ARMORED CORE6:Re.life in Kivotos 作:トリミングチキン
新たな1日が始まる。
初日の傷ももう完治したようだ。
強化人間は弾丸1発程度では身体機能へ影響は及ばせないが、
痛いものは痛い。
今日は訓練日だ。一部は例外として基本巡回、訓練を半日ずつやるらしい。
制服に着替えハリスと『
訓練場はまだ人がいなかった。早く来すぎたようだ。日もまだ昇ったばかりだ。
タンッタンッ
銃声がする。誰かいるようだ。
射撃場に見覚えがあるツインテールの生徒がいた。
「げっ、お前か」
イオリだ。出会ってすぐぼこぼこにしてしまったからだろうか。
嫌われてしまったのか、
道端で糞でも見たような顔をしている。
イオリの隣に立ち銃を構える。
「なあ。お前昨日委員長と巡回してたんだろ」
「あぁ。そうだが何だ」
よく考えれば嫌われたのはこの淡白な話し方も原因かもしれない。
「私は委員長の巡回についていけなかった」
「お前は生意気だけど、よくやってると、思う」
「だから」
「これから、よろしく」
随分と素直だ。そもそも嫌われていた自覚はなかったが彼女はここ2日いろいろ考えていたのだろうか。
やはり昨日の仕事は一般的ではなかったようだ。
「烏羽シオンだ。よろしくな、イオリ」
二人で射撃訓練を続けてるうちに人が増えてきた。
視線を感じる。周囲の様子から推測するに噂話をされているようだ。
「イオリ。俺は噂になったりしているのか?」
「お前知らなかったのか。風紀委員はお前の話で持ち切りだぞ」
「私だってだいぶ強いんだからな。ぽっと出の転入生が倒したら話題になるに決まってるだろ」
「それにヒナ委員長についていける奴なんて今までの風紀委員にはいなかった」
「温泉開発部100人を5分で倒したって言う噂もあるくらいだ、お前はだいぶ恐れられてるぞ」
少し誇張されているが噂とはそういうものだろう。
集団になじめないことは仕事に悪影響を及ぼすケースが多い。
「何とかしなくては」
全員から見える位置に立ち、大きく息を吸う。
「文句のあるやつは俺の所へ来い!喧嘩なら買ってやる」
大概のことは殴り合いでどうにかなる。
ルビコンではそんな感じだった。
しかし予想に反し周囲は何というか、引いてる。
より距離を置かれたような気さえする。
「おいお前。それで解決すると思ったのか」
どうやら失敗してしまったようだ。ここからの関係修復は厳しいだろうか。
イオリは俺の手を引いてそそくさと食堂に向かった。
気づけばもうすぐ給食の時間だ。
食堂で列に並ぶとイオリは大きくため息をついた。
「はぁ~。なんで委員長がお前を気にかけてるか分かった気がする」
「お前は危なっかしくてなんかほっとけない奴だ」
給食を受け取り席に着き食事を済ませて巡回任務に向かう。
給食はハンバーグだったタレは美味だったが肉がぱさぱさだった。
イオリは巡回ルートが決まっているらしい。
俺はそういったものは知らされてないがまだできていないのだろうか?
イオリは普段から部隊を率いているらしい。今日は俺もその中で活動することになった。
巡回中ハリスでチンピラを周りに合わせながら片していく。
しばらくするとイオリの無線に緊急の連絡が来た。
どうやら指名手配犯と別部隊が交戦しているらしい。援軍要請だ。
陣形を突っ切ってイオリに問いかけに行く。
「イオリ。相手はどんな奴だ」
「便利屋
そんなことを話してるうちに目標が見えてきた。
「俺が前線に出る。あっちの部隊の援護に行ってやれ」
『
「アル様の邪魔をしないでください‼」
彼女のショットガンが火花を吹く。こちらも少女の頭に銃撃をする。
両者共に被弾するが、
「簡単には倒れてくれないな」
「ハルカ。一旦下がって。そいつなんか変」
白黒の少女がハンドガンで応戦してくる。
いいチームだ穴がない。弱点を補いあっている。ほかの風紀委員とも戦っているというのに。
「埒が明かなそうだ。力押しで行かせてもらおう」
カードでジャミング弾を大量に生成しここら一帯を煙で満たす。
これで援護射撃はできないだろ。『
パシュ。
先ほどの白黒が来たようだ。目を凝らして煙を吸わずに突っ込んでくる。
だいぶ荒事に慣れている。彼女から倒すことにする。
白黒の手の甲をショットガンでうちひるんだすきにハンドガンを蹴り上げる。
ハンドガンが宙を舞った瞬間、『
足蹴りで体勢を崩し顎に一発食らわせる。
「かはっ」
片が付いた。紫のほうは他二人と合流したようだ。
だが一人欠ければ削り切れるはずだ。
『
「ムツキ!あれだれなの!?風紀委員にヒナ以外にあんな強いやつがいたなんて」
「噂になってる転入生じゃな~い」
「アル様、煙が晴れてきました!」
スナイパーを物陰に置き紫ともう一人が前線に出ているようだ。
中衛がいない。
忍び足でスナイパーの背後まで忍び寄る。
後ろから『
すぐさま反応してこちらに銃口を合わせに来たがこの間合いでは当たらない。
首根っこをつかみ地面にたたきつける。
意識を失ったようだ。
「そこの二人!お前たちのリーダーはもう戦えない。すぐに戦闘を止め両手を上げろ」
アルの首根っこをつかみながら声高らか話す。
残った便利屋二人は一瞬こちらをにらみつけたがすぐに気持ちを抑えたようだ。
「イオリ。拘束しろ」
「命令するな!そんなことわかってる」
イオリは悪態をつきながら指示を済ませる。
リーダーのスナイパーを起こす。
「おい。起きろ」
「え?」
アルの頬を軽くたたく。どうやら混乱しているようだ。
「そう。負けたのね。何でわざわざ起こしたの」
「お前に聞きたいことがある」
「なぜこんなところにいる」
イオリの話では普段はゲヘナにはいないはずだ。なぜわざわざ風紀委員のいるゲヘナで戦闘していたのか
「そうよ。実ははめられたの」
「依頼を受けて。そのミーティングでここに来たら風紀委員と鉢合って」
「別に騒ぎを起こしに来たわけではないの」
彼女の様子からして演技の線は薄いだろう。意味もなくそんなことをするわけがない、十中八九こいつらを隠れ蓑にして悪事を働いている奴がいる。
そいつらを締めに行きたいところだが。イオリが信じるかは別だ。
あいつは多分頑固な性格だ。犯罪者のいうことを信用するタイプではない。
アルに耳打ちする。
「そいつを捕らえに行く。手伝ってやるなら見逃してやる。乗るか?」
アルが小さくうなずく。
交渉は成立だ
「おいシオン!これから応援に行かなきゃならないからそいつら見張っててくれ。連行のための部隊もすぐ来るから」
好都合だ。イオリがいなくなり次第こいつらを解放しよう。
「シオン。応援要請がほかにも来たそっちに向かってくれ」
「ここは別のやつを置いていく。お前は北の公園に」
まずい。これではこいつらと別行動ができない。説明...いやだめだろうな、それは通じない。
ここでやるしかない。
「おいどうした早く「逃げるぞ便利屋!」
イオリの言葉を遮り。便利屋の手錠を打ち抜く。
「ついてこい。動けるだろ」
「みんな行くわよ」
アルの声で3人は一気に駆け出した。
しかし、さっきの負傷もあって風紀委員をまけそうにない。
どのみちイオリを放置はできない。
「お前らは先に行けあと追いつく」
「シオン。どういうつもりだ」
イオリは怒りをあらわにしている。あまり遅いと便利屋に追いつけなくなってしまう。
早めにけりをつける。
ジャミング弾で目隠しをし
カードで
それに加え両肩に4連ミサイルポッドG1/P20MILT-04を2個生成。
「すまないが。ここで倒れてもらおう」
太陽守で爆弾をばらまき雑魚を散らす。ミサイルを撃ち続けイオリとの交戦を避けながら一人一人片づける。
はいめてみる兵器に対応が遅れ普段の力が出せていない。すぐに終わらせられた。
イオリを除いて。
お互いが向かい合いイオリが距離を詰めてくる。
後方にひきながらミサイルとショットガンを当てる。懐に入ったイオリに太陽守で爆弾をばらまく。
爆音とともにイオリっが吹き飛び間髪入れず太陽守で殴る。
後で説明すればわかってくれるだろうか。
初めて自らの手で友人を殴った。彼女から見れば立派な裏切りだろう。
俺はまた裏切ったのか、人の期待を。
621に裏切らせてしまった。円満に別れさせたかったのに。
この作品に1番期待している要素は?
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ac6らしい戦闘や残酷な描写
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キャラクターの掛け合いや日常の描写
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621の内面描写
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シリアスなストーリー
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アクション、バトル中心のストーリー
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ここにはない