機動戦士ガンダムSEED VERTICAL   作:まりなーら

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PHASE-01 墜ちたる星々の行方(2)

ヴァーティカルのコクピットで、レンリは肩を上下させながら息を整える。

彼女の朱色の髪が汗で額に張り付き、モニターに映る自分の顔は疲労と迷いの色を隠せない。

ヘルメットを脱ぐと大きく息をついた。

 

「これで……終わった、よね……?」

 

コクピット内に用意したボトルを手に取り口に含む。

冷たさが喉を通り抜けると共に、鼓動は徐々に落ち着きを取り戻していく。

幾分か平静を取り戻したレンリはコクピットハッチを開けて外へ出る。

 

「お。ようやく出てきたか」

 

コクピットの外では年若い整備員の一人が待ち構えていた。

レンリも外に出て周囲を見渡すと、格納庫は喧騒に包まれていた。

整備主任のオーティスが矢継ぎ早に指示を出し、ヴァーティカルを見上げ難しい顔をしている。

 

「機体の整備は俺達に任せてくれ。休める内に休むのもパイロットの仕事だぜ」

 

 

 

 

 

ラグエルのメインブリッジでは、戦闘後の状況分析が急ピッチで進められていた。

艦長席に座るシエラはモニターに映るデータを冷静に見つめる。

淡い金髪がブリッジの照明に照らされ、彼女の落ち着いた声が響く。

 

「ブルーコスモス残党の撤退を確認しました。アマサキ少尉とクラウドダガー隊の活躍により、敵戦力は大幅に削減されています」

「すごかったですよレンリは。ああいうのをエースっていうんですよね」

 

シエラの言葉にミラが明るく頷く

本人の戦いに対するスタンスやモチベーションはさておき。

事実、レンリはエースと呼ぶに相応の戦果を挙げている。

 

「課題点も見えてはきましたが、まずは皆様のご尽力に感謝いたします」

 

整備主任より上げられた報告書の内容を思い出しながらも、シエラはソフィアへと視線を移す。

ソフィアは、寄せられた各種データを睨みながら眉を寄せる。

 

「敵の撤退が早すぎるし、襲撃の規模に対して基地の被害が少ない。ミラ、封印区画のデータを出せる?」

「今出してます……これはッ!?」

 

手元のコンソールを操作していたミラの手が一瞬、何かに気付いたように止まる。

しかし再びキーボードを素早く叩き、それに合わせてモニターのデータが次々と切り替わる。

ブリッジのディスプレイに基地の構造図が映し出されるが、特定の区画が赤く染まっていた。

恐らくは封印区画に該当するエリアだろう。

 

「ええと。封印区画のセキュリティログが……改竄されています。電子的なトラップも多数検出されました」

「こちらにも、たった今基地司令からの報告がありました。封印区画に物理的なトラップも仕掛けられているそうです」

 

更には物理的に破壊された形跡はなかったとシエラは報告内容に付け加えた。

セキュリティログの改竄と仕掛けられた電子的・物理的トラップの存在。

調査が難航するであろうことは容易に想像でき、ブリッジの空気が重くなる。

 

「まず基地に潜入したブルーコスモスがセキュリティを突破。同時にトラップを仕掛けて襲撃の混乱を突いて持ち出した……といったところでしょうか?」

「基地内部の精査も必要でしょうが、そう考えるのが妥当ですね」

 

襲撃により物理的に封印区画を破ることもできなくはないだろう。

しかし破壊の手間を考えると、持ち出している最中にコンパスが介入し目標を達成できない可能性が高くなる。

通常であれば内部の手引きがあったと考えてもおかしくない状況に、エリアスの眉間に皺が寄る。

 

『基地の調査はウチのスタッフに任せるさ。ああ、コンパスの調査部も同行してくれて構わない』

 

通信を繋げていたディーンの発言に、一同の視線が集まる。

 

 

 

 

 

『言わなくても俺に疑いの目を向かうのは当然だろう。だから自分で晴らしてみせようってのさ』

 

ディーン自体はブルーコスモスではないのだが、軍需産業のヴィーグリーズ・インダストリーを立ち上げた。

そして国防産業連合理事でもあり、亡き伯父ムルタ・アズラエルと同じような立場にある。

ブルーコスモスであるか否かしか違いがないとか、ロゴスの残党がコンパスにすり寄っているとか、その手の誹りは後を絶たない。

もっともディーンにしてみれば、つまらない連中のつまらない僻みでしかないのだが。

 

『それに。伯父上はブルーコスモスなんてつまらない思想にのめり込んだが、それでも伯父の形見みたいなものだ』

 

伯父は望まないだろうが、ブルーコスモスの連中に好き勝手にされるのは癪だと吐き捨てた。

そもそも『アズラエルの遺産』ことディアボロスとは、第一次連合・プラント大戦後期に開発されたモビルスーツである。

ただし、従来の機体と異なりNジャマーキャンセラーによる核動力を搭載している。

 

一度目の大戦終盤において、Nジャマーキャンセラーと共にムルタ・アズラエルに渡ったザフト製核動力機フリーダムならびにジャスティスのデータ。

開発期間短縮と技術検証の為に両機の共通素体をベースにし、カラミティ、フォビドゥン、レイダーの武装を単機に集約した。

核動力というリソースを頼りに過剰とも呼べる兵装を搭載した、まさに悪魔と形容するに相応しい機体だ。

 

「ですがディアボロスは、扱えるパイロットが存在しなかった故に封印された」

『ああそうだよ。さすが開発現場にいただけの事はあるね』

 

かつてコーディネイターでありながらアズラエル財団に雇用されていたソフィアはディアボロスの開発にも関わっていた。

だからこそ十分に承知している。ディアボロスはまともに扱えるようなシロモノではないと。

 

ディアボロスは要求されたスペックを満たしてはいたものの、扱えるパイロットの存在が課題になっていた。

核動力機ならはでの高い推力と複雑化した火器管制を十全に扱うには、ステージ7相当のCPUでないと困難と試算された。

当時、第2期GAT-Xシリーズを運用していた生体CPUは最大でもステージ4である。

ラボではステージ5以上の強化を施された者もいたが、ただの一人も例外なく廃人と化して使い物にならなくなったと聞く。

 

「……まさかコーディネイターを?」

『伯父上ならありえなかっただろうけど、ミケールやユリエールなら在りうるだろうね』

 

不意に浮かんだ疑問をエリアスはそのまま口にした。

反コーディネイターを掲げるブルーコスモスという思想が、コーディネイターによる運用を決して許しはしなかっただろう。

なにせ連合が製造した戦闘用コーディネイターですらムルタ・アズラエルは全て処分したのだ。

 

しかし今のブルーコスモスは地球連合との繋がりを絶たれ、事実上テロリストと同じ扱いである。

なりふり構わないという意味では可能性はゼロではない。

 

「……コーディネイターの中には自身の出生に悩んだ末、ブルーコスモスへ身を投じる者もいると聞きます」

 

しかしながらディアボロスは、コーディネイターであるなら誰でも十全に扱えるというシロモノでもない。それこそザフトのエース級でないと乗りこなすのは困難だろう。

ブルーコスモスのコーディネイターというレアケースの中に、エース級のパイロットがいる可能性など現実的ではない。

とはいえ可能性の一つとして、皆は意識の片隅に留め置いておく。

 

「そうでなくともディアボロスにはNジャマーキャンセラーがあります。動力炉をオーバーロードさせて自爆すれば核弾頭の代わりとして使えるかと」

『あいつらお得意の「青き清浄なる世界の為に」ってヤツか。元自然保護団体が聞いて呆れるね』

 

核分裂を抑制するNジャマ―の無効化。

ディーンは嘲笑するが単純に核弾頭としての運用は理にかなっていた。

なにせディアボロスを扱えるパイロットを用意するよりも遥かにスマートである。

 

「いずれにしても。ディアボロスがブルーコスモスの手に渡ったのは事実と考えていいでしょう」

 

シエラの言葉に皆の注目が集まる。

 

「機体そのものの運用、あるいは核弾頭としての使用。どちらの可能性も念頭に置いておくより他はありませんね」

 

 

 

 

 

その警報は、突然だった。

撤退したと思われたブルーコスモス残党が再度襲撃を掛けてきた。

しかし前回よりも敵戦力そのものは増しているとのことだが、なによりも。

 

『……敵モビルスーツ群を確認……これは、ディアボロスッ!?』

 

……ディアボロス。

オペレータであるミラの言葉にコクピットにいるパイロットは皆、固唾を飲んだ。

『アズラエルの遺産』とも呼ばれる、悪魔の銘を冠する核動力機。

 

『あの機体が動けるとなれば最大の脅威となる。優先的に排除すべきだが慎重に当たれ』

 

指示を出すルークの表情も硬い。

パイロットの問題をどのように解決したのかは分からない。

しかし。ディアボロスを十全に扱えるのであれば、その脅威は計り知れない。

恐らくコンパスに配属されている新型のフリーダムやジャスティスにも匹敵するだろう。

ヴァーティカルやレゾナンスでどこまで対抗できるのかは分からないが。

 

『加えて指揮官機のストライクEと、更に母艦と思われる艦影も確認しています』

『ここが正念場ですね。皆様の力が必要です。どうか……ご無事でッ!』

 

祈るようなシエラの言葉にも力がこもる。

ブルーコスモス残党は度々デストロイなどの大型兵器を繰り出してきたが、ラグエルはその度に対処してきた。

しかし今回は旧型とはいえ核動力機。しかも母艦まで出張ってきている。

操縦桿を握るレンリの手が震える。しかし状況は待ってはくれない。

 

「了解しました。ヴァーティカルは優先してディアボロスの対処に当たります」

『可能な限り俺も対処に加わるが油断するな。最悪、抑えられればどうにかなる』

 

やるしかない。レンリは覚悟を決めて前を見据える。

ディアボロスという敵の特機に対して真っ向から対処できるとあれば、恐らくはヴァーティカルとレゾナンスだろう。

撃滅ないし撃退できればいいが不確定要素が多すぎる。

指揮官機のストライクEにも注意を払う必要があるが少なくとも、抑える事さえできれば戦力で勝るのはこちらだ。

 

『カタパルト1番・2番オンライン。進路クリア。ヴァーティカル、発進どうぞッ!』

 

ミラの声にレンリは前を向く。

今は迷っている暇はない。

戦う理由とか、スターリンカーの事とか。

そんな事を考えながら戦えるほど器用ではない。

 

「レンリ・アマサキ。ヴァーティカル……行きますッ!!」

 

夕暮れの空に、青い翼が弧を描く。

 

 

 

 

 

 

 

戦場では、105ダガーとダガーLがラグエルに向かっている。

ヴァーティカルは腰部にマウントされていたビームガンを手に連射し、ダガーLのジェットストライカーを撃ち抜く。

続けてビームブーメランを取り出し光刃を展開。105ダガーへ滑り込むように接近し武器を持つ右腕を斬り飛ばす。

 

「……ッ!!」

 

次の瞬間、レンリはヴァーティカルのスラスターを全開にし急旋回させる。

上空から複数のビームの奔流が先程までヴァーティカルがいた空域を薙ぎ払っていく。

反射的に視線を上に向けると、モニターには赤と黒の機体が映し出された。

熱紋照合によりデータベースより機体が特定。

機体名を確認した瞬間、レンリの表情が硬くなる。

 

GAT-X403A DIABOLOS

 

「……あれが、ディアボロス」

 

ディアボロスが再度、砲撃を放った。

 

口吻部の《ツォーン》

肩部の《シュラーク》

胸部の《スキュラ》

背部リフターの《フレスベルグ》

腰部の《エクツァーン》

シールドの《ケーファー・ツヴァイ》

 

それら全てが咆哮を上げ、暴力的なまでの極彩色の奔流が迫り来る。

加えてウイングスラスターに備わるエネルギー偏向装甲により《フレスベルグ》からのビームは湾曲し、回避を困難にする。

かのフリーダムに匹敵するか、それすらも凌駕する殺戮のフルバースト。

どれか一つでも当たれば無事では済まない砲撃を、レンリは急加速と急旋回を繰り返しどうにか回避した。

 

「なんて火力……ッ!」

 

すんでのところで回避したヴァーティカルにディアボロスが迫る。

手には死神のような大鎌がビームを纏い、豪快に振るわれる。

回避は間に合わないと判断したレンリは対艦刀《ノルン》を取り出して斬撃を受け止めた。

思った以上にディアボロスの一撃は重いがスラスターの出力を上げて拮抗する。

 

頭部の《ツォーン》と《スキュラ》の砲口にエネルギーが収束していく。

鍔迫り合いの状態で直撃は避けられない。

手にした対艦刀を盾のようにして大鎌を逸らして抜け出す。

更にウイングスラスターを調整し《ツォーン》と《スキュラ》の砲撃の間を縫うように回避する。

 

「少佐は……抑えられてるッ!?」

 

ルークのレゾナンスを探すが、ダークブルーのストライクEと交戦していた。

恐らくストライクEはレゾナンスがディアボロスへ向かうのを抑えているのだろう。

であるならば、自分が対処するしかない。

 

直後、大きな衝撃がコクピットを強く揺らす。

ディアボロスのシールド下部から射出された破砕球《ミョルニル》がヴァーティカルを捕らえた。

VPS装甲でなければ間違いなく破砕されていたであろう一撃。

再度破砕球が迫り、更にはエネルギー偏向装甲による《フレスベルグ》の曲射が空間を薙ぎ払う。

 

「これならッ!」

 

《フレスベルグ》の曲射を回避しつつ、破砕球とディアボロスを繋ぐワイヤーへと狙いを定める。

ピアサーロック《レーディング》を打ち出し、備えられた3つのクロ―アームによりワイヤーを絡め捕らえた。

スラスターの推力とレーディングのワイヤーを利用した方向転換により、ディアボロスの背後に回りつつ体勢を崩す。

 

対艦刀を構え、スラスターの推力を合わせて渾身の一撃をディアボロスへ振るうヴァーティカル。

ディアボロスもまた、ウイングスラスターの微細な調整により斬撃から逃れる。

続けてヴァーティカルはビームブーメランを二振り投擲するも、弧を描く軌道を縫うようにしていなされた。

 

「えっ……今のって……?」

 

 

 

 

 

ラグエル艦橋。

ディスプレイにはヴァーティカルとディアボロスの交戦が映し出されていた。

ブルーコスモス残党にとってジョーカーとも呼べる存在に、一同は固唾を飲んで見守っている。

 

「ディアボロスをあそこまで動かそうと思えば、ナチュラル用のOSでは不可能でしょう」

 

核動力機ならはでの圧倒的火力と推力には目を見張るものがある。

モビルスーツの世代交代が進んでいる今では旧式に分類されるのだが、最新鋭機相手でも引けを取らない。

もし第一次連合・プラント大戦でディアボロスが実践投入されていれば、戦争の結末も変わっていた可能性すらある。

しかし。それ以上に。

 

「では、やはり……」

 

多種多様な兵装を事も無げに使いこなし、更にはヴァーティカルに匹敵するマニューバ。

搭載されているマルチロックオンシステムも問題なく使用しているだろう。

ディアボロスの機体性能を十全に引き出していると断言していい。

ソフィアとシエラをはじめ、この戦闘を見ていた者は同じ結論に達していた。

 

「ええ。ディアボロスにはコーディネイターが搭乗しています。それもエース級に匹敵するパイロットが」

 

 

 

 

 

 

 

数度刃を交えてレンリも確信した。

ディアボロスに乗っているのはコーディネイターだ。

少なくとも今まで相手にしてきたダガーやウィンダムのパイロットとは次元が違う。

機体性能も相まって、ディアボロスはレンリの前に高い壁として立ちはだかる。

 

「気を抜けば……やられるッ!」

 

再度ディアボロスがフルバーストを放つ。

曲射を含むビームの奔流を搔い潜ろうとするも間に合わない。

その内の一条がヴァーティカルに直撃するかと思われた時、手にした対艦刀が輝きを放つ。

 

「これなら……ッ!」

 

対艦刀《ノルン》を包んだ輝き。

それは攻性のビームフィールドを刀身へと展開させたものだった。

いわばビームサーベルを面で展開する機構であり、このフィールドを用いてビームを受け流した。

 

本来であれば対フェイズシフト装甲用の機構でもあるのだが、ビームフィールドを応用すれば防御にも転用できる。

ただしビームに対して角度を合わせる必要があり、易々と行えるような芸当でもないのだが。

ビームを受け流し、勢いをそのまま殺さずディアボロスへと迫る。

 

「そんなッ!?」

 

《ツォーン》と《スキュラ》の射角に入らないよう死角へ回り込んでの斬撃が、防がれた。

即座に振り向いたディアボロスが《ニーズヘグ改》の光刃を対艦刀へと重ねて膂力とスラスターの推力で押し返す。

ヴァーティカルもスラスターを全開にし拮抗する……と見せかけて、対艦刀の刀身を逸らして距離を取る。

 

一瞬既視感を覚えた、今までディアボロスが見せたマニューバ。

それはいずれも、レンリにとって見覚えがあるものだった。

コーディネイターが乗っているディアボロス。

それらを合わせて考えた時、レンリの脳裏に浮かんだのはDSSDの管制室。そして……

 

『ディアボロスのパイロットに警告します。ただちに戦闘行動を停止してください』

 

通信回線をオープンにしたレンリは、半ば衝動的にディアボロスへと呼びかけた。

ブルーコスモスのコーディネイターという、想定していたレアケース。

それらが最悪の形で牙を剥くという懸念を理解しつつも、確かめずにはいられない。

 

ディアボロスから応答はない。

激しく刃を交えたのが幻であったように、静寂がヴァーティカルとディアボロスを支配し、動きを止める。

しかし、静寂は突然に破られる。

 

『レンリ……何故、貴女がこんなところにいるの?』

 

聞きたくなかった。

そうであってほしくはなかった。

何かの間違いであってほしかった。

 

『ネリーこそ……なんで……ッ!?』

 

声を聞いた、操縦桿を握るレンリの手は震えている。

そう。

親友であったネリーの声を。

 

言葉が思うように紡げない。

或いはそれを口にしてしまいたくないと内心で怖れているのか。

何故コーディネイターのネリーがブルーコスモスにいるのか?と。

それでも親友ゆえ、言いたい事は言葉にせずとも伝わってしまう。

 

『なんでって。私が、私が……ッ!』

 

通信越しのネリーの声も震えている。

しかしその声色はレンリの記憶にあるそれと比べ見る影もなく、動揺と憔悴に彩られていた。

そして振り絞るように、ネリーの慟哭が響き渡る。

 

『コーディネイターである私が。貴女の夢を壊したからよ……』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【次回予告】

 

燃え尽きたと思っていた夢

同じ(ソラ)を見上げていたはずだった

潰えた想いに惑い、慟哭は谺する

 

PHASE-02「蒼き残光」

 

花は散り陽は沈み

あの日の続きを悪魔は嗤う

 

 

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