超絶次元ゲイムネプテューヌ おーばーどらいぶ!   作:白宇宙

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どうも、白宇宙です。

とりあえず、今回はDr.トロイとの決戦となります。
いよいよこのお話もデッドヒートでラストスパート!!

さて、ファイヤー! オールエンジンでお楽しみください!
それではどうぞ…。


stage,57 俺と決戦、Dr.トロイ&ブレイブ!

暗い……何も見えない。

 

ここはどこなの? なんで私はこんな所にいるの?

 

………怖い。

 

何もわからない……。

 

何も思い出せない……。

 

なんで、私はこんな所にいるの?

 

なんで、私は一人なの?

 

 

 

………私は、なんなの?

 

 

 

嫌だ………嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ!

 

一人はいや! 一人はいや!! 誰か……誰かいないの!?

 

誰か返事しなさいよ!! お願いだから……答えて……!

 

誰か………教えて、私は誰なの? なんでこんなところで独りぼっちなの?

 

こんなのいや……こんな所で一人なのはいや!

 

怖い………怖い………怖い………誰か、助けて………誰か答えて!

 

 

 

………誰もいない………。

 

 

 

………誰も答えてくれない………。

 

 

 

………なら、もういいわ………こんな暗い場所にいつまでもいられない………。

 

 

 

 

 

ゼンブ………コワシテヤルンダカラ………!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「てめぇ…ノワールに何しやがった!」

 

怒りをたぎらせる宗谷の言葉がイノベイタ・ヴァルキリーを駆り、二人の前に舞い降りてきたDr.トロイに向けられる。

燦然と輝く銀の装甲、戦乙女の名をその身に宿している象徴のように背後には鋭角な翼が装備されている人型ロボの頭部、そこに備えられたコクピットからDr.トロイはまた薄ら笑いを上げる。

 

『クックック……気になりますか? ならお望み通り、教えてあげましょう……その身に刻み込んでね!』

 

甲高い金切声のような言葉と共に、イノベイタ・ヴァルキリーの腕の部分の関節部からなにやら音が聞こえたかと思ったら、駆動し始めた。

ロボットにしては硬さがない、滑らかな動きで振り上げられたイノベイタ・ヴァルキリーの腕が宗谷に向かって振り下ろされる。

しかし、動きは多少なめらかでもやはりロボット。

的が大きい分動きも予想しやすい、宗谷は素早く回避行動を取り、振り下ろされたイノベイタ・ヴァルキリーの鉄腕を避ける。

 

「その前にお前をそこから引きずり出してやる!!」

 

赤剣を構えなおし、振り下ろされて地面に打ち据えられた鉄腕の上に飛び乗った宗谷は変身によって手に入れた身体能力をフルに使い、イノベイタ・ヴァルキリーの頭部目がけて駆け上がる。

 

『遅い!』

 

「なっ………!?」

 

その途中、駆け上がっていた宗谷の足場が突然無くなった。

いや、無くなったのではなく移動したのだ。

素早く腕を横に振り抜いたイノベイタ・ヴァルキリー、足場を失い空中に身を投げ出された宗谷はとっさにことに判断が遅れてしまった。

そんな宗谷の目前に、イノベイタ・ヴァルキリーの鋼鉄の脚が迫り……。

 

 

「ガハッ…!?」

 

 

宗谷を軽々とその尋常ではない強度を誇る脚で蹴り飛ばした。

 

防御が間に合わず、攻撃をもろに受けてしまった宗谷は空中を横に滑るように蹴飛ばされ、そのままアリーナの壁に激突する。

 

「宗谷ぁぁぁぁ!!」

 

銀時が攻撃を受けた宗谷の元に駆け寄ろうとするが、彼の前にイノベイタ・ヴァルキリーが立ちはだかり銀時の行先を遮る。

 

『次は君の番です!』

 

「調子に乗るんじゃねぇぇぇぇぇええ!!」

 

脚を振り上げたイノベイタ・ヴァルキリーが銀時を踏みつぶさんと脚を勢いよく振り下ろす。

しかし、銀時はその脚が床に到達するよりも早く走り、反対側の脚に向かって木刀を渾身の力と共にフルスイングする。

 

金属質な衝突音がアリーナに響き渡る。

 

「固ぇ……!」

 

だが、その音とは裏腹に銀時は顔をしかめた。

今までいろんな相手とこの木刀で渡り合ってきた銀時だったが、目の前のロボットの装甲はその中でも随一と言えるほどの強度を持っていたのだ。

 

『そんな棒切れで、この私の最高傑作が壊せると思ったら大間違いですよ!』

 

「うおっ…!?」

 

洞爺湖を通して伝わってきた衝撃により発生した腕の痺れで一瞬だけ動きが止まった銀時に今度は鉄腕が迫った。

銀時の体をその巨大な手が包み込むように捕らえ、彼を軽々と持ち上げるとそのまま容赦なくボールを投げるかのように投げ飛ばしたのだ。

 

投げ飛ばされ、床にたたきつけられ数回体をバウンドさせてごろごろと転がる銀時。

 

「銀……さん……!」

 

ボロ雑巾のように地面に転がった銀時を見て、宗谷は体にダメージを受けながらも再び動き出し、叩きつけられた壁から飛び出す。

受け身を取って床に着地した宗谷はすぐさまスキルリンクを発動させる。

 

『Skill Link! Dragon boll』

 

『潰れなさい!!』

 

「させるかぁぁぁぁああああああああああ!!」

 

とどめを刺そうと拳を振り下ろすイノベイタ・ヴァルキリー、倒れたままの銀時の前に走りこむようにして割り込んだ宗谷はスキル ドラゴンボールによって得たパワーを使ってその拳を受け止めようと試みる。

鉄球の様な大きさの拳を両手で無理矢理押し返すようにして受け止める。

反動で後ろに後退し始める宗谷、だが何とか銀時を巻き込む一歩手前でなんとか止めることには成功した。

 

「うらぁぁあああああああああ!!」

 

そのまま目の前の拳を回し蹴りでいなし、銀時を抱えて一同後退する。

 

「大丈夫か、銀さん!」

 

「ああ……ってて……」

 

ふらついてはいるが意識はあるらしい。

銀時は気付け代わりに頭を左右に振ると、宗谷から離れ再び木刀を握る。

 

『今の攻撃を受け止めるとは大したものです』

 

再びイノベイタ・ヴァルキリーからDr.トロイの声が聞こえてきた。

称賛の意味を込めてか、単に嫌味のつもりかあまり好印象は持てない声色で宗谷をたたえるトロイ。

頭部のコクピットから見えているトロイは二人を見下ろしながらおざなりな拍手を送る。

 

『正直、このイノベイタ・ヴァルキリーを相手取ってここまでもつとは実に予想外でした』

 

「悪いな、あんたの予想よりも場数は踏んできたつもりなんでね」

 

『なるほどそうですか……ですが、そんな経験は無意味です』

 

そう言うとDr.トロイは口が裂けんばかりに歯をむき出しにした笑みを浮かべる。

 

 

 

『なぜなら、この機体の性能のすべては彼女、女神であるノワール様が引き出しているのですからね!』

 

 

 

マイク越しに響いたDr.トロイの言葉に宗谷は目を見開いた。

 

「……どういうことだ……ノワールがそのロボットの性能を引き出してるってどういうことだよ!!」

 

宗谷はすぐさま声を荒げてDr.トロイを問い詰める。

 

『簡単なことです……彼女は今このロボットのコアユニットと連結している状態なのです、彼女の体を媒介にシェアエナジーをこのロボットに供給し、スピード、パワー、防御力、あらゆる性能を極限まで引き上げたこの機体はまさに革命を起こす変革の戦乙女!』

 

さらに声を高ぶらせてそう説明するトロイ。

イノベイタ・ヴァルキリーの胸のカプセルに捕らわれたノワールはなおもヘルメットをかぶった状態で俯きつづけ、気を失っている。

恐らく、あのヘルメットで彼女の意識を刈り取られているのだろう…。

 

『ノワール様は今まさにこの機体を動かす重要な“歯車”なのですよ! 彼女の存在があったからこそ、私のこの技術が完成したのです!!』

 

「歯車………だと?」

 

「………なるほどな」

 

歯車と言う言葉に何かを察したのか、銀時が呟いた。

口の中が切れていたのか、血をその場に吐き捨てるとイノベイタ・ヴァルキリーのカプセルに捕らわれえているノワールを見据える。

 

「要はあの野郎、嬢ちゃんをカラクリを動かすための電池として使ってるってわけかよ…」

 

『ほう、察しが早いですね』

 

トロイは得意げに答えると、右目のモノクルを直し左目にかかっていた前髪を掻き上げる。

 

女神を生きたまま動力源に使う、それはあまりにも酷い非人道的な行為だ。

ノワールだって女神とはいえ生きている、それを機械の部品のような発言をするトロイに宗谷は徐々に怒りを募らせる。

 

『私はかつて……このラステイションの技術を発展させて新たな新時代を作り上げようとした……誰もが平等に力を得る世界を……科学の技術を使って女神に等しい力を得る世界を! ……だが、単純で何も考えていない無能な奴らは私の考えを否定した!』

 

次第に怒りの籠った言葉を並べ始めたDr.トロイは拳を強く握り絞め、血走った目でその拳を睨み付ける。

 

『このラステイションの産業技術を無駄遣いする無能どもも、これを見ればわかるだろう………私こそが、このDr.トロイこそがゲイムギョウ界を発展させる最高の技術者なのだと!!』

 

コクピットの中で拳を振り上げ、高らかな笑い声を上げるDr.トロイ。

彼をここまで駆り立てた、彼の理想郷。

誰もが女神に等しい力を得る世界の実現、甚だ信じがたい理想論である。

 

もしそんな世界が実現したとして、ゲイムギョウ界はどうなるのだろうか……。

誰しもが強力な力を手にし、それを手に入れた人間たちは何を思うのか……。

 

「ってことは何か? 要は自分の意見を否定されて悔しいだけじゃねーのか?」

 

銀時はすべてを察したような口ぶりで洞爺湖を肩に担ぐ。

 

「あほ臭くて反吐が出らぁ、てめぇのやってることは刀の振り方を知らねぇ無邪気なガキにわざわざ斬魄刀持たすようなもんだ、一歩間違えりゃ尸魂界よりひでぇことになるぞ」

 

『何を訳の分からないことを……』

 

「……てめぇの理想の国なんざ糞くらえだっつってんだよコノヤロー」

 

もし、すべての人間が力を手にしたとして、それを誰しもが正しく使えるだろうか?

いや、人間は心の弱い生き物でもある、そんな人間が力を手にして一度でもその力を自分のために使ってしまえば、誰かを屈服させるために使うようなことをすれば、ゲイムギョウ界はたちまち争いの耐えない世の中になってしまうだろう。

 

それを銀時の言葉から察した宗谷は赤剣の柄を強く握りしめ、コクピットに座るDr.トロイを下から睨み上げる。

 

「………お前は、自分の身勝手な夢を実現させるためにノワールを利用した………」

 

宗谷はそう言うと赤剣の切っ先をまっすぐにDr.トロイへと向ける。

 

「俺はお前を絶対に許さない……! ノワールを…そしてこの国も…好き勝手にさせない……!」

 

その剣を握る手には、彼女に非人道的な役割を無理矢理押し付け、世界を混乱に導こうとするトロイに対する怒りと、ノワールを必ず救い出すという信念が込められていた。

 

 

 

「お前のその身勝手な夢、理想、根性! 何もかも全部俺が………叩っ斬る!!」

 

 

 

怒りのあまり暴走することは、なかった…。

 

彼の瞳には目の前にいる彼女に手を伸ばすことを考えていたから…。

 

感情が高ぶり、より一層宗谷のヘルメットの瞳の輝きが増した。

彼が今考えているのは、その信念で作られた“彼の剣”で目の前の敵を倒し、ノワールを救い出すことのみ。

 

 

「待ってろよ、ノワール………さあ、ゲームスタートだ、コンティニューは効かないぜ!」

 

 

赤剣を構えた宗谷を見下ろし、Dr.トロイはふんと鼻で笑う。

 

『つくづくバカなモルモット君だ……実力を持っていたとしても、このイノベイタ・ヴァルキリーを破壊することなどできやしない、女神の力で動く完全無欠のこの機体は不滅だ!』

 

「それはどうかな……今てめぇの前にいるのはただのバカじゃねぇぜ?」

 

トロイの自信にあふれた宣言に対し、銀時は一歩前に出て宗谷と並び立つ。

 

 

 

「まっすぐに生きてきたバカの魂は、たとえその身が亡ぼうが消えやしねぇ………そんなバカが決めた覚悟は、そう簡単に消えやしねぇし折れやしねぇよ」

 

 

 

宗谷と同じように木刀を構える銀時は今までに見せたことがないような鋭い眼差しに変わる。

 

 

その眼が生み出す迫力はまさに鬼………。

戦場を駆け抜け、数多の敵を切り捨てた“白夜叉”としての彼の目である。

 

 

「そのダセぇレンズつけた目でよく見てな………まっすぐに生きたバカの剣が、てめぇの薄っぺらい鉄で出来た夢をぶった切る所をな」

 

 

ここに、ヒーローに憧れた赤く燃え上がる戦士と、己の魂を銀色に輝かせる侍が己の覚悟を込めた刀を鞘から抜いた。

 

 

『………これだから低能なバカは………』

 

 

二人の言葉を受けたトロイはわなわなと体を震わせながら、操縦用のレバーを握り絞める。

勢いよく顔を上げ、これでもかと見開いた目で射殺さん勢いで二人を睨みつけるDr.トロイが再び歯をむき出しにした不気味な笑みを浮かべる。

 

『いいでしょう!! そんなにお望みなら実験材料にしてあげますよ!! この機体の性能テストの最初の実験台として徹底的に押しつぶしてあげましょう!!』

 

再び動き出したイノベイタ・ヴァルキリーの両腕の甲から何かが出てきた。

 

近未来なデザインが施されているそれは大きな筒がいくつも繋がり、円を描いている。

宗谷はそれを見てそれが何なのかを一目で見抜いた、ガトリング砲だ。

 

接近戦でなく遠距離戦にも備えているらしい、イノベイタ・ヴァルキリーはそのガトリングの照準を二人に合わせるとガトリング砲を回転させ始める。

 

「……怖気づいたか?」

 

ふと隣にいる銀時が宗谷に尋ねた。

 

「こんな事で止まってたら、救いたくても救えないだろ」

 

「……違いねぇ」

 

だが、宗谷はそれに対して落ち着いた声で返事を返す。

銀時は口元に微笑みを一瞬だけ浮かべると、木刀の柄を握る力をさらに強める。

それを合図にしたかのように、二人は歯を思い切り食い縛り、互いの得物を振り上げると疾風の如く駆け出した!

 

同時にイノベイタ・ヴァルキリーのガトリング砲が火を噴き、何発もの銃弾が二人に迫る。

 

だが、宗谷と銀時はそれを恐れず駆け抜け、イノベイタ・ヴァルキリーとの間合いを詰めていく。

 

 

 

「ノワール―――――――!!」

 

 

 

走りながらノワールを呼ぶ宗谷。

 

その声は彼女に届いているかは、彼にはわからない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一人の戦士はたくさんのものを見てきました、たった一人で旅を続け、たった一人でこの世界を見てきました。

 

国から遠く離れた小さな集落や村に住んでたり、もともとお金がない貧乏な子供達、そんなゲームなどの豊かな遊びができませんでした。

子供達はゲームを持っている子供達を羨み、同じものを欲しがります。

しかし、貧乏であるが故に裕福なお金は手に入りません、そして共通した遊びができない子供達は次第に孤独になって言いました。

 

そんな子供達の姿を彼はいつも見ていました。

 

裕福でないということは……こんな子供達はゲームで遊ぶ資格はないということか……!

 

怒りに震えるブレイブ。

だが、そこに彼が突然現れた…。

 

「私と共に、世界を変えてみませんか?」

 

例えそれが小さなことでも、子供たちの笑顔を愛する彼にとっては許せないことでした。

すべての子供達に笑顔にするためには、変えなければならない。

裕福でない子供達でもゲームを変える国に、世界に、変えなければならない。

例えそれが劣化コピーであろうが、関係はない、それで子供達が喜んでくれるならと彼は剣を取り、その科学者が身を置くこの工場の用心棒になりました。

 

いずれ訪れる革命のために、彼は尽力するつもりでした。

 

ですが、そんな彼の前に彼女は突然現れました。

 

一度は倒されたはずなのに、再び目の前に現れた彼女。

そんな彼女の言っていることをブレイブは理解できませんでした。

 

劣化コピーが溢れる世界に本当の楽しみなどない、そう言い張る彼女の言葉を彼は理解できずにいました。

 

例えそれが何者であろうと、自分の夢の実現を邪魔するものに違いはありません。

 

だから、彼は剣を取り彼女を倒すことを決意しました。

 

しかし、どういうことでしょうか………。

 

 

 

(なぜだ……!)

 

 

 

いくら剣を振っても、

 

 

 

(なぜだ……!!)

 

 

 

いくら斬り掛かっても、

 

 

 

(なぜ、倒せない!!)

 

 

 

目の前に現れた三人の邪魔者に苦戦を強いられている自分を、ブレイブは理解できませんでした。

 

 

 

「X・M・B!!」

 

 

 

放たれた眼を潰さんばかりの輝きを放つブラックシスターの砲撃。

ブレイブはそれを大剣で弾き返し、反撃を仕掛けようと身構える。

 

だが、

 

「はあああああああ!!」

 

「ぐぅぅうううう!?」

 

それよりも早く間合いを詰めてきていたブラックシスターが自分のブレイブの真上を飛び越えながら銃を乱射し、追撃する。

白く輝く体に銃撃が直撃し、火花を散らすブレイブ。

だが、負けじと大剣を振り上げて背後に着地したユニにその刃を振り下ろそうとする。

 

「トオォ!!」

 

しかし、その刃は彼女とブレイブの間に割り込んだギャバンによって防がれた。

一目にして武器の大きさも桁違いのはずの細身の剣、レーザーブレードでブレイブの大剣を真正面から受け止めたギャバンはそれを横に流すと、大きくジャンプする。

 

「ディメンションボンバーーー!!」

 

そのまま落下しつつ、両腕を前に突き出して放つ強力な体当たり、“ディメンションボンバー”がブレイブに直撃する。

巨躯を揺るがせ、後ろに後退するブレイブ。

 

「行くぞ、日本一!」

 

「OK!!」

 

地面に着地すると同時に後ろから走りこんできた日本一と共に、ギャバンは再びブレイブに向かっていった。

 

「………小癪なぁ!!」

 

大剣を振り上げ、二人をブレイブが真っ向から迎え撃つ。

互いに走り出した両者、徐々に間合いが埋まっていき、先にリーチの長い大剣を持つブレイブが仕掛けた。

横薙ぎに振るった大剣が、ギャバンと日本一を斬り捨てようと迫る。

 

しかし、その攻撃をギャバンと日本一はタイミングを合わせてジャンプすることで回避した。

空中で一回転し、ギャバンはスパイラルキック、日本一はジャスティスキックの体制に入る。

 

「Wヒーロー、必殺キィーーーーーーーック!!」

 

日本一が叫び、二人の跳び蹴りがブレイブに向かって放たれる。

紙一重で防御しようと試みるブレイブだったが、凄まじい威力を秘めていた二人の蹴りはブレイブの防御をも突き抜けてきた。

二人のキックにより発生した強力な衝撃がブレイブを防御ごと後ろに吹き飛ばす。

 

膝をつき、床に剣を突き立てて後ろに後退するのをなんとか止めるブレイブ。

 

「どういうことだ……」

 

その体制のままブラックシスターたち三人を見据えるブレイブ。

対するブラックシスターたちは構えた状態でブレイブと対峙する。

 

一度倒したはずの敵、しかもそのうちの二人は多少なりとも手負いのはず、それなのになぜここまで戦えるのか…。

一度敗北したというのに、再び立ち上がり、さっきまでとは違う動きを見せる三人に何があったのか、ブレイブは困惑していた。

 

「いったいどこにそんな力を隠して……」

 

「隠していたわけではないさ」

 

途惑うブレイブにギャバンがそう答えた。

レーザーブレードを構え、じっとブレイブを見据えるギャバン。

 

「守りたいと思うものがあるからこそ、強くなれる……だが、今のお前と彼女ではそれに捧げる勇気に大きな差がある」

 

「………俺の覚悟が偽物だというのか!」

 

激昂し、大剣を横に振り三人を睨み付けるブレイブ。

 

「まだわからないの? あんたのやり方じゃ子供たちの本当の笑顔は守れないって言ってるのよ!」

 

ブラックシスターが叱りつけるようにブレイブに言い放つ。

それに対し、ブレイブは僅かにたじろぐ様な動作を見せるが、すぐに闘志を滾らせた眼光でブラックシスターを睨み返す。

 

「今の世界では子供たちは娯楽に飢えたままなのだ! なりふりかまってなどいられない……変えねばならんのだ! 何としてでも!!」

 

途端にブレイブの大剣が再び烈火の炎に包まれる。

凄まじい勢いで燃え上がるその炎は三人が一度目にしているブレイブの必殺技の証だ。 しかも、確実に炎の勢いが増している。

恐らくこれがブレイブの本気の一撃なのだろう。

ブラックシスターは再び銃を構えると、トリガーに指を当てる。

この本気の一撃に立ち向かうために、自分たちが信じる物に対する思いの強さ、自分たちの願う幸せを守る覚悟を証明するために、ブラックシスターは今まで以上の集中力で照準を合わせる。

 

少しでも狂えば、自分だけでなくギャバンや日本一も巻き込んでしまうだろう。

 

しかし、恐れる必要はない。

 

(この一撃に、すべてを賭ける………!)

 

己の信じる覚悟を、勇気と共に、この一撃に乗せて放つ。

 

 

 

「燃え尽きろ! 秘剣、ブレイブ……ソォォォォォォドォォォォォォオオ!!」

 

「“ブレイブカノン”……! 行っけぇぇぇええええええええ!!」

 

 

 

互いの全力の一撃、勇気を名に乗せた一撃を放つ両者。

 

三人に迫る十字の業炎の斬撃をブラックシスターの放った閃光が正面から迎え撃ち、ぶつかり合う。

 

互いの攻撃が押し合い、激しい火花のスパークが瞬く。

どちらも譲らず、せめぎ合う両者の技。

 

「負けない…」

 

その時、トリガーを押し込み続けるブラックシスターの脳裏に二人の男の姿が浮かび上がった。

 

「あたしに前に進むための方法を教えてくれた……宗谷さん」

 

―――ラステイション教会で悩んでいたユニに助言を送った宗谷。

 

「むかつくやつだけど、あたしの剣が何なのかを教えてくれた……銀時」

 

―――牢屋で一人落ち込んでいたユニを叱咤した銀時。

 

「今こうして、あたしに手を貸してくれている……ギャバンさんと日本一」

 

―――自分の左右で構え、共に戦ってくれているギャバンと日本一。

 

「そして………あたしの大切なお姉ちゃんのためにも!」

 

―――いつも目標にして、追いかけていた憧れの姉……ノワール。

 

 

 

「あたしは絶対、負けないんだからぁぁぁぁぁああああああ!!」

 

 

 

彼らの姿を思い浮かべ、より一層強く床を踏みしめたブラックシスターの思いに呼音するかのようにX・M・Bの出力が上がった。

ブレイブカノンのビームがより一層強力になり、炎十字の斬撃を押し込む。

 

程なくして、その一射はブレイブソードを跡形もなく霧散させてしまった。

 

 

「ば、バカな!! うぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

 

そして、ブラックシスターが放った渾身の一撃はその先にいたブレイブをも飲み込み、通路の壁をも突き破り、ブレイブを外へと吹き飛ばした…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………何故だ………」

 

外へと吹き飛ばされ、傷だらけになった巨躯を大の字に広げて倒れ伏したブレイブが呟いた。

 

「何故俺は負けたのだ……覚悟が足りなかったのか……思いが足りなかったのか?」

 

うわ言のように呟き、傍らで真っ二つに折れてしまっている自分の大剣を見つめるブレイブ。

 

「………あんたの覚悟はたぶん本物だわ、ただ、あんたはやり方を間違えた」

 

そこに工場の外壁にできた穴を通って外に出てきたブラックシスターが現れ、彼を諭すようにそう言った。

 

「………だとしたら、俺のやってきたことは何だったのだ……俺が剣を振るうために、自分を奮い立たせるために使ってきた勇気は……!」

 

空を見上げ、悔しそうに言葉を募るブレイブ、その姿はまるで泣いているようにも見えた。

すると、今度はギャバンが彼に向かって言葉を投げかけた。

 

「勇気と言うのは、自分を奮い立たせるための正義の言葉………だがなブレイブ、それは使い方を間違えれば勇気ではない…ただのエゴだ」

 

「………なら、俺の勇気はどこにある」

 

「………やり直せ、ブレイブ! それは自分で見つけるんだ……自分の信じる本当の勇気を………今よりももっといい世界を作りたいのなら、お前が新しく見つけた勇気と共に立ち上がれ!」

 

ギャバンはそう言うと、ブレイブのそばにより倒れる彼の手に自分の手をそっと添える。

 

 

 

「あばよ涙、よろしく勇気だ!」

 

 

 

勇気の名を持つ彼に、本当の勇気を見つけろと激励するギャバン。

そんな彼の言葉を受けたブレイブはそっと目線をブラックシスターに向ける。

 

「………小娘、まだ名を聞いてなかったな」

 

「………ユニよ」

 

「ユニ……お前の信じる世界に、本当に子供たちの幸せがあるのか? 子供たちの本当の笑顔があるのか……?」

 

「………約束するわ、誰しもが笑顔になれる世界のためにあたしは前に進む………お姉ちゃんや、宗谷さんたちと一緒に」

 

「………そうか」

 

ブレイブはそう確認すると、むくりと巨躯を持ち上げる。

ゆっくりと立ち上がった彼は、そのまままだ若干おぼつかない足取りでその場を去ろうと足を進める。

 

「どこに行くの?」

 

そんな彼に日本一が声をかける。

 

だが、ブレイブは足を止めずに進み続ける。

 

 

「さあな、ただ………探してみたい物ができた………」

 

 

そう言い残して、ブレイブはそのまま姿を消した。

 

「………ブレイブ、また会うときは変われていることを願うわ」

 

最後まで見送る三人。

勇気の名を持ちながら、その本当の使い方を間違えた戦士は敗れた。

本当の子供たちの幸せを願い、自分の覚悟と共に戦った少女が勝利した瞬間だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イノベイタ・ヴァルキリーに挑みかかる宗谷と銀時、だが二人を寄せ付けまいとDr.トロイも猛反撃に出る。

期待の両腕から飛び出したガトリング砲が火を噴き、輝くエネルギーで構成された無数の弾丸で宗谷達を撃ちぬこうと攻撃し続ける。

この弾丸はすべてノワールを媒介に抽出したシェアエナジーで出来たもの、当たれば大ダメージは必須のこの弾丸、“シェアガトリング”とでも呼べるこの攻撃に宗谷と銀時は臆することなく挑みかかっていく。

 

暴風雨の如く撃ち込まれるシェアガトリング、だが二人は颯爽とアリーナを走り回りその攻撃を躱し続ける。

 

『ちょこまかと!!』

 

すると痺れを切らしたトロイがまた別の手を繰り出した。

イノベイタ・ヴァルキリーの指から発射される1mくらいの小型ミサイルだ。

もちろんこれもシェアエナジーを込めているので威力も段違いである上に、追尾機能も搭載されているのでそう簡単に逃げられはしないし、助かる確率も少ない。

 

「しゃらくせぇ!!」

 

だが、宗谷は発射されたミサイルに対し警戒するどころか真正面から立ち向かっていった。

 

『Skill Link! MARIO』

 

スキル マリオの身体能力強化を使った宗谷は軽くジャンプすると……。

 

 

『何ぃ!? そんなバカな!!』

 

 

迫りくるミサイルの大軍の上を飛び跳ね、それを足場にイノベイタ・ヴァルキリーに接近する。

すべてのミサイルの上を飛び越え、イノベイタ・ヴァルキリーの真上に辿り着いた宗谷はそのまま重力に任せて急降下、赤剣の切っ先を真下に向けて一直線に落ちていく。

 

『コクピットを狙ってきたわけですか、だが単純すぎますよ!!』

 

コクピットに迫る宗谷の攻撃を、Dr.トロイが期待の右腕を宗谷に向けて構え、迎え撃つ体制を取る。

シェアガトリングが回転を始め、いつでも打ち出せる状態になるが………。

 

「それはこっちのセリフだ!!」

 

『Skill chain! Metal gear Solid! Toaru majyutuno index!』

 

すぐさまスキルチェインを発動させた宗谷は左手に握ったガンコンシュータを赤剣と並べる様に構え、そのままトリガーを引いて弾丸を発射する。

一回だけの甲高い音が聞こえたが、たった一発の銃弾ではイノベイタ・ヴァルキリーにダメージは通らない。

 

『血迷ったか、苦し紛れが………ん? な、なぜだ? なぜ右のガトリングが動かない!?』

 

反撃しようとしたトロイが慌てた声を上げた。

 

そう、今の弾丸にはスキル とある魔術の禁書目録の無効化能力が乗せられている。

弾丸が命中したシェアガトリングは一時的にその能力を封じられたのだ。

 

反撃を封じた宗谷はそのまま落下し、右腕のガトリングに思い切り赤剣の刃を突き立てた。

 

落下の速度も加わった一撃はシェアガトリングを貫き、火花を散らせる。

シェアガトリングから煙が上がったのを見る限り、こちら側のはもう使い物にならないはずだ。

 

『おのれ、モルモット風情がぁぁあああああああああ!!』

 

トロイは怒りを込めた絶叫を上げ、イノベイタ・ヴァルキリーの左腕を動かして、右腕のシェアガトリングに赤剣を突き刺した状態の宗谷を狙い撃とうとする。

だが、その前に颯爽と現れる人影があった。

 

銀時だった。

 

「………ぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお!!」

 

咆哮を上げて正面から洞爺湖を突き出す銀時。

荒々しく突き出された木刀の切っ先が激しくシェアガトリングと激突した瞬間、今度はまともにダメージを入れられなかったはずのイノベイタ・ヴァルキリーの装甲とは違い、深々と木でできているはずの木刀が鉄の銃を貫いていた。

 

「銀さん、これを!!」

 

『Skill Link! Zeruda no densetu』

 

更に宗谷がスキル ゼルダの伝説で生成した新たな剣を銀時に向かって投げる。

投擲された新たな剣を左手でキャッチした銀時は、そのまま体を捻るように回転し、シェアガトリングを根元から真っ二つに斬り裂く!

 

二人は両腕の武器を無力化するとそのまま床に降りて後ろに後退する。

 

『なぜだ、高々人間ふぜいになぜここまで……!』

 

反撃しようと操縦桿を操作するDr.トロイ、すると突然イノベイタ・ヴァルキリーの背に三回の爆発が起きた。

何事かと後ろを確認すると……。

 

 

「待たせたわね、宗谷さん、銀時!!」

 

「すまない、遅くなった!」

 

「でも、ヒーローは遅れて登場するものだからね! 遅れた分はきっちり活躍するよ!」

 

そこにはブレイブとの決着をつけ、二人と合流しに来たブラックシスターたちの姿があった。

予想外な援軍の到着にトロイは歯をぎりっと噛みしめる。

 

『ブレイブ………奴らを止めるどころか返り討ちにあったか………あの役立たずめ!!』

 

「Dr.トロイ、これ以上あんたの好きにはさせないわ!」

 

ブラックシスターは参戦して早々飛翔し、X・M・Bを構えるとすぐさまイノベイタ・ヴァルキリーの胸部に狙いを定める。

しかし、

 

「っ!? お姉ちゃん!!」

 

胸部にあるカプセルの中に捕らわれているノワールの姿を見るや否や、彼女は目を見開き驚く。

 

『………クックック………クハハハハハハハハハ!! まだ調子に乗るのは早い!! こうなればノワール様のシェアエナジーをすべてエネルギーに変換し、イノベイタ・ヴァルキリーのフルパワーで貴様らを排除してくれる!!』

 

「すべてのシェアエナジーだと? ………まずい、そんなことをされればノワールの身体が持たない!!」

 

「なっ!?」

 

ギャバンの言葉に宗谷がマスクの下で冷や汗を流した、もしフルパワーを出されれば、ノワールはシェアエナジーのすべてを使い切ってしまう。

そんなことになれば………。

 

予想したくない結果を考えてしまった宗谷は、すぐにノワールの方に目を向ける。

 

「そんな………そんなこと………!」

 

まだ救えるかもしれないのに、そんなことを許してなるものか……。

 

「ノワールーーーーーーーーーーー!!」

 

「あ、おい待て!! 宗谷ぁ!!」

 

叫びながら駆け出した宗谷。

赤剣を振りかぶり、真正面から立ち向かう宗谷を銀時が咄嗟に止めようとするが……。

 

 

 

 

『正面から来るとは………バカの極みですね!!』

 

 

 

 

真正面から突っ込んできた宗谷に向かって、イノベイタ・ヴァルキリーの手の平から向けられた。

両手を前に突き出し、手の平に何かが集まり出した。

そして、それは光の塊となり真正面から突っ込んでくる宗谷目がけて放たれた。

 

それはシェアエナジーをエネルギーに変換して放つ、エネルギーキャノンだった。

 

二つの光の塊が宗谷目がけて迫りくる。

 

だが、宗谷は後ろから聞こえてくる静止の声も、防御することも構わずに真正面からその光に立ち向かっていく。

 

 

 

 

(まだだ、まだ諦めねぇ!! 少しでも可能性があるなら………俺はそれに縋り付く!! あいつに手を伸ばす!! だから………だから!!)

 

 

 

 

エネルギーキャノンが宗谷を包み込む、まさにその瞬間だった………。

 

 

 

ブイホの中にあった、“あるアプリ”が姿を変え、起動したのは………。

 

 

 

 

 

 

 

とてつもない爆音と、衝撃があたりに響き渡る。

 

黒煙があたりにもうもうと立ち込め、宗谷の姿を隠してしまった。

 

その結果に、その場にいた全員が息を飲んだ。

 

『クハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!』

 

そんな中、Dr.トロイの笑い声が響き渡る。

 

『正面から突っ込むからそうなるのですよ! フルパワーを出すまでもなく一人はつぶせましたね……後の残りはどうしてくれましょうか?』

 

後ろに残っていたブラックシスターたちは煙の先に立っているイノベイタ・ヴァルキリーを睨み付ける。

 

「………よくもお姉ちゃんにそんなことをしただけじゃなく、宗谷さんまで!!」

 

激昂したブラックシスターが銃口を突きつける様に前に出た。

しかし、イノベイタ・ヴァルキリーのコクピットの中でトロイは再び粘着質な薄ら笑いを浮かべる。

 

『ユニ様、あなたはノワール様が使い物にならなくなった後の予備になっていただきましょう……さあ、まずはあなたから!!』

 

ノワールだけじゃ飽き足らず、ユニまで利用しようというのか……Dr.トロイがそう言って操縦桿を動かそうとしたその時だった。

 

不意に、彼の手が止まった。

 

そして、右目のモノクルの下の目をいっぱいに開き、わなわなと体を震わせ始めた。

 

『ど、どういうことだ……!?』

 

突然のトロイの様子の変化にその場にいた全員が疑問を感じた。

そして、彼が見つめる先、もうもうと立ち込める黒煙の中に目線を向けたとき、彼らもまた驚きのあまりに目を見開いた。

 

そこには、人影があった。

 

二本の足で立ち、しっかりとその場に立っている。

 

あんな攻撃を真正面で喰らえばひとたまりもないはずなのに、しっかりと立っていたのだ。

 

 

 

 

 

 

………“二人”の人影が。

 

 

 

 

 

 

「まったく………無茶はしないでくださいってあれほど言ってるじゃないですか」

 

「ごめん……でも、今はそんなこと言ってる場合じゃないんだ」

 

そして、聞き覚えのある宗谷の声と一緒に聞こえてきた、もう一つの声。

鈴の様に透き通ったその声は、この場にいない、プラネテューヌ教会にいるはずの彼女の声だった。

 

辺りに立ち込めていた黒煙が徐々に晴れていく。

 

そして、その中に立っている二人の人影の姿が露わとなった。

 

 

 

「ってことで………力を貸してくれ、いーすん」

 

「………わかりました、宗谷さん」

 

 

 

黒煙が晴れると、そこには変身を維持した状態でその場に無傷で立っている宗谷と、右腕に嵌めてあるブレスレット型のアイテムを構える、イストワールの姿があった。

 




いかがでしたか?

イストワールはなぜ現れたのか、一体何が起きたのか!?

次回、遂に完全決着!!

それではまた、次回でお会いしましょう!
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