オッドアイ少女と同棲、そして世界が変わる   作:古明地こいしさん

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やっぱり自分が好きなのはViVid組みなのだろうか


1話 どうしてこうなった

さて、皆さん信じられないだろうが起きた時にはもうおかしかった

クリアマインドはいつの間にか首にかけられている

いつもは外してベッドの近くに置いて寝てるのだが今日に限っては違うのだ

なぜならそもそも今座ってるベッドが俺のじゃないからだ

 

ああ、勝手に人の家に上がったとか泊まったとかそんなんじゃあない

それじゃあなんでかって?

多分、理由は今も俺の隣で横たわって寝ている幼馴染、そしてクラスメイトのアインハルトが知っているのではないのだろうか

 

いや、知っててもらわなければ困る。このままだと女性の家に、部屋に勝手に入った変態不審者の称号をつけられ管理局にお縄になることに

そんな事で管理局は動かないって思うだろうけど、俺、れっきとしたデバイス持ちだから悪さに使ったら捕まるよ

 

今日が休日で助かった。とりあえず部屋を出よう、このまま居続けたら確実にアインハルトにぶん殴られる

俺は知ってるんだぞ、アインハルトはなんか鍛えてる事を、ストライクアーツでもすんのか知らんが俺は痛い目にあいたくない

 

「...あれ?」

 

ドアノブを回すも扉はうんともすんとも言わず、押せども引けども、横にスライドさせようともできない

これは...閉じ込められたのか

 

「ん...」

 

おっと、起きたようだ。俺は...

 

「お、おはよう?」

 

挨拶した。何やってんだバカ!?

 

「なぜレイさんが私の部屋に?一応理由を聞きましょう」

 

「...聞いたあとは?」

 

「通報か殴られるか好きな方を選んでください。何もしてないようなのでそれくらいの慈悲は与えます」

 

うんまぁ普通の女子ならあとは悲鳴をあげるとかだろうけどこの娘の場合は拳だよな

どないせいっちゅうねん

一応事情を説明した

 

「なるほど...ちなみに机の上にあるデバイスらしきものは確認しましたか?」

 

らしき?ちゃ、ちゃんと答えないと殺られるからこたえよう

 

「アインハルトのだろ?触らないって、てかドアノブ以外触ってない」

 

「そうですか、あ、ここ私の部屋じゃないのでそこまで警戒しなくて大丈夫ですよ。むしろ違う方に警戒した方が宜しいかと」

 

「へっ?」

 

思わず変な声が出てしまったが、違う方、アインハルトの部屋じゃないってなるともうこれ一つしかないだろ...拉致られ軟禁状態か

 

「そういえばレイさんデバイス持ってませんでしたか?」

 

「あるぞ、ほら」

 

見せる

 

【おはようございます。アインハルト様】

 

「おはようございます。あなたは何か知らないのですか?」

 

【すみません、私からは現状言えることは何も】

 

「普段コイツは鋼の意思の如くこうだって言ってくるからこの状況で何も言わないって事は今は期待しない方がいいってこと。つっても...何も無いな、この部屋」

 

テーブルとベッド

そしてスポーツドリンクが2つ

 

これで過ごせと?いや怪しいもの、ひとつ調べてないけどさ

 

「起動してみるか、これ」

 

「それしか手立てはないでしょう。幸い今日は休日です。学校が休みで助かりました」

 

逆に行かなければ俺の親が捜索届けとか出してここに行き着くのではと思ったがやめといた。早く帰りたいし

 

ピッと起動音が鳴り、映像が...母さんに父さん?

 

『これを起動したってことは2人とも仲良くやってるのね』

 

俺もだがアインハルトも驚いたように目を見開いている

俺の両親とは面識があったからなおのこと

 

「記録映像だな、これ」

 

『さぁ、我が息子よ。なぜこんな状況か理解できるか?そうかそうか、分かるか...それはお隣さんのアインハルトちゃんが1人暮らしでやっていること、それがずっと気がかりだったのだろう?』

 

「いや確かに気がかりではあったがそれは彼女自身の問題だろ!?」

 

思わず記録映像にツッコミを入れてしまった

 

『安心して、今いる家は母さんと父さんが用意した家だから、実家とは違うけど、荷物は運んでおいたから....あとアインハルトちゃん?色々事情はあるみたいだけれど...もう少し女の子らしい部屋にした方がいいわよ?と、まぁ言いたいことは言ったからあとはクリアに頼んでおいたわ。それじゃ、仲良くね』

 

ガチャリとカギが開いた音

これで扉は開けられるだろう

そしてだ

 

「クリアマインド、説明」

 

【はい、此度はマスターの両親の決定でアインハルト様は我々と共に共同生活することに決まりました。これは役員も認めています】

 

「まぁ俺の親、そういう仕事だからな...」

 

局員ってほんと...俺の親がおかしいだけで暇人なのか?

前人材不足って聞いた気がするんだが

 

「なんか悪いな、アインハルト。俺の親が...前の家に戻るだろ?」

 

「...」

 

やっぱり怒ってるのだろうか

いや普通こんな事好きな男じゃないのにその男の両親が勝手にやって、怒らないはずないよな

 

「ごめん」

 

「え?あ、いえ、その...別に怒ってはいませんよ?ただ...どう反応すれば良いのかわからなくて...」

 

なるほど、それで戸惑ってたわけだ。まぁ結構クラスでもぼっちだったからな

ユミナが言うには結構な美人さんなのにもったいない!とのこと。ああ、ユミナってのはクラスの委員長さんだ。俺も一応管理局勤務目指してはいるから委員長仕事を手伝わせてもらってる

 

「んで、どうする?帰るなら荷物持ってくの手伝うよ。流石に引っ越し用の車なんて俺たち子供が頼めるわけないし」

 

「いえ、ここで構いません。ここなら...レイさんの下なら何をしても...大丈夫なんでしょうか?」

 

「まぁいいんじゃないの?あっ、でも男連れ込むのは流石に俺、肩身狭くなるから交際するならしっかりとな?」

 

「私がそういう女に見えますか?...ああ、いえ。見えるからの発言ですよね...」

 

殴られた。うん、まぁ...今のは俺が悪いな...

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