記憶喪失転生者のテイワット旅   作:Bocchi-kun

12 / 14


 第十話


 モナミside(過去編)って人気だったり⋯しないか。

 今回何故かすご〜く長くなったんです⋯なんで?
 う〜ん⋯他は、無い!


 誤字、指摘、感想、評価、良かったらお願いします。

 それでは⋯ゆっくりしていってね!




冒険者の仲間入り

 

 

 

 

 モナミside(過去編)

 

 

 

「麗、くん⋯!?」

 

 何で、どうしてここに来たの!?

 

早苗が避難中急に戻っていくのを見て俺も後を付けたんだよ。⋯まさかこんな事になっているとは思わなかったな」

 

 そうだった、麗くんと早苗は同じクラスだった⋯!だから気づいたんだ⋯。

 

「でも、どうするの⋯この瓦礫を退かすことはできないのに⋯」

 

「別に⋯退かす必要は無いさ」

 

「⋯どういう事?」

 

早苗!4階が見えるか!?」

 

「⋯見えるよ」

 

「分かった⋯」

 

 4階が見える⋯?

 そうか、今4階の床が抜けているんだ!⋯幸い4階の階段は避難経路にある、そして4階か、ら⋯?

 私はそこまで考えて気付いた。火災が発生したのは瓦礫がある真上、と言うことは4階は火の海である。そして4階に行くということは⋯。

 

「麗くん⋯まさか⋯」

 

「⋯君が考えている通り俺は今から4階に行き、早苗のいる崩れた床の場所に行く」

 

「無茶だよ⋯!?そんな事したら麗くんが⋯!」

 

「⋯君がどうして俺をそこまで心配するかは分からないけど、ありがとう。」

 

「っ⋯」

 

「⋯でもな、正直他に手はないか探しているんだけど、時間がないんだ」

 

 ⋯麗くんも焦ってるんだ。

 確かに時間が無い。避難退路の廊下にも少しずつ火の手が上がっている、これ以上此処にいるのは不味い。

 

「だったら⋯私も行く」

 

「正気か!?」

 

「麗くんがそれ言う?」

 

「⋯早苗待ってろ、もう少しの辛抱だ!⋯行くぞ」

 

「えぇ⋯!」

 

 麗くんと私は、4階の階段に向かって走り出す。

 

「⋯君はあの時の人だよな?」

 

「どの時よ⋯でも多分合ってる。⋯茨 蒼華

 

「え?」

 

「私の名前」

 

「あぁ、よろしく蒼華

 

「よろしく、麗くん」

 

 

 ⋯今思えば、この時の私は平然と麗くんと会話していたな。

 

 

 そして⋯階段を上り切ろうとした時、火の粉が見えた。

 

「っ、不味いな⋯!」

 

 麗くんが言う。火の粉が見えるということは、火の手がそこまで来ている。

 私たちは階段を上り切りその光景に絶句した。

 

「うそ⋯そんな⋯」

 

 4階は火の海どころか⋯火の壁(・・・)だ。この中を生身の人間が行ったらどうなるなんて想像が付く。

 すると、麗くんが火に向かって歩き出す。

 

「麗くん⋯何を⋯」

 

「⋯行くんだよ」

 

「だめ、麗くんが死んじゃう!」

 

「だったらこのまま早苗を見捨てろってことか⋯!」

 

「っ!?」

 

 いやだ、それだけは絶対に嫌だ!早苗を助けるって約束したから⋯!

 

「⋯麗くん」

 

「⋯」

 

「私にはこの中へ行くことは出来ない⋯でも、麗くんならどう?」

 

 私は、最低だ。この火の中に入る勇気は私には無い。だから、麗くんに頼ってしまうんだ。

 

「⋯俺一人だったら無理だな。でも今は二人⋯蒼華がいる。なら、行けるだろ?」

 

「!」

 

 本当、麗くんは凄いね⋯。

 

「⋯私が飛び台になるから、麗くんは中には入って⋯」

 

 中に入って⋯どうするの?例え早苗を助けた所で、どうやって脱出するの?

 

「⋯麗くんはどうやって脱出するの?」

 

「⋯策はある。まず、早苗の今いる場所は俺の教室の前だ」

 

 確かに、あの位置は早苗の教室の前だ。でも、どうするんだろうか⋯。

 

「そして今日、学校の鞄と登山する為の鞄を間違えて持ってきた奴がいた。それで脱出するつもりだ」

 

 ⋯いや、可笑しいでしょ。でもありがたい、その人に感謝しとこう。だけど、それって⋯。

 

「一人だけだよね」

 

「⋯俺は、無茶をしてでも下りる」

 

「⋯そう、分かった。⋯もう一度言うから」

 

「いや、聞いてたから大丈夫。⋯俺が行ったら蒼華は先に避難してくれ」

 

「っ⋯分かった」

 

 悔しいけど、私が残った所で何かが出来るわけでもない。大人しく避難しよう⋯。

 私は位置につき、両手を組みいつでも飛ばせる体勢に入る。

 

「行くぞ!」

 

「来てっ!」

 

 麗くんは私に向けて走り出す。そして、片方の足が私後に乗る。少し痛みが生じるが、それを全力で持ち上げる。

 

「ッ、行っっっけええぇぇぇ!!!!」

 

 


 

 

 

 麗くんは見事、火の壁を飛び越えた。

 

「はぁ⋯はぁ⋯はぁ⋯後は⋯任せたよ⋯」

 

「⋯任せろ」

 

 そう言って、火の壁の方から走り去っていく音が聞こえた。

 

「⋯はぁ⋯私も、避難しないと⋯ん?」

 

 私が避難しようと足を動かした瞬間、何か石ころの様な物を蹴った。

 勿論、ただ瓦礫や石ころなら気にも止めないが、それはまるで炎の塊(・・・)に見えたから。

 私はそれを手に取る。

 

「⋯暖かい」

 

 熱いではなく、暖かい。

 

「って、そんな事はどうでいい!早く避難しないと⋯!?」

 

 私その石をポケット入れた瞬間、後ろの火の壁から火が私に向かって溢れ出した。

 

「きゃっ!?熱ッ⋯く、ない?」

 

 少しだけとはいえ、火を被ったのに全く熱く無かった。

 

「⋯火傷もしてない。⋯周りの火は熱いのに」

 

 そう、周りの火は熱いのに⋯この火の壁だけは一切熱を感じないのだ。まるでこれは火じゃない様(・・・・・・)に⋯。

 

 そこで、ある考えがよぎる。

 もしかしたら、私も行けるかもしれないと⋯。そう思ったら、私の足は火の壁へと向かって行く。

 だけど⋯。

 

「⋯ぁ」

 

 突然私の体は蹌踉めき倒れる。

 

「な、ん⋯で⋯」

 

 倒れた事で私は気付いた。此処は4階、火災の元だ。そんな所に居れば当然煙を吸い込み、一酸化中毒になる。それに、意識を取り戻した時に噎せていたが⋯あれは火の煙を吸い込んでいたのだろう。

 

 私は薄れゆく意識の中で手を伸ばす。

 

 だけど、その手は掴まれる事は無かった⋯。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まだこんな所にいたのかよ!?」

 

 ⋯はずだった。

 

「⋯だ⋯⋯れ⋯?」

 

 誰かが私の手を掴んでくれた。だけどもう、視界がボヤけてほとんど見えないが、その姿は⋯。

 

「⋯ま⋯じょ⋯」

 

「ははっ、私は魔女じゃないぜ⋯魔法使いだぜ。っと、お前を安全な所まで送って早く霊夢に加勢しないと⋯!絶対にあいつだけは許せねぇ!」

 

 

 ⋯意識が⋯もう⋯⋯。

 

 

「⋯それにあいつの言葉が本当なら、ここはメア(・・)の夢ではなく外の世界⋯それも過去の⋯」

 

 そんな言葉を最後に、私の意識は暗闇へと落ちるのだった。

 

 

 

 そして⋯

 

 

 

 次に目が覚めた時には⋯

 

 

 

 全てが⋯⋯終わった後だった⋯

 

 


 

 

 

 

 麗side

 

 

 

「ダァーーイブ!!」 

 

「⋯」

 

 

 秘境(←教えてもらった)から脱出した俺たちは、モンド城に戻って来た。因みに俺の足の痺れは、秘境を出たら治った。それと背中の傷は、紙に「それは元々体にある治癒能力だ。服は我が直した」ということ。⋯団長さんたちに見つからない様にするの大変だったんだからな。⋯あ、ちゃんと剣は回収したよ!蛍さんに貰ったものだからね!

 ⋯それにしても、記憶を無くす前の俺は⋯一体、何者なんだったんだ⋯。

 

 あと、モンド城に着いた時に門番がモナミ⋯ではなく、赤いウサギ?みたいな耳を付けた赤い人になっていた。団長さんが話を聞くと、夜のモンドを巡回していた所をモナミに捕まり、そのまま強制的に門番をやらされたらしい。

 ⋯モナミさん⋯何やってるんですか⋯。

 

 因みに、お互い自己紹介をしてその人はアンバーさんということが分かった。アンバーさんは元気が似合うと言うか、元気の塊だね。

 それとアンバーさんは団長さんの命令で休む事を命じられて門番から解放された⋯ついでに俺も。

 

 その後、アンバーさん連れられ宿に泊められた。

 ⋯そして、今に至る。

 

 

「アンバーさん、すみません。宿代払ってもらって⋯」

 

 

 そう、宿代を全てアンバーさんが払ったのだ。当たり前なんだけど、俺はお金⋯じゃなかった、モラを持っていない。

 ⋯因みにベッドにダイブしたのはアンバーさんだよ?モラもアンバーさんに教えてもらったよ?

 

 

「いいのいいの、あの程度平気なんだから!」

 

「でも⋯」

 

「もう⋯!あ、それなら冒険者協会に行ったらどう?」

 

「冒険者協会?」

 

 

 これはっ!⋯異世界のお約束だな。

 確かに冒険者になれば、モラを稼ぐ事が出来るし⋯料理だって⋯あ、やべ、手がソワソワしてきた。

 自分で言うのもなんだが、俺の料理は家のシェフに勝るからな、更にこれが何回食べても飽きないんだよな〜。それに俺は料理するのが大好きだからな。

 ⋯そういえば俺の家は豪邸だったな⋯でも、今言ったシェフや家族はやっぱり思い出せないな⋯。

 モナミに聞いたら何か分かるかな⋯?

 

 

「⋯れで冒険者の事、分かった?」

 

 

 ⋯聞いてなかった。

 

 

「分かりました、明日行ってきます!」

 

 

 多分、回答はこれでいいはず⋯!

 

 

「よろしい!」

 

 

 良かっ。

 

 

「あ、言い忘れてたけど私もこの部屋で寝るからね!」

 

 

 ⋯良くねぇわ。

 ⋯通りでこの部屋のベッド、一つしかないくせに大きいわけだ。

 

 

「アンバーさん、俺は床で寝ますので⋯は?」

 

 

 つい素の声が出てしまった。

 え、いや、だって⋯。

 

 

「⋯スピィ〜⋯」

 

 

 アンバーさん寝るの早くない!?

 「寝るからね!」で本当に寝たよ!?⋯大の字だし。

 

 

「仕方ない、床で寝るか⋯ん?」

 

 

 あれは確か⋯ウサギ伯爵だっけ?

 アンバーさんの横にあるウサギ伯爵を見詰める。⋯あれ?なんでこっち向いていんんだ?さっきまで壁を向いてた気がするけど⋯見間違いだったのかな?

 

 

「⋯」

 

 

 ⋯何故だろう、ウサギ伯爵を見ていると⋯凄く撫でたい⋯。

 

 

「っ⋯」

 

 

 ⋯一撫でするぐらいならいいよな?

 俺はウサギ伯爵に近付き⋯ウサギ伯爵の頭を撫でる。

 

 

「⋯」

 

 

 ⋯昔、あいつの頭をこんなふうに撫でてた気がする⋯あいつ?

 

 

「っ゙⋯!?」

 

 

 突然頭の中にノイズのかかった映像が映し出される。

 

 

「ぁ゙⋯!?」

 

 

 ⋯これは⋯誰だ⋯人⋯?いや⋯人だけど、違う⋯あれは⋯耳と、羽?

「レイ、ありがとう⋯!」

 

 ⋯何処か⋯聞き覚えのある声だ。忘れてはいけない、思い出さないといけない⋯そんな気がする。

 だけど⋯。

 

 

「⋯ぁ」

 

 

 これまでの疲労と今の事のせいで体が限界だった俺は⋯意識を手放すのだった。

 

 

 


 

 

 

 

「〜♪」

 

「⋯なぁ」

 

「〜♪⋯ん?」

 

「いや、何時までも平和が続けば良いなって⋯」

 

「⋯そうね」

 

「⋯」

 

「⋯」

 

「月が綺麗だ」

 

「⋯」

 

「⋯」

 

「ふふっ⋯愛してるよ、レイ」

 

「俺も愛してる⋯ローレ

 

「⋯〜♪」

 

「⋯〜♪」

 

「〜♪」

 

 

 


 

 

 

 

 翌日

 

 

「⋯ん」

 

 

 ⋯朝か、なんだかとても懐かしい夢を見てた気がする。

 

 

「⋯?」

 

 

 あれ?なんで俺、床で寝てるんだ?

 え〜っと⋯アンバーさんがベッドを占領したから、床で寝ようと思ったら、ウサギ伯爵が目に入って頭を撫でて、そこから⋯そこから?

 ⋯う〜ん⋯駄目だ、思い出せない。

 

 

「⋯う〜ん⋯!あ、レイおはようってどうしたのその顔!?」

 

「顔?」

 

「え、気づいてないの!?レイ泣いてるよ!?」

 

「え?」

 

 

 目を拭ってみると⋯。

 

 

「なんで⋯?」

 

 

 アンバーさんの言う通り、俺は泣いていた。何故かは分からないけど、俺は泣いて⋯確かに涙を流していた。

 

 

「私がレイを床で寝かしたからだよね!?だから泣いているんだよね!?」

 

 

 ⋯自覚あったんだ。

 

 

「違うよアンバーさん。これは欠伸だよ、ほら俺寝起きだからさ⋯ね?」

 

「⋯レイがそう言うなら」

 

 

 アンバーさんは渋々納得してくれた。

 

 その後、俺とアンバーさんは各自の準備を終え宿の受付の人に挨拶をする。

 

 

「「ありがとうございました!」」

 

「礼を言ってくれるお客さんは珍しいね。あ、アンバーちゃん」

 

 

 受付の人がアンバーさんに手招きをする。アンバーさんが近付くと、耳打ちし始めた。

 すると、アンバーさんの顔はみるみる赤くなっていき、倒れた。

 ⋯倒れた!?

 

 

「ちょ、アンバーさん!?」

 

「はっはっはっ、若いっていいねぇ!」

 

 

 貴方のせいでしょうが!?

 

 

 


 

 

 

 

 結局、アンバーさんを泊まった時の部屋まで運んでベッドに寝かした。代金は要らないとの事。

 そして、また受付の所に行き挨拶をする。

 

 

「寝込みを襲っちゃだめよ?」

 

「⋯襲いませんよ」

 

「あら残念」

 

 

 この人と話していると疲れる。さっさと冒険者協会に行こう。

 

 

「行ってらっしゃ〜い!」

 

「⋯行ってきます」

 

 

 挨拶だけは返さないといけない⋯それが礼儀だから。

 そして宿を出た。

 

 

「⋯はぁ〜」

 

「溜息はそんな付くもんじゃぁないぞ、レイ」

 

「うわっ!?」

 

 

 声を掛けてきたのは⋯ガイアさんだった。

 びっくりした、ガイアさんか〜。

 

 

「うわって⋯流石に傷つくぞ」

 

「すみません⋯」

 

「はぁ⋯レイはこれから何処に行くんだ?」

 

 

 ⋯ガイアさんも溜息ついてない?

 

 

「冒険者協会に行こうかと」

 

「そうか、なら一緒に行くか?」

 

「いいんですか?」

 

「あぁ⋯(ジンとの約束もまだ終わってないしな)」

 

「ありがとうございます!でも俺、冒険者協会の場所知らないんですよ⋯だからガイアさんが案内してくれると助かります!」

 

 

 昨日⋯アンバーさんの話、全く聞いてなかったからね⋯。

 

 

「⋯こっちだ」

 

 

 ガイアさんが歩き出すので付いて行く。

 

 

 


 

 

 

 

 その後、冒険者協会に着いて受付嬢のキャサリンさんに冒険者について教えてもらってから登録をしてもらい、冒険者の証を貰った。

 そして初めての依頼は⋯。

 

 

「ヒルチャールの討伐?」

 

 

 ヒルチャールって何?

 

 

「はい、そちらにガイア様が居ますし⋯それに先程、(旅人)様がこの依頼を受けました」

 

「蛍さんが⋯!」

 

「⋯ほう?なら丁度いいな。レイの剣は旅人と似ている、だから旅人の戦闘を観るのもいいだろう」

 

 

 え、そうなの?ガイアさん、あの模擬戦の時だけでそんなに分かるの?

 ⋯でも。

 

 

「⋯ガイアさん。俺、剣とかも出来るんですけど、一番得意のは⋯弓なんですよ」

 

「⋯はぁ!?レイ、お前あの模擬戦の剣技で弓が得意なのか!?」

 

「は、はい⋯」

 

 

 実は、あの秘境で意識を取り戻した後、(レイ)に尋ねたんだ。「片手剣が妙にしっくりこない」と⋯そしたら答えてくれた。(レイ)曰く「お前は二刀流だ。それに⋯武器で一番得意なのは、弓だ」ということ。

 俺自体、二刀流とか弓が得意な記憶は無いんだけど、多分これは⋯レイの物なんじゃないかなって思ってる。

 あと武器って⋯まるで武器以外に得なものがあるみたいじゃないか?

 

 はぁ⋯今まで考えるのを放棄してたけど、そろそろ本気で考えないといけない。「幻想郷」とは何か?何故「麗」ではなく「レイ」なのか?レイは俺の記憶喪失以前に俺の何かを知っている。

 それに、確実にレイは俺より年上⋯つまりレイは、俺の未来の姿の可能性がある。だがそうなると、俺は何故「レイ」ではなく「麗」の姿なのだろうか?

 

 ⋯考えれば考える程、俺とレイの間に矛盾が発生する。例え(レイ)に聞いても、答えてはくれないだろう。俺は道中のヒントはあげるが、その答えが出るまでそれ以上は何も言わないタイプだ。だから俺と同じなら絶対に無理なのだ。

 

 ⋯情報が無い今は、これ以上考えてもきりがない。

 

 

「⋯今から騎士団本部に行くか?」

 

「大丈夫です。蛍さんから貰った剣がありますから」

 

「分かった。でもいいのか、弓じゃなくて?」

 

「はい」

 

「なら行くか」

 

「分かりました、ガイアさん!」

 

「⋯(何時になったら敬語をやめるんだ⋯)」

 

 

 そうして、俺とガイアさんはモンド城を出て、蛍さんのいる依頼の場所まで向かうのだった。

 

 

 


 

 

 ⋯長かった⋯ここまで5824文字⋯本当に、長かった⋯。

 こんなに書いたのは第五話以来ですね。

 

 モナミあんたなんて事を⋯!?門番が門番を放棄するなんて⋯!?それも全く関係無いアンバーに⋯!

 まぁ、こうでもしないと西風騎士団の皆出せないから仕方ないね。

 

 あの「懐かしい夢」に部分を書いてる途中に自分が感情移入しまして泣いてしまいました。(いや知らんがな)

 

 え〜っと、あー⋯他に何か⋯あった。

 自分の原神冒険者ランクは36,7ぐらいだった気がする⋯。

 (⋯32でした)

 だって4ヶ月ぐらい原神やってないから分かんないんだもん。(始めたの、2025.5⋯ぐらいだったかな?)(4/16だったわ)

(全然違う⋯詳しい日付は分からないけど、ヴァレサPU中に始めた)

 皆は冒険者ランクどれくらいかな?

 

 ⋯PS4で、まだ原神出来るかな⋯。

 まだ、新規インストールができなくなっただけか⋯。

 

 

 じゃぁまたね〜!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

っと思っていたのかぁ?

 

 

 

 

 

 ⋯すみません、もう少し続きます。

 

 

 


 

 

 

 

 麗side

 

 

 

 俺とガイアさんはモンド城を出て橋を渡った。

 そこで俺は肝心な事に気付いた。

 

 

「⋯ガイアさん」

 

「なんだ?」

 

「依頼の場所、何処ですか?」

 

「お前なぁ⋯」

 

「あはは⋯すみません」

 

「場所は⋯囁きの森だな」

 

「囁きの森?」

 

「あぁこの道を真っ直ぐ北に進んで⋯あれだ」

 

 

 ガイアさんが指を差した方向を見ると、少し離れた場所に確かに森があった。

 

 

「最近あの森でもヒルチャールも増加がみられるから、この依頼は本当に丁度いいな」

 

「森でも?」

 

「あぁ最近モンド各地でヒルチャールが増加傾向にある」

 

「そうなんですか⋯蛍さん大丈夫かな⋯」

 

「旅人はそんな簡単にはやられないさ。⋯心配なら急げば良い」

 

「はい!早く行きましょう」

 

「そうだな」

 

 

 俺たちは囁きの森に向けて出発するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そういえばガイアさん、モンド城を出る時何でモナミさんに睨まれてたんですか?」

 

「⋯」

 

「?」

 

 

 


 

 

 

 

 囁きの森に入って数分後⋯。

 

 

「⋯」

 

「⋯迷った」

 

 

 いや、ね?森に入ると道から外れるのはよくあることなんだよ?

 ね?だからさぁ⋯。

 

 

「だれか〜⋯」

 

 

 え?ガイアさん?森に入る前に用事を思い出したとかで居なくなりましたけど?

 

 

「蛍さ〜ん⋯ッ!?」

 

 

 後ろからガサガサと音がした。振り返るとそこには。

 

 

「ヒルチャール⋯!」

 

 

 ここへ来る途中、ガイアさんにヒルチャールの姿や特徴、種類をある程度

教えてもらったから分かる。

 今目の前にいるのは普通のヒルチャールだ。

 よし、俺もヒルチャールを倒すぞ!⋯って、ん?ヒルチャールの後ろにもう一つ影が⋯。

 

 

「⋯」

 

「!?」

 

 

 蛍さんだ。でも俺が驚いたのはそこじゃない、蛍さんの顔が一切の慈悲も感じさせないような冷徹な顔になっていた事に俺は驚いたんだ。

 蛍さんはそのままヒルチャールの背中を斬った。ヒルチャールはあの時と同じ様に消える。

 俺はその場に立ち尽くしたまま呆然とその光景を見ていた。

 

 

「⋯レイ?」

 

 

 蛍さんは俺に気付いたみたいだ。

 

 

「あ⋯っ⋯」

 

 

 上手く言葉を発せない。

 

 俺は人生で初めて恐怖を感じたのかもしれない⋯それも、蛍さんに⋯。

 

 

 






 う〜ん⋯7004文字でした。(7055文字)

 ⋯言いたい事全部言っちゃったから何もない。


 誤字、指摘、感想、評価、良かったらお願いします。

 それでは次回も〜⋯ゆっくりしていってくださいね!⋯〜♪

 ※↓投票する際は必ず活動報告をご確認下さい。

モナミside(過去編)について。(モンド編で必ず終わらせます)

  • モンド編終了後に一括投稿。
  • 定期的に投稿。
  • 毎話投稿。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。