もしリゼロのヒロインがパンドラだったら   作:はかたマン

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4件ものコメントありがとうございます!
稚拙な文書ではありますが、これからもよろしくお願いします!
全然関係ありませんが、来年やるアニメ4期って1話のスペシャル回でどこまでやるんですかね?自分はシャウラのスナイプ攻撃で初めて殺されて、死に戻りする所までかなと思うんですが、皆さんはどう思いますか?



第一章 2話 盗品蔵の戦い

「っ…!おい、パンドラ!大丈夫か!?」

 

ついさっきまで雪に倒れ、凍りつく寸前の状態だった彼女がなぜか目の前で流暢に喋っている。

 

そんな理解不明な事象を目にしたスバルは酷く混乱し、彼女の髪や顔や手を次々と触っていく、現代日本基準では問題行動にしか見えないその動きだが

 

あまりに大きな衝撃に包まれていた彼にはそんなことを気にする余裕はなかった

 

「突然いかがされたのでしょうか…この場で大変なのは特になんともない私よりも、服を濡らされているスバル様の方では…?」

 

「いやっ、そもそも怪物は!?雪は!?」

 

「怪物…とはなんのことでしょうか?」

 

「いや、それはさっきの…」

 

「それに雪と申されましても…まだ雪が降るにはかなり早い時期かと思われますが」

 

「っ…!」

 

衝撃が脳内で弾ける、まさかそんなことがと、他の可能性、つまりは未来予知やら魔法やらといった能力以上に無いと思っていた、まさかの可能性が思考を巡っていく

 

(まさか…俺は)

 

「?」

 

彼をきょとんと見つめるパンドラの存在など感知せず、上の空となったスバルの脳内が活発に躍動する、そして答えを得たスバルはまず目の前の少女に向かって

「なあパンドラ、一緒にこの街からにげ……」と何かをいいかけた所で急に押し黙って、そこから更に数十秒黙って何かを考えていき、そして…

 

「行きたい場所があるんだ。一緒に来てくれないか、パンドラ」と、自らの能力を半ば理解したスバルは、彼女に語りかけたのだった

 

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「いや、だから怪物が出るんだって!」

 

「こんな王都のど真ん中で怪物だぁ…冷やかしなら帰りやがれ…」

 

「冷やかしじゃない、俺は本当に見たんだ!」

 

「じゃなかったら狂人だな…俺達は忙しいをだ。ガキがふざけたこと言ってんじゃねぇ!」

 

自らの能力を恐らくは理解したスバルはまず近くの詰所へと向かった。もし自分の憶測が正しいなら、今日の夜にはまたあの怪物が現れることになる。

 

一度はパンドラと共に逃げようとも考えたが、現れてからすぐにそこそこ離れていた高台を凍りつかせる怪物の凄まじい能力を考えると、昼過ぎの今から逃げても効果範囲から逃れられる保証は無い。

 

それになによりも2週目で街を案内されてる時に目にした人々、例えばハンバルガーを「うまー!」と言って食べていた猫耳の子供達や迷子になっていて助けた緑髪の女の子とその家族達といった、この街に住まう人達が全員死んでしまうことを認めたくはなかった。

 

だからこそ援軍を求めて兵士っぽい人がいる町中の詰所へと足を運んだ訳だが、奥から出てきた赤髪の酒に酔った男に軽くあしらわれて追い出されてしまった。

 

「くそっ…!わかっちゃいたがそう簡単に信じてはくれないよな…こうなったら俺達だけでやるしかないか…」

 

「なあパンドラ、俺を貧民街に案内してくれないか?」

 

「あなたが望むなら、そうさせて頂きますよ」

 

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こうしてスバルとパンドラは途中に、またしても路地裏で襲ってきたチンピラ3人衆をナイフを持つラチンスを難なく倒すと、そのままスバルは記憶を頼りに、2周目で怪物が出てきた建物を探し回った。

 

怪物の出現が突然すぎてうろおぼえだったことから、貧民街中を探しまわるのに何時間もかけてしまい、それっぽい建物へとたどり着いたのは夕方になってからだった。

 

「誰か、いますか…」

 

怯えながらスバルはノックしたが、返事は無い

 

「誰か……誰かいるだろ! 頼むよ、返事してくれ……頼む」

 

怪物が出てくるかもしれないことに怯えながらも

スバルは激しくノックを続けた、すると…

 

「おい、そこのにーちゃんとねーちゃん!お前らロム爺になんかようかよ?」

 

突然後ろから話しかけられたことに、万が一怪物だったらと怯えながらも振り向くと、そこにはパンドラと変わらないぐらい小さな金髪の少女がいた

 

「君は…?」

 

「あたしはフェルトっていうんだ、てかお前らもしかして盗みの依頼か?」

 

「私はパンドラと申します。こちらはスバル様です」

 

「いや、俺達はこの辺に出るって噂のバカでかい怪物を探してて…」

 

「バカでかい怪物、なんだそりゃあ?とにかく盗みの依頼じゃないなら、ひとまずどいたどいた!」

 

そういうとフェルトはスバルを押しのけて扉の前に立ち

そしてそれを軽くノックをすると

「大ネズミに」

 

「毒」

 

「スケルトンに」

 

「落とし穴」

 

「我らが貴きドラゴン様に」

 

「クソったれ」

 

と扉の向こうの存在と会話をすると、扉の大きさをゆうに超えるほど大きな背たけの老人が出てきて

 

「おいフェルト!お前合言葉も言わずにあんな激しく叩きおって、扉をぶっ壊す気か!」

 

とフェルトに対して怒りをぶつけてきた

 

「ちげーよ!やってたのはそこのにーちゃんだ!なんかこの店に用があるんだってよ、もしかしてロム爺の知り合いか?」

 

「いや知らん顔だが…まあよく分からんが、とにかくお前らも入れ、もてなすつもりはないがな」

 

そうして店に入ったスバルは、ロム爺と呼ばれる老人が準備していたミルクを水で割っている間に、建物の中を歩き回って、怯えながらも怪物がいないか見て回った

 

その行動がフェルトとロム爺に怪しまれてるのは分かってはいたが、あの吹雪の光景を思い出すとそうせざるには居られなかったのだ。

 

「なんじゃ小僧、盗品に興味あるのか?」

 

「盗品蔵とは言ってたけど、マジでこれ全部盗んできた物かよ…いや、今はそんなのはどうでもよくて…爺さん、さっきフェルトにも聞いたんだが、最近ここら辺で怪物を見なかったか?」

 

「怪物?なんじゃそれは?」

 

「なんか白くて、それでめちゃめちゃでっかくて…」

 

「白くてデカい…もしや白鯨のことをいっておるのか?」

 

「白鯨…ってなんだ?」

 

「空を移動するバカでかい魔獣のことじゃ、白い霧を出しておる」

 

「…もしそいつを俺が倒すといったら、手伝ったりしてくれない?」

 

正直にいえばあの時出てきた怪物はクジラっぽくは見えなかったが、もしかしたらこの世界だとクジラという言葉の定義が違うのかもしれない、そんな風に考えたスバルは期待を込めてロム爺へと尋ねた

 

「ダハハハ!お主が鯨狩りじゃと?面白い冗談を言うわい!あの憎たらしい先代剣聖の小娘でさえかなわなかった三大魔獣を、ワシと小僧だけで討伐できる訳がなかろう!」

 

ダメ元で聞いてみたが、やはり厳しいらしい

剣聖というのはなにかわからないが、名前的に多分国一番の剣の使い手とかそんな感じなんだろう

 

「そうか…じゃあ他に何か知らないか?なんか急にでかくなる魔法みたいなのとか…」

 

と話を聞こうとしたところで扉からノックが聞こえてきて、フェルトがそれを開けようとする

 

「話してるとこ悪いけど、多分アタシの客だから、にーちゃんの話はあとしてくれよ」

 

「おっ、おい大丈夫かよ!急に襲われでもしたら」

 

そんなスバルの静止も聞かず、フェルトは扉をあける…すると

 

「襲うとか、そんなおっかないことしないわよ」

 

そこには透き通った銀髪と少しだけ尖った耳を持った、見るものを魅了するほど美しい少女が立っていた。

もし異世界で最初に助けてくれたのがその子だったら、スバルはその子に何もかも捧げていたかもしれない、そんな美しさを前にスバルが見惚れているをよそに

 

「ゲッ!?あんたは…」

 

「あなたね!私の徽章を取ったのは!早く返して!」

 

「やだよ!あたしだって生活が掛かってんだ!」

 

などとフェルトとその少女は口論を始めていた

 

そしてそんなやり取りが数十秒続いた後に

 

「あれはすごーく大事なものなの!返さないのなら、私にも考えがあるから!」

 

と厳しい目線になった少女は、突然空中に現れた氷柱の様な物をスバル達4人に向けてきた

 

するとロム爺は驚愕の顔をみせて

「お主まさか魔法使いか…?だとすると流石にマズイな…」

 

それを見て驚いたスバルは、咄嗟にパンドラを守る様に彼女の前に立つと

 

「おっ、おい、なんだか分からないけどとりあえず話せばわかるから、落ち着け!」

 

「てかフェルトも盗んだ徽章?とかを早く返しちまえ!殺されるよりマシだろ!」

とフェルトと銀髪の少女に向かって声をかえる

 

「ちっ!わかったよ、ほら返せばいいんだろ!

あーあ…せっかく聖金貨10枚の取引だったのに…」

 

などと不貞腐れながらも、銀髪の子に徽章を渡そうとした次の瞬間

 

突然、ギィと音がなり、閉められていたはずの扉が開いたかと思えば、スバルを虜にした銀髪の少女は大量の血を流しながら倒れていた

 

そして少女がもともとたっていたその場にかわりにたっていたのは

「やぁね、まさか取引現場に盗んだ対象がいるだなんて、ちょっと想定と違ったわ」

などといって、少女の血の付いた武器を拭く、胸をあけた扇情的な格好に黒マントをつけた女だった

 

そしてそれを見ていたスバルとロム爺の横で、数秒後にフェルトが口を開く

「あっ、あんたは…!?いやそれよりも、何も殺さなくても…」

 

「あら、闇取引を見つかったら殺すしかないじゃない、つくづく甘い子だこと」

 

とその女はフェルトに言い返すと、今度は唐突にフェルトに対してその刃を向けた。フェルトはそれを素早い身のこなしで間一髪で避けると

 

「っておい!何すんだこの野郎、アタシ達は協力者だろ!」

 

「あら、そんなにおかしい話?あなたは取引現場に徽章の持ち主を呼び込んでしまった、だから任務に失敗したあなたが殺されるのは当然のことじゃないかしら?」

 

「てめぇ…」

 

悔しそうに見つめるフェルトをよそ目に、その背後にいたロム爺は背後に置かれていた棍棒を持つと

「下がっていろ、フェルト!ここはワシがやる!」

 

といって突撃したロム爺と女の戦闘が始まった

 

「すてき、巨人族と殺し合うのは初めてよ」

 

「抜かせ、小娘。――挽肉にして、大ネズミの餌にしてやるわ!」

 

こうして床の木材が弾け、散らばっていた盗品類がその吹き飛ぶ、そんなパンドラとフェルトと共に共に部屋の隅に逃げこんだスバルの眼前で常識の枠を超えた戦闘が始まった。

 

そしてその光景を不安そうに見守っていたスバルに対してフェルトは声をかける。

「大丈夫だ。ロム爺がやられるはずがねー! アタシが物心ついてからずっと、ロム爺がケンカで負けるとこなんか見たことねーんだから!」

 

しかしその言葉にスバルが僅かな安心を覚えた束の間、目の前で飛びかかったロム爺が、女が手に持ったコップに喉を抉られてしまう

 

「ミルク、私も飲みたかったわ」

 

喉を切り裂かれたロム爺は血の泡を大量に口から吹きこぼし、その灰色の目から光を失って地面に倒れた。痙攣する体にはすでに力はなく、その身から命が失われたことに疑いはない。

 

そんなあまりに衝撃的な事態に面食っているスバルを横目に、怒りをあらわにして前をみたフェルトは

「てめぇー!よくもロム爺を!」というと

 

動けないスバルに「悪かったな、巻き込んじまって」といって凄まじい速度で女に対して突撃するが

 

「風の加護。ああ、素敵。世界に愛されているのね、あなた。――嫉ましい」

 

といった女は変則的に動くフェルトを難なく撫で切りにしてしまう。仰向けに倒れるその体からは、拍動に合わせて噴水のように血が噴き出し、痛みと斬撃のショックで意識がすでにないのだろう、ピクリとも彼女は動かない。

そのまま数秒で血は勢いを失い、それは彼女の生命の終わりをも無言で明示していた。

 

それを見てもなお動けないスバルに対して女は

「お爺さんと女の子は倒れ、なのにあなたは動かない。諦めてしまったの?」と話しかけ

 

それを聞いたスバルはようやく

恐怖で震える身体を立ち上げて殺人鬼の前にたつと

 

すぐ後ろに佇むパンドラに対して

「パンドラ…お前だけでも逃げろ!」と語りかけた

 

本当は今すぐ逃げ出したいスバルにとって、

もう今から逃げてもパンドラが女から逃げ切れるとは思えないと分かってはいても、その言葉をいうことだけは、どうしても譲れない一線だった

 

しかしそんなスバルの男としての覚悟もつかのは

「すてき、仲良しなのね…――嫉ましい」といって

女はスバルに斬りかかる

 

そして今回はここまでか…、とスバルが己の生命の終わりを覚悟した次の瞬間

 

「スバル様がそこにいるはずが無い」という声が聞こえたと思えば、突然スバルの視界から女の刃が遠ざかり…

 

そしてそんな本来スバルが受けるはずの刃は、なぜか彼の前に出現した、パンドラの身体を深く突き刺していた

 

「…!」

 

鮮血が、白く美しい身体を赤く染める

そのありえないほど悲劇的な光景を、パンドラのすぐ後ろで見ていたスバルは唖然としつつも、倒れゆく彼女に

 

「ぱんどらぁぁあ!」と叫びつつ駆け寄ると、

「おいパンドラ!おい!しっかりしてくれよ!」

 

「なんで俺じゃないんだ…!俺だけが死ねばよかったんだ…!」と混乱し、わめき散らしながらもながらも彼女を抱きかかえた

 

一方でそれを見ていた殺人鬼の女は自分がスバルでなくパンドラを刺した事実に、今のはなんだったのかという困惑の表情を一瞬は見せたものの、すぐに顔をそれまでのサディスティック的な物に戻すと

 

「なんだか不思議な物を見れたわね…正直こういう経験をできるなら、本当はあなたたちともっと遊びたいところなんだけど…一応仕事ですし、もう終わりにしましょう」

 

そうして再び刃をスバルに向ける女に対し、

パンドラの遺体を自らの背にゆっくりと置いたスバルは

「この野郎!許さねぇ!」

 

と叫んでまたしても女の前に立ちはだかる

 

対する女も

 

「あなたも天使に合わせてあげるわ」

 

といってスバルへと襲いかかろうとして

ようやくナツキスバルの短い一生が再び終わりを迎える

…はずだった、しかし

 

「――あら」

 

と、ふいに女が首を傾げ、その場から後ろへ軽く飛び退く。

 

直後、女のいた箇所が真下から出現した氷の刃に貫かれ、連鎖する氷刃が下がるエルザの足を追うようにさかしまに牙を突き上げ、穿ち、食らいつきに迫る。

 

「これは……」

 

「よくも――やってくれたな」

 

スバルがその光景を驚きと怒りが入り混じった、言葉で言い表せない激情で唖然としていると、氷刃を避ける女の前で、淡い光が宙に集まり、小さな姿を形作り

そうして突然、銀髪の子の遺体の上に現れた、猫の様な見た目の生き物が中性的な声を震わせながら出現した

 

「リアの命を奪ったことを、後悔させてやる――」

 

「ああ、その子……精霊使いだったの。素敵だわ、精霊のお腹はまだ、開いてみたことがなかったから。――でも」

 

 氷柱を宙に浮かべ、臨戦態勢に入る喋る猫を前に、戦の予感を恍惚とした表情で迎える女が笑う。が、彼女は構える前に片目をつむり

 

「どうして、その子が死んでしまう前に出てこなかったの? 精霊使いは術者と精霊が二人で一組――十全に、楽しめないのなら損だわ」

 

「ほざいていろ、殺人鬼め。――ボクだって、契約に縛られてこそいなければ」

 

 首を横に振り、猫は忌々しげに表情を歪める。

 

 彼は牙を剥き、女に対してその小さな手を差し向け

「言葉を交わすつもりはない。お前を氷漬けにして、せめてリアの魂の安寧に捧げる。お前の後は国も、世界も、龍も魔女も、全てだ」

 

「ああ、素敵――楽しませてちょうだい、ね!」

 

跳躍し、天井や壁を蜘蛛のように這う女。その細身目掛けて、次々と射出される氷柱が盗品蔵の壁を穿ち、大気を凍てつかせ、甲高い空気の絶叫が上がる。

 

そこから、もはやスバルにとっては時間感覚などないにも等しかったが、約10秒ほどがたった頃だろうか

その猫はみるみるうちに身体を大きくさせていき、見覚えしかない、あの巨大な化け物へとその姿を変えていった

 

それを目にした女が「あなたはもしかして…」と

呟いたのも束の間、あたり一帯に猛吹雪が吹き荒れていき、視界が白くそまっていく

こうして怪物の目の前にいた女とスバルは一瞬で凍りついった、そして…

 

「眠れ、我が娘と共に」

 

という怪物の声が終わるのと同時に、いつの間にかパンドラの遺体を抱き寄せていたスバルと、殺人鬼の女の身体は砕け散り、ナツキ・スバルの一生はようやく終わりをむかえた。

 

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 

「もし?お困りの様でしたら、街を案内いたしますよ」

 

「えっ、あっ…」

 

気がつけばナツキ・スバルはまたしても彼女に初めて声をかけられた、あの時、あの時間へと戻ってきていた。

 




最後らへんは、リゼロ本編の第四章72 『BADEND1、5、11』の文書をほぼそのまま使わせて頂きました。
他にも後半の発言を中心にいくつか本編のそのままの発言があります、やっぱり長月先生と、そこら辺の二次創作者じゃ文書から感じる臨場感というか、格が全然違いますね。
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