異世界迷宮でロマンスを【完】   作:ノイラーテム

73 / 101
来客

「タケダ殿の決闘は後半からでしたが拝見しました。ご活躍でしたね」

 

「これは拙いものをお見せしました。アステリオン閣下」

 

 領主の館で昭信は来客の一人と談笑していた。

 

残念ながら女領主たちをもてなす華やかな歓談ではない。『勝手についてきた』と称する帝国男爵、アスター・アステリオン・アンアストラの無聊を慰めているだけだ。暇潰しに付き合っているともいう。

 

「僭越ながらお尋ねしたいのだが構いませんかな?」

 

「自分に答えられることでしたらば何なりと」

 

「お言葉に甘えて試み問うのですが、もし決闘が一対一とされていたらどうなさるかな? ガラン殿はともかく、次兄のゴウリー卿は中々の腕前と聞いているのだが」

 

 エレーヌの婚約者でしかない昭信には基本、断る事が出来ない。

 

だから正直に答えるか、さもなければ煙に巻いて韜晦するだけだ。嘘を吐くわけにはいかないし、答えたくないなど論外だからである。問題なのは後から見物に加わったという彼のジョブだった。

 

『アスター・アステリオン・アンアストラ。人間。ソードマスター』

 

 もう少し詳しく鑑定すると三十代半ばでレベルは40台後半。

 

装備はオリハルコンのレイピアと身代わりのミサンガだけで、あとは瀟洒な服装である。しかもスカーフというか襞襟と呼ぶべきか、胸元の飾りの主張が凄い。これで羽付き帽子を被っていたら、大航海時代か三銃士の時代の人間である。そして問題に成るのは彼のジョブがソードマスターということだった。

 

「服装や武装を換えるほどに楽にはいきませんが、その時は別の装いで参るまでです。これでも少年時代には剣術を学んだことがありまして、相性差で勝つでしょう」

 

「ははは。ジョブを変えるのですか。確かにやってはならぬという慣例はない」

 

「変えて戻せば問題になるのか、相手に気付かれる可能性に悩むでしょうが」

 

「ギルドで変えれば足が付きますしね。勝手にご注進する者もいるでしょうね」

 

 昭信が『ソードマスターだったこともある』と告げるとアスターは笑った。

 

貴族や金持ちの子弟が英才教育を受けると、割と短い期間で戦士や剣士の30レベルには到達できるのだ。二十代の騎士になれ、そこからダンジョンで戦い続ければ三十代の半ばで聖騎士になれるのはそのためである。それを考えれば剣士として育てられれば、剣豪を目指す途中でソードマスターになれる者も出てくるだろう。昭信は『以前に』そうだったと説明したのだ。

 

(迂闊だったな。まさか決闘の観戦を途中で行えるとは思ってもみなかった。ただ……あの時はガードブレイクは使わなかったし、移動しながら攻撃したから剣速の速さには気付かれてはいまい。不便だと思っている『間合いの遠さ』に助けられたな)

 

 要するにアスターは昭信の戦い方にソードマスターの動きを見たのだ。

 

しかも調子に乗って対人戦術など見せてしまったのだから当然である。全ての種族の人間がレベルを上げていき、装備をより良い物に改めていけばどこかで行き詰って平均化してしまう。そんな時に一部の剣士やソードマスターたちは、『同じような相手と戦いになった時に、どうやって勝つか?』を考え始めて対人戦術を思いつくのだろう。この男、アスターにも昭信が見せた術理と似たようなことが出来てもおかしくはないだろう。そんな状況で技の片鱗を見せれば、気が付いてくれと言うようなものである。もしガードブレイクなど見せたら違和感どころか、一発で見抜かれたであろう。

 

「ともあれ貴殿が勝利して本当によかった。過去の同輩に未来の同輩となってもらうお話を持ってきたのですから」

 

「と、言いますと? 上位騎士団の類ですか?」

 

「似たようなものですが……あちら次第ですね」

 

 アスターは優雅な仕草で『例のポーズ』を行なった。

 

あまりにも自然な態度であったから昭信すら気が付かなかったほどだ。もっともそのポーズが画像化されていれば別であったろうが、昭信がこちらの世界にやってくる前には漫画にもアニメにもなってなかった。もっとも本当に同じ世界とも限らないので、参考にし切れないところはあるだろう。ちなみに上位騎士団というのは単純に『育ち切った迷宮を攻略するチャンスがきたから、お前ら参集しろよ』と、帝国政府やそれに準じた最上級貴族が戦力動員する際に、精鋭パーティーに唾を付けておくとか箔を付けておくようなものらしい。

 

「確かお願いがあるとか聞いておりますが?」

 

「お願いと言えばお願いですね。ナーシャ領への要請ではなく、貴殿へのお願いですので素直になれるならば割りと簡単だと思うのですけれど……。中々にご婦人は複雑でいらっしゃる」

 

 来客である女騎士はエレーヌへお願いにきたそうだ。

 

その仲介にガレス伯が立ったそうだが……女領主となるエレーヌと性別が同じであるため、『この男を戦力として貸してくれ』というのはモラル的に論外ということになる。つまり昭信が所有する何らかの知見を借りたいという事なのだろうが、男社会に対抗しようと武張った性格を考えるとアイスやチョコレートが欲しいとかではないだろう。

 

「フラヴィア・アウレリア・アンフラビア、聖騎士だ。失礼する」

 

「アキノブ・タケダです。アウレリア卿にはお目に掛かれて光栄です」

 

「本題の前に尋ねたい。どうしてこのような物を作る? 無駄ではないか」

 

「多様な手段を用意して有効な方法を探るためです。戦利品を売って無数の装備を整え、最も有効な組み合わせで階層を攻略する。言ってみればこの菓子は、その縮図ですな」

 

 やがてそれなりの時間が経過し、女騎士がやってきた。

 

その様子は実に実直で『これが騎士の態度だ。余計なものは要らぬ』と態度で示していた。そしてお願いをする立場なのに上から目線で、かつ昭信が用意したチョコクレープを無駄だという、不躾を通り越して失礼な態度である。

 

「菓子がか? こんなものが何の役に立つ。剣や鎧の方がよほど役に立とう」

 

「ドロップ品をギルドの買取価格よりも高く売ることが出来れば装備品やスキル結晶を沢山買えます。そうすれば世に知られた有効な装備が作れますし、それを豊富に集められるならば、一部のモンスターには覿面に効く装備品を用意できるでしょうね」

 

 昭信は喧嘩腰の態度を気にしなかった。最初から知っていたからだ。

 

男社会の中で必死に抗おうとする女領主の一人。きっとそうだろうと思っていたがまさにその通りだった。イメージと違うのは柔らか過ぎる金髪を巻きつけて、邪魔にならないようにしていることくらいだろうか? イメージだけなら刈り上げのショートカットでもおかしくないのだから。

 

「一部の……それでウッズウッドを片付けたのだと?」

 

「ええ。今はそれがレムゴーレムで通じるか騎士団にやらせているところです。彼らだけでも可能であれば、他の場所でも有効だと分かりますので。それにレムゴーレムは良い物を落とします。騎士団の装備にも売り物にもなりますから、実に効率的ですな」

 

 要するに『ウッズウッドの倒し方を知りたい』ということなのだろう。

 

ガレス伯に伝えているはずだがガラリアは彼女に伝えていない。それが寄り子に対する寄り親の義理だからか、それとも帝国解放会からアスターが来ていたので口に出せなかったのか。それとも目的があるのか……。おそらくまとめて片付けるためだろう。目の前の女、フラヴィアに『昭信が考え付いた』ことも含めて何もかも説明しなかったのはそのためだと思える。ナーシャや昭信のためでもなく、単純にその方がやり易いからだ。

 

「……理解はした。単刀直入に尋ねよう。その方法を共有できるだろうか?」

 

「これが剣術ならば月謝と弟子入りで終わりなのですが、それは難しいでしょう。こういう時に『三つは案を出せ』と教育されてきました。その中から選ばれるか、お断りになるかしていただきたい。不遜でも不当でも不道徳でもない案を準備します」

 

 知見には価値がある。それを使って何かを為したいならば特に。

 

だが昭信としてはあまり気にはしていない。元の世界では知識は溢れており、使いこなす方が重要だったからだ。賢者や技師が知見を隠す時代はとっくに終わった、現代人の価値観である。その上で先ほどからの態度も気にならないならば、ストレートな物言いに対してストレートな対応をするだけだ。体育会系である昭信にとって、生意気な女というのはそれなりに見かける存在でしかない。いちいち腹を立ててはキリがないし、それが先輩後輩の立場ならば目くじらを立てろという方が無理だろう(相手が無礼な後輩なら殴って済ませるかもしれないが)。

 

「不遜でも不当でも、不道徳でもない……。本当にそうならばお願いしよう」

 

「では一つ目の案から。エレーヌ嬢からお聞きしたと思いますが、結晶を買い取らせていただきたい。できればウッズウッド以外の物を含めて。もちろんこちらで余っている結晶と交換でも構いません」

 

 昭信が条件の前に言った言葉をフラヴィアは理解した。

 

不遜にも『教えてやろう』とは言わないし、『聞いてやろう』という奴には教えない。互いにとって何も意味のない利益の交換は行わない。肩肘張っている女性に対して『抱かせろ』なんて言わないし、『宮廷恋愛の対象として、愛人にしてやろう』という取引にも応じないという意味だ。それは即ち互いを対等に見るという意味で、それこそがフラヴィアの求めていることだから分かり易かったともいえる。

 

「その条件は聞いている。情報の価値次第で認めよう。残りの二つを教えてくれ」

 

「木材を集めたら暫くの間、ナーシャの第二迷宮を攻略する一手に加わっていただきたい。仮に……仮にであるが、第三迷宮が出現した場合に限って、そちらの騎士団に所属する下位メンバーにも加わってほしい」

 

 最初は以前から伝えてある条件なので特に問題はないだろう。

 

その上で用意した二つ目の条件は木材の納品が終わった後で戦力となってほしいというものだ。第一迷宮は順調に攻略しているというか、先人が残した地図を見ながらなぞっているだけである。本番は直ぐにでも潰したい第二迷宮なので、これも理解可能な範囲だろう。問題なのはフラヴィアの方に余裕があるかどうかと、メンツの問題であろう。

 

「攻略に加われだと? 自信が無いのか? 貴様は……貴殿は実力を見込まれて婿となるのではないのか?」

 

「プライドなどエレーヌ嬢と領地の安寧に比べれば安い物。まして時間をかけ過ぎれば第三迷宮が現れる。迷宮の生態が分かっていない以上、無理をして同時に二つ現れる可能性もあるのだ。それが分からないというわけでもないでしょう」

 

 挑発的なフラヴィアに昭信はそのまま返した。

 

迷宮を討ち取る能力があるから婿入りする筈なのに、それが出来ないならば軽蔑に値するという。そう言うならば、あり得る可能性に目を背けて楽観論を口にする者と語る意味はないという答えだ。ナーシャの第二迷宮が生まれて、どのくらい経過しているのかフラヴィアも昭信も知らなかった。これ以上は可能性について言葉での殴り合いが始まるだけだろう。

 

「三つ目はエレーヌ嬢がいずれ自分の手で何かを為し始めた時、『友人として協力』していただきたい。その時にアウレリア卿が背負った荷の重さに関わらず」

 

「つまり『借り』を忘れるなということか。……情報の内容次第だ」

 

 ここで昭信は間髪容れずに三つ目の案を提示した。

 

そもそも喧嘩をする気がないのに、プライドの問題で喧嘩するなど馬鹿げている。舐められたら終わりという社交の場ではないし、そもそも立て直したナーシャ家であったり、異世界にやってきて婿入りする立場の昭信に立場の軽重など関係なかった。そして『一つ貸し』という、フリーハンドの要請権を要求すると、フラヴィアは重々しく頷いたのである。それは昭信の案に対する納得というよりは、エレーヌという未来の同志に対する期待だろう。

 

「方法というのは状態異常を用いて戦うことですよ。眠りや毒は誰でも半分ほどで成功し、ボスにはその半分の確率で成功します。逆に言えば四回以上攻撃すれば、可能性の話としては確実に毒に陥る」

 

「毒だと? そんな物に頼れと言うのか? 剣で勝つのではないのか?」

 

「運さえよければ十分もあれば終わりますよ。数か人次第で更に減りますな」

 

「……っ」

 

 臆病者めとでも言おうとした顔が固まった。

 

 フラヴィアは聖騎士であり代々続く騎士の家系なので装備も良い。

 

だがそんな彼女のパーティーでも僅か十分でボス二体を倒すなど不可能だった。一日十体倒すだけならなんとでもなるだろうが、それで終わりだ。合計で何時間も戦うことになり、それだけ神経を使ってボス戦を繰り広げ、そこから迷宮攻略を行うなど論外と言ってもよい。だが、本当に十分で倒せるならば? 昭信がやったように、あり得ないスピードで木材の納品を成し遂げ、あるいはもっと多くの納品を行えたらガレス伯からの扱いも変わるのではないか? そう思ってしまったのだろう。

 

「詳しく方法を教えてもらえるか? 内容次第で一つ目か、三つ目の条件を呑もう」

 

「元は私が大姐と慕う方が、女の子の時代に毒針で世に出たノンレムゴーレムを倒した手法のアレンジになります。必要なのは毒牙のスキルを持った武器、出来れば眠り添付の付いた武器もあれば楽になりますね。アウレリア卿か誰かが盾を持って敵の目を引きつけ、何度か攻撃させて成功すれば、後は防ぎ続けるだけです。私は百獣王なのでもう一体を受け持てばもっと手早く終わりますが」

 

 昭信はあえてロクサーヌの物語を伝えた。

 

彼が考案したというよりは、元のアイデアとして素直に説明した方がよいだろう。仮に毒の装備がなくとも、毒針をみんなで投げつければ成功する。毒の付いた武器はそれを早め、眠りの武器はパーティーを安全に導く要素なのだと補足したのだ。そして具体的な数字と方法パピルスに書き込んでいった。

 

「手法としてはこんなものです。仮に装備がないならば相場の『十倍』ではなく、その半分で請け負いましょう。うちの鍛冶師はダマスカス鋼の装備を作れるようになったところです。そして下位騎士団がダマスカス鋼を取ってきているので、最低限の労力で作れますからね。装備を貸す場合ならば、代価として結晶を多めに要求することになります」

 

「……そうか。全て、全て計算ずくなのか。その上で百獣王の貴殿が?」

 

「ええ。私の役目は仲間達に先駆け、勇気を与えることですよ」

 

 昭信は自分たちの陣営の情報を渡さず、手法だけを正直に話した。

 

暗殺者のグレースがいれば成功率は100%で、相手が抵抗に成功する確率が半分なだけ。そして昭信は複数ジョブだから簡単に打ち倒せるがそんなことを語る必要はない。ましてやスキルスロットが分かるなど説明する必要など無かった。あくまでダマスカス鋼を自力で取ってこられるし、自家で作れるから後は成功するまで結晶を積み上げれば可能だと説明したのである。もちろん最初の一回で成功させるから、差額は全部利益になる。

 

「……今後も同じことはありえよう。ならば装備を作っていただけるだろうか? 結晶に関しては費用の一部としたい。そうすれば両家の為になるだろう? もちろんエレーヌ嬢との友誼には応えさせていただく」

 

「それこそが私の望みですとも」

 

 ここに来てフラヴィアは全面降伏した。

 

絶対的な強さを持つはずの百獣王の昭信が、迷宮に対して全く油断しておらず、様々な装備を用意できる環境まで整えている。そして『尊敬している大姐』などという言葉を出したのは、フラヴィアが首を縦に振り易いようにという配慮からだろう。そのことを思い知らされると同時に、条件を受け入れれば自分もこの波に乗って目的を果たせる。その事を感じ取って素直になったのである。

 

「いやー話がまとまって良かった良かった。色々と心配してたんだよ~」

 

「色々と謀って(・・・)いただけたようですしね? ありがとうございます」

 

「えへへ。そう言ってもらえると照れるにゃあ。でもアスター君も満足した結末みたいだし、君のためにもなったんだから。終わりよければ全てよしって言うじゃにゃ~い♪」

 

 最終的な勝利者はきっとガレス伯だろう。

 

気が強くて扱い難い女騎士が少し丸くなり、彼女を通して女領主の立場を代弁させる。新型船を可能な限り大きくできるように木材は集められるし、人材と装備が揃えば今後も同じ流れが可能だという寸法だ。それは即ち彼女が所有できる船が拡充されて財産も増えるということ。その財貨の一部で寄り子貴族も富むのだから『言う事はないだろ?』という感じである。

 

「ともあれ、これでアキノブ・タケダ殿の性質は判明した。ついては貴殿を帝国解放会に招きたい。これは表の上級騎士団ではないが、限りなくそれに近いものだ。そうだね、時期はエレーヌ嬢が自力で第二迷宮の三十三層を攻略できた頃……でいかがかな?」

 

「私としては構いません。その頃には四十九層に挑めますからね」

 

「マジで?」

 

「はい」

 

 こうして昭信は帝国解放会のメンバーと顔を合わせることになった。

 

既に四十八層のボトルマーメイドと戦いを繰り広げ、ケルドタイガーシャーク相手にボス戦を繰り返している。第二迷宮の方でも順調に攻略を進めているため、もう直ぐ条件が揃うからである。そして今回の会合でフラヴィアから結晶と金が手に入ることになった。ルミが隻眼になるための条件も揃い易くなったといえるのだから。

 

●リザルト

 

アキノブ・タケダ。狼人族。♂。24歳。英雄54レベル。

 

 活性枠。入替枠。不要枠。

 

英雄54/剣豪49/百獣王48/勇者42/剣術指南役46

 

剣士50/獣戦士51/ソードマスター50/探索44/神官40/薬草採取士40/料理人35

 

村人5/錬金術師1/僧侶1/魔法使い1/戦士30/賞金稼ぎ1/騎士1

 

 更新順(古 → 新)

 

キャラクター再設定、鑑定、必要経験値二十分の一。65

 

獲得経験値二十倍・5thジョブ。詠唱省略。79。余りは結晶促進。

 

ルミ。ドワーフ。♀。17歳。鍛冶師49

 

シモーヌ・ナーシャ。狼人族。♀。23歳。騎士48

 

グレース。人族。♀。22歳。暗殺者47レベル

 

エレーヌ。狼人族。♀。魔法使い44レベル。




 という訳で客人が二人です。
今回はその内の一人との交渉を見て、もう一人が人格判断。
「決闘騒ぎ」なんかした奴が、解放会に相応しいかを見る為ですね。

●アスター・アステリオン・アンアストラ
 いわゆるエステル男爵相当。もちろん解放会での地位はない。
解放会では人格や異種族への扱いも重要なので、札付きのワルかどうかを見極めに来た。ソードマスター高レベルなので、主人公の動きに親近感を得たともいう。外見は撫でつけた黒髪と口髭がチャームポイント。三銃士のアトスあたりをイメージしていただけると分かり易い。

●フラヴィア・アウレリア・アンフラビア
 ガレス伯の寄り子仲間の勲爵士(土地持ちの騎士)。彼女の掌でずっと踊ってる。生真面目で『女で何が悪いか!』という性格で、色々と周囲にあたっていた。ナーシャ家は十日で三百本終わらせたと聞いて、二百本も遥かに遠い環境なので驚いた模様。もちろん「ここで自分も活躍すれば、女領主を侮る者は減るだろう!」という目的のために奮起していた。

●オマケ。名前が連なってるタイプの人の特徴
 個人名・領都・始祖となってるタイプで、要するに始祖の貴族の名前を戴いているというパターン。アスターならばアストラ男爵が作ったアステリオン家の領都アステリオンに住んでいる。フラヴィアはフラヴィオという騎士の末裔で、領都の位置が動いている為に家銘が変っている。

●最終的な取引
・フリーハンドのお願い権

・装備二つを、「武器価格の●倍」 + 「結晶の五倍」で売却する。
 その時に武器の価格は自前で採れるので割引、結晶の代金はフラヴィアが手持ちで持つものを差し引くという特約。
(鋼でも良いが、安価に済むならとダマスカス鋼製になる)

という感じですかね。
基本的には1(結晶)の条件のつもりだったけど、全面降伏して3(フリーハンドで何でもお願い聞く)を選んだ流れです。

●レベル
 あれからちょろちょろっと成長。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。