図書館に入り。入り口はひろしに見張りを頼み。
「んー、武器ないのヤバいな・・・」
本をずらし鍵を取って・・・奴が来る。ブルーベリー色の巨人。瞳孔の開ききった眼球に妙に肥大化した顔。擬態先に現れる毛髪は存在せず、原種たる事を現すだろう事が分かる。
「さて。どうしますかね」
生憎肉体は鍛えててね。目指せ某上院議員よ。実は青鬼、明確に一個行動に弱点がありまして。
「その掴もうとする癖、直せないうちは俺は喰われないんだよなぁ」
掴まれる寸前に縮地×発勁。これを繰り返すだけで押し切れるのよ。生憎胴体部分だから致命傷を与えることは出来ないんだけど。『飛ぶ発勁』とか『無寸頸』とからまだ使えないし。・・・これを転生特典無しでやってるからなぁ・・・まぁ前世からこうだし?銃火器は扱えるよ?そりゃ対熊には銃火器。これ常識。でもさ?近づかれたら銃火器弱いのよ・・・俺的にはね。だから武術も鍛えたって訳。東島某も鍛えたら熊に勝てたんだから。なんなら俺が相手してた熊のスペックって昭和ライダークラスだし・・・
「あ、帰ったか。知性はあると」
・・・そういやゲームだとこの手の書物って一切調査出来ないよな。てことで読み耽ろうと思います。
「音がしなくなったので確認にきましたが、何してるんですか?」
「ん?あー、ほら、書庫にしては本多いじゃん?どんなジャンルなのかなぁって。ついでに日記とかないかなぁって」
「日記、ですか?」
「あのブルーベリー色の巨人・・・長いな。青鬼でいいや。まぁ、その青鬼のルーツとか無いかなぁって。あんなのが当たり前にいるのか、それともこの家限定なのか、それとも
「それはそうですが・・・別に今である必要はないんじゃないのでしょうか?」
「それもそうだな。日記は見つけたし持ち歩くことにするわ。帰ってから読み耽る事にする。とりあえず鍵見つけたからどこの鍵なのか探す時間だな」
「どこだと思います?」
「キーには『寝室の鍵』って書いてあるし寝室だろうな。一階は無いから・・・二階か三階・・・部屋の広さ的に三階だな。ただその前に一階をちゃんと探索するぞ」
「それは何故?鍵があるならまずはそちらを開けてもいいのでは?」
「ようは今この家は脱出ゲームみたいになってるわけで。なら全て探索してから鍵を開けた方がいいと思うんだよ。ほら、何処を探索して何処を探索してないのかが混ざったらダメだろ?」
「それは・・・そうですね。ではそうしましょうか。分担します?」
「んじゃ玄関を背にした時に左がひろしの担当な。俺は奥を調べる。んで、調べ終わったら相手のところに向かう、って事で」
「了解です」
てことで一階奥。ここで取るべき行動は『ライターの取得』と『壁の違和感による壁剥ぎ』だな。・・・いや、多分扉は壊せるけど。某小僧じゃないけどこの家の壁、扉は壊せるだろうけど。でもそれは
「ゲーム画面だから分かりやすいけどこうリアル視点だとラインが分かりづらいな・・・ここか」
まぁさっきみたいに殴り倒せばいいんだろうけどこれがスマホ版かリメイク版かをまずは見極めたいと思う。やり方は簡単。
「おーにさーんこーちらーっ!」
一部屋前に戻り、間髪入れずUターン。青鬼は座敷ではない、目の前にいるね。てことはこれはスマホ版・・・というか2016とかの6.23ってどうなんだっけな・・・環境的にPC版やってないんだよ・・・だから知識としてしか知らない。その弊害が出てきたな・・・
「まぁ、さっきと同じ個体だな。殴った跡あるし。どうだ?殺されたくないなら去りな。追いかけてくるなら殺す」
ちなみにこんなことしておきながらちゃっかり壁は剥いだしライターは取得済み。俺の役目は一旦終了。合流しますかね。
「うん。追いかけてこないのは嬉しい」
・・・リメイク版だと俺いっつもここはさっきみたいなUターンで青鬼の位置変更してライター取得、そのまま直で三階に移動してたんだけど・・・今回は分担しながらだからな。
「っと、そっちも終わった感じか。首尾はどうだ?」
「こちらは風呂場とトイレでしたね。+ドライバーと洗剤を見つけました。何かに使えるかなと思い持ってきました」
「+ドライバーか・・・あ、その型だとあれじゃん。ードライバーと入れ替え出来るやつ」
「そうなのですか。それでそちらは?」
「如何にもドアノブが必要そうな扉とライターを見つけた。ただしライターはオイル入ってないからオイル探す必要ありだな」
「そうですか。では寝室を探しにいきましょうか」
「あーそれなんだけど。ちょっと日記を速読してみたわけよ。何かないかなーって。専門的な事まではちゃんと読まなくちゃだがどうやら三階にあるっぽいぞ」
「そうですか。では三階に向かいましょう」
・・・ちなみにたけしは今何処にいるんだろ。『たけしの部屋』から音は消えてるし。
三階。扉は二つ。
「どっちでしょうね」
「多分手前側。だから逆張りで奥の扉から調べようぜ」
「そうですね」
てことで無駄に広い部屋
「・・・こう言ってはなんですが、無駄に広いですね。その上で奥の扉、何か違和感を抱くのですが・・・」
と奥に行くと扉が急に開いた。卓郎ですね。
卓郎との会話からはまた次回。何故ここで止めるって?ちょっと事情があるんだよ・・・
ちなみに主人公、転生特典として『一回ジェイルハウスをクリアすると、自分が死んだ後にリリースされた青鬼をプレイ出来る』という特典があります。なのでジェイルハウス編が終わると彼にはブルーベリー温泉:心操編をやって貰います。作者?130近く死んだ上にスマホの回収に失敗しましたが?三又鬼の考察は止まりません。でもアイツ嫌いです。130の内訳ですが20は正面衝突とか諦めとか。80は対三又鬼(火薬庫前の逃走の部分)で、残り30が2分間の部分ですね。3時間かかりました。神主強くね?