エロ星人、ダンジョンのある地球で繁殖する 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
ダンジョンから拠点に戻った俺達は緊急集会を開いた。
議題は龍神ダンジョンで、いかに配信活動に繋げていくかである。
「2週間後にはダンジョン配信の規制が緩和されて、多くの人達がダンジョン配信が出来るようになる……けれども、龍神ダンジョンで配信をやるのは正直危険な気がするが……他の3人はどう思う?」
まずはミキが手を挙げる。
「飛び道具が無いと危ないけど、ダンジョン内での銃の使用って本当は許可もらっている人以外駄目だよね」
そう、銃の使用は許可制であり、本来は駄目なのである。
なのでダンジョン配信をする場合、近接武器で戦う必要があるのである。
ゴブリンならまだしも、いきなりオーク相手は正直厳しいが、オークを相手できる冒険者であるというのを売り文句に配信をすれば再生数を伸ばすことはできそうである。
「そもそもダンジョンで配信する場合、ダンジョンで撮影した映像の電波をダンジョン外部に飛ばす、特殊な機材が必要じゃなかったっけ? 今のダンジョン配信者は冒険者協会から貸し出しされているけど、民間でやる場合、ダンジョン動画は出せても、配信は難しいって話じゃなかったっけ?」
スミレが俺に質問する。
それは問題ない。
配信機材としてヘッドカメラや動画のコメントを見ることができるサングラス、Vの皮を動くためのヘッドバンド等の中に電波を飛ばす装置を埋め込んでいた。
なので外部への配信も出来るようになっている。
「機材関係は何も心配するな」
俺が胸を張ってそう言うと、おおと歓声が上がった。
「ところでなんで三國さんは冒険者として権威が欲しいの?」
マユミにそう言われてしまった。
まぁ言ってしまえば日本で好き放題するのに都合が良いからである。
権力があればあくどい事をやっても揉み消せるし……あと元の世界とは違うが、それでも祖国であるので日本が発展して欲しい気持ちもある。
なので日本を少しでも良くするために冒険者のランクを上げて権威を手に入れられたらなぁと思っている。
「まぁなんだ……冒険者として権威があれば可愛い子に教えるって言って人を引き寄せられるかな〜って思って」
「「「うわぁ……」」」
「配信者やるのも人気になれば同類を引き込めるからだし……可愛い子は皆肉体改造して肉便器にしてやる……グヘヘ」
「僕達の配信するやる気がゴリゴリ削られていくんだけど……」
「でもお前達にもメリットがあるぞ。承認欲求は満たせるし、配信者としてチヤホヤされる。俺の奴隷で終わりたくないんだろ?」
「それはそう」
「じゃあ頑張らないと」
というわけで俺は目標を設けた。
「目標が無いとやる気が起きないよね。というわけで目標をドン」
【動画登録者1万人】
「これを最初の半年間の目標にしてもらいます」
「これ超えなかったらどうなるの?」
「妊娠してもらいます」
「「「!?」」」
「だって俺の最終目的は俺の同類でこの世界を侵略することだから、俺が性奴隷って言っていた意味はそう言うことだよ」
つまりパコパコ子供を産んで欲しいということである。
ゴブリン等のモンスターは子供が産まれてもその種族の方が強かったが、人間は別。
なので改造人間の3人には子供を沢山産んで欲しいと思っていた。
「いやいやいや、流石に子供を作るのはちょっと……」
「まぁそう言うだろうと思ってな。目標が達成できれば孕ませないから。でも目標が達成できなかったら……出産してもらうから」
そう言うと3人は真剣に話し合いを始めた。
そんなに出産は嫌か。
……まぁ宇宙人の子供は産みたくないのが普通か。
正直性行為沢山しているし、快適な部屋を与えているから、もう少し好感度高いと思っていたんだが……。
真剣に配信について考える3人を見ながら、俺は少し悲しくなるのだった。
「さてと」
大量に手に入ったゴブリンとオークの肉。
このまま使うのでも良いけどもっと使い道が無いか調べてみることにした。
すると食肉として使えるのでは無いかというアイディアが降ってきた。
勿論ゴブリンやオークの肉をそのまま食べるのではなく、ゴブリンやオークの繁殖力と生命力を牛や豚と混ぜることで改造し、繁殖能力の高い生物が作れないかというものだ。
早速実験してみることにする。
買ってきた牛肉から牛の遺伝子を採取し、牛の肉を培養。
牛を構成する成分とオークやゴブリンの細胞を取り込ませて蘇生すると……緑色の牛が誕生した。
問題はここから。
この牛を屠殺して得られた肉を焼いて食べてみる。
「牛肉だけど……少し筋っぽくなったか? 肉質が硬くなった様に感じるな」
今度は雑にするのではなく、ゲノム解析をした上で遺伝子上で味を整えて生成してみる。
すると先程よりもふっくらと肉の付いた牛が生成された。
この牛を屠殺して食べてみると、先程の肉よりも味が断然良くなった。
遺伝子操作によってオークの成長速度、ゴブリンの繁殖能力を引き継ぎ、肉質も和牛の物と家畜として完璧な生物が誕生する。
「作っておいてなんだが……こいつの餌とか飼育スペースどうしよう」
俺は作った緑牛を屠殺して肉に戻し、遺伝子情報を保存。
将来的に増やせたら良いなと思いつつ、活用方法を模索するのだった。
で、やっぱり作りたくなったので、オークの遺伝子をいじくりまくってメイドゴブリンならぬアマゾネスオークを作ってみた。
コンセプトは筋肉マッチョな女性かつ剛毛。
何処がとは言わないが、ジャングルだと洗うのは大変かもしれないが、セックスする時に興奮するので属性を付け加えてみた。
すると、生成されたオークは肌が赤褐色かつ、髪の毛も赤く、それでいて巨乳で顔もスポーツやっている勇ましくも綺麗な女性の顔立ちに調整されていた。
「貴様がマスターか!」
第一声がこれであり、騎士の女性をイメージした。
「マスターの三國だ。覚えておけ」
「おう、覚えたぜ三國! で、俺は何をすれば良い?」
「そうだな……とりあえずここで生活をしてから決めようか。寝る場所を作っている間に知能テストを受けてくれ」
「おう!」
知識転写はしているし、頭が良くなるように調整をしているがどうなるか……というか赤の成分は何処から来たんだ?
オークを女にすると緑ではなく赤になるのか?
「うーん、要検証だな」
オークでは無くオーガと言ったほうが良いかもしれない。
オークの鬼の部分だけが抽出されて豚っぽい部分も消えているのでアマゾネスオーガと言うのが適切か?
「なぁ、オークとオーガどっちで呼ばれたい?」
「オークとオーガか? オーガの方がかっこよさそうだからオーガで呼ばれたい!」
「そうか……じゃあお前はアマゾネスオーガのアマだ。覚えたかアマ」
「おう、覚えたぜ!」
テスト結果を見させてもらうと、知能指数は95程度。
普通の人間と同じ生活や道具の扱いは問題なさそうである。
「とりあえず……セックスするか! 個体数増やさねぇと行けねぇし」
「おう! 性行為か! かかってこい!」
そう言っていたが、アマゾネスオーガのアマは3発ぶち込んだらノックアウトし、潮を吹きながら気絶してしまうのであった。
要望通り、股と脇は赤毛のジャングルになっていた。