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(五層がスパイスパイダー、六層がミノ、七層がグリーンキャタピラー。そしてコラーゲンコーラルにチープシープと来てニートアントとウドウッド。微妙なバランスだな……ギリギリ嫌な組み合わせになる可能性がある。真っ先に何を倒すかの思考訓練だと思っておくか)
昭信は冒険者の酒場で精算して五層以降の並びを確認した。
第二迷宮でも見たスパイスパイダーとニートアントの間に、グリーンキャタピラーを挟むことで必ず拘束されて毒があり得るコンボが来る可能性があるのだ。しかも攻撃力が侮れないミノが居るという厄介な場所であった。まあどうしても嫌なら町で別の並びの迷宮を探せば良いだけだし、そんな場所でも稀に更に下の階層の敵が出てくるのだから何処か割り切りが必要であろう。
「マスター!」
「ん? ああ、ルミか。もう良いのか?」
「はい。元々ブラヒム語の読み書きは出来ましたから。今後とも、よろしくお願いします!」
そうしているとルミが奴隷商人の使いと共に現れたのだが、奴隷教育を終えたようだ。
ハキハキとした喋り方は同じであるが、どことなく仕草が大人しめになっており、お嬢様めいたエレーヌとも何か違う。控えめな様子と言えばそうなので、やはり奴隷教育だけを集中して受けてきたのだろう。
「では暫定的に代書人相当とする。訓練の当初計画は追々話すが、家屋の契約に付き合え。お前たちが来るならそちらを優先するべきだからな」
「はい!」
昭信はメモ帳代わりの板切れと炭を渡した。
まずはこれに書き込んでからパピルスに清書する流れである。終われば家の壁にでも掛けておけば無駄にはならないだろう。そして彼女を伴い、予め聞いていた不動産を扱う商人の下へ向かう。
「まず奴隷の管理だが、秘密を守る事と指示を守る事を大前提とする。判り易い例として、育てていくから危険に晒す気は無いし、それなりの食事や睡眠を摂らせる。だがそれらを故郷のものが知ったらどうなる? そんな良い環境ならば弟や息子を他の街に行かせるのではなかった。無理に居残らず、自分も奴隷に成れば良かったと思うだろう」
「そうですね。無駄に軋轢を生んでしまう事になります」
昭信は例として、ほぼ村人と同じ水準の生活を約束すると告げた。
この国の生まれではないと語る必要などない。幾つもの秘密があるとしても、今ここで話す必要などはない。迷宮に連れ回し、一緒に暮らしていく中で、少しずつ信用と信頼を積み上げてから『相手を見て』段階的に情報を口にするだけである。秘密を大前提とする習慣さえあれば、誰もがおのずとそう思うようになるだろう。
「その上で、いずれナーシャ家に引き渡す外陣と、手元に置いて迷宮攻略を担う内陣に分ける。外陣は無理せず、下位層の周回を当たり前にこなせる所まで育てていく。内陣は危険を伴うが、スキル付きの装備や美味い物のような待遇の差があるだろう。当然ながら内陣はより秘密を重視してもらう」
「それは確かに。スキル付きの装備を持ち出されたら困りますものね」
「盗賊に成れば売る事は出来ないが、誰かが話を持ち掛けることはあるからな」
家族が病気になって困ったと聞いた時に、スキル付き装備が倉庫にあれば?
何十万もの価格で売れるから、薬代と共にお前を買い取ってやろう。その時に我が家で暮らすから盗賊になっても問題ないと言われる可能性だってある。その言葉を信じるかはともかく、家族が困って切羽詰まっているならば実行する可能性すらあった。奴隷を信じないのではなく、予防線を張った上で信頼する訳だ。罪を犯すチャンスが無ければ困ってる奴隷だってそんな事は思わないだろう。現代社会で言えば車を鍵付きで放っておかないようなものだ。
「そこまでいかずとも、食い物屋の名物料理の秘密を善意でバラされたら問題だろう? それとあまり気分の良い話ではないが、馬鹿なボンボンが大貴族に居ると、下位の貴族に無茶な事を言うこともある。嫡男ともなれば弁えているものだが、次男・三男になると馬鹿も増えるし将来の為に強引な事をする事もある。大貴族の息子が『騎士団の為に装備を貸せ』と言ったら断れるのか? 普通は当主が声を掛けるべきだし、恥だからそんな事は言えない。だが、それ以下だと怪しくなっていくわけだ」
「確かにそうですね。我が家でもコツなどはありましたし……」
このくらい良いだろうと善意で秘密をばらす馬鹿はどこにでも居る。
戦国日本で言うなら、塩に柚子やら海藻を混ぜた旨塩なりフリカケを作ったとして、『見れば判るんだから問題ないだろ』と親族の居る別の村に教えてしまったらどうだろうか? 名物料理や土産物として客を呼ぶ人気があるのに、別の村で売り出したら人気が二分されてしまうわけだ。そんな話をしているとルミがもう亡くなった家族の事を話し始めたので、昭信は貴族の話にシフトして誤魔化すことにした。それこそ昭信をナーシャ家の子分とみなせば、寄り親の貴族はともかく息子たちは怪しいだろう。
「その辺りは適当に話を用意して他の者に徹底させてくれ。その上で先に話しておくが、最初はお前を含めて全ての者を同等に扱う心算だ。だが生まれもコネも武器ではある。お前だって生まれてから培った知識があるからこそ、他の者より先に戻って、多少詳しい話を聞いて覚悟が出来たしな。外陣での待遇、内陣に移るかどうか……その辺りは総合的な才能次第という事だ」
「一番奴隷を目指せるだけの努力は惜しみません。マスター!」
ここまで話して判った事だがルミはポジティブ気質だ。
最初の出会いは落ち込んでいるうえに、奴隷落ちする不安もあっただろう。だが色々な事を聞いて不安も払拭されたり、商館で様々な事(意味深)を学んできた事で、悪くない環境で再スタートが切れたのだと自覚もしていると思われた。
「メンバーの訓練に関してだが、貴族の間でも使われている工夫を用いて効率良く育てていく。だから『●年掛かるのが普通』という常識は捨てろ。性格やジョブの相性もあるだろうが、少人数で浅い層で戦ったり、六人でもより深い階層だと育ちが良いからな。最初から六人構成で浅い層で戦ってる連中の経験はあまり参考にならん」
「なるほど。五人の編成の中に子供を入れるという話を聞いたことがあります」
「そういう事だ。この辺りも外陣や内陣はともかく、外では喋るなよ」
「心得ております」
昭信は原作で存在した年月ツッコミを避ける為、最初に作り話をした。
とはいえソレはちゃんと計算された計画の話である。第一層で四人、第二層で五人、第三層で六人という風に戦えば、最初から六人で戦うよりも成長が早いのは当然であろう。普通はそこに危険があるから六人で挑むわけだが、彼女らは頑強なドワーフであることに加えて、昭信がより深い層での経験を分け与えると言っている。安定して鍛えられるという事は安心につながるし、同時に、これが他者に喋っては軋轢しか産まない情報であるのは当然だろう。
「そこまで前提を整えた上でメンバーの構成予定も既に決めてある。才能が重要な鍛冶師や神官は別格として、薬草採取士と僧侶までは確定。残りは基本的に探索者とするが、戦いにセンスのある者が居れば戦士にする予定だ。そいつの次第だが、ナーシャ家が従士や下位の騎士候補として、騎士のジョブに就けてくれる可能性はあるかもしれんな」
「それは励みになると思います。ですが……我々は奴隷なのでは?」
「いつまでもソレだったら気力も湧かんだろう。ちゃんと計画は用意した」
将来設計に関して問うルミに対して昭信は肩をすくめて付け加えた。
薬草採取士と僧侶が居る事で治療に掛かる費用を抑える事。冒険者候補であったり迷宮傍で管理をする者など、最も数を要するのが探索者である。ただ、ここで注意が必要なのが戦士とそこから派生する騎士の扱いである。騎士のジョブは自由に就けるものではなく、主家が任命して成るジョブだからだ(専用のギルド神殿は必要だが)。そこに奴隷が就けるとは思っていなかったのだろう。
「外陣だけで迷宮に潜る時は自分達だけで分配して構わない。ただし、自分たちに許可されてない深さの階層で潜ろうと言われて、勝手に行ってしまう奴は要らん。ナーシャ家ではなく奴隷商人に売って処分する事になるだろうな。その上で五日の労働の後、一日の休日と小遣い銭を用意する。自主的に迷宮へ行くも良し、酒を飲むのも貯金するのも良いだろう。誠実に戦い続ける限り、いずれ自分を買い戻せるだろう」
「ほ、本当ですか!? 本当に自由の身に?」
「その方が意欲的に戦うだろう? まあ金額にも依るがな」
「あはは……。私は十五万ですからね」
衣食住と税金は主人持ちなので、貯金すればいつか買い戻せるだろう。
一つのパーティに最大六人なので、昭信を合わせて九名居る以上は最低でも三人がフリーになる。その枠をローテーションしておき、下位の層で巡回すれば百ナール程度の分配であったとしても四百回で自分を買い戻せる計算になる。もちろん他の用事があったり嗜好品を購入したり、安全に潜る為に薬を揃えることもあるだろう。だが二年・三年と必要な期間が増えるだけで、いつか解放されるとすればやる気が出るのは間違いなかった。
「あ、でもナーシャ家で買い取られるんですよね?」
「先代が急死したのもあるが、そもそも成り上ったばかりで騎士団が無いからな。上位メンバーは討ち死にしてしまっているし、戦力を立て直すだけでも大変な筈だ。それを考えたら数年で騎士団モドキが出来上がるなら問題無いだろうよ。それに先ほども言ったが、馬鹿なボンボンが居たら話がまるで変わるんだ。何十万かの金で引き抜かれたら大損だからな。それを考えたら解放要求は無理にしても、自分を買い戻す交渉には応じると思うぞ。その方が忠誠心も買えるし、税金も取れるからな」
確定事項ではないが、ナーシャ家は買い戻しに応じる可能性は高い。
昭信が支払う予定の人頭税を差し引き、ナーシャ家が鍛えた奴隷を買う契約である。衣食住は昭信持ちで、育てる労力も昭信持ち、忠誠心も昭信に向いている可能性はある(現時点で一番高いのはルミへ……だが)。二年以上かかれば昭信の丸損で、一年で成し遂げても利益は少なかった(昭信自身の人頭税を免除するか次第?)。その代価は即座にパーティが組める程度であろう。対してナーシャ家は税金が採れない期間の問題なのだ。貴族家としての名誉と勘案して、適当なところで買い戻しに応じる可能性は高い。
「なるほど。騎士団が下位とはいえ奴隷では評判に関わりますものね」
「そういう事だな。さて、ここが紹介してもらった不動産を扱っている商人の店だ。五万かそこらで適当な家があれば良いんだがな」
道々話しながら歩いてきたが、目的の商家へやって来た。
複数の候補者からここを選んだ理由は幾つかある。第一条件としてカルクの効く商人自身が受付け担当をしている事。そして『水源の近くに物件を有している』のが第二条件であった。商人相手なら適当な品を購入して契約すれば家賃が三割引きになる。つまり十万相当ですら七万、七万相当なら五万以下で契約できることになる。そして二つ目の理由は、シュナイドラーに語った風呂が関係している。
「話は聞いております。どのような物件が御望みでしょうか」
「多少は不便でも良い。水源の
昭信は以前から用意していた木の板を持ち出した。
それは上水道の設計であり、山間にある水源から下にある家屋へ水を運ぶ設計であった。川辺に限定していないのは山の方が家が安く借りられることと、傾斜を用意し易いので確実に水を届けることが出来るからである。
「ほほう……近場に水が無い場所でこのような物があると聞いたことはありますが……。その、奴隷にやらせてしまえば良いのでは?」
「俺は風呂を用意するつもりだからな。毎日そんな苦労は掛けさせられん」
店の主人は興味深げな眼で設計を見ていたが、ルミにチラリと目を向けた。
彼女を知っているのか、それとも単に可愛い子だから関心を向けたのか。いずれにせよ、奴隷が居るならば労力など任せてしまえば良いという事なのだろう。
「風呂ですか? なるほど。それならば山に近い方が良いというのは理屈ですな」
「迷宮で手に入れたブランチはよく燃えるそうだからな。途中から銅で作った管に水を通せば、火を使うだけで温められる。熱過ぎて料理には向かんらしいが、風呂ならば丁度良かろう」
仮にファイヤーウォールも使えば薪を使う比率はかなり下がるだろう。
だがそれでも山手の方が風呂を用意するのには便利だし、水源の下という絶対条件は外せない。日本は雨が多いのでそんな地形は蛇落地と呼ばれ、水害のたびに大変なことになるのだが……。幸いにもこの辺はそういう事は少ないらしい。問題なく風呂は用意できるだろう。
「そういった立地を有していると聞いているからこの店に来たわけだが、その条件に加えてそこそこの庭があれば助かる。畑にしても良いが、外に露天風呂を作る事も出来るからな。もちろん部屋数がそこそこあるか、小さくても良いので
「山手は不便なのでこれらの家なら六万……と言いたいところですが、先ほどのお話をこちらで商売にしてもよろしいならば五万としたいと思います」
主人は簡単な見取り図を用意しながら、チラリと木の板を眺めた。
どうやら上水道だけではなく、銅管の設計込みでアイデアを売ってほしいらしい。想像だけでも上水道だけなら作れなくもないが、それは奴隷にやらせれば済む話だ。むしろ欲しいのは、この場に無い銅管の設計図だろう。それがあれば適当な家屋で風呂屋を営むことも出来るのだから。そして主人が扱う他の家屋でも、簡単な風呂を用意すれば入居者は現れる可能性は高かった。
「マスター。一軒家であるなら高額ですが、離れがあるなら良い物件かと思います」
「そうだな。上水道の設置と家屋の中に入れて風呂にする大きな桶。その費用込みで五万というのはどうだ? 銅管の設計図だけではなく、我が家で試した塩梅を記して渡すことにしよう。うちにはドワーフが数人来るから、銅の加工を繰り返して工夫を積み上げてから渡せるぞ。例えばこんな銅の大釜を造り、足元に板を載せるとかな」
ここで家業もあったルミが助言をすると昭信は大仰に頷いてみせた。
その上でどのみち発注することになる上水道や風呂桶こみで値引きを要求した。外に発注するならともかく、ここは木工を扱う店である。職人に支払う費用と木材だけでならそうは高くならないだろうという流れの話をしておいたのだ。もちろん、これは重要な意味を持つ。
「承りました。施工費合わせて五万ナールの契約費用ですが、これほどのアイデアとその経験まで用意してくださるならば、敬意と感謝を込めて三万五千ナールで契約させていただきましょう」
「ではそういう事で頼む」
こうして昭信は三割値引き込みで大き目の家屋を手に入れた。
二世帯住宅であって屋敷と言う程ではないのだが、離れとしても蔵としても使える別棟が付いている。庭の方はそこそこの大きさであるそうだが、山なので周囲を切り拓き土を掘り返せば、幾らでも拡げられるとの事であった。あとは遮蔽セメントが手に入るようになれば、好きなように加工できるだろう。
「ルミ。この別棟は風呂場兼、女性用の住処にする。他の連中が来るまでに必要な物と予算を計上しておけ。風呂は時間に依る交代制、外に用意する露天風呂は好きに使って良い。いや、義務として入らせろ」
「それは構いませんが……。その、妾宅としてお使いには?」
「その予定はない。奴隷の性管理は面倒だからな。別にしただけだ」
「……」
性奴隷として了承しているルミは自分を抱かないのかと尋ねた。
その返事はそっけないものであり、そこに未練を感じていないことを感じ取った。もちろん昭信がそういった事を想像していない筈もなく、同時にルミにも思い至る事もある。いや、背景を考えたらありまくりと言っても良いだろう。
「エレーヌちゃん……様ですか?」
「そうだ。俺が此処に来て最初に出会ったのか彼女たちでな。これぞまさに『縁』というやつだと思ったものさ。もちろん貴族には婚約者が居る可能性はあるが、居ないならば手を伸ばしてみるのも一興だろう? まったく考慮されてないなら諦めるのも肝要だが、幸いにも悪い感触ではないからな。ならばお前に手を出すのは、どちらにとっても不誠実だろう」
ルミのした、奴隷にしては不躾な質問を昭信は許した。
それはいつか来るべき問いであり、形を変えて時間を変えてやって来るだけの事だ。それこそエレーヌの居るタイミングで質問されても心苦しいし、その場で手を取るにはまだ昭信のレベルも成果も低過ぎる。少なくとも時間さえあれば迷宮を攻略可能と誰もが思える段階で口にすべきだろう。その上で手を出してもエレーヌにバレないなどとは思ってもいない。何しろエレーヌは匂いに敏感な狼人族なのだし、元の世界の大学では数人の女性に粉を掛けた挙句、互いにツーカーで裏で馬鹿にされていた友人も居たので猶更であった。
「何と言うか御馳走さまですというか、羨ましいと言いますか……シモーヌちゃんは苦労しそうですね」
「そこは仕方ないな。姉役の定めだろう。上手くいけば俺が全部代わってやるさ」
二人は顔を見合わせて苦笑し合った。
こればかりは情勢というものがあるし、婚約者が本当に居たり、上の貴族が援助の条件にしたら何とかなる話でもない。それこそ家を潰したルミから見て、エレーヌを連れ出して駆け落ちしろなんて言えないからだ。苦労を代わってくれるとか、助けてくれるなら……どうして自分の下に来てくれなかったのかと思いはしても、口には出さないだけルミにもプライドと情けはあった。まあ、種族も合わせて縁と言えばそれまでなのだが。
「ルミ。その辺りも含めて秘密に出来るならば内陣に入れる。具体的に言えば鍛冶師なり神官に成れるように手配するし、好きな方を選んでも良いとしておこう。ただし、鍛冶師なら鍛冶師のコツなどをギルドで聞くこともあるだろう。そういった秘密もまた口にしてはならない事だ。仮に外陣にも鍛冶師が生まれ、コツをお前だけが聞き出せたとしても口にしてはならない。出来るか?」
「イエス、マスター! 私をマスターが見る未来の下へお連れください!」
もちろん鍛冶師はドワーフにとって花形のジョブである。
主人が自分に対する信頼と、そして女性関係に関する誠意を示したことでルミはそれらを受け入れた。女として求められなかったことはプライドとして微妙ではあるが、自分を磨いて振り向かせれば良いのだと思う事にしたのであった。
「その言葉、信じよう。『次の主を探せ』などと言わせぬとな。では当初計画の締めとしてお前を探索者10レベルにまで押し上げ、鍛冶師への挑戦を可能とする。今日のところは家屋の清掃と生活に関する所感を出しておけ。俺は迷宮でどのように訓練を積むかを考え、足りない装備を用意しておく」
こうして昭信は次なる段階へと計画を進めた。
まずは第五層で第一目標である獣戦士16までソロで上げておき、5thジョブの常用のみならず、第一階層ならばビーストアタック抜きでワンパン出来るようにしておく。そして第二目標である探索者と剣士の30レベルを目指すためのステップに入ったのである。その傍らには鍛冶師となったルミが居るだろう。
●リザルト
アキノブ・タケダ。狼人族。♂。24歳。獣戦士16レベル。
活性枠。入替枠。
獣戦士16/英雄12/剣士19/探索19/神官10。村人5/戦士3/薬草採取士10。
更新順(古 → 新)
キャラクター再設定1、鑑定1、詠唱省略3、ワープ1、必要経験値十分の一(31)。
武器5(31)、獲得経験値十倍(31)。5thジョブ(15)ないし4thジョブ・MP回復三倍・結晶促進のセット。
ルミ。ドワーフ。♀。16歳。探索者10
資金。6万ナール
小口現金。3000ナール+@。
入手。二世帯住宅。上水道設置契約。雑貨多数。銅の槍・棍棒・盾など。
売却。青魔結晶・兎の毛皮100。
という訳で最初の目的クリア。パーティメンバー並びに家ゲット。
●マスター! と騎士団育成
すみません、趣味です。ファイブスター物語のファンですので。
外陣(7人)。
ルミが管理する、そこそこの信頼関係の奴隷。
いずれナーシャ家に売却予定であり、探索者・戦士20レベル越が目標。
適正を見て二人ほど薬草採取士と僧侶になる予定。
4・1・2か3・2・2くらいのバランスかと思われる(ルミは内陣へ)
昭信が三人連れて一層目、四人連れて二層目、五人連れて三層目とローテの予定。
そういった変則的なトレーニングを経ることで、自分達だけでも六人居れば一層目なら余裕と言う空気を作り上げることになる。そのうち、一人だけ入れてもっと深い層に行くと思われる。様するに原作でセリーが『●●には何年かかると言われてますが』というツッコミ対策。
●風呂と家
玉川上水道みたいなのを用意して、そこからボイラーへ。
ブランチ使ったり、薪を使ったりして湯を沸かす感じですね。
メイジビルドにはしないので、遊び人を取得するとしても、魔法使いのレベルが低いであろうことから、ボイラーで沸かすことは決定してました。
金額に関しては原作で大きな一軒家は5万とされているので、より大きいけど不便な山の近くということで、この設定にしています。
●女性問題
現代日本で同じ大学で同じサークルの三人の女性を口説いたら、そりゃ裏で話が通ってバレバレですよね。そうなると一人も口説けないという実例を見てきているので、主人公はキッパリと伝えています。まあ、そうなると『なんじゃてめえ? ワシは眼中にないゆうんか!』みたいな目にあってもおかしくはないのですが、そこはルミちゃんも奴隷ですからね。愛人枠になれたら楽に成らないかな~買い取り相場的には行けるよね? チラッチラ。状態だったので、ああいう感じになっています。後は単純に、FSS的な言い回しがしたかったので。
剣士30レベル時の派生職があるとして、何の条件が必要だと思いますか?(使えるとも覚えるとも限らない)
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一意専心。剣だけでトドメを刺し続ける
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武芸百般。多数の手段を使ってトドメを刺す
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常在戦場。船の甲板や高地で戦う
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人間の殺害数が重要。迷宮では無理
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最初の文明設定が重要だから無理
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剣士自体が派生職。50レベルだけ