ARMORED CORE6:Re.life in Kivotos   作:トリミングチキン

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何とか本編の流れに乗れそうで一安心です。


認識のズレ

ホシノに案内されていると二人の生徒と出会った

 

「ホシノ先輩、頼まれてたやつ持ってきたわよ」

 

「二人とも、ありがとねー」

 

ホシノが二人から段ボールを受け取る。

 

「その人が転入生ですか?」

 

「烏羽イツキだ。よろしく」

 

「黒見セリカよ。よろしくね」

 

「私は奥空アヤネです。烏羽さんこれからよろしくお願いしますね」

 

「イツキでいい。こちらこそよろしく頼む」

 

「この校舎の説明もあらかた終わったし部屋に戻ろうか」

 

「セリカちゃん、イツキちゃんと一緒に先に戻っててくれない」

 

「ホシノ先輩は戻らないの?」

 

「アヤネちゃんとやることがあるからね」

 

セリカと対策委員の教室に戻った

中にはチャティとシロコとノノミが各々したいことをしていた。

 

「戻ったわよー」

 

「おかえりなさーい☆」

 

「何取りに行ってたんですか?」

 

「イツキちゃんの制服とか他に必要な書類とか持ってきただけ。もうホシノ先輩に渡したわ」

 

「ん、話は変わるけどイツキは戦闘はできる?」

 

「そこそこはできると自負しているが。なぜだ」

 

「アビドスは荒事が多いから戦闘ができないと大変だと思っただけ」

 

「でもやっぱ少し心配だから一度手合わせしてみてもいい?」

 

「ダメに決まってるでしょ!せっかく来てくれたのに初日からそんなことしないでよ」

 

「それにシロコ先輩手加減とかできないでしょ」

 

セリカは慌てて止めてくれたが、実力を図る意味でもやって損はないだろう。

 

「いいぞ。外に出よう。手加減はしてやる」

 

「ん!生意気」

 

共に立ち上がり、校庭へ向かう。

一方、セリカは慌てふためいていた。

 

「えっ!戦うの!ノノミ先輩何とか言って」

 

「シロコちゃん相手にどこまで食らいつけるか見ものですね☆」

 

『いや、ビジターの勝ちは揺るがないだろう』

 

「言いますねー☆」

 

『オレはビジターに一万賭ける』

 

「いいですね乗りました!私はシロコちゃんに一万円です」

 

「なんで賭け事になってるのよ!」

 

あっちはずいぶん騒がしくしているようだ。

 

「イツキ。手加減してほしい?」

 

「必要ない」

 

俺はジマーマン(ショットガン)をシロコはアサルトライフルを構える。

バレないよう内ポケットにこっそりグレネードの弾丸を生成する。

 

「二人とも準備できてますかー。では、開始です☆」

 

ノノミの合図と同時にシロコがこちらに突っ込んでくる。

 

シロコにグレネード弾を投げつけ。距離をって撃ち抜く。

 

爆撃でシロコは吹き飛ばされそのまま後退する。

 

無理やり攻めれないと判断したんだろうか。

距離を置きながら撃ち続けている。

 

ならばこちらから仕掛けるとしよう。

懐からジャミング弾を生成し、ばら撒く。

 

俺もシロコも周囲がジャミングで覆われ、互いに姿を視認できなくなった。

 

だが、俺の眼は特別製だ。

(見つけたぞ)

 

シロコのに近づき、ジマーマンを投げつける。

 

ひるんだすきに近づき押し倒し、シロコにまたがる。

 

 

シロコから見えないようにコキュレット(ハンドガン)を生成し眉間に押し当てる。

そのまま連射する。

 

こいつは威力より衝撃に優れた武器だ。これだけ撃てば意識は飛ぶだろう。

 

立ち上がり、教室へ戻ろうと踵を翻す。

 

弾丸が頬をかすめるた。

振り返ると、シロコが立ち上がりこちらに銃を向けている。

 

丈夫な奴だ。近くのジマーマンを拾い脳天を撃ち抜こうとしたが、そのまま倒れてしまった。

 

今度こそ意識を失ったようだ。

 

「ゲヘナの不良ならこんなことはなかった。キヴォトス人は耐久性に大きく差があるようだな」

 

ジャミングが晴れた。

 

「どっちが勝ちましたかー?」

 

「俺だ」

 

「あーあ、賭けに負けちゃいました」

 

「まさかシロコ先輩に勝つなんて…」

 

シロコを背負って対策委員の教室まで戻った。

 

「すごいです!まさかシロコちゃんに勝っちゃうなんて☆」

 

シロコを椅子に座らせる。

ホシノとアヤネが教室に入ってくる

 

「あれ~シロコちゃんが負けるとは思ってなかったけど、イツキちゃん意外と強いんだね~」

 

「ホシノ委員長それはなんだ?」

 

「これはイツキちゃんの制服だよ。サイズも大体あってると思う」

 

「あとほんとはいろいろ書いてもらうものがあるんだけど。訳アリみたいだからね。今回は特例ってことで書かなくていいよ」

 

「助かる」

 

「それでイツキちゃんの住む場所なんだけど」

 

「それについては教室を一部屋、貸してほしい。もちろん金なら払う」

 

ガタッ

ノノミが立ち上がり急に声を張り上げた。

 

「ダメですよ!ここは砂だらけでエアコンも動いてないですし、体壊しちゃいます!それに洗濯とかお風呂とか料理とかできないじゃないですか!」

 

「それは…そうだが」

 

貸してもらえないとなると、正直不都合だ。

賃貸でもいいんだが、俺はキヴォトスの常識もわからない上に、戸籍もない。貸してもらえるかは微妙なところだな。

 

(どうしたものか)

 

「もしよかったらなんだけどさ。おじさんの家はどうかな?」

 

「少し手狭かもだけど。イツキちゃんだけなら大丈夫だよ」

 

「それなら助かるが…」

 

チャティの方へ視線をやる。

 

『オレはここの教室を一つ借してもらえれば、それで構わない』

 

「だが、チャティ」

 

『大丈夫だ、ビジター』

 

チャティが少しでも食い下がってくれればそれを理由に断れたが。

仕方ない不審に思われるかもしれないが、ここはきっぱり断ろう。

 

「いや俺は…」

 

『大丈夫だ。ホシノの家に泊めてもらえ』

 

チャティがここまで言うとは。

何かあるのかもしれない。ここは乗るべきか

 

「わかった。そこまで言うなら、ホシノ。世話になる」

 

「これで話はまとまったね。シロコちゃんもそろそろ起きて」

 

ホシノがシロコの肩を揺らした。シロコも目が覚めたようだ。

 

「ん、あれ?私はイツキと戦ってたはず」

 

「シロコは俺に負けたんだ」

 

「くっ、まさか返り討ちに合うなんて」

 

「シロコ先輩もイツキちゃんもそろそろ切り上げてください」

 

「では定例会議を始めます。今回の議題は『借金返済計画』です」

 

借金?

俺とチャティの頭にクエスチョンマークが浮かぶ。

 

「ご存じの通りこの学校は約9億6000万の借金があり、現状は利子の返済ですらままならない状況です」

 

『ビジター…』

 

「何も言うなチャティ…」

 

不安に満ちた暗い顔をしていたチャティは「これも想定道理なのか?」と問いかけるように俺を呼んだ。

 

「ん、まさか知らずに入ってきたの?」

 

「どうする?今なら引き返せるよー」

 

「大丈夫だここ以外に行き場もない。借金の返済も手伝うさ」

 

「いや~助かるよ。期待してるからね」

 

「話を戻しますが。このままでは借金が減ることはなくアビドスが滅びるのも時間の問題です」

 

「何か案がある人は挙手してください」

 

セリカが勢いよく手を挙げた。

 

「はい、黒見セリカさん!」

 

「実は町でこんなのをもらったの!」

 

セリカが少し折れ曲がっているチラシを見せてきた

 

「うへ~、なになに。3千円がひと月で100万円に。人生を変える驚異のFX術…」

 

「セリカはいつもこんななのか?」

 

「ん、セリカは頭がちょっと残念なの」

 

「ちょっと!シロコ先輩、残念って何よ!」

 

『セリカ。オレから見てもこれは詐欺だ。うまい話には裏があるものだ』

 

「そんなぁ」

 

続いてシロコが挙手する。

 

「はい!砂狼シロコさんどうぞ」

 

「ここから北西6km地点に新設の銀行がある」

 

「新設ということはその分警備に割けるお金も少ない」

 

「得られるものは少ないけど初めてだしこういうところからするべき」

 

「要するに。銀行を襲う」

 

「シロコちゃんはいつも道理だね~」

 

「シロコ先輩!今回くらいはもっとちゃんとした案を出してよ」

 

「俺は悪くないと思うぞ」

 

「「えっ‼‼」」

 

アヤネとセリカは驚いているようだが、つかまらない自信があるならいい案だと思う。というよりここの借金は普通の高校生が地道に返せる額ではない。

 

「ん、やっぱりイツキは見る目がある」

 

「みんなの懸念はわかる。犯罪はヴァルキューレに目を付けられかねない」

 

「なら犯罪にならないようにすればいい」

 

「具体的にどうやってするんですか?」

 

「ライバル企業から銀行や工場などの襲撃を依頼されることも多い」

 

「それなら、へましてもバックに着く企業の根回し次第で証拠をもみ消してもらえるかもしれない」

 

「それはだめだよイツキちゃん。それは確かにつかまらないかもしれないけど限りなく黒に近いグレーだ」

 

「そんなことを続けてたら。いつかそれが当たり前になっちゃうよ」

 

ホシノのいうことは正論だ。平和にここで暮らしている学生の目線奈良の話ではあるが。

 

「ホシノ、それがお前の希望なら尊重するが、選択肢があるうちに決めておくべきだ」

 

「もたもたしてると手遅れになるぞ」

 

ダダダダダダッ

 

いきなり銃弾がこちらに飛び込んでくる。

どうやら襲撃のようだ。

 

「またカタカタヘルメット団か~。何とかしなくちゃね」

 

アヤネからインカムを渡されすぐ耳に装着する。

 

『私が指示を出します』

 

「アヤネ。俺一人で片すから全員待機させてくれ」

 

数は50人ほどだ。俺だけで片せる数。

 

教室に転がっている手榴弾を手に取り、窓から飛び出し地面を蹴り飛ばす。

 

そして一気に集団に近づき、手榴弾のピンを抜き地面に落とす。

同時に俺のカードからグレネード弾を生成し、ばらまく。

 

手榴弾の爆発で連鎖的に引火し、ヘルメット団のやつらもろとも周辺が吹き飛んだ。

 

爆煙が晴れると、俺以外に立っている人間はいなかった。

 

ダメージはさすがに大きい、だが動くのに問題はない。

強化手術のたまものだな。

 

ゆっくり立ち上がり教室に戻るとみんな化け物でも見たような顔をしている。

 

「こらー。めっ!」

 

ホシノはオレの頭を軽く小突く。

 

「まったくもう。こんな無茶はもうこれっきりにしてね。もう君はアビドスの仲間なんだから」

 

「…すまない。控えることにする」

 

「ダメ。もうしないって約束して」

 

「……了解した」

 

褒められはしても叱られるとは思っていなかった。

ウォルターもこういったことでは怒らなかった気がするが、ルビコンのやり方はよくないのだろうか。




今回のブルアカのアプデすごかったですね。
special生徒もつまめるのが特にうれしいです。

覚悟はしていたとはいえチェリノの声優さんが変わったの悲しいですね。

この作品に1番期待している要素は?

  • ac6らしい戦闘や残酷な描写
  • キャラクターの掛け合いや日常の描写
  • 621の内面描写
  • シリアスなストーリー
  • アクション、バトル中心のストーリー
  • ここにはない
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