超絶次元ゲイムネプテューヌ おーばーどらいぶ!   作:白宇宙

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どうも、白宇宙です!

今回で、ドラグアローさんとのコラボイベントも最終回!
モンスターを前に、ヒロムと宗谷が大活躍!

それではお楽しみ下さい、どうぞ…。


Collabo stage 俺と異世界の勇者 (後篇)

前回、数々の罠を潜り抜けた宗谷とネプギア、そして、宗谷に誤解を受け危うく壮絶な戦闘に陥る所だったのをイストワールの制止によって何とか逃れ、さらにはオタク趣味の共通点から互いを同士として認め合った、異世界の青年、クエストハンターの“ヒロム”。

 

彼が口にしたのはサンチピンチ遺跡に現れた謎の触手型モンスター、それは自分と共にこのゲイムギョウ界に迷い込んでしまった異世界のモンスターだと言う衝撃の事実だった。

 

 

 

 

 

遺跡を進む五人は遺跡のあちこちをくまなく警戒しながらどんどんと奥へと進んで行く。

先頭を行くのはネプテューヌ、後続にネプギア、イストワール、そして宗谷とヒロムと言う順番だ。

真ん中を歩くイストワールはヒロムが言っていた情報を元に、今この遺跡で起きていた異変を推理し始めた。

 

 

 

『あのモンスターは相当厄介でな、まずあいつが現れたことでダンジョンにいたモンスターたちがなぜか姿を消したんだ……原因はそのモンスター自身、奴は自分の進化を進めるために他のモンスターを取り込むと言う性質があったんだ』

 

 

 

(ヒロムさんのあの情報から察するに、この遺跡のモンスターがいなくなったのもきっとそれが原因でしょうね……)

 

なんとも聞くだけでぞっとしない内容の話だが、こうなった以上、そのモンスターをこれ以上野放しにするのは危険だ。

モンスターと言えどそれはゲイムギョウ界のバランスを保つためにも必要な存在、そんなモンスターがこのダンジョンを出て、他のダンジョンにも住みついてしまえばそのバランスが崩れることになってもおかしくはない……。

なにより、そのモンスターは他のモンスターを取り込むことで自分を更に進化させる。

野放しにしておけば、最悪の場合女神でさえも太刀打ちできない恐ろしいモンスターになってもおかしくはないだろう。

 

どちらの理由にせよ放っておくわけにはいかない………。

 

イストワールは更に、ヒロムが付属で説明してくれたモンスターの特徴を思い返す。

 

 

 

『奴の持っている特殊能力みたいなものも相当厄介でな、俺もそれを理解するまではかなり苦労したよ……奴は触手の色に応じて様々な状態異常を起こす事が出来るんだ、イースンが麻痺したのは黄色の触手に巻き疲れて麻痺毒を皮膚から直接流し込まれたからだな。 さらにこれ以外にも赤い触手は筋力を下げる、青い触手は眠気を誘う、紫の触手はウィルス効果、緑の触手は毒、いろんな状態異常を起こす触手をもっているからそれにはとくに注意した方がいい、あ、でも黒の触手はそんなに気をつけなくてもいいぞ? あれは特に何も効果がないからな』

 

 

 

(もし戦う事になった場合は、色つきの触手を優先的に……忘れないように気をつけないと……)

 

自分に言い聞かせるように考え、心の内で緊張の糸をひと際張り詰めるイストワール。

そんなモンスター相手に自分たちで太刀打ちできるのだろうか、胸のざわめきが収まらない……。

 

ふと、自分の前後を行く二組に視線を移すと……。

 

「あ、見て見てネプギア! こんなとこに名前を言うのが妙に躊躇するチェーンソーがあるよ!」

 

「………お姉ちゃんそれただのチェーンソーだよね? ていうかそんなものが何で地面に刺さってるのかな?」

 

「え!? じゃあ何! ヒロムはエロゲのエロいイベントシーンは飛ばしてプレイしてんのか!?」

 

「重要なのは18禁イベントじゃなくてストーリーなんだよ、俺はその重要な観点を冒涜したくないんだ」

 

……さらに心配になってきてしまうほどに妙に落ち着いている四人、一体この落ち着きようはどこから来ているのだろうか不思議に思えてならないイストワールであった。

眉間に青筋を立てて我慢の限界が着たのか深く息を吸い込んだイストワールは開口一番にこう言った。

 

 

「これからとても凶悪なモンスターと戦うのに何で皆さんはそんな呑気な会話をしているんですか!?」

 

 

その場にいた四人が驚いている中、すぐさま彼女は後ろの宗谷とヒロムの二人を睨む。

睨まれた宗谷とヒロムは反射的に体を強張らせてその場に気をつけの体勢で固まる。

 

「特に宗谷さん!」

 

「え、俺だけ!?」

 

名指しで呼ばれた宗谷を見て、隣にいたヒロムはほっと胸を撫で下ろした。

それほどまでに今の彼女の気迫が恐ろしく感じたのだろう、隠れてこっそりガッツポーズをしている。

 

「こんな時になんでそんなえ……え、え……エロゲの話なんかしてるんですか! ………まさか、教会に持ち込んでいるわけじゃありませんよね?」

 

「い、いいや、べべべべ別にもももも持ってきてななななないっすよ~?」

 

「………声が震えてますよ?」

 

「………助けてヒロえもん!」

 

「………無茶言うな」

 

唯一の救いのヒロムに見捨てられた宗谷はジト目でイストワールに睨まれ、その気迫に押されながらどんどん体を小さく縮ませるように委縮していった。

まるで隠していた悪い成績のテストが母親に見つかった時の未来のネコ型ロボットと一緒に暮らしている少年である。

 

ちなみにこのゲイムギョウ界では、ちゃんとモザイクやその辺の処理を念入りに行っているエロゲは一つのゲームジャンルとして販売している。

あまりにも過激なのは販売されていないが、それでも一人の18歳堂貞の青年にとっては重要な所であるのだろう…。

 

「いやぁ……あのですねいーすんさん、男には然るべき重要な心理と言うものがありまして、それにはそれが必要な時があると言いますかなんといいますか……」

 

「あるんですね?」

 

「……………」

 

「あるんですね?」

 

「………いや別にあるなんて一言も………」

 

「………どうなんですか宗谷さん?」

 

「ベッドの下にあるカモフラージュの段ボール箱に入れてある仕事用データディスクの中にそれとなく隠してましたごめんなさい!!」

 

最終手段で取り出した伝家の宝刀イストワールの本の角をちらつかして見せつけられた宗谷はあっさりと自供、自分が隠していた如何わしいゲームの居場所が白日の下に晒された。

 

「まったく……帰ったら全部捨てちゃいますからね!」

 

「ちょ!! それはさすがに勘弁!!」

 

「ダメです! 教祖補佐ともあろう人がそんな……え、えっちなゲームをしているなんて不健全です!」

 

「いや、その辺はちゃんとモザイク処理してあるから見逃してくれませんかね?」

 

「ダメな物はダメです!」

 

「………無念」

 

がっくりとうなだれる宗谷に腕を組んでぷんすかと怒るイストワール、そんな二人のやり取りを見て笑いながら宗谷をねぎらう気が全くなしのネプテューヌ、そんな姉を笑いすぎだと心配して見るネプギア。

 

この四人のやり取りを見ているヒロムはここに来る前にいたゲイムギョウ界に更に来る前にいた自分の世界での事を思い出す。

 

突然異世界に呼び出されて魔王と戦う事になり、不安で仕方なかった道中、なんやかんやで仲良くなった仲間たちのこのようなやり取りを見ていたらいつの間にか不安な気持ちが吹き飛んでいたのによく気付かされたものだったな、と…。

 

「あははははは! もう、宗谷ってば大事な物をそう簡単に自供しちゃだめじゃん! あ~、おかし~」

 

「ネプテューヌさんもです! 最近は特に仕事もせずにゲームに明け暮れてばかりじゃなかったですか!」

 

「ねぷ!? 飛び火した!?」

 

「お姉ちゃん……」

 

 

 

「………ぷっ、あっははははははははははははははは!」

 

 

 

彼女たちのやり取りを見ていたヒロムが突然笑い出し、絶賛説教モードに入っていたイストワールも呆気に取られその場にいた全員の視線がヒロムに集中した。

 

「……何笑ってんだよこの野郎」

 

「はぁ、はぁ……悪い悪い、なんか見てると面白くてな」

 

「こっちは泣きたい気分だよチクショー!」

 

嘆く宗谷を軽くスルーして、ヒロムはそっとイストワールに近づいた。

 

「よっぽど大切なんだな、みんなのこと……」

 

「え?」

 

何を言っているのか分からないと言いたげにイストワールが首を傾げた。

 

「俺の世界にもイースンはいたけど、この世界のイースンは特にみんなを大切に思ってるんだよな? だからこんなに小言が多くなるし、みんなの事を心配してる」

 

「べ、別に……私の使命は女神のネプテューヌさん達と宗谷さんの教育で……」

 

「さっきのイースン、やたら不安そうな顔してたよな………今はどうだ?」

 

「どうって……えっと、あれ?」

 

言われてみると、さっきまで自分の中にあったはずの緊張の糸がない事に気付いた、いつの間にそれが無くなったのか、不思議に思い首を傾げていたイストワールにヒロムはやさしく頬笑みを返す。

 

「心配しなくてもいい、不安に思わなくてもいい……そんなもの、ここにいるみんなが吹き飛ばしてくれるよ、もちろん俺も含めてな?」

 

ヒロムはそう言うと、イストワールの隣を通りすぎて行った。

その際にぽつりと呟くように、こう言い残して………。

 

 

 

「それが、仲間がいる強みだ」

 

 

 

仲間がいる強み、その言葉がイストワールの中で響くように聞こえた気がした。

もしかして自分の中の不安は宗谷やネプテューヌ達と会話をしているうちにその空気に流されていつの間にか消えてしまったのだろうか。

だとすると、宗谷達はもう既にその術を知っていたから、あんなにもリラックスした会話をしていたのだろうか…。

 

彼女の中での疑問は尽きないが、それでも何故か今の彼女の胸の内のざわめきは静かになっていたのは確かだった。

 

「いーすん、どうかしたか?」

 

呆けるように立ち尽くしていたイストワールに宗谷が近づいて聞いてきた。

 

「………なんだか不思議な人ですね、ヒロムさんって」

 

「ああ、確かに説得力はあるよな」

 

「……私、まだまだ勉強する事がありそうです」

 

「……そうなのか?」

 

ネプテューヌ達と合流し、二人と話しながら歩を進めるヒロムの背中を二人はじっと見つめる。

その背中はどこか広く、貫禄、と言うのだろうか、妙に心強い何かを感じさせた。

 

 

「さっき聞いた時は驚いたけど……さすが、世界を救った勇者ってだけあるよなぁ………」

 

「はい………え?」

 

 

初めて聞く言葉にすぐに宗谷の方に視線を移したイストワールだったが、いつの間にか彼はイストワールよりも先に歩き始め、慌てて彼女はその後に付いて行った。

 

四人が目指すはダンジョンの最も奥…。

モンスターが巣食っている可能性が最も高い場所…。

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく歩き続けているうちに、一行は通路の様な一本道から妙に薄暗い開けたホールのような場所に出た。

これ以上ルートがない事を考えると、ここがサンチピンチ遺跡の市場の奥には間違いないはずなのだが、特にこれと言って怪しいものは見当たらない…。

 

「ここじゃなかったのかな…?」

 

ふとネプギアがそう言って辺りを見渡す中、ヒロムはさっきよりも真剣な顔つきで視線を右往左往させる。

 

 

「………いや、ここにいる」

 

 

ヒロムはそう断言すると、後ろにいる宗谷をちらりと見る。

宗谷はそれだけで彼が何を言いたいのか理解したのか、頷き彼の隣に並び立つ。

 

「みんな、念のため武器を出しといてくれ」

 

宗谷の呼びかけでその場にいた三人がそれぞれの武器を取り出す。

イストワールもモードアクティブを起動させていつでも戦闘できる体制になる、やはりモンスターがいる可能性が最も高い分、さっきとは違って表情もどこか硬い。

まだ戦闘慣れしていないのが見て取れる。

 

ヒロムがツインガンブレードを、宗谷が赤剣を呼びだした。

その直後、ふと視線を上に向けたネプテューヌが何かに気付いた…。

 

暗い天井のちょうど中央に、怪しく光る二つの物体が浮かび上がっている。

 

それはまさに、こちらを睨む二つの目玉…。

 

 

 

「上からくるよ!!」

 

 

 

ネプテューヌが気付き、全員にそう呼び掛けた瞬間、天井に張り付いていた何かは天井から離れ、そのままホールの床へと落下してきた。

とてつもない地響きを鳴らし、体中が触手で覆われたそのモンスターは五人をけん制すかの如く触手をうねうねと動かす。

 

身の丈4m程はあろうかと言う体躯のほぼすべてが触手と言うかなりおぞましい姿のモンスターの奇襲をなんとか回避した一行は再び武器を構えてそのモンスターを睨みつける。

 

「これが、あの触手の正体か……」

 

「うわぁ、覚悟はしてたけどやっぱりキモい……」

 

警戒した眼差しを向ける宗谷とヒロム、それに対して実質的被害にあった女性陣の三人は顔を青くして身震いしながら嫌悪感を抱いた視線を送る。

すると、モンスターを構成する触手の山が奇怪な動きを見せ始めた。

 

丁度中央部分から何かが盛り上がり始め、外に出ようとし始めているのだ。

 

「本体が出てくるぞ!」

 

ヒロムがすぐさま全員に叫ぶように声を上げて知らせると、それに応じてその場にいた是認も再び緊張した雰囲気を出し、身構える。

 

そして、その触手の束の中からそのモンスターの本体が姿を現した。

 

 

 

――――にゃーーーーー!

 

 

 

「へ?」

 

「今、にゃーって……言いましたよね?」

 

「ていうかさ、あれって完全に……ぬこ?」

 

「………それを言うなら猫だろ」

 

見た目とは不釣り合いな鳴き声を聞いた四人はそれぞれ戸惑うような表情を浮かべる。

まあ、それもそのはずだろう、その触手の中から出てきたモンスターの正体。

それか完全に愛らしい猫の顔だったのだから…。

 

 

 

「あのモンスターの名前は……“ニャーラトホテプ”、俺の世界に現れた新種のモンスターだ」

 

 

 

名状するのも恐ろしい這い寄る混沌の神を冒涜するような見た目をしたモンスターを至って真面目な顔をして説明するヒロムなのだが、それに対する四人はどこか微妙な表情を浮かべて触手猫型モンスター、“ニャーラトホテプ”を見つめていた。

 

「……あれ、どうしたみんな?」

 

流石に四人の無言具合がおかしいと感じたヒロムが振りかえって四人に声をかけるが、それぞれがそれぞれの反応をしていてどう対処していいのか分からない状況に陥っていた。

 

「………なんつーか、拍子抜けって言うか……意外性ありすぎて混乱してるって言うか……」

 

「ここはやっぱり、でっかい目玉ぐらいの迫力を求めてたと言うか……」

 

「更に言うと、猫の顔が妙に可愛いのが逆に気持ち悪いと言うか……」

 

「………とにかく、何とも言い難い変な気持ちです」

 

まあ、共通項としてはモンスターの見た目があまりにも衝撃的すぎて驚きが隠せないと言う事なのだろう。

確かに猫愛好家の人間が見たら速攻で不定の狂気に陥りそうな見た目であるのは間違いない。

 

「……まあ、見た目あれでも相当厄介だから気を付け……っ!」

 

言葉を言いきるよりも先に、ニャーラトホテプが黒の触手を数本ヒロム達に殺到させた。

反応が遅れたヒロムは咄嗟にツインガンブレードで防御しようとするがこのままでは間に合わないのじゃ目に見えている。

 

触手の束がヒロムの体を打ちすえる、その直前、

 

 

「リンク・オン!!」

 

 

V.phoneを赤剣に連結し装甲を展開させ、変身した宗谷がヒロムの前に割って入り目前に迫る触手の束を下から跳ね上げるようにして振りあげた赤剣の刃で両断した!

 

 

 

―――ミギャーーーーーーーーーーーー!!

 

 

 

ニャーラトホテプは触手を切られたせいか、特徴的な鳴き声を上げて触手を一旦体の方に引っ込めた。

 

「宗谷………」

 

「よくよく考えると見た目はどうあれ、あいつがいーすんとネプテューヌとネプギアを触手プレイした事実は変わらないしな……それに」

 

宗谷はそう言うと、ヘルメットのバイザーの下で視線を横に動かし、ヒロムをちらりと見る。

 

 

「異世界の勇者っていうすっげー奴とタッグを組めるんだ、これ以上に無い燃えるイベントだぜ!」

 

『Perfect Transu!』

 

 

その声に答えるように、V.phoneの画面に文字が浮かび上がり、電子音と共に宗谷の首に赤く輝く深紅のマフラーが巻かれる。

フルパワー状態となった宗谷はそれを確認するかのように自分のマフラーを手でなぞった後、再び赤剣を握る力を強めた。

 

ヒロムも、ふっと口元に笑みを浮かべてツインガンブレードを左右に切り払い、構える。

 

 

 

「ヒロム……今からゲームスタートだ、コンティニューは効かないぜ?」

 

「上等だ………ひとっ走り付き合ってやる!」

 

 

 

左右に並んで立つ二人は互いの武器の切っ先をニャーラトホテプに付きつけるようにして構える。

 

それを見ていたネプテューヌは何故か体をうずうずと動かし始め二人の隣に躍り出た。

 

「む~! 二人だけ熱くなってズルイ! 私だって!!」

 

そう言うと、ネプテューヌは自分の体を光で包み込んで女神化、パープルハートへと変身する。

 

 

「私だってこのゲイムギョウ界を守る女神なのよ? 忘れないでほしいわね」

 

 

刀を構えたパープルハートの言葉を筆頭に、後ろにいた二人も覚悟を決めたのか宗谷とヒロムの隣に並び立つ。

二人はそれを確認すると、強く頷き己の足に力を込めぐっと体を曲げると…。

 

「「行くぞ!!」」

 

開口一番、全員でニャーラトホテプに立ち向かった!

 

 

 

――――うにゃーーーーーーーー!!

 

 

 

鳴き声を上げて触手を伸ばし、宗谷達に攻撃を仕掛けるニャーラトホテプ、しかし初撃は五人がそれぞれの方向に回避したことで回避された。

 

だが負けじと色つきの状態異常を起こす特殊触手を使い、五人を攻め立て始めるニャーラトホテプ。

だが、五人も対抗しそれぞれの持てる力を駆使して触手攻撃を向かい打つ。

 

宗谷は自分の両側から飛んできた触手を後ろに飛んで回避すると追いかけてきた二本を赤剣を左右に切り払って牽制し、すぐさま画面の二つのスキルリンクアプリをタップする。

 

『Skill Chain! Zeruda no densetu! Sword art online!』

 

「はあああああああああああ!!」

 

スキルチェインを発動させ、スキル ゼルダの伝説とスキル ソードアートオンラインの二刀流スキルで殺到する触手を次々と切り捨てて行く。

横合いから迫る黄色い麻痺効果のある触手を両手の剣を平行に構えて体を独楽の如く回転させて切り払い、そのまま跳躍、空中で一回転しながら縦に両手の剣を振り、目の前に迫った触手を両断する!

 

 

「クリティカルエッジ!!」

 

パープルハートは重い一太刀で触手の束を一気に纏めて斬り、そのまま止まることなくホールの中を飛び回ってニャーラトホテプを翻弄する、もちろん彼女を追いかけて触手も集まって来る訳なのだが…

 

「遅い!」

 

持ち前の女神のスピードを生かし、触手の根元に先に回り込んですれ違いざまに一閃!

自分を追いかけていた触手を無力化した。

 

 

ネプギアは獲物のビームサードによる素早い剣捌きで近づいてくる黒い触手たちを追い払い、隙あらば斬り捨て、地道にダメージを与えて行く。

埒が明かないと判断したのか触手は一気に多方向からネプギアに攻めかかり始めた。

 

しかし、その瞬間を待っていたかの如くネプギアが体を低く屈めて脱兎の如く駈け出す。

 

「高速の剣舞、ミラージュダンス!」

 

体を捻りながら回転による勢いをつけて繰り出した連続の剣撃が次々と触手を切り裂き、自分に一本も寄せつけさせない。

 

「私だって、女神候補生なんだから!」

 

一度足を止めたネプギアが、ビームソードの刃を構え、高くジャンプ目の前にあった色つきの触手を纏めて縦に切り裂く!

 

「やった!」

 

着地したネプギアがぐっ、と拳を握りガッツポーズを決める。

だが、そんな彼女の隙をついて彼女の背後から青い色の触手がゆっくりと近づいていた、その気配に彼女はまだ気づいていない。

チャンスと見た触手がネプギア襲いかかろうとしたその時、

 

 

「風ノ記憶!」

 

 

その触手に巨力な爆風の如き風圧の塊がぶつかり、それによって触手は四散、何が起きたのかとやっと気付いたネプギアが辺りを見渡すと、

 

「いーすんさん!」

 

「油断しないでください、ネプギアさん…私も援護します!」

 

細剣を身構えたイストワールが開いていた本を構えて魔法陣を展開、左右に細剣の刃を切り払って鋭く切っ先を前に付き出す。

 

「氷ノ記憶、行ってください!」

 

詠唱と共に細剣の切っ先に氷柱がいくつか形成され、放たれた氷の刃が次々と触手に突き刺さり触手たちを牽制していく。

更に続けて今度は切っ先に炎を灯し、それを横薙ぎに振るう!

 

「火炎ノ記憶!」

 

横薙ぎに放たれた炎の一閃が触手を纏めて焼き切る!

 

 

 

そして、既にニャーラトホテプと一戦を交えているヒロムは冷静に触手の動きを先読みしつつ攻撃を回避し、ツインガンブレードの斬撃で反撃を繰り返し着実に触手の数を減らし続けていた。

 

するとここで突然、触手たちの動きが変わった。

触手が多方向からの同時攻撃でヒロムに襲いかかり始めたのだ。

流石にこれは躱しきれないかと判断したヒロムはすぐさま魔法陣を足もとに展開する。

 

「アクセルダッシュ!」

 

回避できないならそれより早く動けばいいと判断したヒロムは音速のスピードで触手が襲いかかるよりも早く斬り捨てて行った。

 

更にヒロムはツインガンブレードを一つに連結し、大剣“バスターソード”へと変形させるとその刃を地面に真っすぐ叩きつけた。

 

「喰らえ、牙龍天衝!!」

 

一直線に放たれた斬撃派がニャーラトホテプの体を形成する触手を幾つか断ち斬り、ニャーラトホテプは体を大きく振るわせて後ずさった。

今のはダメージが入ったはずだと見たヒロムはすぐさま勝負をつけるべくバスターソードを再び構えようとしたが、

 

「っ……なに!?」

 

なんとバスターソードの刃に触手が纏わりつき、その彼の攻撃を邪魔し始めたのだ。

 

「こいつ、俺達を無力化するために武器を奪う気か! ……変な知恵持ちやがって!」

 

すぐさまそう判断したヒロムは自分以外のメンバーがどういう状態なのか確認するために視線を動かして周りを見渡す。

 

案の定、自分以外のメンバーも自分ではなく自分の武器にまとわりつき始めた触手に苦戦を強いられているようだった。

なんとか奪われないようにそれぞれが武器を振るって触手を寄せ付けないようにしているが……

 

「あっ!」

 

遂に黒の触手の内の一本が接近戦に不慣れという弱点を持つイストワールの腕に絡みつき、持っていた白の細剣をはたき落とした。

武器を奪われたイストワールに触手が待っていたとばかりに襲いかかり始める。

 

「させるかよ!!」

 

しかし、間一髪駆けつけた宗谷が赤剣ともう一本の剣を振るって彼女に寄りつこうとしていた触手を斬る。

宗谷はイストワールの前に立ち、彼女を守るようにして武器を構える。

 

「大丈夫か、いーすん?」

 

「は、はい……」

 

「……安心しろ、こいつらの好きにはさせやしない!」

 

再び剣を構える宗谷だったが、二人の周りにいた触手が宗谷を集中的に攻撃し始める。

イストワールの盾になり、二本の剣を駆使して迫り来る触手の群れを次々と切り裂いて行く宗谷。

しかし、こちらの腕に対して敵の触手の数は無数、いくらなんでも限界と言うものがある。

やがて数に押し切られ、遂に宗谷の体に触手が巻き付いた。

それを皮切りに腕、足と次々に触手が巻き付き自由を奪われた宗谷はそのまま持ち上げられてしまう。

 

「うっ……くっそ! ぐぅぅうう!!」

 

「宗谷さん! っ、この! どいてください!」

 

万力のように締め上げられ、四肢を引きちぎらんばかりに触手が宗谷を締め上げ初め、彼を救助しようと落とした細剣をすぐさま拾ったイストワールが細剣で果敢に斬りかかるも、触手はその行く手を継ぐ次と阻むため彼の元に行けない。

 

その様子を見ていたヒロムは、一か八かの賭けに出た。

 

「しかたない!」

 

ヒロムはまず、バスターソードに絡みついている触手を振り払うべく足もとに再び魔法陣を展開する。

 

「パワー……ブーストォォォォォオオ!!」

 

筋力増強系の補助魔法を使い、力にものを言わせて無理やり触手を振り払う。

そして、追い撃ち攻撃の間を縫って回避しつつ、ネプギアと背中合わせに戦うパープルハートのそばまで駆け寄った。

 

「ネプ子、ちょっと体借りるぞ!」

 

「え、ヒロくん一体何を…」

 

「頼む、こっちのネプ子にも効いてくれ……うらっ!」

 

ヒロムはそう言うと、取り出した一枚のカードを自分のベルトにセットする。

きらりとベルトの中央が光り輝いたのを確認したヒロムはパープルハートの背中を軽く手で叩く。

 

「うっし……ちょっとくすぐったぞ、それに痛みは一瞬だ!」

 

「それってくすぐったいのか痛いのかどっち、ひゃうっ!?」

 

可愛らしい声を上げてパープルハートが前のめりに倒れそうになったのと同時に彼女の体を眩しい光が包み込んだ。

 

『ファイナルハードフォーム パープルハート!』

 

電子音と共に光がはじけ、その中から紫のボディに鋭利なフォルムが特徴的な一機戦闘機が現れた。

大きさは人間とほぼ変わらないが、所々にミサイルやビーム砲の武装が施されている。

 

あまりにも突然の事にネプギアは驚き、目を見開いてその戦闘機を見る。

 

「お、お姉ちゃんが戦闘機に変身したぁ!?」

 

『これは……一体?』

 

戦闘機からパープルハートの声が聞こえ、それを聞いたヒロムがにやりと笑みを浮かべた。

 

「これが、俺とお前の力だ!」

 

その言葉を聞いたパープルハートが変身した戦闘機はブースターを起動、音速の如きスピードでニャーラトホテプの攻撃を突っ切り、今も尚締め上げられている宗谷へと接近する。

射程距離に入ったのか、ビーム砲から紫色のビームが迸り、次々と宗谷に巻きついていた触手を打ち抜く。

 

「すごい! 一瞬で全部打ち抜いた!」

 

「まだまだ、あいつの力はこんなものじゃないぜ? だよな、ネプ子!」

 

『ええ、この姿……まるで力が溢れてくる様だわ』

 

「その声……ネプテューヌなのか?」

 

「宗谷、ネプ子と一緒に一気に奴を攻めろ!!」

 

その声に答えるかのように、支えをなくして落下し始めた宗谷を機体の上に乗せた彼女はイストワールに殺到する触手の群れの根元をミサイルで全て爆撃する。

爆風でイストワールを巻き込まないように打ち込むあたり狙いがかなり正確である。

 

「宗谷さん……良かった……」

 

二人はスピードに物を言わせてニャーラトホテプとの距離を一気に縮める。

ニャーラトホテプは反撃するのをやめて、防御に専念するつもりなのか触手を一旦自分の方に集め本体を守るように触手の壁を形成する。

 

『ソウヤ、同時攻撃で一気にあれを破るわ!』

 

「ああ、だったらこいつで斬り開く!!」

 

宗谷はそう言うと、画面にある二つのスキルリンクアプリをタップする。

 

『Skill Chain! NARUTO! ULTRAMAN!』

 

スペシウムコネクターを装着した宗谷は右手をバッ、と天に掲げエネルギーを右上でのコネクターに集中させ、巨大なビームカッターを形成し始める。

技のイメージは、ナルトの“風遁螺旋手裏剣”だ。

 

 

「大旋風! テンペスト・ファング!!」

 

『撃ち抜くわ、ファイヤーーーー!!』

 

 

巨大な電気ノコギリの刃のようなエネルギーカッターと戦闘機に変形したパープルハートが放ったビーム砲が合わさり、強大なエネルギーが触手の壁に衝突した!

 

強烈な火花と光が包み、触手の壁があれよあれよと言う間に削り取られていく。

やがて、全ての壁が断ち斬られ、本体である猫型の頭部が再び現れる。

 

「今だ、行くぜヒロム!!」

 

「おっしゃぁぁぁぁああ!!」

 

宗谷の声を聞いたヒロムが、足を大きく曲げて思い切りジャンプ、宗谷も再び画面をニ度叩いて新たなスキルチェインを発動させて機体の背中から飛び降りる。

 

二人が同じくらいの高さに並んぶと二人は同時に前方宙返りを決め、宗谷はスキル マリオの炎を操る力と格闘系スキルのスキル ストリートファイターによって発動させた炎を灯した右足を、ヒロムは炎熱系魔法を足に展開させた炎を纏わせた左足を付き出す。

 

 

 

『Skill Chain! MARIO! Street Fighter!』

 

「「爆炎ダブルバーニングキィィィィィック!!」」

 

 

 

炎を纏わせた二人の猛烈な飛び蹴りが、ニャーラトホテプの本体の顔に一直線に突き刺さった!!

 

激しい鈍い音が辺りに響き渡り、火の粉を辺りにまきちらしながらニャーラトホテプの体がゆっくりと後ろに倒れて行く…。

 

 

――――にゃ、にゃーーー………

 

 

最後の一鳴きの後、ニャーラトホテプの体は微粒子となりそのまま消滅した。

 

 

 

「討伐………完了だな!」

 

「………よっしゃぁぁああああああああああ!!」

 

 

 

着地したヒロムの言葉を聞いた宗谷が喜びの声を上げて武器を振りあげる。

 

「やったね、お姉ちゃん!」

 

「いやぁ~、このくらい楽勝だよ!」

 

戦闘機に変身していたパープルハートも元の姿に戻り、ネプギアの隣に着地する。

ネプギアはそんな姉の側に寄り添って頬笑みを向け、パープルハートも元のネプテューヌの姿に戻り、彼女にVサインを返して勝利の余韻に浸る。

 

イストワールは疲れたのかほっと胸を撫で下ろすと、ふと喜びの声を上げる宗谷に視線を向ける。

また今回も彼の足を引っ張ってしまったと感じるイストワールは宗谷を見つめつつ、思いをはせる。

 

(………また、助けられちゃいましたね………私も、もっとしっかりしないと………だから)

 

もっと自分も強くならないと、そう心に決めたイストワールは細剣を強く握りしめる。

 

 

 

それぞれがそれぞれの反応を示す中、ニャーラトホテプのいた部屋の中央に何かキラキラしたものがある事に気付いたヒロムはそれに近寄り、拾い上げて確認する。

 

「なんだ、これ?」

 

「ん? ………あーーーー!! それ、ヒーローメモリー!!」

 

宗谷が覗き込むようにヒロムの手の中にあるものを確認すると、それはシャープな狐のようなマークが施されたヒーローメモリーだった。

宗谷のベルトが光り輝いているのを見る辺り、間違いない。

 

 

「ヒーローメモリー……これがか……」

 

 

宗谷との会話の中で既にヒーローメモリーの事を聞いていたヒロムは、珍しそうにそれを眺める。

 

 

 

(このマークは………“メタルギアシリーズ”?)

 

 

 

記されたマークを見たヒロムがふとそう思っていると、宗谷が変身を解除して物欲しそうにこちらを見つめているのに気づく。

 

「ああ、そうか、確かこれはお前に必要なもんなんだよな? ほらよ」

 

「おっと! てんきゅー、ヒロム!」

 

手に取ったヒーローメモリーを嬉しそうに見つめる宗谷、そんな彼の周りにネプテューヌとネプギア、遅れてイストワールも集まり始める。

そんな一行の様子をヒロムは微笑ましいと思いながら見つめる。

 

 

 

(………なんか、宗谷達のこと見てると俺の世界のぷるるんやネプ子が恋しくなっちゃうな………もし帰れたら、プリン買って行ってやろう……イースンのも含めて)

 

 

 

ふとそんな事を思っていると、彼の視界が突然ホワイトアウトした…。

 

 

 

「なあ、ヒロム! もしよかったらさ、これから………あれ? ヒロム?」

 

「あれ、ヒロく~~ん?」

 

「………ヒロムさん、どこに行ったんでしょう?」

 

宗谷が勝利の祝いに彼を自分たちのいる教会に招待しようと、彼の居た場所に視線を向けると既にそこにはヒロムの姿はなかった。

宗谷とネプ姉妹が辺りをきょろきょろと見渡す中、モードアクティブを解除したイストワールがそっと宗谷達に近づいた。

 

「……たぶん、帰ったんじゃないでしょうか? ヒロムさんが元いた世界……彼の今の居場所に」

 

「え………そうか」

 

この中で唯一、光に包まれて霞みの如く消えた彼を見ていた彼女が優しい声でそう言った。

宗谷はそれを聞いてどこか物悲しそうな表情を浮かべるが、すぐさま笑顔を浮かべてヒロムが立っていた場所を見つめる。

 

 

 

(………またいつか会おうぜ、ヒロム!)

 

 

 

またいつか、再会を約束して………。

 

 

 

これが、異世界の勇者と出合った宗谷のとある一日……。

 

 

 

 

 

 

そして、宗谷達のいる世界とは別の、正確には自分たちの環境に合った仮想世界の中、とある一軒の家のとある一室で一人の女性が大きめのソファに座って目の前に広げるモニターで今回の出来事をじっと見ていた。

今は宗谷達がニャーラトホテプと激闘を繰り広げているシーンになっている。

それを見ている彼女の視線はどちらかと言うと宗谷ではなく、イストワールに向いている。

 

(………この人)

 

その人物はイストワールが今考えている事がなんとなく理解することができた。

複雑な彼女の感情が、なんとなく自分には理解できたのだ…。

 

もっと、強くなりたい…そのためにはどうしたらいいか?

まさにそう悩んでいるのが分かる…。

 

 

 

「“アスナ”、なに見てんだ?」

 

そこへ、自分のトレードマークにもなりつつある黒いコートを脱ぎ、軽装になった黒の剣士、キリトが最愛の人物である彼女、“アスナ”の名を呼んで近づいてきた。

そう、ここは既に役目を終えたキリトの、ソードアートオンライメモリーのメモリーワールドの中である。

 

「うん、ちょっと外の様子をね」

 

「外……ってことは宗谷達の様子か……」

 

それを聞いたキリトは彼女が座るソファの隣に座り、その画面を一緒になって見る。

 

だが、イストワールを重点的に見ていたアスナとは違って、彼の視線は以前より経験を上げた宗谷と、彼と一緒に戦ったヒロムにばかり行っている。

 

「二刀流で闘えるようになった宗谷もだけど……一緒にいるあいつもすごいな……それにあの武器、連結して大剣にもなるのか!? レアな武器持ってるなぁ、売ったら何コル位するんだろう?」

 

「もう! キリト君はそればっかりなんだから!」

 

「え!? どうしたんだよアスナ、急に怒って……」

 

「女心を理解できないキリト君には教えません!」

 

「え~……?」

 

どこか興味深そうに画面を見るキリトを、なぜか怒った目で見つめるアスナ。

それを理解できないキリトはたじろぎながらも彼女を宥めようとする。

 

すると、画面のシーンが今度はヒロムがヒーローメモリーを発見したシーンに切り替わった。

それに気付いたアスナが視線を画面の方に戻した。

 

「ねえ、キリト君、あれって……」

 

「ん? あれは……“スネーク”がいる“メタルギアメモリー”だな」

 

それを聞いたアスナは暫く考えるように顎に手を添えたあと、何かを閃いたようにぱちんと手を合わせた。

 

「そうだ! ねえ、キリト君! 頼みたい事があるんだけど!」

 

 

 

 

果たして“閃光”の異名を持つ彼女は何を思いついたのだろうか?

 




いかがでしたか?
今回のコラボイベント、書いてて自分もすごく楽しかったです(笑) また、いつかやりたいなぁ…。

そして次回!
リーンボックスでのライブイベントを一週間前に控えた宗谷は今回手に入れたヒーローメモリーの修行に挑む!
そんな中、己の戦いの未熟さに悩むイストワールの前に…!?

次回でお会いしましょう、それでは…。
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