「おっとストップ卓郎。近付くな。そのまま壁に背を付けろ」*1
とあるシュールシステムのせいでこの部屋の卓郎って無敵*2なんだよな・・・美香は死ぬ*3のに・・・
「それで、なんだって俺を止めた?」
「この屋敷の怪物について俺はまた生態系を把握してない。そもそも居ないとされてた
さて、瞳孔の確認・・・うん。まだ人のうちだな。・・・所でふと思った事があるんだけどさ。【緑の鍵】もだけどもしや【四階】あるのでは?ただここを試すのは誰か死んだ場合だな・・・誰か殺すか?*5いや、流石になぁ・・・いや、まぁ二人くらい死ねば面白い事が出来るんだよ。サダカヤって言う*6んですけど。アレは・・・いや、あれはそもそも友情出演でしか無いか。・・・となるとコレ誰も死なずに居ても試す価値はあるな?そんじゃ言い訳考えておくか・・・
「よし、まだ人だな。んでだ。少し話し合おうぜ。これからの俺たちの身の振り方について」
「待ってくれ、他の奴らは今どこにいるんだ?」
「えーと・・・タケシが行方不明、美香は二階のとある部屋だな。じゃあそっちに移動・・・はひろしに任せる。アイツの説得はお前ら2人の方が適任だろうよ」
「貴方は?」
「ほら、寝室の鍵・・・あっ」*7
「・・・もしや貴方、美香が何処にいるのかは知ってるけどその部屋は鍵掛かってるから無理では?とか考えましたね?」
「正解正解・・・さて、どうするかねぇ・・・まぁ先に寝室でしょ?あ、卓郎も一緒な。分断行動が最悪だから」
「お、おう」*8
さて、今ふと思ったがたけしどうしよ?いやね?今いる場所は分からずとも何処で会えるかは知ってるからさぁ・・・逃げられたら高確率で自殺するの辞めてくれないかなぁ・・・いや?美香が生き残った上でこの4人パーティでタケシに会えばワンチャン逃げないのではないか?まともに会話出来てるから恐らく発狂はしてないし。ソレにアイツはいざという時の度胸は半端ないからな。ダイナミックダイナマイト。*9あれの印象が強い
てことで寝室
「普通の寝室だな」
「まぁここは元々住んでた夫婦の寝室だな。日記に載ってた。*10んで、この奥のベットを更に奥にズラすと・・・うん、2階へのショートカットがちゃんと残ってた。一方通行のショートカットだけど」
「飛び降りるのか・・・?流石に高すぎないか?」
あー、ひろしの感覚で居たから問題無いと思ってたがそういやひろしは卓郎以上のフィジカル強者*11だったの忘れてた・・・俺の武術教えたらどうなるんだろ・・・
「んじゃ俺が先に降りる。んで俺がお前らをキャッチすれば問題ないと思うんだがどうだ?」
「・・・それならいいぜ?」
てことでピアノの部屋。血を拭くと何故か青鬼に背後を取られるから初見殺しの一つ。本館って初見殺し好きだよね。*12
「っよっと」
「サンキュー」
「っと。割と問題ありませんでしたね」
「・・・マジ?俺だから降りれたと思ったんだけど割とフィジカル強者なのか、ひろしって」
「そうなんだよ!こいつ特にスポーツとかしてないのに俺より身体動かせるんだよ!まぁ身体の動かし方が人離れしてるだけでスピードとかの鍛えなくちゃ伸びない部分は普通の人程度だけどな」
「つまり才能か。どうだ?ここから脱出したら俺の武術を学ぶ気は?青鬼も倒せる様になるよ!別に青鬼は一般社会には出てこないと言う点さえ目を瞑れば自衛の手段にはなると思うんだよね!」
「一考はしてはおきますね」
「にしても有るのはピアノと本棚くらいだな。んでこのピアノは血で汚れてるから・・・洗剤で流せるか?」
「あ、金庫みっけ」
「本棚の裏ですか・・・ちなみに何故有ると?」
「この日記にこの館の金庫とかの位置は書いてあるんだよね。肝心のパスワードは載ってないけど。」
まぁ数字は覚えてるから・・・とりあえず1416っと。お、コレは違う。んじゃ9976・・・おっ当たり。て事はスマホ版では無いのがやっと確定出来た。いやぁよかった*13
「開いたぞー」
「早いな」
「まぁ鍵開けは俺の得意分野だからな」
「それで、ソレは何処の鍵なのでしょうか?」
「子供部屋だな」
「子供も居たのか。そういやここの住人って何処に行ったんだろうな?別に引っ越すならこんなに家具と残ってるのはおかしいし失踪するような貧乏生活してる様には思えない。ましてやガキも居たんだろ?なんでここの住人は消えたんだろうな・・・いや、青鬼に喰われたって予想はできるけどよ」
「・・・70点かな。ソレを語るのは美香と合流してからにしよう。大丈夫、子供部屋で縮こまってるさ」
てことで子供部屋。実は子供部屋ってとある特性があって。ジェイル・ハウスの中で数少ない【鍵を閉めれる部屋】なんだよね。*14だから卓郎とひろしが入ったのを確認してから鍵を閉めた。コレで青鬼は入ってこれない。タケシにタゲが行くけどアイツは無駄にしぶといからセーフ。
「卓郎!良かった生きてたのね!」
イチャイチャは俺はどうでもいいから思考の補強の為に日記を読み漁る。まぁ面白い事書いてあるんだなこれが。そもそも俺は3とXと最恐はちゃんと遊んだ記憶がない。多分最恐以外は一周しかしてないんだろうよ。だから俺の知らない世界観がある訳で。その知らない部分の補強をしてくれたのがこの日記よ。*15ありがたいよね。
「んでお二人さん、そろそろいいかい?」
「あ、悪かったわね。それで、何かしら?」
「まず大前提として、俺達はこの館から脱出する事が目的だ。そこはいいな?」
「ええ」「ああ」「ですね」
「その為にはここ【本館】の他に【別館】と【離れ】も攻略する必要がある。つまりかなり長いんだ」
「そうなんですか」
「ああ、日記に書いてあった」
・・・ん?もし誰も死なずに攻略するなら別館地下の井戸でクリアでは?あれぇ?*16
「それじゃあどうするのよ。まさかこの化物が彷徨いてる館を歩き回る訳じゃあないでしょうね!?」
「正解!まぁ俺と一緒に居れば問題ないだろ。倒せる範疇だし」
「・・・アレを倒すとか、そもそもその選択肢がある事に驚くんだが、倒せるのか?」
「正確には撃退が限界だな。ただ確実に撃退出来るからここからは分断行動はできるだけしないでいくぞ。やるとしても俺1とお前ら3だ。いいな?」
「分かりました。しかしこんな悠長に話してていいのでしょうか?タケシの心配もありますし、ここに青鬼がくる可能性も・・・」
・・・っ!来た!?青鬼が!?今!?はぁ!?お前さんくるのもうちょい後だろ!アレか!?ランダムエンカか!?
「っ!?」
「・・・なんだ?何が起こってる・・・?」*17
「いや、鍵閉めれるって書いてあったから部屋に入った時点で鍵閉めたのよね。鍵ここにあるしこの家マスターキー無いし。だからまぁこのタイミングのこの部屋は絶対に安全かな」
「そんじゃその日記を読んでこの館について理解してるお前に色々質問したいんだが、いいよな?」
「もちろんさ!さぁ、何を聞きたい?」