第八話
今回は本当に「モナミside(過去編)」は無しです。
初めての実践、楽しみです!(ワクワクッ!)
誤字、指摘、感想、評価、良かったらお願いします。
それでは、ゆっくりしていってね!
麗side
現在、俺たちはファデュイの秘密基地?を発見して、突入している。
勿論仮面を付けて。
「何あれ、怖っ⋯!?」
入った直後、広がる景色に恐怖する。
当たり前だろ!?あんな洞穴みたいな入口しているのに中がダンジョンみたいになってんだよ!?
だけど俺が怖いと思ったのは別にある。目の前にある一本の通路、そこに炎を出しながら表裏に回転する床⋯で、落ちたら確実に死ぬようなマグマ、と⋯。もう一度言おう。
なにそれ怖っ⋯!?
⋯まぁそれは難なく突破して、その先にある階段を上ろうとしたら、通路の一部に壊れている部分がありその先に空間が見える。
まさか⋯隠し通路!?
俺はゲームが大好きだ。だから隠し通路とかを見つけると、つい興奮してしまう。
だから危険を承知で、こっそりとそちらに向かう。
「⋯パイモン、行ってあげて」
「やれやれ世話のかかるやつだな、レイは」
あ、蛍とパイモンに気づかれた。どうやら、パイモンだけ来るようだ。
後ろからパイモンが付いて来る。そして、隠し通路に入り少し進んだ所に宝箱があった。
「お、宝箱だな」
「⋯パイモン、何が入っているかな?」
「良いものなんじゃないか?」
「ま、開けてみればわかるだろ」
俺は罠の可能性があっても開ける男なんだ!
「あ、待て!」
「⋯え?」
案の定俺が宝箱に触れた途端、宝箱の周りに赤い謎の文字が浮き出て、更に俺達を囲むように紫色のスライムが3体現れた。
「もうどうすんだよ!でもレイならこんなのへっちゃらだよな!」
「え、俺武器持ってないよ?」
「⋯え?」
「え?」
え?ただの一般人が武器なんて持ってるわけ無いじゃん。あの木刀だって模擬戦の時に借りたやつだし。
⋯あれ、これ物凄く不味い?
そう思っていると、紫色のスライムからバチバチッという音が聞こえた。
その瞬間、俺の体が動いた(逃走本能)。パイモンを抱え、瞬時にその場所から離脱する。⋯途中で何かとすれ違った気がするが気のせいだろう。
そして、蛍たちと合流する。
「はぁ⋯はぁ⋯」
「死ぬかと思ったぞ」
「何をやっているんだ、君達は」
団長さんが呆れた声で言う。
「ん?レイ、ここに来る途中ファデュイに会わなかったか?」
「そういえば、誰かいたような⋯?」
そう言った瞬間、階段の下から男らしからぬ甲高い悲鳴が聞こえた。バチバチッと言う、音と共に。
「「「「「⋯」」」」」
「⋯行くか」
ディルックさんか言うと全員が頷く。えっと、ファデュイの人⋯すまん。
そして門を開け中へ入り、歩いていく。
⋯そうだ、武器にの事誰かに聞かないと。と思ってると、パイモンが先に言ってくれた。
「あ、旅人。レイに武器を渡せないか?」
「⋯分かった、ちょっと待って」
一瞬だけ蛍にジト目で見られる。⋯すみません。
「これ、あげるから」
「⋯は?」
そして蛍は何もない空間から物を取り出した。
それは剣だった、それも真剣。だが俺が驚いたのはそこではない。蛍は今、何もない空間から物を取り出したのだ。
「⋯蛍、今何処から取り出した?」
俺は蛍に問う。
だけど、蛍の返答はさも当たり前の様に⋯。
「何処からって、普通のことでしょ?」
そう言って剣を渡してくれた。
「あ、ありがとう」
「どういたしまして」
俺はもう考えないことにした。それにしても⋯真剣など初めて触るはずなのに、不思議と何も感じなかった。
門の先にあった階段を上ると、広い空間に出た。
「部屋が沢山あるな、仕方ない手分けして探すか」
「そうだな。部屋は見る限り全部で四つ、私、ディルック、栄誉騎士で一部屋ずつ、最後にレイとパイモンでいいか?」
先程ディルックさんから説明されたが、ファデュイがこの遺跡にある天空のライアー⋯秘宝を保管する場所の鍵をこの部屋の誰かが持っているらしい。てかここ遺跡だったんだ、ダンジョンとかかと思ったけど⋯似たよなものかな?
まぁ手分けして探すのはいいけど、何故俺とパイモン?別にいいか。
「俺はそれで大丈夫です」
「パイモン、大丈夫?」
「⋯オイラは、大丈夫だな」
⋯パイモン、こっちを見ながら言わないでくれ。さっきは悪かったよ。
「決まったなら急ぐぞ。シニョーラに悟られるかもしれないからな」
シニョーラ⋯これもディルックさんがさっき説明してくれた。ファデュイには11人の執行官がいる。その内の
8人目がシニョーラらしい。
そして、俺達はそれぞれの部屋に向かう。
俺とパイモンが着いた部屋は⋯。
「⋯また宝箱があるな」
「しかも、今回は最初から周りに赤い文字があるし。はぁ⋯」
絶対に罠だ。でも鍵を探すために、この宝箱は開けないといけない。ファデュイの誰かが持っているとも限らないからな。
だから俺は、宝箱に触れる。
「「⋯」」
触れた瞬間部屋の扉が閉められ紫色のスライム⋯ではなく、コウモリが三匹現れた。
ついでに、少しトラウマになりそうなバチバチッと言う音と共に。
「やるか⋯あれ?」
「どうしたんだ?」
無い無い無い、何処にも無い!?さっきまで持っていたはずの剣がない!?
俺は思考を巡らせる。何時無くした?少なくとも門を通った時には待っていた。でも、広い空間の時には持っていなかった。
そして、俺がたどり着いた答えは⋯。
「パ、っ!?」
それをパイモンに問おうとしたら、コウモリの一匹が俺に向かって雷の玉を放ってきた。
それを間一髪、バックステップで回避する。
「大丈夫か!?」
「危なかったけど大丈夫」
俺はさっき言えなかったこと言う。
「なぁパイモン、蛍はどうやって剣を出したんだ?」
俺の予想が正しければ、蛍が剣を出してように逆に言えば剣を仕舞えるという事。
多分、無意識のうちに剣を仕舞ったんだと思う。でも、出し方が分からないからパイモンに聞いた。
だがパイモンの答えは⋯。
「念じれば良いんじゃないか?」
「分かった、やってみる」
かなり曖昧だけど、それしか方法がないから俺は目を閉じ念じる。
そして⋯。
「よし⋯!」
目を開けると俺の右手には剣が握られていた。
⋯なら!
「反撃開始だっ!」
そう言って俺は走り出す。
テイワットに来てから身体能力が高くなっているのは分かってる。だからその身体能力を使いスピードを出す。一匹が動揺しているのが分かったので、その隙に斬りつける。
斬りつけたそいつは、地面に落ちて消える。
「一匹目っ!」
次に二匹目を見ると、先程の雷の玉をもう一度放ってきた。それも二つ。
それに対して俺はもう一度走り出す。一つ目を左ステップで回避し、二つ目を跳び上がる事で回避。そしてそのまま落下攻撃を決める。二匹目も一匹目同様消える。
「二匹目っ!」
「レイすごいぞ!」
俺はパイモンの褒め言葉に反応せず、三匹目を探していた。だけど三匹目は見つからなかった。
「ッ!?」
その時、バチバチッと言う音がした。それはコウモリがパイモンの後ろから雷の玉を放とうとする音だった。
俺は咄嗟に叫ぶ。
「パイモン後ろだ!」
それと同時に雷の玉が放たれる。パイモンは驚きで呆然としている。
剣を投擲しようにもパイモンの後ろにいるからそれは出来ない。雷の玉をどうにかしようにも、パイモンに怪我をされる可能性がある。そもそもこの距離だと、俺がパイモンの前に行く前に雷の玉がパイモン当たってしまう。
このままじゃ間に合わない!
⋯ならっ!
俺はパイモンの手を掴み、そのまま抱き寄せ背中を向けて守る体勢に入る。
直後、俺の背中に雷の玉が着弾する。
「がぁ゙っ⋯!?」
痛みで声が出ないとはこのことだろう。
⋯意識が朦朧とする。でも、最後の力を振り絞りコウモリに向かって剣を投擲する。剣はコウモリを貫通して、そのまま壁に刺さる。そしてコウモリは消滅した。
そしたら、部屋の扉が開あいて宝箱の周りの赤い文字が消えたが、そんな事を気にする余裕が今の俺には無い。少しでも気を抜けば今にも気を失いそうだからだ。
「⋯っ、レイ大丈夫か!?」
パイモンが状況を飲み込めたのか、俺を心配する。
「大、丈夫⋯」
俺はパイモンを心配させないように嘘を付く。⋯まぁ、この状態じゃあ意味が無いと思うけど。
「大丈夫じゃないだろ!?」
「⋯パイモンは、大丈夫⋯か?」
「お、オイラはレイが守ってくれたから⋯。レイはオイラより自分の心配をしろよ!?」
そっか、パイモンが無事なら良いか⋯。
「良かった⋯俺は、少し休む⋯⋯」
そう言った時、俺はこの状況に何処か既視感を覚えた。だけど考える隙もなく意識を落とすのだった。
「おい、目を開けろ!?⋯っ、旅人たちを呼ばないと⋯!」
「パイモン!」
「っ、旅人⋯!?」
麗、大丈夫か!?死ぬなよっ⋯!(俺もこんなふうになりたがっています)
ネタ:パイモン⋯あとは、頼んだぞっ⋯!バタッ(←何のやつだっけ、これ?)
⋯あと、「バチバチッ」て何?もっと他にいい表現あったろ。
ストーリーとか見返して思ったんだけど、ライアー奪還の時にジンさん何処行ったの?いくら探しても分からない。
それでは、誤字、指摘、感想、評価、良かったらお願いします。
次回もお楽しみに!またね〜!
追記
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