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人間は醜い生き物である、というのがヴォルフ・グラントの持論だ。
どうしてそういう結論に至ったのかと理由を問われると、別段大した理由があるわけではない。
ただ、人間の本質は『醜い』モノなのだと、漠然とそう思ったのだ。
本当に大した理由はない。
ペガサス・J・クロフォードやフィーネ・アリューシアのように、目の前で大切な人が死ぬ、といった悲劇的な出来事が原因で精神に傷を負ったわけではない。
マリク・イシュタールやセレスのように、抗えない運命に絶望し、人間を恨むようになったわけでもない。
ドラマや映画や芝居のように、観客の涙を誘う事件があれば良いのだろうが、自分の人生のページにはそんなものは存在しない。
故に、ヴォルフは時々、自分の考えが馬鹿な男の勝手な妄想に思えてくる。
だから、そんな時は――
「……ぐっ……あ」
――こうして、自分の思想と理想を再確認することにしている。
例えば。
ヴォルフはゲームに敗北した、この哀れで惨めな傭兵を足で踏みつけていると、中々愉快な気分になる。
「やめろ……マイルズを離せ」
踏みつけられている友を案じ、声を上げた男。この男もまた傭兵なわけだが、小癪にもヴォルフが不在の間にペガサスを奪還しようとし、ヴォルフの残りの部下の殆どを行動不能に陥れた凄腕だ。
「がっ!?」
そんな凄腕の男を地面に這いつくばらせて、自慢の腕にナイフなど投げてやると、また気分が良くなってくるわけだ。
「くそが……」
そんなヴォルフを見上げながら言葉を吐き捨てたのは、セレスから『神炎皇ウリア』のカードを奪った男だ。
「ルース……だったか? 俺のどこがクソなのか、言ってみな?」
「……全部じゃねぇのか? グールズの御山の大将さん?」
特別な力を持ったルースの眼がヴォルフを睨み付ける。マイルズを踏みつけていた足を外し、ヴォルフはルースに歩み寄った。
「ゲームに負けた負け犬が、なぁにを偉そうに……」
歩み寄り、また踏みつけた。
弱者を踏みつけるのは、勝者の特権だ。
「ぐっ……」
ルースは反撃できない。反撃できるほど、体力が残っていない。『闇決闘盤』によるダメージは、そんなに軽いものではないのだ。
ヴォルフはデッキから『神炎皇ウリア』のカードを引き抜き、ひらひらと振って見せた。
「ざまぁねぇよなぁ? 言えることなんてないよな? てめぇら全員、負けたんだからなぁ!」
ヴォルフの蹴りが腹に食い込み、ルースの身体が床を転がった。
「うっ……」
嗚呼、楽しい。
「あぁ……楽しいなぁ」
ゲームをするのは楽しいから、楽しむ為にゲームはある。勝ち負けは関係ないと言う人間がよくいるが、ヴォルフは疑問を抱かずにはいられない。
負けて何が楽しいのか?
負ければ敗者。敗者は弱者。弱者は淘汰されるのが、この世の常だ。
だから本当は、勝つことが嫌いな人間など1人もいない。
負けてもいい。
負けても楽しい。
そんな言葉を並べ立てるのは決まって弱者で、自分が負けた時の予防線を張っているのだ。
ヴォルフがそんなことを言えば人々は声高に反論するだろう。
それは強い人間の理屈だ。
ゲームなんだから、楽しんでやればいいじゃないか。
確かに命が懸かった殺し合いならともかく、たかがゲームで、そこまで意地を張る必要はないのかもしれない。
だが、ヴォルフは逆に考える。
どんなに単純なゲームでも、どんなに下らないゲームでも、人間は勝てば『楽しい』
と、いうことは。
人間の喜びの本質は『勝つこと』にあるのではないか、と。
そもそも生き物は、他者を蹴落とし、他者を喰らわなければ、生きることができない。
助け合い、手を取り合って生きようと、人間は誰もが言う。だが、そんなことを言う人間は皆、誰かを下に見ることを本心では望んでいる。敗者であることは望まない。勝者でありたいと、誰もが願う。
「だから人間は……汚くて醜い生き物なんだよなぁ……」
大した理由はない。証明もない。
強いて言うなら、今、自分自身が。
ヴォルフ・グラントという人間が、敗者を虐げ、見下し、踏みにじることに愉悦を感じている。
それが証明かもしれない。
「だから……ムカつくんだよなぁ……」
まだ自分の論理のまともな証明も出来ていないのに、それを真っ向から否定する行動をされると、本当にイライラする。
「お前らにとっては最高の結果かもしれないが……俺にとっては最低を通り越した想像の範囲外の結果だぜ、それは」
ヴォルフがいるホールの入り口。そこでお互いに寄り添うようにして支えあう一組の男女。
唖然とした様子でこちらを見る彼ら――ラルフ・アトラスとフィーネ・アリューシアに向かって、ヴォルフは口を開いた。
「あぁ……一応言っとくぜ」
もう誰も、自分には勝てないだろうが、雰囲気は大事だ。
「ようこそ。最終決戦でもしてみるか?」
◇◆◇◆
ラルフは目を疑った。肩を貸しているフィーネも同じ気持ちのようだ。触れあっている体を通じて、震えが伝わってくる。
「なんだ……これは……」
「ひどい……」
痛む体に鞭を打ち、フィーネに案内を受けながら、なんとか辿り着いた地下3階の大ホール。
開けた空間のそこは、異様な雰囲気に包まれていた。そして場の状況もまた、異様なものだった。僅かだが、硝煙の匂いも鼻につく。
「まさかなぁ……2人揃って生還するとは、びっくりだ。ずいぶんとロマンチックな展開じゃねぇか。なぁ、ラルフ・アトラス?」
「……ヴォルフ・グラント。貴様……」
ラルフが名を呼んでも、銀髪の男は微動だにしなかった。1人、2人、3人……優に10人は越える人間がホールの中で倒れており、その中心にヴォルフはいた。
「だぁから、そんなにコワイ顔するんじゃねぇよ。心配しなくても、お前のお友達もまとめてかわいがってやったんだぜ?」
「ッ……!? ルース!」
倒れている人間の中に友の姿を見つけ、ラルフは叫んだ。声を聞き、ルースは辛うじて頭を上げる。
「……やるじゃん、ラルフ。ちゃんと助けられたんだな……それでこそ男だぜ」
「ルース!」
「はい、トークタイムはここまでだ」
ぐっと、ヴォルフはなんの躊躇いもなくルースの頭を踏みつけた。
「貴様ぁ!」
「そんなに吠えんなよ。きゃんきゃん吠えるのは弱い犬だけで充分だ」
腕を組み、同意を求めるようにヴォルフは首を傾げる。
「お前はここまで勝ち残ってる。今倒れてるザコ共よりは骨があんだろ?」
「……ふざけるな。ならば自分で試してみるか?」
フィーネから体を離し、ラルフは決闘盤を構えた。だが、ヴォルフはすぐにリアクションを取らず、決闘盤を構えようとしない。薄い笑みを顔に張り付け、ラルフを見詰めている。
「焦んなよ。まずは俺の話を聞く気はねぇか?」
「貴様と話すことなど何もない!」
「つれねぇなぁ……これでも俺は、お前のことを随分尊敬してるんだぜ?」
この状況に不似合いな単語を聞き、ラルフは表情をより一層険しくした。
「尊敬……だと?」
「あぁ、そうだ」
ぺろり、とヴォルフは唇を舐めた。その様は、狡猾な蛇を連想させる。
「デュエルモンスターズのゲームバランスを崩す一因だった高攻撃力モンスターの有利。それを『生け贄召喚』の採用で変えたのがお前だ。それだけじゃないぜ。お前の功績はまだまだ大量にある」
腕を広げ、楽しげにヴォルフは声を響かせる。人を惑わす特有の響きに嫌悪を感じ、ラルフの隣でフィーネは思わず手を握った。
「チェーンの概念の採用。カードの識別アイコンの採用。直接攻撃の採用。挙げ出したらキリがない……要するに、お前のデュエルモンスターズに対する貢献度は、お前が思っているより遥かにデカイってことだ」
どこからそこまでの情報を入手したのか検討もつかないが、ヴォルフの口から賛美を聞いても何も感じ入ることはない。むしろ不快なだけだ。紡がれた言葉を、ラルフは一言で切って捨てた。
「何が言いたい?」
ラルフの返答に気を悪くした様子も見せず、ヴォルフは更に続けた。
「お前、俺の仲間になる気はないか?」
聞き間違いかと思えるほどの突飛な提案に、ラルフは言葉を詰まらせた。
「……なにを馬鹿なことを」
「馬鹿なことじゃねぇよ。俺の理想とお前がやってきた仕事は、むしろ合致している」
「貴様の理想?」
「あぁ、そうだ。お前はデュエルモンスターズというゲームの現状に満足していないんだろ? 俺も同じなんだよ」
自然な動作で、ヴォルフはデッキからカードを引き抜いた。
「そもそもこのゲームはおかしい。どこが? 全てが、だ。本来、ゲームは対等な条件で向き合い、対決する為のツールだ」
男にしては細い指の上で、くるくるとカードが回る。
「チェス、将棋、リバーシ。プレイヤーが使う駒は変わらない。ポーカー、ブラックジャック。配られるカードに確率は絡んでも、山札は1つだ。けど、デュエルモンスターズは違うだろ?」
40枚のカードを選び、デッキとし、その中からカードを引き、決闘者は闘う。
40枚という限られた、その可能性の中で闘わなければならない。
言っていることに間違いはないのだろう。だが、ラルフもただ聞いているつもりはない。
「だからデュエルモンスターズはゲームとして欠陥品だと。そう言いたいのか、お前は?」
「その通りだ。このゲームは欠陥品。だから俺と一緒に作り変えてみようぜ。デュエルモンスターズを『平等』なゲームにな」
その誘いは確かに甘美な響きを持っていた。フィーネのような人間にとっては、尚更魅力的に聞こえるだろう。
だが。
鼻を鳴らし、ヴォルフを睨み返す。
「ガキのような極論だな」
また、一言で切って捨てた。
ラルフの言葉に、今度こそヴォルフは黙る。黙ったヴォルフに、畳み掛ける。
「お前の理想はお前の理屈だ。今、デュエルモンスターズは、多くの人々に支持され、受け入れられている。お前1人の勝手な理想でルールを変えるわけがない。ゲームを変えるわけがない」
そんな暴論を、デュエルモンスターズの作り手として認められるわけがない。
なによりも
「デュエルモンスターズを犯罪に利用するような奴に、そんなことを言う資格はない」
ラルフはヴォルフを見詰めた。隣のフィーネも、黙ってヴォルフを見詰める。
言葉の応酬がなくなると、場が嘘のように静まり返った。沈黙が満ちる。
ヴォルフは顔に手を当てていた。表情は隠れていて伺えない。だが、腕と体は感情を押し殺したように、小刻みに震えている。
押し殺したソレは、すぐに――
「クックク……ヒャハハハハハハハハハ!」
――ハジけた。
「正論、正論、正論だよなぁ! そうだな、言い返すこともできねぇよ! でもさぁ……」
再びカードを、掲げるようにして銀髪の男は持つ。
「受け入れられている? 本当に? 本当にそうなのか?」
狂ったように。いや、実際狂っているのかもしれない。ヴォルフは叫ぶ。
「確かにデュエルモンスターズには力があるぜ。今や世界中で、1つのゲームとしては、あり得ないほどの地位を得ている……」
カードゲームとして大ヒットを記録し、与える影響は社会的なものとなった。今や、決闘の強さが社会での強さになりつつある。そこまでの『力』を、デュエルモンスターズというカードゲームは持っている。
「だが……それは本当に『お前らが作ったゲーム』なのか?」
「何を……何を言っている?」
「おかしいと思わないか? 変だと疑わないのか? たかが紙切れ。カードなんて紙切れだろ。それがどうして、ここまでの力を持つに至ったのか?」
答えを教えてやる、とヴォルフは言う。叫びは大きく、目は血走っていても、紡ぐ言葉には真実味があった。
「デュエルモンスターズは遥か三千年前。『古代エジプト』の時代から存在しているからだ」
身体を、揺さぶられた気がした。
確かにペガサスは、エジプトの壁画からカードの着想を得たと言っていた。
「古代エジプト。そこで行われていた、魔術的な儀式。精霊同士の闘い。『ディアハ』 それがデュエルモンスターズの原点だ」
「そんな……バカな」
「認めろよ。お前もバトルシティを通じて、俺達との戦いを通じて、デュエルモンスターズがただの楽しいゲームではないこと位、薄々感づいてるんだろぉ?」
否定できない。
ラルフには否定できない。
フィーネから話を聞き。
ルースには『精霊』という存在を見せられ。
今、ヴォルフに告げられた事実を、ラルフは否定することはできない。
「だからデュエルモンスターズはここまで発展した。見えない力の保護も受けて、な」
「……それでも、俺達が作ったデュエルモンスターズは楽しむ為のゲームだ!」
「だぁから、何度も言わせんなよ。お前らが作ったから発展したんじゃねぇ。元々そういう『力』を持ったゲームだったんだ。そもそも、楽しむなんて論外なんだぜ? 『ディアハ』は本来――」
「――殺し合いなんだからな」
今までで最も小さな声で放たれた言葉は、最も大きくラルフの胸を打った。
「そんな……そんなことは」
「だ、か、ら、だ。『三幻神』なんて旧時代の遺物は排他すべきだ。一部の馬鹿みたいな力を持ったカードは排除すべきだ。このゲームは1度、過去との繋がりを断つべきなんだよ」
ヴォルフの声が、言葉が、段々と正しいものに思えてくる。むしろ、今まで信自分達が信じていたカードは、なんだったのか。
自分達が作った、と。誇りを持っていたものは。
全て偽物だったのか?
「カードを全て白紙に戻し、デュエルモンスターズというゲームをリセットする。『三幻魔』の力があれば、容易いことだ」
ラルフに向かって、手が差し伸べられた。
「その上で俺が、平等に競いあえるゲームにしてやるよ。そこにお前も加われば、より良いゲームが完成するんじゃないか?」
今のデュエルモンスターズを捨てて、作り直す。
確かに。
魅力的で。
理想的で。
希望があって。
心牽かれる提案だ。
だが、間違っている。
それでも
「ちがう!」
「下らん!」
2人の否定が、重なった。ラルフとフィーネの叫びが、重なった。
「……フィーネ」
「分かってます。でも、私にも言わせて」
フィーネが前に、進み出る。
「……ヴォルフ様。私にとって、あなたの言うゲームは理想的なモノに聞こえた。でも、この人と決闘して分かりました」
振り向かなくても、ラルフがそこにいるから、フィーネはヴォルフを真正面から見据えて、こう言える。
「ヴォルフ。あなたは、他人を見下す為にゲームをしている。あなたは、ゲームを楽しむことができない、かわいそうな人です」
「……あぁ?」
言葉を引き継ぐ為に、ラルフもフィーネの隣に並んだ。
「貴様の言うことが事実か、俺は知らん。事実かもしれないと思う自分がいることは否定できん。だが、それがどうした!」
まるで、さっきのヴォルフのように。デッキからカードを引き抜き、高く掲げる。
「俺が信じるカードはここにある。この時代にある。俺達のゲームは『ディアハ』などという名前ではない!」
過去との繋がりがあったとしても。この時代の人々はこのゲームのことを『ディアハ』とは呼ばない。
別の名前で、この時代に息づいている。
「デュエルだ!」
それが、ラルフとフィーネの答えだった。
ヴォルフは、差し伸べた手を下げる。
「そう……そうかよ……」
結局、交わることはない。ヴォルフの理想と、ラルフ達の理想は、交わらない平行線だ。
「なら……しょうがねぇなぁあ!」
カチッ、と何かを押す音がして。
「なっ……」
「きゃっ……」
ふわり、と身体が浮き上がるように感じた。
いや違う。ラルフ達が浮き上がっているのではなく、『立っている』場所が上へ上昇しているのだ。
「これは……」
「ラルフさん、上を!」
天井が割れる。空を見上げれば、漆黒の中に瞬く星が見えた。ようやく状況が理解できた。ホールがまるごと、地上へと浮上したらしい。
さしずめ、夜の闇に浮かぶ、デュエルリングと言ったところか。
「ずいぶんと大げさな仕掛けだな」
「これくらいしないと、盛り上がらねぇだろうが」
見えない『ナニカ』がヴォルフの周囲の人々を、まとめて吹き飛ばす。まるでヴォルフの苛立ちを、代弁しているようだった。
「さて、と。舞台は整ったが、場を盛り上げるにはまだ足りねぇな」
再び、ボタンを押す音がして。今度は何を、とラルフは身構えた。
だが、今度は何かが作動する様子もなく。
「あ……いやぁああああぁああぁ!?」
フィーネが、絶叫と共に膝から崩れ落ちた。
「ッ……!? フィーネ! しっかりしろ! フィーネ!」
「っぐぁ……ぁあ……ああア」
腕を差し込み、華奢な身体を支える。ただでさえ悪かった顔色は蒼白に染まり、目の焦点もまるで定まっていなかった。
「フッヒャハハ! いい感じにキいてるじゃねぇか!」
「貴様、フィーネになにをした!」
「あぁ? 裏切ったペナルティに決まってんだろ。そこの女はもう用済みだ」
心底楽しそうに、ヴォルフは言う。
「フィーネが着ている『スーツ』の『魔力』吸収を全開にしてやったのさ。お前に分かりやすく言ってやるとまぁ……廃人になるまであと20分ってとこだろうなぁ」
喘ぎ声が止み、ラルフの腕の中でフィーネは意識を失った。呼吸は荒く、身体は熱い。
「どこまで……どこまでお前は……」
「外道なんだ? ゲスなんだ? クズなんだ? どれでも構わねぇが、やる気が出てきたようで何よりだぜ」
ヴォルフが持つコントローラーと決闘盤が、ケーブルで接続された。
「さぁて、こいつのスイッチと俺のライフポイントを直結した。俺を倒さねぇと、お前はフィーネを助けることができないってわけだ!」
「言われるまでもない……」
目を見開き、決闘盤を展開し、これまでのどの決闘よりも闘志を全開にして、ラルフはヴォルフと向き合った。
躊躇いも迷いもない。ただ目の前の敵を
「必ず倒す!」
ヴォルフも手を叩き、体を曲げ、全身で笑う。
「いいぜいいぜ! 言葉で言っても分からねぇ。語り合っても理解できねぇ相手とは、こうするしかねぇよなぁ!」
やはり間違っていなかった。ヴォルフは自分の正しさを理解した。
「みろ! やっぱりこのゲームは……『決闘』だ!」
決闘とは。
そこに解決できない争論がある時。
そこに解決できない恨みがある時。
取り決めの中で闘い、勝負を決することである。
「「決闘!」」
最後の闘いの幕が開く。