エロ星人、ダンジョンのある地球で繁殖する   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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ゴブリン退治 2

 〜ミキSide〜

 

 光学迷彩が強すぎる。

 

 光学迷彩を起動していれば、ゴブリン達に見つからずに攻撃できるので、僕達は近づいて近接武器で攻撃することができた。

 

 僕の場合は斧を使ってゴブリンの首を切断するが、他所から見たらゴブリンの首がいきなり吹き飛ぶから怖いだろうな。

 

 スミレはバトルスーツでゴブリンの頭を握りつぶし、マユミは三國さんみたいにナイフでゴブリンの急所を攻撃して倒し続けている。

 

 最初の恐怖感もゴブリンからは認識されないのと、やみくもに攻撃してきても、バリア機能が効く事があり、透明な壁が僕達を守ってくれるので薄くなっている。

 

 というか流石宇宙人由来の技術……サポート性能が強すぎて怪我するビジョンも見えない。

 

 私達はあっという間に50体近くのゴブリンを葬り、1体1体、ゴブリンの胸を掻っ捌いて魔石を回収していく。

 

 角に関しては三國さんが後から頭の残っているゴブリンから回収をしている。

 

 現状僕達が倒したゴブリンの数から逆算して収入は約2万5000円……これを4等分しないといけないので1人6000円強……。

 

 うん、収入だけ考えるんだったらゴブリン倒すよりもスライム狩りの方が断然儲かる。

 

 ただ戦闘経験を蓄積するにはゴブリンを倒すのが手っ取り早いかもしれない。

 

 そんな事を考えていると、箱の様な物を見つけた。

 

「皆! 宝箱見つけた!」

 

 僕がそう言うと、皆も集まってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 宝箱……ダンジョンに稀に現れる魔法の箱で、中には宝物や魔道具、エンチャントされた武器等色々な物が入っていたり、時にはミミックとしてモンスターが化けていることがある。

 

 ミミックが出てくる階層は更に下からなので今の僕達が心配する必要は無いけれど……。

 

「開けてみるよ」

 

『いや、ここは私が開けるよ……万が一トラップの可能性も十分にあり得るし』

 

 そういうのはスミレだった。

 

 確かにバトルスーツを着ているスミレの方が万が一の事は起こらないだろう。

 

「じゃあスミレ頼むね」

 

『任された』

 

 三國さんも興味深そうに見ている。

 

 スミレが宝物を開けると、中にはキラキラ光る玉が入れられていた。

 

『なんだろうこれ……三國さんスキャンしてくれませんか?』

 

「どれどれ」

 

 三國さんがスキャナーでキラキラしている物質を調べてみたところ、魔石と似ている反応がすると言われた。

 

「これ魔石に似ているけど魔石では無いってこと?」

 

「その様だな。ふむ……何かに使えるかもしれないから持ち帰って研究させてもらうが良いか?」

 

『私は別に……』

 

「僕も大丈夫」

 

「私も」

 

 私達3人共によくわからない玉は要らないので三國さんに譲るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それから昼食を挟んで6時間ほどダンジョンの2階層に潜っていたが、光学迷彩で姿を消して、ゴブリンを倒すのを繰り返して帰路に着こうとした時に、他の冒険者達からやっかみを言われる場面があった。

 

 僕達の装備は明らかにゴブリン相手にはオーバースペック過ぎるし、スミレに至ってはほぼロボット。

 

 何処かの企業をスポンサーに持っている冒険者だと思われて

 

「あんな装備でゴブリン討伐とか……」

 

「もっと下の階層でやれよ……」

 

 そう言われてしまった。

 

 まぁ言われても仕方がない。

 

 ダンジョンから出る時には武器類を収納し、スミレもバトルスーツから降りる。

 

 結局、1日で18万しか稼ぐことはできず、スライム狩りをした方が金は貯まるねという話になった。

 

 三國さん的には今回の結果に満足していたらしく、終始御満悦。

 

 また、三國さんから数こなして戦闘経験を積んでいこうと言われたので、当面の間はこのゴブリンが出る階層でのダンジョンアタックがメインになりそうである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〜三國Side〜

 

 今日1日の結果で彼女達のゴブリンへの忌避感もだいぶ薄まっただろう。

 

 それだけで正直十分である。

 

 ただ今日の戦利品であるゴブリンの死体についての研究もしていこうと思う。

 

 解析機にゴブリンの死体を通して見て成分を分析してみたところ、人間との類似点が多く見つかった。

 

 声帯の違いや身長の差異等、違いは色々あるが、ゴブリンは人間を孕ませる事が出来る。

 

 異種族間でも子をなせるという性質はなかなか見られない。

 

 異種族間で性行為して産まれてくる個体もゴブリンであるという種の強さ……それはなかなか興味深く感じられる。

 

 そしてダンジョンに居るゴブリンは漏れなく全員オスであり、ダンジョン外で猿との繁殖実験を行い、メスのゴブリンを誕生させることが出来たというネット記事を見つけたが、メスのゴブリンは知能が高く従順であったとも書かれていた。

 

「面白そうだ」

 

 俺は好奇心からゴブリンの遺伝情報を収集し、ミキ達から採取した人間の遺伝子情報を組み合わせ、更に染色体の数を調整することで、ゴブリンのメスの遺伝子情報を作り上げた。

 

 そこから更に骨格の情報や肉体の情報を組み替えていき、改造ゴブリンの遺伝子を作製。

 

 試しにゴブリンの死体を材料に改造ゴブリンのメスを作ってみたが、残念ながら意識が宿る事が無かった。

 

「んん? やっぱりモンスターは人とは違うのか?」

 

 俺はゴブリン達から抜き取った魔石を材料に加えて再度生成してみると、今度のゴブリンは意識を宿すことに成功した。

 

「あ~あうあう」

 

「今度は知識が未成熟か……うーんと確か……」

 

 俺はファビアン星人の植民星で使われている奉仕種族……奴隷の様に働いているファビアン星人の更に奴隷となっている種族に記憶を転写する装置を積んでいた事を思い出し、その機械からデータを引っ張り出してきて、更にミキ、スミレ、マユミ達の知識データを混ぜてぶち込んだ。

 

 知識転写装置に入れて俺はその日は眠りに就くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌朝、3人がダンジョンに行くと言うので見送り、俺は昨日から実験しているゴブリンの実験を続ける。

 

 知識の転写も終わり、起動させてみる。

 

「起動中……起動中……こんにちはご主人様!」

 

 お、ちゃんと起動した。

 

 俺の趣味全開の体でゴブリンの特徴は額の角と緑色の肌だけで、あとは全て改造済み。

 

 小悪魔風の顔の少女の顔、身長はゴブリンと同じく120センチくらい、胸巨乳、尻の肉付き良し。

 

 人間並みの知能に声帯もゴブリンのから人間のに改造し、ゴブリンの原型はほぼ無くなっていた。

 

「よしよし、出来たぞ……名前はどうしようか……メイドゴブリンAで良いか」

 

「はい! メイドゴブリンAです!」

 

 とりあえず服を着せるか。

 

 俺はピチピチ黒スーツを着せると、データを弄ってメイド服を着せる。

 

 黒を基調とした秋葉原とかに居そうなコスプレメイド服であるが、それが身長120センチのロリが着ると更に犯罪臭がやばくなる。

 

「見てるだけでムラムラしてきた……A、早速性処理任務を与えるから、俺を気持ちよくしろ」

 

「はーい!」

 

 俺達はそのままプレイルームに移動するのだった。

 

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