オッドアイ少女と同棲、そして世界が変わる   作:古明地こいしさん

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5話 すれ違い

「んじゃ、マクスウェルってのに聞き覚え。ヴィヴィオ以外はないんだな?」

 

頷いてる2人、それを見てヴィヴィオはあははと、まぁ流石に身元が身元なだけあってこっち側なんだよな、ヴィヴィオは

 

「それじゃ世界についてはどのくらい知ってる?ザックリとしたもんでいいぞ」

 

「沢山あって...」

 

「管理してて...」

 

「その橋渡しがここ...ミッドですよね?」

 

頷く

 

「どこを行くにしても1度ミッドと繋がる次元航海をしないといけない。次元転移になると別だが。次元転移はワープだからな、物や世界を貫通してしまう。けど次元船が渡る次元海はミッドを通る理由はマクスウェルの家系が世界を作ったと言われてるからだ」

 

「なんか...神様みたい」

 

ないないと口にしながら手を振ってたが

 

「お兄ちゃんは神様だった!?」

 

「んじゃ、そのお兄ちゃんは女の子に負ける弱い神様だな...昨日も負けたし」

 

「えぇ!?レイさんが負けるような強い人ですか!?」

 

コロナ、ちょっと俺の事どういう感じで見てるんだ

一応言うが俺は戦えないからな、俺は

変わりはいるが

 

「家族には勝てないんだ...家族には...」

 

「親...もしくは姉、妹ですか?」

 

「お、お、お、お、お兄ちゃん!ヴィヴィオ以外の妹なんて聞いたここ事が」

 

「落ち着け、言葉がおかしくなってるぞ」

 

ヒッヒッフーと落ち着かせる。もちろんリオが「それラマーズ法です!?」とツッコミを入れてくれた。やはりこの子、ツッコミもボケもいける質だな!

 

「いや、土曜日から一緒に住むことになった幼なじみがいてな、その幼なじみがなんか普通に握力も腕力も俺以上で飯テロで報いるぐらいしかないかなって」

 

「(レイさんもレイさんで女の子にとって悪質な...って)あれ?幼なじみと一緒に暮らしてるんですか?」

 

「ああ、なんか母さん達に勝手に決められた」

 

「なんか...凄い母親ですね、先輩の母親」

 

母が母なら父も父だ。あ、でも

 

「姉って言ったらカリム姉とシャッハ姉がいるな、シャッハ姉は幼少期からで抜けない癖になってるからいいけど、カリム姉に関してはちょっと親同士の関係で少しな、まぁ従姉ってとこだ」

 

「従兄妹!そういう関係も....でもヴィヴィオは、ヴィヴィオはお兄ちゃんでいて欲しい!」

 

まぁヴィヴィオがそれを望むならいいけどさ...

 

「それよりもお兄ちゃん!その幼なじみとやらを大切な妹に紹介すべきだと思います!これは妹特権(いもうとっけん)です!」

 

めっちゃ可愛いドヤ顔...とりあえず...クリアに写メ撮るように念話で伝えておく

 

「せっかくだし2人も会ってくか?放課後にでも、まぁ中等部は初等科より遅れるんだが」

 

「あー、今日は私家のことしないとなので...」

 

リオは家のことか。んじゃコロナは

 

「私も!春コミで入手した戦利品の整理がしたいからまた今度、お願いします」

 

「お、おう。戦利品?よく分からんが分かった。んじゃヴィヴィオ、放課後校門前で待っててくれ」

 

「はい!」

 

と、勢いよく応えてくれた

 

クラスに戻るとアインハルトの隣りに座り次の教科の本を取り出そうとした時に話とかないとと

 

「アインハルト、放課後いいか?」

 

場が静まる、色んな意味で

あっ、これ言うタイミングも場所も間違えた。なんでこんな静かな時にみんながいる場所で予定の話を異性に聞くのか....これは父さん似かな、母さんよく好きになったな

 

「はい、今日"は"予定ありませんので」

 

それに対して臆することもなく返事をくれる

今日はって、まるでいつもは用事があるみたいなセリフだな

はぁ、今じゃ巷で噂になってる自称覇王、いやその覇王は目の前にいるんだが...その出現時間が思いっきり一昨日と昨日のアインハルトの外出時間とモロかぶりなんだよな

 

こうも一致してると逆に違ってくれと願いたくなる

 

「紹介したい子がいてな、初等科4年の...っと、先生が来たな、また後で説明する」

 

それで放課後、今俺女子トイレにいるの....いやホントに。ユミナとアインハルトと一緒に

性的な意味でいるんじゃなくて俺が逃げられないようにするための作戦だとか

これを考案したのはユミナとのことで、もう女って生き物怖い

 

「あの、待ち合わせが」

 

「「遅れたって言えばいいじゃ(ん)」ないですか」

 

ぐぬぬ、もしやこれはヴィヴィオへの好感度を下げるための時間稼ぎか?どれだけ待たせようともヴィヴィオ多分俺が来るまで校門前で待ち続けるぞ、お兄ちゃん命令はあの子母親の次に絶対だからな

 

母親を守れるなら俺が上になるらしいが

 

「分かった。降参、待たせると悪いから2人とも1回だけ聞ける範囲内で言うこと聞く、これでいいか?」

 

2人見合せて頷いている

 

やっと出れる、一応出る時は周りを警戒してくれたのは助かった

 

「お、いたいた。悪いヴィヴィオ、2人が中々解放してくれなくてな。こっちが委員長付き合いで友人のユミナ・アンクレイヴ、それでこっちが紹介したかった人、アインハルト「....アインハルト・ストラトスです....貴女の名前は?」ありゃ」

 

普通に自分で前に出て自己紹介できるのな

 

「高町ヴィヴィオです!お兄ちゃんの義妹、妹で」

 

すと言いかけたヴィヴィオ、その言葉にいち早く反応したのは...俺ではなくアインハルトだった

そしてそれに反応したのはヴィヴィオ

空を切る音が鳴るがそれよりも前にとっていた危機回避か

それにより

ヴィヴィオはなんとか避けたようだが

 

「お、おい!アインハルト、いきなり何やってるんだ!ヴィヴィオがストライクアーツ習ってなかったら避けられなかったろ、今の!」

 

ヴィヴィオを背に庇うように立つ、後ろからお兄ちゃんが守ってくれるとかなんとか言ってる子がいるが

そろそろエースオブエースにヴィヴィオのこの思考改善どうにかさせるべきだろうか

 

「いえ、彼女が本当に...私の知る彼女ならば、今のを避けられないはずがありません」

 

これに関して文句を言える立場じゃない、アインハルト自身でどうにかしてほしい問題だ、けど...記憶継承か

ベルカはこう、どうして厄介事を過去から持ってくるか本当にわからない

 

「お兄ちゃん」

 

ヴィヴィオの目が決心ついたものになっていた

うん、さすがは不屈の心の持ち主が親なだけある

 

「私は名乗りました。それで..."いかがなさいました"か?クラウス」

 

「っ、オリヴィエ...貴女は...」

 

まずいな、このままだとJS事件のぶり返しが起きる

それもただの戦争じゃなくて戦乱時代の子孫達を巻き込んでの大戦が

 

「よしましょう、"アインハルト"さん。私は別に争いたいわけじゃないんです...ただ、お兄ちゃんが私か貴女、どちらをちゃんと見てくれてるかは分かりきっていますけどね」

 

うん、まぁヴィヴィオは大事だよ?守らなきゃいけないし

 

「ただ、決着をつけましょう。アインハルトさん」

 

「ええ...どちらが」

 

「レイさんにふさわしいか!」「お兄ちゃんにふさわしいか!」

 

お前ら実は仲良いんじゃね?と思う俺だった

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