ARMORED CORE6:Re.life in Kivotos 作:トリミングチキン
対策委員の仕事が終わりホシノと共に帰路に着いた。
「いや~疲れたねー、イツキちゃんは大丈夫だった?」
「あぁ。問題ない」
ホシノがアパートの一室で立ち止まった
「ここか?」
「うん。私はここい住んでるんだ」
「少し狭いかもだけどくつろいでくれていいからね」
「人を招くのなんていつぶりかなー」
ホシノの部屋に入る。
あまり広くはないが中は意外と整頓されていた。
「制服はそこのハンガーにかけておいて。洗い物はそこのかごに入れて。それじゃお風呂沸かしとくから先に入ってて」
「ホシノはどこか行くのか?」
「えーっとね。おじさんはちょっと野暮用があってさ。いつも帰ってくるの遅いから」
「布団も押し入れにまとめておいてあるから出して寝てていいよ」
モモトークの交換だけ済ませてホシノはそそくさとどこかへ行ってしまった。
風呂を済ませ買っておいたカップラーメンを食べた。
日が落ち周りが暗くなってもホシノは帰ってこなかった。
「ホシノが寝てから活動するつもりだったが仕方ない。チャティと合流するか」
貰った合鍵を使って部屋にカギをかけアビドスのチャティがいる教室へ向かった。
教室はパソコンや発電機などの危機が積まれていた。
チャティは教室の端で銃器を手入れしている。
「チャティ。戻ったぞ」
「なぁ。昼に俺をホシノの部屋に泊めたがってたが、なぜだ?」
「オレはともかくお前は生身の人間だ、暖かい布団で寝るべきだ。きっとボスもそう言う」
「生身かどうかは疑問だがな」
「ビジターがヘルメット団と戦っていた間、ホシノに夜は出かけることを伝えておいた」
「ホシノは何も聞かなかったのか?」
「いや、どこに行くのかや目的について聞かれた」
「黙秘したのか」
「あぁ」
「まあ、別に構わないがな」
「ビジターが来るまでに幾つか良さげな依頼を見つけておいた」
昼に買った制服と仮面を身に着けながら
モモトークに送られている依頼を見る。
「パッとしないな。どれも簡単なものばかりだ」
「……これにしよう」
「決まりだな。ブリーフィングを開始する」
「今からオレ達が受ける依頼内容を説明する」
「アビドス砂漠に拠点を構えている不良グループ、白白ヘルメット団の本部の襲撃」
「この集団は以前から企業の工場や経営陣の家を襲撃したり金を奪っているそうだ。企業からしたら面倒な盗賊といったところだ」
「企業から盗みを働くのはハイリスクじゃないか。ほんとにただの不良グループか?」
「いいや。おそらくバックにカイザーという企業が付いている。奴らの拠点の周辺でカイザーだけが一切襲撃を受けていない。企業の走狗だ」
「奴らはカイザーの支援で勢力を伸ばし、そこらの企業では下手に刺激できない存在となっている」
「それで報酬は?」
「3000万だ」
「それだけの額で誰も受けていないのか?」
「あぁ。メンバーは100人以上、物資は大量、ヘリ、戦車、機関銃付きのバイク。兵器も十分すぎる量がある」
「それ相応の危険度ということか、これで俺たちの名は広まるか?」
「当然だ」
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白白ヘルメット団本拠地。
アビドス砂漠の廃ビルを拠点としている。電気も生きている上、一階一階に監視カメラや自動迎撃システムも存在する。
しかし、寄せ集めの不良グループだ、その上増長している。
それゆえに外の見張りが少なくやる気もない。
「はぁ~あ。もう見張りも飽きちまったな」
「だな、天下の白白ヘルメット団にケンカを売るバカなんかいねえもんな」
「ん?なんかあっちから歩いて来てる奴いねぇか」
「マジじゃねぇか、久々の収入だ。おい!そこのお前!」
彼女らの視線の先には奇妙な面をした真っ黒の生徒が歩いていた。
「ここが白白ヘルメット団の本拠地と知ってきているのか!」
「チャティ。目標地点に到着した」
昔はCOMの音声と共に仕事が始まっていたな。
だがここにはACはない、キヴォトスで初めての仕事だ。
トランシーバーを取り出し、作戦を始める。
「チャティ、仕事の時間だ」
『了解した』
「そこのお前!聞いているのか!ここは」
ドカアァァァァァァァァァァァアン
俺の前方のビルの一階が爆炎に包まれものすごい音を立てながらビルが崩れ倒れていく。
「なっ!何が起こった」
地面を踏み抜き、見張りまで距離を詰め
空中を見るとヘリが数機飛んでいる、屋上に泊めてあったものだろう。
崩れ去ったビルの残骸からいくつかの戦車が現れた。
地下か、それとも初めから外にあったのか…
「だが戦力の大半はさっきのであらかた吹き飛んだな」
貫通力ならピカイチだ、こいつのチャージショットなら戦車の厚い装甲を貫けるだろう。
しかし、航空戦力はどうしようもない。飛べないカラスではな。
ヘリの機関砲がこちらを捉える。
「しくじるなよ、チャティ。多少小さいが
あらゆる武装でヘリを撃墜していく。
本来LCにはそこまでの飛行性能はないが、フライトユニットがあれば別だ。
空は奴のものだ。
地上では戦車の砲身がこちらを覗いている。
戦車間の距離は近く。各々も俺が少し走れば到着する程度の距離だ。
「やはり練度が低いな、戦車をこんな密集させては下手に撃てないだろ。それに近距離の戦車は鉄の棺桶に過ぎない」
すぐに駆け出し、戦闘の車両に取り付き背面からハリスを撃ち込む。
奴らは同士討ちを恐れこんな近くの獲物も狩れない。小回りの利かない戦車では当然ともいえる。
次々に戦車に飛び乗り一台づつ破壊する。
最後の一機も結局撃たずに破壊された。
気が付けば周りには戦車とヘリの残骸だけが残っていた。
「何だもう終わったのか。緊張感に欠ける闘いだったな」
上空で唯一残ったヘリも今にも落とされそうだ。
「そんな、馬鹿な!全滅だと‼この白白ヘルメット…うわあぁあぁぁぁああ」
チャティの方も終わったようだ。
連絡が入ってくる。
「ビジター依頼はこれで終わりだ」
「あとはオレがやっておく、ビジターは先に戻っていてくれ」
制服と仮面を脱ぎ砂漠を後にする。
アビドスの一室に戻り制服と仮面を置き、寝間着に着替えてホシノの家に帰る。
ガチャッ
ホシノはまだ帰ってきてないようだ。いつ戻るんだろう。
時計の針は2時を指していた。
布団を出して床に就こうとすると棚に紙切れが貼ってあった。
「これは。手紙?」
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いつもありがとう
ホシノちゃん‼
お元気でね!
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少し古びた紙だ、2,3年程は前のものだろうか、差出人は書いていない。
よく見るとつぎはぎのポスターが飾ってあった。
「アビドス砂祭り?」
そんな祭りは聞いたことないが。
「……」
目覚まし時計の隣に写真が一枚たてられている。
写真にはショートカットのホシノと背の高い緑が買った水色のロングヘアーの女性のツーショットだった。
写真に写るホシノは髪は短く、チョッキを着ていてきりっとした表情をしている。
今の彼女からは想像つかない姿だった。
「…あの人にも何かわけがあるんだろうな」
先ほど敷いた布団にもぐり眠る。
今回は短めです。申し訳ない。
この作品に1番期待している要素は?
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ac6らしい戦闘や残酷な描写
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キャラクターの掛け合いや日常の描写
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621の内面描写
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シリアスなストーリー
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アクション、バトル中心のストーリー
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ここにはない