)ー(・)ス(・)・コ(・)ロ(・)ニ(・)ー(・)だ。植民地サイドでもなんでもないこんな野(・)良(・)の(・)宇(・)宙(・)空(・)間(・)に……!』

 

 現場でまさにそのものを肉眼で見ている人間の言葉に、だがまだ信じられない思いの俺は、たぶん青ざめた表情で隣の航海士を見つめる。

 無口な若者は、おなじく緊張した面差(おもざ)しをこちらに向けて、ただ静かにこ(・)く(・)り(・)とうなずくのだった。

 

「……!」

 

 おいおい、冗談だろう??

 

 ドムのカメラが捉えている画像がこのムサイのブリッジのメインモニターにもでかでかと映されて、そこにはやはりあのおなじみの特大サイズのシルエットが、詰まるところで人類史上最大規模の人工建造物がこれまたでかでかと映し出される。

 

 でかすぎてその全容が見て取れないくらいのヤツがだな!

 

 こたびの戦争の戦禍(せんか)にさらされて放棄された廃墟のコロニーなんかではなく、まんま現(・)役(・)の(・)ヤ(・)ツ(・)だと遠目にも視認できた。

 

 まことにありえない光景だ……!

 

 ことここに至り、背後で静観を決め込んでいたはずの少佐が、すっくと席から立ち上がる。

 その気配を背中にひしひしと感じ取る俺は、だがこの背後を振り返れないままに彼の言葉を聞くのだった。

 

「ド(・)レ(・)ン(・)。わたしも出るぞ! このわたしが合流するまで大尉には現(・)状(・)維(・)持(・)を(・)厳(・)命(・)しておけ。決して功(こう)を焦(あせ)るなとな……?」

 

「は、はい?」

 

 どうやら赤い彗星の異名を持つ希代の英雄には、そこに他とは違う景色が見えているのかも知れない。

 ちょっと意外に聞いてしまうこの俺に、だが前のサブモニターからはオヤジの舌打ちが聞こえてくる。

 

『チッ……! キザ野郎が出てくるのか? だが悪いが現状維持はちと厳しいかもしれないぞ? なんたってここにはあのコロニー以外にも余(・)計(・)な(・)も(・)の(・)が(・)あ(・)り(・)や(・)が(・)る(・)』

 

「な、なんだ、何を言っている?」

 

 黒いメットの中で険しい顔つきをしたヒゲづらのぼやきに、それまでずっと沈黙を守っていた操舵士のバルダがぼ(・)そ(・)り(・)と言うのだった。

 

「います……!」

 

「?」

 

 おのずとゆっくりと視線を向ける俺に、ひどく真顔の操舵士は、ギュッとみずからの操舵輪を握りしめる。

 

「感(・)あ(・)り(・)、おそらくは連(・)邦(・)の(・)艦(・)船(・)……!」

 

 は、なんで!?

 

 ギョッとして聞かされる俺に、またしても現場のエース級がほざいてよこす。

 この声色がやけに冷たいあたり、余裕はあまりないことがいやが上にも聞き取れた。

 

『ふん、いつぞやとおなじ、マ(・)ゼ(・)ラ(・)ン(・)級(・)とサ(・)ラ(・)ミ(・)ス(・)級(・)だな……! コロニーがでかすぎてこの間にある豆(・)粒(・)みたいなの、すっかり見落としてただろう? あいにくで向こうさんのレーダーに引っかかってるみたいだ。索敵範囲はあちらが上だからな? ちなみにS(・)O(・)S(・)ってのは、どっちから発信されているんだ?』

 

「ば、バカ!! もっと早くに言えよ!? いや、あ(・)の(・)コ(・)ロ(・)ニ(・)ー(・)と(・)連(・)邦(・)と(・)で(・)小(・)競(・)り(・)合(・)い(・)し(・)て(・)い(・)る(・)ってことか? なら状況からしてコロニー側から発信されたものなんだよな? どうして……少(・)佐(・)!!」

 

 内心混乱しながら背後を振り返ると、そこにはも(・)ぬ(・)け(・)の(・)殻(・)と(・)な(・)っ(・)た(・)キ(・)ャ(・)プ(・)テ(・)ン(・)シ(・)ー(・)ト(・)がある。

 彗(・)星(・)は(・)身(・)の(・)こ(・)な(・)し(・)が(・)素(・)早(・)い(・)。

 そこからおよそ三分と経たずに出撃する、少佐の06ザクⅡだ。

 かくて事態は風雲急を告げる急展開となる。

 

 

【挿絵表示】

 

次回につづきます…!

 




なかなか遅筆で話がすすまないのですが、創作をライブ配信で進めていこうというのがかなり難ありなのか? と今ごろになって思い始めてるおじさんです。
本来はモブキャラでしかないドレンのお話、なかなか伝わらないけれど抜群に面白いものがあると個人的には思っているので、ひとりでも多くのひとに読んでもらえれば幸いです。
ちなみにオリジナルのブログ版では若干の加筆修正がされていく予定です。
描きかけの挿し絵とか随時に更新するはずなのですが…!
アンケートにお答えいただければ励みになるのでよろしくお願いします。

お話にどんな要素があればより面白くなると思いますか?

  • ロボットのリアルな戦闘シーン
  • キャラの戦場での活躍描写
  • キャラクターの心理描写
  • 戦場を離れた日常風景描写
  • ほのぼのシーン
  • お下劣な掛け合い
  • 感動的なストーリー性
  • おじさん同士の恋愛
  • キャラクターの裏切り
  • ゲイノベル的な性愛描写
  • 立場を超えた葛藤・愛憎劇
  • シリアスな死亡シーン
  • 厳密なオリジナル設定の踏襲
  • ファースト以外のキャラ登場
  • オレも仲間に入れてくれ!
  • オレもイラストなら描けるぞ!
  • オレこそガノタだ!!
  • もっとハチャメチャにやれ!!
  • 主役のアムロ・シャア・ララァ目線のお話
  • とにかくガチムチで汗臭い男の友情と愛憎劇
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