第十一話
あらすじにも書きました(消した)が、「読者層が似ている作品」が出てきました。
⋯ッィヤッッッタァァァーーー!!!
でも⋯「曇らせ」か「ヤンデレ」みたいなのしかない⋯。
もしかして、自分に曇らせとヤンデレを書けと?
⋯あ〜確かにモナミはそれっぽいけど、今の状態だと過保護な気がする?
てか、「モナミ」って調べてみたけど、そんな意味があるんだ。
それと現在のアンケートの件ですが見ての通り同票です。
目次にも書きましたが(※活動報告に移しました)、同票の場合は下の方を優先し、又は活動報告に上・中・下どれかを優先して下さい、と書いて下さい。
ご協力宜しくお願いします。
そして、複数の優先コメントが来た場合⋯場合によっては、自分が決める事になるかもしれませんのでご了承下さい。
※次回は先に本編を書き、優先コメントが来なかった場合⋯後から「モナミside(過去編)」書き、投稿します。
サブタイトルですが、自分に表現力と描写力?があれば飯テロにできたんですが⋯下手くそで、すみません。
誤字、指摘、感想、評価、良かったらお願いします。
それでは⋯ゆっくり読んでいってね!
モナミside(過去編)
「⋯ぅぁ⋯こ、こは⋯病、院?」
目が覚めたら病院にいた。
⋯上手く舌が回らない。
「なんで⋯私、は⋯ここに?」
「茨⋯さん?」
名前を呼ばれたのでそちらを見る。
「先、生?」
私の名前を呼んだのは私の担任だった。先生は私を抱き締める。
「良かったっ⋯良かったっ⋯!」
「ぁ⋯」
担任に抱き締められた事で、私は何があったのかを思い出す。
私は⋯あの火災を生き延びたんだ。⋯でも、どうして生き残ったのかは分からない。あの石を拾った辺りからの記憶がない。
⋯石?
「先生、私の制服の中に石がありませんでしたか?」
あ、普通に喋れるようになった。
今の私は、病院服⋯つまり、私は石を持っていない。
「もしかして、この石のこと?」
担任が取り出したのは、正しくあの時拾った石だった。だが、その石は火が灯る様な輝きはなく、光を失って暗くなった、赤い石だった。
「返すね」
そう言うと担任は私に石を渡す。⋯その石からは熱を感じなかった。そして、担任は石と共にこれまでの経緯を話す。
⋯石のことについて何も言わないのは、担任がそういう性格だからだろう。
「⋯私が気絶した後の話なのだけれど、私と茨さんは校舎の裏にある庭で発見されたわ」
「⋯え?」
私が⋯裏庭に、何故?あの時確かに私は校内にいたはず⋯っ、思い出せない⋯!
「茨さんも分からないのね。私も廊下を走っていた所までは覚えいるのだけど⋯そこからは⋯」
担任のは覚えてる⋯紅白の人が助けたところを見たから。一瞬だけだったから、人かどうかも分からないけど⋯。
だけど、それを担任に言うつもりは無い。
「そして、私たちは保護されこの病院に連れて来られたわ」
「私は特に問題なかったのだけど、茨さんは⋯酷い一酸化中毒を起こしていたわ」
「ッ!」
やはり私は煙を吸い込み過ぎていたんだ、クソッ!一酸化中毒になんかなっていなければ私も助けに行けた、の、に⋯?
ちょっと待って、早苗と麗くんは⋯?
「先生、早苗たちは⋯」
「⋯東風谷さんは無事よ。⋯でも」
担任が「でも」と言った瞬間、視界の端にあったテレビがあるニュースを放送する。
「嘘⋯だよね⋯?」
そのニュースには⋯。
[一昨日、○○中学で原因不明の火災が発生し、西沢財閥の御曹司、西沢麗が一人のクラスメイトを火災から助け、そのまま死亡]
と、書かれていた⋯。
麗side
「大丈夫?」
蛍さんが俺を心配してくる。
⋯ッ、俺は何を考えているんだ!蛍さんの事はあまり知らないけど、いい人なのは分かる。だから蛍さんに対して少しでも恐怖の感情を抱いている今の俺が嫌いだ⋯!
っ⋯ふぅ⋯⋯良し。
「⋯あぁ大丈夫、初めてのヒルチャールに驚いただけだから」
俺は苦笑いをしながら言う。
「⋯分かった。それでレイはなんでここに居るの?」
「実は⋯さっき冒険者になったんだ」
「ふ〜ん」
「⋯それで、キャサリンさんが蛍さんは依頼を受けてここに居るって聞いたから来たんだ」
「そう⋯」
「⋯」
蛍さん⋯多分気付いてる。俺が、蛍さんに恐怖を感じた事に⋯。
「レイ、今時間ある?」
「⋯あるけど?」
「パイモンがレイの事、まだ心配してる」
「パイモンが?」
パイモンが心配してるって⋯秘境の時のことまだ気にしてるのかな⋯?
だったら、元気な所見せてあげないとね⋯!
「分かった、けどパイモンは?」
パイモンは何処に居るのか、と蛍さんに聞いたら指を差しながら言う。
「この森を抜けた先の、星落としの湖にいる⋯今から昼食にするけど、レイもどう?」
「いや、流石に⋯」
流石に昼食までお邪魔するのは、と言い断ろうとするが⋯言う途中で、俺のお腹が鳴った。
「⋯」
「⋯」
「⋯//」
「⋯ぷっ」
蛍さんに笑われた⋯恥ずかしい⋯。
「ふふっ⋯で、どうするの?」
「⋯ご一緒させて頂きます」
「こっち、付いてきて」
蛍さんが歩き出す。後に続いて俺も歩き出す。
そして、森を抜けて⋯。
「!」
小さな湖が見えた。更に湖の中心に女神像が見える。
「ん、あれって⋯?」
確か女神像って、俺が起きたところにもあったよな?
「どうかした?」
「いや、何でもない」
俺は首を横に振りながら言う。
⋯本当に調べなきゃいけないことが多過ぎる。
「そういえば⋯パイモンは?」
蛍さんがパイモンはここに居るって言ってたから、居るはず何だけど⋯。
すると、蛍さんが急にパイモンの名を呼ぶ。
「パイモン、昼食にするよ!」
「やっとか!?」
「!?」
突然、目の前にパイモンが現れる。
え、パイモン今何処から出てきた?
「オイラおなかペコペコだよ!今回は何にするんだ?」
「パイモン、今回はもう一人いるよ」
「?」
蛍さんが俺の方を見る。パイモンも釣られて俺を見る。
見た瞬間⋯。
「⋯」
パイモンが固まった。
「パイモン?」
俺が呼び掛けると⋯。
「どどどうしてレイがここに!?」
「今言ったでしょ、レイも一緒に昼食を食べるって」
いや、蛍さんには言ったけどパイモンには言ってないよ?それにパイモン⋯思ってたより大丈夫だったな。
そこで、俺はある事を思い出す。
「そういえば、パイモンに俺の料理作ってあげるって言ってから作ろうか?」
「い、良いのか!?」
「いいの?」
「あぁ、パイモンには約束したし蛍さんは依頼で疲れてるよね?」
「⋯別に」
「あはは⋯じゃあ作るよ!⋯て、食材は?」
あれ?食材どこ?
「それなら⋯」
と蛍が言い、食材?を取り出そうとすると⋯。
「!」
「あ、また出て来たぞ!」
「今度は何だよ?」
蛍さんの目の前に紙が現れた。蛍さんは書かれたであろう文字を読み上げる。
「⋯今からレイを異空間に行かせて料理させるから少し待っててくれ⋯?」
「⋯は?」
と言った瞬間、俺は湖ではなく⋯真白な空間にキッチンが置かれている場所にいた。
「⋯」
俺が困惑して声を出さないでいると、俺の目の前に紙が現れ⋯出て来やがった。⋯俺も書かれた文字を読む。
「⋯あれを作れお前が一番得意なやつだ。そこにある冷蔵庫にはテイワットの食材ではなく、地球の食材が入ってる。だからお前をここに呼んだ⋯因みに食器はあそこの棚にある⋯もし食材や食器について聞かれたら適当に言い訳しとけ⋯って言われてもなぁ?」
レイは俺だ、だから一番得意なやつを勿論知っているというわけだ。
「?」
文字が消され、次の文字が書かれる。
「⋯因みに四人分だ?」
四人?俺と蛍さんとパイモンと⋯他に誰かいたか?
と困惑していると続いて文字が書かれた。
四人目の名は⋯。
「ガイア、さん?」
蛍side
⋯紙が消えた。
「レイ」
「」
「?」
私はレイ名を呼ぶけど、返事はない。紙から目線を外しレイの方を見るけど⋯そこにレイは居なかった。
紙の言う通り、レイはこことは違う場所にいるのだろう。
「れ、レイが⋯消えた!?」
パイモンが驚いている。当たり前だ、目の前にいた人が消えたんだから。
でも私は驚かない、私と兄は色々な世界を旅しているし最近なら封印もされた⋯。それでも、突然人がいなくなるのは⋯少し、不快かな⋯。
「レイ〜⋯」
パイモンが落ち込んでる。⋯最近(会ってまだ一日)のパイモンはレイの事を気にしてる。
⋯私の勘が言ってる。パイモンはレイに好意を抱いている、と。
⋯良い事思い付いた。
「パイモン」
「⋯ん、どうした旅び、と⋯?な、なんでニヤニヤしながらオイラを見るんだ?」
パイモンが少し引いてる。私は今、どんな顔しているのだろうか?
そんな事を思いつつ、私はその爆弾発言を⋯。
「パイモンは、レイの事⋯す」
「旅人、レイは何処に行ったんだ?」
「!」
落とそうとしたのだが、その前に後ろから声を掛けられた。
後ろに振り返り、声を掛けてきた人物を見る。
「⋯ガイア?」
ガイアだ⋯それに私たちを少し警戒してる?
⋯でも何故ここに?
「ガイアじゃないか、どうしてここに居るんだ?」
「⋯先に俺の質問に答えろよなぁ⋯」
ガイアの呟きが聞こえた私は答える。
「レイならすぐ戻って来る」
そう言うと、ガイアは⋯。
「⋯ほう?」
⋯目を細めながら、そう返すだけだった。
ガイアは続けて言う。
「先程の質問に答えようか。俺がここに居るのは、レイ監視だ」
「監視?」
思わず聞き返してしまった。だって、今ガイアはレイの監視と言ったのだ。つまり、レイの側にずっと居たということ。
けど、何時から?⋯昨日?今日?⋯もしも今日からだとしたら⋯レイはさっき、冒険者になったと言ってた。でもレイはモンドの事をあまり知らないと思う。そして監視するなら近付かないといけない⋯だから、ガイアがレイに接触するならそこのはず⋯。
だけどレイは、ここに一人で来た⋯ということは、途中でレイから一旦離れて影で監視していた⋯?
⋯そもそも何故レイを監視する?
「⋯何故レイを監視するの?」
私はそれが気になり、ガイアに言う。
ガイアは答える。
「あいつ⋯レイには何か底知れないものがある。旅人も何か分からないか?」
「⋯」
⋯思い当たる節がある、特にあの紙。
紙はレイのもう一つの存在と言っ⋯書いていたが、本当かどうかは分からない。レイは記憶が欠けているから。
⋯この事をガイアに言っても良いのだろうか?私がレイに問い詰めたあの時、明らかに言うのを躊躇っていた。
ならば、言わない方が良いだろう。
「⋯今から言うのは独り言だ。聞き流してくれて構わない」
ガイアは突然そんな事を言うと、一人で話し始めた。
「一昨日だったな、レイがモンド城に来たのは⋯まぁそんな事はどうでもいいんだ。その日にレイと模擬戦をする事になった。⋯模擬戦の時のレイの動きは素晴らしかった、攻はまだまだだが守の方は殆ど完璧だ。⋯だが、模擬戦の途中⋯レイに変化が起きた」
⋯所々気になる所があるけど、変化?
そう考えているとガイアは突然自分の右目を指した。
「⋯右目だ」
「右目?」
「レイが目を開けた時、右目がっ⋯は?」
ガイアが独り言中断し、突然目を見開いた。見ているのは私の後ろだ。
そこで私の相棒が一言も喋っていないことに気づく。
⋯あれ、パイモンは?⋯まさか!?
私はパイモンに何かあったのかと思い、急いで振り返る。
「パイモッ!?⋯えぇ?」
私はその光景を見た⋯これは、ガイアが目を見開くのも頷ける。
「レイ〜」
「⋯」
そこには、パイモンがレイの顔に張り付き名前を呼んで、レイがそのまま棒立ちする姿があった。
麗side
「⋯ふぅ。これで四人分、少し多いかな?」
俺は完成した料理を見て言う。少し余ったから、これは保存だな。⋯何処に?
すると目の前に紙が現れた。
「⋯」
紙に文字が書かれていく。
「驚けよ」
「そう言われても⋯あ、書かれても、か」
「まぁいい。そろそろ元の場所に戻るぞ」
「そういえば、本当にガイアさんいるの?」
「あぁ、今蛍がガイアの独り言を聞いている」
「蛍とガイアさんが話を⋯ん?独り言?話合っているんじゃなくて?」
「独り言だ」
「???」
「早く料理を納めろ」
俺は料理を剣の時と同じ様に念じる。
「⋯あ、出来た」
「なら戻るぞ」
その瞬間、俺は湖に戻っていた。
そして辺りを見渡すと蛍さんとガイアさんが話していた?
⋯あれ、パイモンは?
パイモンを探そうとすると、視界が突然真っ黒に染まった。
「わぷっ!?」
俺ながら情けない声。それにしても何だよ?
「レイ〜」
「⋯」
パイモンの声が聞こえた。
⋯どういうこと?パイモンが俺の目を塞いでいるの?なんで?
兎に角、パイモンに離れるよう言わないと。
「ばいぼ⋯」
⋯言えねぇ。目だけじゃなくて口も塞がれてる。⋯ちょっと待て、目は分かるがどうして口も塞がれているんだ?⋯これ、感覚的に後頭部に手を回されてる気がする。
つまり⋯パイモンが俺の顔に!?⋯って、それ凄い絵面になってない!?大丈夫⋯じゃないよね絶対!?
「こ〜ら、パイモン離れなさい」
蛍さんの声と同時に、俺の視界に光が入る⋯うわっ眩し!
「なにするんだよ〜、旅人」
「それはこっちのセリフよ、パイモン何やってるの?」
「れ、レイに貼り付いてただけだぞ?」
「⋯顔に?」
「⋯ピュ〜」
「⋯(出来てないよ⋯)」
蛍さんとパイモンが小声で話しているが、俺には⋯全部聞こえている。もしかしたら、日本にいた時より聴力、または五感も強くなっているかもしれない。
それにしてもびっくりした〜。視界が真っ暗になったから何事かと思ったけど、パイモンが顔に張り付いていただけか〜⋯いや、ダメだろ。
「⋯レイ、先程まで何処行ってたんだ?」
ガイアさんが話しかけてきた。
⋯あぁ、これは言い逃れは出来ないね。
「実は⋯異空間に行って、料理をしてました」
「⋯出来れば、その異空間について教えてもらいたいもんだが⋯無理だろうな」
「すみません⋯」
「それで、料理をしていたのなら俺の分もあるんだろうな?」
ガイアさん嫌味を言ってくる。でも⋯。
「はい、ありますよ」
それは、ガイアさんの分がない場合の話。
「だよな、無いだ、ろ⋯あるのか?」
「あります」
ふっ⋯俺の勝ちだな。
そして、完成料理を一つ出す。
「⋯初めて見るな」
「そうなんですか?」
え〜⋯もしかして、作っちゃいけない物作っちゃいました?
と、そこで蛍さんとパイモンが割って入る。
「あ、それオイラ知ってるぞ!」
「私は知らないかな」
あ、ガイアさんと話してたから蛍さんたちが何を話していたのかは分からないけど、終わったんだね。
⋯蛍さんは知らないのにパイモンは知ってるの?ならテイワットにもあるのかな?
「お、ならパイモン言ってみて。正解したら先に食べさせてあげるから」
「本当か!?」
「あぁ、本当だよ」
さぁパイモン、当ててみたまえ!
「それは⋯オムライスだな!」
「⋯」
「⋯え、オイラ、間違えた?」
「⋯パイモン」
「⋯っ」
パイモンが唾を飲む。
パイモン⋯それは⋯。
「⋯正解だよ!」
「⋯え、お、オイラ、正解したのか?」
「うん、正解したよ」
「⋯や、やった、正解したぞ!」
パイモンは正解したのが嬉しいのかブンブン飛び回る。そんなパイモンを見ていると蛍さんが話しかけてきた。
「レイ、パイモンを虐めないであげて」
「あ、ごめん⋯」
「別に謝って欲しい訳じゃない。⋯それより、これオムライスって言うんだ⋯」
「そうだけど、もしかして蛍さん知ってたりする?」
「⋯知らない」
「な、なぁ早く食べたい!」
興奮が収まらないパイモンが早く食べたいと言って来た。
「あ、そうだね」
そう言って俺は、スプーンを取り出しオムライスの真ん中の端を取る。
そして、スプーンに乗ったオムライスをパイモンに差し出す。
「はい、どうぞ⋯ってあれ?」
「⋯」
またパイモンが固まった。こうなった時は蛍さんとガイアさんに頼るに限る。
「レイ⋯」
「お前って奴は⋯」
「?」
⋯ダメだった。
別にいいと思うけどなぁ、あ〜んぐらい。俺、義妹のことは殆ど覚えてないけど、あ〜んは幾らでもした事があるからな。だから別に抵抗は無いんだよなぁ⋯。
「よよし、お、オイラは、ももう大丈夫、だぞ!?」
「ぱ、パイモン大丈夫?」
パイモンが復活した⋯でも、少し変。あ〜んってそんな取り乱すことなのか?
「⋯ふぅ、も、もう大丈夫だぞ」
⋯まぁいいか。早くしないと冷めちゃうし。
俺はもう一回パイモンに差し出す。
「はい、パイモン」
「い、いただきます⋯」
蛍side
「い、いただきます」
パイモンが食べた。
次の瞬間、パイモンが固まった。
「パイモン?」
私が呼び掛けるが反応しない。
「レイ、何を⋯!?」
私がレイに問い詰めようとしたら、急にパイモンが動き出した。
「えへっ、えへへっ」
パイモンは紅潮させながら両手を頬にやり、幸せそうな笑顔を浮かべている。
⋯ちょっと引く。
「うん、腕は落ちてない!⋯あ、誤解が無いように言っとくけど、俺の料理を食べた人は何故かこうなるんだよね⋯でも、こんなふうには⋯」
私たちの方を見て弁明しているけど⋯。私はパイモンを見る。
「えへ〜」
「レイ⋯」
「⋯」
流石にこれは⋯。
「ちょっと騎士団に行こうか?」
ガイアがレイの肩を掴む。
レイ顔が青褪める。
「ってのは冗談だ、レイが変なモノを入れる訳ないからな。俺も腹が減ってんだ、頂こう」
「ガイアさん⋯!」
今度は希望の顔が⋯って。
「ガイア、まさか⋯」
「おっと旅人勘違いすなよ、俺は別にこうなりたいわけじゃない。折角作ってくれたんだ、だったら食べるだろ?」
「そうだぞ、オイラがちょっと大袈裟にリアクションしただけだぞ。レイ、めちゃくちゃ美味しい!」
「あ、ありがと、パイモン」
気が付いたら、いつものパイモンがそこにいた。⋯大袈裟って、そんなレベルじゃなかったよね?
⋯でも、パイモンが今まで食べた物も中で一番のリアクションだった、それなら⋯。
⋯ゴクリッ。
「⋯レイ、私も食べる」
「どうした旅人、気でも変わったか?」
「⋯別に」
「分かった、みんなの分出すから待って」
そう言ってレイは、パイモンが食べたオムライスを消して、新しいオムライスを一つずつ出して私たちに渡す。
そして渡し終わる。
「よし、みんな食べよう」
「レイ、お前のは?」
そこで、波乱な予感がした私はパイモンが持っているオムライスを見る。
「なっ!?」
「ん、どうした旅人?ま、まさかオイラのオムライスを取るのか!?」
パイモンが何か言っているがそんな事を気にする余裕はない。
だって、パイモンが持っているオムライスには⋯。
一つも欠けていないのだから。
「俺のはこれだよ」
レイが取り出したオムライスには、さっきパイモンに食べさせたであろう欠けた場所があった。
「⋯おい、レイ、それ」
「まさか⋯それを食べるの?」
「れ、レイ、何をやろうとしてるんだ?」
「?」
レイは、知ってか知らずか、ぽかんとした顔をしている。ガイアとパイモンも、レイが持っているオムライスに気付いたようだ。
「あ、早くしないと冷めちゃうから食べようか。俺は先に、いただきます!」
レイが食べる、早く止めないと!?
「レイ、待て!?」
「待って!?」
「レイ!?」
レイはパクッと一口食べた。
「「「あっ」」」
「⋯ん~美味しい!」
「「「⋯」」」
そう⋯私たちが止めるよりも先に、レイは食べてしまった⋯。
ここまで読んでありがとうございます!
とうとうUA3000突破!
今回モナミside(過去編)短くてすみません。
いや〜今回は平和?だね!
⋯麗、本当なにやってんの?
そして、ここを読んでくれた人に新情報!
10/6 特別編を投稿します。(時間は未定です)
残念ながらストーリーとは関係ありません。
誤字、指摘、感想、評価、良かったらお願いします。
それでは、次回も⋯
全話も、見返していってね!
(別に見返さなくていいです)
※↓投票する際は必ず活動報告をご確認下さい。
モナミside(過去編)について。(モンド編で必ず終わらせます)
-
モンド編終了後に一括投稿。
-
定期的に投稿。
-
毎話投稿。