エロ星人、ダンジョンのある地球で繁殖する 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
1週間かけて龍神ダンジョンの間引き作業を行ったが、1階層と2階層は正常な状態に戻ったが、3階層から下はオークの繁殖能力が凄くて、まだ間引き終わらない。
ただそれだけ戦っていると経験も積めるため……
「よいしょー!」
ミキは盾と斧片手にオークの体を切断。
スミレも刃の部分が高温になっている斧を両手に持ってオークを切断、マユミはホバーシューズで高速に動き回りながらオークの急所にナイフを突き刺して、殺していく。
1体倒すのに30秒もかからなくなっていた。
「だいぶ慣れてきたか?」
俺の問いかけに3人は
「うん、バトルシミュレーションで特訓した甲斐があったよ」
「それにこの量を倒せばそりゃ技量が身につくよね」
「そうそう」
と慣れてきたと答えた。
「ところで本当にアマを冒険者にするの?」
ミキが俺に質問してくる。
正味俺の性欲のままに作られたアマゾネスオーガのアマであるが、オーク由来の怪力に改造して人間並みの知能があるので、このまま性奴隷にしておくのは勿体ないと考えていた。
なので俺は彼女を冒険者として活用することに決めたのである。
「龍神ダンジョンの間引き作業やっていたら俺達下の階層に進むことができねぇぞ」
「それは確かに」
スミレが同調する。
アマゾネスオーガの数を増やして2階層や3階層のモンスターを間引きしてもらい、正常な生態系に戻す。
これができないと俺達が先の階層に進めないのである。
「ちなみにだけどお金を稼いだらどうするつもり?」
「まぁ手っ取り早いのは人員の補充とか建材の購入……色々使い道はあるから稼げるだけ稼ぎたい」
言っちゃ悪いが、借金で苦労している女性を引き寄せてお仲間に改造するっていうのも考えていたりする。
あとは龍神ダンジョンの経営権を租借するのに結構な金額が必要というのもある。
金はあればあるだけ良い。
「ダンジョン配信の規制緩和と同時に配信活動を始めるから準備をよろしくな」
「「「はーい」」」
前に巨大スライムを倒した際に出たスライムの巨大な核。
使い道を考えたが、結局思いつかなかったので売ろうかとも考えたが、ミキが核を食べてみたいと言い出した。
「た、食べたいのか? これを?」
「うん! 僕にはそれが美味しそうに見えるんだよね……」
そう言うので食べさせてみたところ、その時は特に異変は無かったが、翌日。
「なんじゃこりゃ」
ミキのお腹が妊婦の様に膨らんでいた。
慌てて精密検査をしてみたところ、お腹の中に卵が作られていたのである。
「卵?」
「そう、卵。スライムって卵生なんだな?」
「いや、そんな分け無いでしょ……って言いたいけど……確かに卵が出来てるんだよなぁ……」
お腹の中にちゃんと卵があるのである。
「これ妊娠ってこと?」
「いやぁ……鶏みたいに無精卵の可能性もあるし……」
俺も反応に困るわ。
まぁ幸い卵の数は1個だし、無精卵の可能性もあるし……しかし初配信前にこんなトラブルが起こるとは。
「絶対昨日食べたスライムの核のせいだよな」
「うん……たぶんそう」
ミキは不安そうにしているが、産むか摘出するか決めてくれと俺は選択を迫る。
ミキは少々考えた末に摘出を選択した。
俺はミキの選択を尊重し、摘出するために治療台に乗せて、麻酔をかけ、陰部からパイプを通し、卵に管を取り付けると、体外にワープさせた。
卵は恐竜の卵みたいに青色の斑点が付いており、ライトを当てると中に何かが蠢いているのが分かる。
「うん、いるね……」
「居るねって……」
「とりあえず孵化させてみるか……」
俺は成長促進剤の入ったカプセルに卵を入れてみて観察することにするのだった。
翌日、ミキから摘出した卵が孵った。
「ミーミー」
「スライム娘だね……」
「スライム娘だな……」
ミキの卵から孵ったのはミキを小さくしたようなミニスライムであった。
「キュー」
「可愛い」
大きさは30センチ程度で、ミキは関節や胸、内臓がスライムだったのに対して、ミキの赤ちゃんは全身が赤いスライムで構成されていた。
「キュイキュイ」
お腹が空いているのか餌を求める様子で俺達を見ているが、何を与えて良いか分からない。
「スライムだし……スライムの液体飲ませてみる?」
「そうするか」
ミキに言われて、俺が即席の哺乳瓶を作り、スライムの液体を入れて赤ん坊に飲ませてみた。
するとチュウチュウとスライムの液体を吸い始める。
「おお、吸い始めた」
「スライムの液体を食べるのかな?」
俺は閃くというか思い出してしまう……スライムってゴブリンの死体食べていたよな……。
「ゴブリンの死体食べさせてみる?」
「ちょっと待った! 流石にそんなのこの子に食べさせるわけにはいかないわよ!」
「じゃあ牛肉とか食べさせてみるか?」
「そうして」
というわけで色々な食べ物を与えてみることにしたが、流石スライム……何でも食べるし飲む。
食べ方も大きい食べ物は口からでは無く、お腹から食べ物を運んで食べたりもしていた。
で、色々食べさせると、体をが大きくなり、最初30センチだったのが1メートルまで大きくなっていた。