オッドアイ少女と同棲、そして世界が変わる   作:古明地こいしさん

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即浮気とはこれ如何に


4話 後輩とお昼ご飯

初等科に持っていくプリントを片手に歩いていたがチロっと見覚えのある...というか顔なじみであるヴィヴィオがいた。なぜ初等科の生徒を知ってるかはまぁヴィヴィオがあの高町なのはさんの娘さんだからだ

見た目で分かってるが血は繋がってないだろうけどな、そういうのはここミッドじゃ少なくない

 

「よ、ヴィヴィオ。どうした?コロナも」

 

「あっ、お兄ちゃん!」

 

「レイさん」

 

尋ねたのだが、2人は何をしてるのか応えるのではなく俺に

 

「「助けて!」ください!」

 

「...はぃ?」

 

何かに困ってる様子ではないのに助けて...ふむ、ここは生徒指導室か

となると中の先生と生徒に関係があるのだろう

俺は2人より背は高いから頭の上をチロっと過ぎるように少し開いてる扉から覗く

ん、あのしょぼくれた子...ヴィヴィオが前紹介してくれたリオ・ウェズリーって子か

 

で、先生は...うっわ、ねちっこいあの先生かよ

ん?そういやあの先生、一昨日、アインハルトとの買い物帰りに見かけたな...あそこ普通に酒場だったしいやまぁ飲むなとは言わないが昼間から...一応ユスるネタにはできるな、あとは

 

「ウェズリーはなにやらかしたんだ?」

 

「それが」

 

聞いた結果...ため息が出た

ただよそ見歩きでぶつかっただけ、それだけで生徒指導室ってここ仮にも聖王教会関係の学校だぞ、雇う人間違えるっての

 

「ちょっと待っててくれ。行ってくる」

 

「さすがお兄ちゃん!」

 

あんまり期待しないでください

 

「失礼します」

 

「なんだ!?ここは初等科の生徒指導室だぞ!中等生が入るような場所ではない!帰れ!!」

 

「いや、それが生徒に対する態度ですか?まぁ俺の事は好きに言ってもらって構いませんよ。ただそこに座ってるウェズリーに関してですが...聞けばただよそ見歩きしてただけと、それで先生にぶつかって謝罪したにも関わらず生徒指導室ですか。一昨日、真昼間に酒場から出てきた人がやるにしてはちょっと過ぎてるなとは思いますが」

 

「貴様ァ!教師に向かってなんだその態度は!!中等部の教師は一体どんな教育をしてるんだ!」

 

おまいう...あとこれ、カリム姉にめっちゃ聞かれてるからねぇ

もうそれはそれは...今頃カリム姉、ニッコリしながらこれ傍聴してそう

傍にシャッハ姉もいたらこれはもう説教どころじゃないんだろうねぇ、それこそ肉体言語騒ぎだよ

 

「聞いてるのか!」

 

「聞いてますよ、だから何も言わずに黙ってるんじゃないんですか...それよりもいいんですか?」

 

「何がだ?」

 

「いや、この話、ウェズリーだけじゃなく、彼女を心配して着いてきた2人も恐らく外で聞いてますよ?先生の怒鳴り声うるさいですからねぇ...それじゃ、ウェズリー、外出とけ。あとは大人のお話だからな」

 

「は、はい!」

 

大人しく言う事聞いてくれた。怖くて動けなくなったかと思ってたが中々度胸あるなぁ...アインハルトと暮らしてから俺もこうして肝は据わったかな

 

「外へ出しても初等科の生徒だ。いつでも呼び出せる」

 

うっわ、ねちっこいし悪役っぽい

まぁそろそろにしときますか、あとそろそろ昼飯食いたいし

 

「カリム姉、この人どうする?」

 

「カリム...ねえ?...何を」

 

『うーん、どうしましょうか。シャッハ、デバイスはしまいなさい、穏便によ穏便に』

 

クリアに頼んでモニターを映してもらう

 

「なっ...貴様、何者だ!?」

 

カリム姉を見ると頷いている。あ、言っていいのね、というかこれは言わないといけないよな

 

「レイ...レイ・マクスウェル。マクスウェル家が長男にしてその家系の能力(スキル)継承者だ」

 

「なっ...世界の理を管理する者...」

 

「まぁそんな大層な肩筋持ってるけどほとんど椅子でふんぞり返ってる親なんで俺は仕事するつもりですよ?」

 

『いらぬ発言よ、レイ』

 

「う、うわあああああ」

 

あ、逃げた。俺も外に出て走ってった方を見る。しばらくすると凄い音が鳴り響いた

シャッハ姉だな、さっき素振りしてた音聞こえてたし

 

「んじゃカリム姉、あとはお願いできる?俺はプリント届けないといけないから」

 

『はい、学生は学生の仕事をしてください。青春はあとに来るかもですが学園生活というのはもう一度とはいきませんから。では』

 

通信を切るとプリントも届けないとだから3人に挨拶してその場をあとにしようとしたら

 

「「「待って!」ください!!」」

 

「うぉっ」

 

制服を後ろから引っ張られた。ただ約一名抱き着いてる子がいるんだよなぁ、誰かはわかってるけど

 

「じゃあ一緒に職員室まで届けてくれ。それとこのあとの昼飯一緒で。そこで話せば分かるだろ?」

 

どうせ聞きたいのはカリム姉との関係とかマクスウェル家って?ってのだろう

 

「遅いですよ、レイさん」

 

呆れた顔なのか怒った顔なのかをしているアインハルトと苦笑いしてるユミナが...あぁ、そういやこれから3人で食べようって話してたっけ...

 

「悪い、今日はまだ用事があって二人で食べててくれ。俺は外で食うから」

 

そう言うとアインハルトは「わかりました」と納得してくれた。さすが家族...になっただけある。理解力あるね

 

この場をあとにするが

 

「女ですね...それも3人」

 

「えっ、アインハルトさん?」

 

 

 

 

 

 

「悪い、3人とも待たせたか?」

 

「そんな事ないよお兄ちゃん!」

 

「はい!」

 

「あの、さっきはありがとうございました!」

 

「ヴィヴィオの友達って聞いててな、リオ・ウェズリーだよな?レイだ。よろしく」

 

「あれ?でもさっきはマクスウェルって...マクスウェル先輩って呼んだ方が」

 

あっ、やべっ、これ口止めしないと今度は俺が怒られる

 

「ウェズリー、頼む。その呼び方はやめてくれ。割とマジで、名前か普通に先輩で」

 

「ではレイ先輩で!レイ先輩も私の事名前で呼んでくださいね?」

 

まぁそれが筋か

 

「それで...先輩の家名って一体?」

 

本題、だよな

 

「さて...それは授業で習うところだが...せっかくだし先輩の、それも本人直々に教えてやろう」

 

さぁ、授業を始めてやる(アインハルトが作ってくれたお弁当食べながら)

 

 

 

 

「今レイさんが他の女性と食べてます...」

 

「(なんでわかるんだろ?)戻ってきたら問い詰めないとだね」

 

「はい」

 

と...




戦わないただ仕事願望主義な主人公、なんか凄い肩書き持ちだった
マクスウェルはまぁ、そういうことです
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