GUNDAM Thunder Bolt ーINFINITE STRATOS- 作:INUv3
試合回避?んなもんねぇよ!
普通に織斑先生に直談判したが
もう既に決まった事だ諦めろ、だとよ
さて、そんなこんなで試合当日だ
織斑の専用機が未だに到着しないと言う
想定外のアクシデントが起きていたな
時間的にマズくない?と考えていたら
山田先生が慌てながらこちらに来た。
どうやら織斑の為に倉持から専用機が
届いたみたいで戦う事になった。
織斑は、初心者ながらも粘った戦いをして
後少しと言うところで負けたようだ。
しかしなぁ…ハッキリ言うと
「戦いたかねぇな〜、めんどくせぇ〜、そう思わねぇか?一夏ァ」
「いや、そう言っても、決まった事だろ?それに俺は終わったしさ」
俺は、男子専用更衣室で
そんな事を、呟きながら
一夏と話していた
あ、一夏って名前呼びになったのは
適当に話して、仲良くなったからだな
「何言ってんだ、オルコットと俺が戦った後に、お前も俺と戦うんだよ」
「え!?」
「何、驚いてんだ、普通にそうだろ、別にオルコットが共通の敵じゃねぇ、全員まとめて敵って名の競争相手なんだよ。」
そうしていると、俺の戦闘時間近くになった
あ〜、ヤダヤダ、やってらんねぇよなぁ〜
専用機があるとか言う話はねぇから
どうせ打鉄かラファール・リヴァイブだろ?
第二世代のリミッター付き訓練機で
第三世代の試作機に勝てっかよ
「んじゃま、一夏、俺ァ、行ってくるわ」
「あ、俺も着いてくよ!応援したいしさ!」
そうして、俺と一夏はピットに向かった
そうして、ピットに歩いて行くが
山田先生や織斑先生が居ねぇ…
誰も居ねぇピットに一夏と俺だけ
打鉄も無けりゃ、ラファールもねぇ
俺にどうしろってんだコノヤロウ!
「なぁ、一夏、訓練機さえ無い、俺はどうすりゃ良いんだかね?」
「いや、エウロパ、俺に、そう言われてもよ…」
「ま、だよなぁ〜、こりゃ不戦敗かぁ?」
そんな風に一夏と二人きりで話していると
ファイルを抱えながら山田先生が
ピットに駆け込んでくる
「アンヴィルくん!アンヴィルく〜ん!」
お?訓練機が来んのか?
不戦敗でも良いのよ俺は
だって勝つ気なんも無いから
え?そんなんで良いのかって?
良いんですよコノヤロー
「はいはい、山田先生、落ち着いて落ち着いて、深呼吸、ハイ、ヒッヒッフー」
「は、はい!ヒッ、ヒッ、フー…」
「え?マジでラマーズ呼吸法で落ち着いてる…?」
俺は戦慄した、ラマーズ呼吸法は
出産に使われる呼吸法であって
深呼吸して、落ち着く為の物ではないと
そして、それを実施した山田先生の
天然な所に…腰抜かしかけた
「あ〜…山田先生?それは冗談で、普通に深呼吸しないか?」
「あ、はい!スーーーー…ハーーーー…よし!ありがとうございます!アンヴィルくん!」
「いえ、そんで?俺を呼び止めてましたが、何かご用事あるんですかいなぁ?」
「はい!アンヴィルくん!専用機が届きました!」
「専用機…?俺に…ッ!?」
俺は…驚愕した、いや知らねぇ!
そんな、素振り無かったやん!
何処からだ!?何処から来たァ!?
「いや、知らねぇ!?専用機ィ?そんな話、聞いてねぇ!報連相が死んでやがる!ここは日本だぞ!?報連相は大人の義務だろうがァ!」
「ひゃぁ!?」
俺は虚空に向かって、そう叫んだ
真面目にそうだろ!専用機なんざ
持ってても百害あって一理無しだ!
俺のデータ取得が目的なんだろうが
専用機なんざ持ってたら
矢面に出される事、間違いねぇ!
そんなの…!そんなのぉ!
自衛官としての夢が消えるじゃねぇか!
あ、山田先生が怯えてる
sorry、sorry、落ち着け〜
「あ〜、山田先生、Sorry、少しな鬱憤が溜まってたんだ、それが爆発した程度だから、気にしないでくれ…それで、山田先生、専用機って?」
「は、はい!こっちです!着いてきてください!」
「ん、OK〜、あ、一夏、お前も来いよ〜」
「お、おう!行くよ!」
そうして、俺と一夏と山田先生の
トリオで、何かピット奥の倉庫まで
さっさと歩いて行くと、そこには…
RGM-79 ジムが居た
いや、それもだ…バックパックから
伸びる2つのサブアームに2枚シールドを持たせ
両腰部にビームスプレーガンがあり
バックパック下部にはビームライフルを
搭載された重装備化がなされている
メインアームが届かない部分に
取り付けられた予備の武器や弾薬を
取るためのミニサブアームすらある…
つまりだ…こいつァ、ただのジムじゃねぇ!
ThunderBolt版のジムじゃねぇか!!!
「これがエウロパの専用機……なんというか…こう…うん?」
「わ、私はカッコイイと思いますよ!」
「いや…言わんでも分かる…こいつは…やられ役になるとな!」
まっさか、コイツかぁ〜…嫌でも
この世界にはガンダムはねぇって事は
多分…世界の修正力とか何とかなんだろ?
俺は知ってるぜ?…はぁ…面倒な!
「アンヴィルくんの、機体ですが、間に合わない武装があるという事でした。気をつけてください。」
すると、後ろから、織斑先生の
足音が聞こえてきた…織斑姉弟に挟まれた!
俺も織斑化するしかねぇのか!?
冗談はさておき、聞いていこう…
「アンヴィル、時間が押している。全身装甲型だから手間だが、正面装甲が展開する、その後は、織斑がやっていた様にISを装着しろ。」
教師二人の言葉を聞きながらも
俺は機体を凝視していた。
このジムはムーア同胞の青ジムじゃねぇ
連邦の赤ジムで、スラスター増設無し
ん〜、ここまで来ると、可能性は低いが
マグネットコーティングがされている…
訳ねぇよな、アレが正式に
色んな場所で使われ始めたのは
グリプス戦役前だ、一年戦争では
ガンダム以外ではBD1とアクト・ザク程度しか
全くと言って良い程に使われてねぇもんな
はぁ…確かにジムは悪かねぇ、だが
高機動型ゲルググかザクが欲しかったな…
スラスター出力と実弾兵装の有無は
結構な差が出んだよ、ハイバズ3*1ねぇの?
さてと、気を取り直してジム[TB]に乗り込む。
少ししたら、フォーマットとフィッティングが
同時に、完了した、仲良いな、お前ら
ハイパーせンサーも問題なく稼働している
アリーナ中央付近にはオルコットが
既に待機していた。
待たせるわけには行かねぇか…
操作に戸惑いつつもピットにある
カタパルトの前へと歩いていく
イメージをしたのだが、所詮はイメージ
実機を操ると全然違うので
拙い動きだろうが、ま、どうにかなる
カタパルトに乗ってと…
[カタパルト接続、出撃準備、完了です。]
「んじゃぁ、一夏、行ってくるわ」
「おう!頑張れよ!エウロパ!」
「あぁ、エウロパ・アンヴィル、ジム、出るぞ!」
カタパルトが動いた瞬間に
背部スラスターのみを吹かし
軽く操作感を感じるが…
なんだァ!?このクソ雑OS!?
入学試験の時に触ったラファールの方が
100倍はマシだぞ!?
まさか…これ…!未完成なの
武装じゃなくて、OSかよォ!?
「クソ!だが、こうなりゃ、ヤケだ!」
そのまま、ピットから出ると
アリーナ中央には青色が特徴的な
イギリス第三世代試作1号機の
ブルー・ティアーズを操作し待つ
セシリア・オルコットが居た
「よぉ、レディーに対して申し訳ねぇが、身体も顔も隠して剰え、待たせちまったな、お生憎様、この機体が届くのが遅れてな」
「い、いえ、私もイギリス貴族当主の1人ですので、待つのは当然ですわ!…それより、アンヴィルさん、先日のクラスで起こしてしまった件の謝罪を…申し訳ありませんでしたわ」
そう言うと、見事な所作で
綺麗な謝罪をしてきたな
それに対して、ヒューっと
口笛を吹いちまったのは
悪いとは思うがさ…
「綺麗な所作だな!さっすが、貴族当主様だ、ま、俺は別に気にしてねぇぜ?どうせ、投票で選ばれてはいたんだ、こうなるのは必然って奴だな」
俺自身は気にしていない
俺からは、彼女に対しては
何も言うつもりは無いが
「クラスメイトには謝罪すんだろ?なら、どうせ、代表が決まった後にパーティがあんだろ、その時に謝罪すると良いぜ?」
「はい!ありがとうございます!アンヴィルさん!」
「いや、感謝は要らねぇ、今は、この催しを楽しむ事が先決だろ?」
スプレーガンを両腰部から取り出し
左右に持って彼女に向ける
いわゆる、ギャザーロード・ジム*2スタイルだ!
カウントダウンが始まり
試合開始と同時に
その場からスラスターを吹かし
真上に飛んでから、AMBACで
身体を捻りながら回避しつつ
オルコットに向けて
ビームスプレーガンを撃ち込むが
キチンと回避され
反撃にスナイパーライフルの
二射目が放たれたが
それは、アームを動かし
盾で防いでからビームスプレーガンを
連射するが、やはり第三世代!
速いなぁ!おい!
「流石に、やるなぁ!オルコット代表候補生!」
「其方こそ!ですが!ここからは、わたくしとブルー・ティアーズのワルツによる、踊りを堪能して頂きますわ!」
「はっ!お生憎と、俺はワルツより、ジャズとポップス派なんでなぁッ!」
ブルー・ティアーズからBT兵器が
4つ程射出されたが
対処は結構、簡単だ
後ろに目を付けずとも
AMBACを駆使して
縦横無尽に動き回りながら
1つずつ丁寧にビームスプレーガンで
破壊していけば良いだけだ!
そこだ!頭部バルカン砲で破壊する!
「ほらァ!まずは一つだぜッ!」
「くっ!やってくれますわね!」
そこからは、一々反応が
ワンテンポ遅れる、このOSに
翻弄されながらも、盾受けと
回避をしながら、BTを落とす
これを続けて、やっと4つ破壊
まぁこっちも、ビームスプレーガンを
2つともに破壊されたから
武装が一気に減ったがなぁ!
「やってくれるぜ…俺の大事な大事なビームスプレーガンを破壊するなんてな…!」
「それは、お互い様でしょう?わたくしも、BTを既に4基も破壊されなのですから」
「はっ!そうだな…だが、俺は、まだ遠距離武装はあるんでな!」
俺は、腰部から
ビームライフルを取り出し
ちょっとマニュピレーターが
焼き付いてきてる、右手に持つ
装弾数は5、パックは
バックに5はあるとはいえ
無駄撃ちは出来ねぇよなぁ!
まぁ、懸念点があるとすれば
「既に機体の駆動部がボロボロって所かぁ…」
「それは…アレだけ、無茶な軌道をすれば、そうなるかと…」
AMBAC使い過ぎたね。
無茶な操作し過ぎたね。
猛省もんだわコレ!
だが今は!
「楽しまねぇとだよなぁ!」
バックパックの下部から
ビームサーベルを取り出して
左手に持ち、ビームライフルを
3発狙って撃ちながら突撃する
「そこ!掛かりましたわねッ!!」
オルコットが、ミサイル型のBTを
射出し、俺に向けて放って来るが
それを左側の盾で防ぐが
盾はぶっ壊れ、爆煙に包まれるが
それが狙いなんだよォ!
直ぐにライフルを投げ捨て
右手にサーベルを、左手に盾を持ち
スラスターを吹かし爆煙を抜けると
オルコットは、ライフルを向けていた
「貰いましてよッ!!!」
そう言って放って来たが
レーザーは左手の盾で防ぎ
「これで終わりだ!落ちろぉ!代表候補生ェッ!!!!!」
「こんな所で、終われませんわ!インターセプタァァッ!!!!!」
俺は、ビームサーベルを
彼女の、胴体を狙って
突き刺すように向けるが
オルコットも、残ったミサイルと
近接武装のインターセプター(ナイフ)を
展開し、俺に向かって突撃してくる
ミサイルは左手に持っていた盾で
防いだが、破壊され、左腕を焼き
シールドエネルギーが60まで落ちる
更に、オルコットのナイフが
俺の、頭部に向かって突き付けられる
だが!俺のビームサーベルも届いたァ!
だが、無情にも俺のSEは消え去り
ビームサーベルの刃が消えていく
試合終了のアラームと共に
俺の最初の敗北が決まった…
「はぁぁぁあ…疲れたぁ〜…あ、すまねぇな、良い試合だったぜ、流石、キチンとした選抜を生き抜いてきた、代表候補生だ、セシリア・オルコット、イギリス代表候補生」
俺は、健闘を称えるために
ビームサーベルを閉まってから
マニュピレーターの右手を差し出す
「そこは、生身での握手ではありませんの…?ま、まぁ、初心者として、わたくしを追い詰める程の良い試合でしたわ、エウロパ・アンヴィルさん」
彼女もまた、ブルー・ティアーズの
マニュピレーター越しに右手を差し出し
硬い握手をした…物理的に硬いな
「じゃ、俺は先に帰らせてもらう、お疲れさん」
「えぇ、お疲れ様ですわ、次の試合も頑張ってくださいまし」
俺はピットへ戻りながら
今回の試合の反省点を振り返る。
まずは、幾らOSが未完成とはいえ
武装を考慮し回避をしなければ
武装が破壊される、これは学んだ
そして、無茶な操作を続けると
駆動系にガタが来る
既にジムはオーバーホールしなきゃ
マトモに動けねぇなコレ
後は専用機があるから
練習時間を割かないとならん
帰投すると一夏や山田先生に
健闘を称えられた。
「アンヴィル君!お疲れ様でした!織斑君もですが、本当に初めてとは思えない動きでしたよ!」
「エウロパ!本当に凄かったぜ!最後の突撃とか、どんな動きだよ!」
「あ?あれかァ?ま、1度目で盾が破壊されたとはいえ耐えれたからこそ、盾の頑丈さを信じての突貫だからな、オルコットがBT操作中は動けねぇって弱点付けなきゃ、ジム程度のスラスター出力じゃ、使えねぇ技だな、それに、ミサイルが後2発あってみろ、その前に撃ち落とされてたぜ」
「いや、それでも咄嗟の判断で、あそこまで食らいつけるの凄ぇよ!?」
ジムの前面部を開き
地面に飛び降りてから
一夏とそんな話をしていると
織斑先生がこちらに来た。
「残りの織斑とアンヴィルの試合だが、試合が想像以上に長引いた結果、アリーナの使用可能時間が足りない。だが、クラス代表を決める為だけに、もう一度、別のアリーナを借りるのも難しい。よって二人の試合は無しだ。」
「わかったぜ、ちふu織斑先生…」
「ん、なら、俺の不戦敗で良いぜ、織斑先生、なんせ、この試合だけで、ジムは駆動系がガタが来て、スラスターも焼けこげてる、替えのパーツとかもまだ届いてないなら、更に悪い、マニュピレーターも死にかけ、ビームスプレーガンと盾は全損、つまりは、2回戦目は考慮してねぇ戦い方だったからな、どっちにしろ負けてたさ」
「え、そうなのか!?」
「ん、そうそう、ほれ、見てみろ、盾無し、銃無し、マニュピレーター焼けこげだ」
「そうか、分かった、では、アンヴィル、織斑の勝ちで良いな?」
「えぇ、そんな感じで、ヨロシクお願いしますわ。」
そんな感じで本日は解散する事となった。
いや〜、楽しかったけど、ジムだと駆動系がな
出来るならばムーバブルフレームタイプが欲しい
いやまぁ、1番欲しいのは高機動型ザクⅡなんだが
皆さんはサンダーボルトで何の機体がお好き?[連邦編]
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