ぬぅううううん!水着ドロシーを凸する事が出来ない!
金チケットは周年で最低確保の為に残しておくしかねぇ……。
タワーを限界まで登って石を確保しなきゃ(使命感
残り数日……俺の全力全開を見せてやる!!
~ドロシーside~
情報の中でも今欲しい分だけをリストアップしてメモ書きした後、本郷からダンジョン用のドローンを受け取った。ドローンは今ある技術の全てを注いだ特注品で、魔石のエネルギーで動いている。しかも、長期間の探索を想定とした頑丈な素材で作られているとの事だ。更に、ドローンで修復が必要な場所があればギルドが修繕費用を受け持つとの事。
「どれだけ優遇するのですか?」
「食料ダンジョンってそんなに人気無いの?」
「二人は分からないだろうが、安全地帯がある場所は遠くの四方に一ヶ所ずつしかないんだぞ?しかも、此方が得ている情報は今まで更新されていない。もし、ダンジョンの構造に変化があれば一から探し直すんだぞ?だが、ダンジョンの構造が変わるなんて今まで起きた事ないがな」
それはそうでしょう。前日で調べた情報ではダンジョンの構造が変化するといった異常事態の情報はありませんでした。そして、この本郷がこう発言している事からありえない現象として仮定した方が良いかもしれませんね。ですが、最悪の想定として構えておく必要はありそうです。
場所は変わり、本郷が居た部屋から出て大きな扉のある部屋―――武器庫に案内された。探索者であろう者達が多種多様の武器が鎮座している目の前で選んでいる。どの武器も持ち手部分が使い込まれたかの様に薄汚れているが、武器としての部分は新品の様に欠けた部分が一つもない良い状態だ。
「ここが武器庫だ。今まで色んな新米達の初めてを務めた武器達だ。手入れは怠っていないが、一応持って確認したりはしてくれ」
「本当に何でもあるんだな」
「金属バットは必要ありませんでしたね」
二人が持って来た武器?はこれ等と比べると玩具に等しい。ドロシーが目の前にある鉄の剣を片手で持つが、どうにもしっくりこないのか元の場所に戻した。
「お嬢ちゃんはどんな武器を探してるんだ?」
奥に居た筋肉モリモリのマッチョな強面が前に出てくる。その立姿は歴戦の猛者の様であり、この武器庫にある物なら何でも知っているかの様な職人の様にも見える。
「貴方は?」
「ここの武器の手入れや要望の案内をしている銀上ってモンだ。皆からはおやっさんって呼ばれているぜ」
「それでは、銀上さん。食料ダンジョンに潜る予定ですので、取り回しやすい曲刀をお願いします」
「お、おう……。初めて名字で呼ばれたな……。そんじゃあ、この曲刀ならどうだ?」
銀上から渡された曲刀は、シンプルイズベストな装飾無しの無骨な物だ。ドロシーは軽く一振りして、持ち手の強度や握り易さを確認して頷く。
「これにします。かなり軽いですが、重心がブレないので安定して振り回せそうです」
「……お、おう。それは良かった」
何故か頬を引き攣らせている銀上だが、ドロシーは結構気に入ったのか鞘を受け取って少しだけ笑顔になっている。
「おやっさん、呆けるのも良いが頼んでいた奴を頼む」
「あ、あぁ……。それにしても俺が作っていてなんだがあのゲテモノ使うのがこの兄ちゃんか。………ほうほう、これは中々。本当に新米か?そんじょそこらのBランク探索者だろうとノしちまう歴戦者じゃねぇの?A…いや、それ以上か?」
「俺スキルが先日発現したんだ。子供の時から自己流で鍛えてきたからまぁまぁ自信あるぜ?」
「その自信は本物だな。よし、お前さん達二人は気に入った!ランクがAになったら好きな飯を奢ってやるぜ!そして、この馬鹿みてぇな刀を使うにはそれ位の自信は必要だからな!」
銀上が両手で持つ刀が手渡される。受け取った遊星は、刀を少し引き抜く。素人が見ても業物であると確信出来る程の言い知れぬ存在感と惹き付ける様な刃紋。まるで担い手を選ぶ様な妖刀な雰囲気が感じられる。
「えぇ……片手で持てるのかよ」
「成程ね。そりゃあこの武器を扱おうとする奴は誰も居ない筈だわ」
遊星が持つ刀はかなり重たいのでしょうね。しかし、刃や持ち方を見るにあの刀より幾分か下と思っているのでしょう。あれは本当に未知の物質で出来ていたのでオーパーツにも程がありましたから。
特注のベルトに括り付けられ持ち武器の一つとなった刀は、何処かしら存在感が大きくなっていた。いや、まるで生きているかの様に躍動?嬉々?としており、恋人を待ち望んでいるかの様に目に付く。
「なぁ、俺の勘違いか?このゲテモノが意志を持っているかの様に見えるんだが……」
「この刀はおやっさんが打ったんだろ?どんな配合で作ったんだ?」
「いや……俺が手に入れた最高の素材を使って気が遠くなる程打って打って打ちまくった逸品だぞ?そりゃあ、最高の出来になるに決まってんだろ!」
「う~ん、気分が良いのか?分からねえけど、そこそこしっくりくるという事だけは確かだな!」
「そこそこかよ!?俺が丹精込めて打ったんだぞ?もっと喜べよ!?」
……遊星と銀上さんのやり取りは懐かしさを感じられます。あの時…殺された技術者達。彼等は遊星と一緒に居る時は笑顔が絶えず、全体の空気を和ませる何かがありました。人を惹きつけるカリスマでしょうね。独特のそれは私には持ちえない物です。
ドロシーが物思いに耽っていると、武器の準備が済んだ遊星が動きを阻害しないレザー防具を身に着け終わっていた。
「準備は終わりましたか?」
「おうよ!これでようやくダンジョンに潜れるとなると感慨深いぜ!」
「それでは、そのドローンを起動して食料ダンジョンへと続く魔法陣の上に立てば大丈夫だ。もし、いきなりイレギュラーな事態が起きても此方がコメント出来る」
ドロシーは、手渡されたドローンの起動スイッチを押すと浮遊した。カメラのレンズの隣にホログラフィックボードが表示され、第一のコメントにギルド長の本郷の名前で『よろしく頼む』という文字が表示された。そのコメントに続く様に複数のコメントが表示されると、本郷が「仕事をしろ!」と叫んだ事から職員の人達がコメントしたであろうと分かり少しだけ苦笑する。
「ドロシー、行くか?」
「ええ、半日だけですが何かしらの報酬を獲得しましょう」
この世界で、新たな一歩を踏み出そうと魔法陣へと歩を進―――――
「待てよ無能!」
……進もうとした瞬間に後ろから聞こえる怒鳴り声。それは、ギルドに来て直ぐ遊星に色々と悪口を言っていた男の声だ。この瞬間、ドロシーの不機嫌度が過去最高に到達した。
「ほらほら、俺達が手取り足取り教えてあげるからそんな無能と一緒に行動しなくてもいいんだぜ?」
「むしろ俺達の為に役立つ無能ってパシリじゃね?」
「ふっふぅ~!しかも武器まで持ってるぜ?刀とかカッコつけてんのか?」
あぁ、汚らわしい。家族をその様に侮辱する害虫をどの様に処分しましょう?
ドロシーが許容しているラインを大股でズカズカと入る男達にプッツンしたいが、周囲の目がある為我慢するしかない。そして、侮辱された当の本人は男達を無視して本郷と話している。
「なぁなぁ、探索者同士の罵り合いって普通なの?」
「そんなわけないだろ。というよりあいつ等か……色々と問題行動で注意したばかりなんだがそれすら忘れたのか?」
「ギルド長さんよぉ~、そんな無能と組んでるピンク髪の女性が可哀相じゃねぇの?あんたの権限なら解散させるのは余裕じゃね?」
「………」
「君も多少我儘言っても怒られないんだよ?ほらほら、俺達と一緒に行こうぜ」
男の手がドロシーの手を掴もうとした。
「おい、ドロシーに触ろうとするならぶっ飛ばすぞ?」
「は?」
先程までガン無視していた遊星が遂に口を開くが、その声色はドロシーが聞いた事の無い低く冷たいものだった。
「おいおいおい、数日前にスキルが発現した無能が俺達をぶっ飛ばす?」
「はぁ~?お前は立場ってのを理解している?」
「俺達Cランクの猛者、お前新米のEランク。俺達に勝てるわけがないだろうが!」
本郷が止めに入ろうとしたが、遊星の傍に浮遊しているドローンが映すコメントがとんでもない事になっていた。濁流の様に流れるコメントを見るに視聴者がかなり沢山いるのだろう。ギルドの対応で評価や世間体が変わる事を瞬時に把握した本郷は、最終警告として男達に告げる。
「確かパーティー名が雷の猛獣だったか?お前達に最終警告だ。基本的にこちらは探索者に干渉する事は無いが、それ以上しつこい様なら免許を剝奪するぞ」
「けっ!そんな脅し意味ねぇだろ。俺達の様にイケイケで強いパーティーが付き添いで安全に稼がせてやるって言ってんだぜ?リスナー達も無能には勿体ないって言ってるぜ?」
「そうそう、効率を理解してる?」
「という訳で一緒に行こうねぇ~」
「お前らなぁ「メギョッ!」っ!?」
ドロシーの手を掴もうとしたチャラい男の腕を遊星が握り潰した。油圧プレスに圧し潰されたかの様に圧縮されてひしゃげていた。
「ひげぇぇええええええ!?」
「俊樹!?」
「ってめこのy「一々うるせぇ」ぼぎゅっ!?」
次は鉄拳が腹を抉り、内臓の幾つかが破裂した音が響く。
「悟志!?て、てめぇもう許さねぇぞ!」
「ドロシーにちょっかい出そうとした馬鹿共にはこの手に限る――――っと!」
トドメの一撃はスープレックスで地面にクレーターを生み出す形の一撃で決めた。まるで重機の衝突かと思える程の低い音は人身事故処か災害の何かだろう。
「あら、この程度で伸びてしまうのですか?……ふふふ」
「ってかマジでこいつ等Cランクなのか?予想以上に弱いんだが?」
本郷がチラッと両者のドローンを見ると、驚愕のコメントやドロシーを護る姿にトキメク様子等々様々な反応が大半だ。それはもう、EランクがCランクを倒す映像は規格外に見えるだろう。
「よし、境達はこのままダンジョンに潜ってくれて構わない。この馬鹿共はやらかし過ぎていたから免許の剥奪に丁度いい口実が出来た。処分は任せておけ。ああそれと、今回は仕方がないが次からはやり過ぎるなよ?」
本郷含む職員達が男達を引きずる形で別室へと連行した。
「……それじゃあ今度こそ行くか」
「そうですね。不快な害虫は討伐されたので早く行きましょう」
二人が食料ダンジョンの魔法陣に向かって歩くと、モーゼの様に人波が分かれた。誰もがちょっかいを掛けるのは危険だと理解したのだ。二人が魔法陣の上に立ち少しすると、魔法陣が光り輝き二人を転移させた。
眩い光で一瞬だけ目が眩み、光が落ち着くと人が沢山居たギルドの広場から一転して人気が全くない場所に立っていた。白亜の広場と言えばいいのだろうが、この場所には余計な建造物が全くない。魔法陣の横には目印であろう街灯の様なシンプルな直方体のオブジェが立っており、来た者を導くかの様に灰色の道がまっすぐ伸びている。その先には大きな両開きの扉が不自然に立っている。
「最初から広大な場所に出るかと思ったけど案内があるとか親切なんだな」
「油断は禁物ですよ」
二人が扉の前まで進むと、扉が自動で開きダンジョンの姿を露にした。その光景は正に圧巻の一言に尽きた。
「いや……書き込みの情報とか見てたけど、生で見るのは迫力が段違いだな」
「ずっと平原かと思いましたが、雑木林もあるのですね」
自然豊かな地上かと疑いたくなる程広大で緑が多いのだ。ずっと平地ではなく、所々に大きな岩や坂がある。しかも、太陽と思わしき光源まで存在している。
「情報通りですね。太陽みたいなあれの位置は変わらず、四六時中明るい。ですが、それが罠であり精神疲労を狂わせる」
「前に比べたら夜目が必要じゃないという点が楽なんだよな」
二人は周囲を警戒しながら歩きつつ他愛無い話をしたりと、一見他者から見れば気が緩んでいると言われるかもしれない。
「ドローンは付いて来てるな。それにしても……コメントがドロシーについてばっかりだな」
「私ですか?」
「何々……俺とドロシーの関係?」
二人はわざと歩幅を緩めドローンから表示されるコメントを見る。ドロシーの顔が少しだけ大きく映っただけで歓喜のコメントが盛沢山。そして、視聴者が一番知りたいであろう二人の関係についてだ。これについては濁して説明するかどうかをドロシーが悩んでいると、遊星が間髪入れずにありのままを説明する。
「視聴者も気になると思うが、ドロシーは前世の仲間でスキルで召喚されたって事だ。まぁ、家族と言っても差し支えない」
一時コメントが流れず一瞬だけ故障かと疑ったが、再び濁流の様なコメントが押し寄せた。殆ど懐疑的なコメントばかりだ。そんな中、二人は敵が徐々に近づいている事を察知する。
「ドロシー」
「言われずとも。それと、言っていた通りこれを先に試しますね」
ドロシーが銃を顕現させた事に視聴者が驚きつつも近代兵器は使用不可能である事を伝えるが、それ等を無視して発砲。
「命中」
「敵の気配が無くなった。雑木林の中に撃って急所に命中は流石だな」
「私は貴方が此方に呼び出すまで戦っていたのです。これ位当然の結果です」
二人が雑木林の中に入り、ドロシーが仕留めたと思われる魔物の肉がドロップしていた。
「なぁ、リスナー達。ドロップした肉なんだが……後で洗ったりしないといけないのか?」
ドロップした肉は地面に落ちており、土汚れが付いているのは確実だった。しかし、コメントで不思議な力で拾うまでは汚れが付かない仕様という事を教えられた。遊星が肉を拾って裏面の汚れを確認するが、肉は綺麗だった。不思議な仕様に喜びつつ、マジックバッグに肉を入れたらコメントが物凄く荒れた。
マジックバッグを何故持っているのかというざわめきだったが、本郷のコメントが説明した事で少しだけ落ち着きを取り戻した。しかし、納得出来ない者が殆どだ。
「私達が優遇されているのは理解しています。しかし、その対価として食料ダンジョンに潜って欲しいというものです」
「換金率が良いダンジョンに潜ろうとしたんだが、人が多いのは確実。だから食料ダンジョンに潜るという事を事前に伝えたら渡りに船だったんだろうな」
「他のダンジョンに比べて過酷という事もあり、優遇してでもダンジョンの情報を少しでも多く持ち帰って欲しいという理由ですね」
「このドローンとマジックバッグはギルド長からレンタルしているんだぞ?それに、ギルドから定期的な依頼で頼んでも誰も受けない。強制的に高ランクの探索者に頼むと費用が嵩む。どうしたものかと悩んでいる所に丁度いい俺達が来たからってのもあるだろうな」
コメントでは優遇しすぎているという部分もあったが、現役探索者であろう者達からのコメントではそれなら仕方がないと言った内容が書かれる。それ程までに食料ダンジョンは過酷で、誰も受けたがらないし割に合わないのだ。
「魔石で稼ぐ方が手っ取り早いし、小遣いも多いからな。しかも、売却金額が固定されているというのも大きい」
「一日で安定した数万の稼ぎとなるなら誰もが変動ありきの食料ダンジョンを潜ろうとは思わないでしょうね」
「ギルド長曰く、魔石が落ちるダンジョンは食料ダンジョンみたいなクソダンジョンと呼ばれる場所と違ってそこまで広くないダンジョンだから人気があるって事らしい」
視聴者達がふむふむと納得している中、一部の者達が思い出したかの様にドロシーの銃が使えた事に対する疑問をぶつける。何故ドロシーの銃だけが使えるのか―――。
「私個人の感情や意志があり単独で行動する事も可能ではありますが、私はスキルによって召喚された存在です。私達の推測ですが、私の銃もスキルというカテゴリに入っているのではないかと思います。さて、遊星。銃も使えましたので私が何を言いたいか分かっていますね」
「えっ……。い、嫌だ!俺にヒモになれと!?せっかく刀も貸してくれたのに何もせずにドロシーが魔物を倒すなんてあんまりだろ!?」
「貴方が命を落としたら全てが終わります。遠距離からのノーリスクで攻撃かつ有効打ならハイリターン。リスクマネジメントをしっかりとして下さいね?」
「オワタ……オレノボウケンシャデビューオワタ……ヒモニナリタクナイ……セケンテイガオレヲコロス………」
大量の草のコメントが流れ、つよつよヒモ男がトレンド入りしていたりする。視聴者も増え、更にドロシーの偉大さが浮き彫りになり、遊星のヒモ男状態に更に大量の草が流れていく。
ドロシーが銃で魔物を狩り、遊星がドロップ品を回収する形となる事でどちらが召喚主であるかが分からなくなってくる。討伐する魔物の殆どが鶏や兎等がメインでどれも通常サイズだが、牙や角が生えている時点でかなり凶暴なのだろう。そんな中、遂に精霊馬な野菜の魔物が現れる。事前の情報によれば、攻撃力と防御力が低いが群れでの体当たり等に注意なそんな魔物だ。
「これ以上メンタルがボロボロになる前にあれを狩ってもらいましょう」
「ホント!?」
「間引きしておきますね」
「(´・ω・`)ソンナー」
ドロシーが遊星に有無を言わさずに行動してナスの精霊馬を一体だけ残して頭部であろう先端を狙撃して終了。
「さあ、何かあってもフォロー出来ますよ?」
「チクショウ…チクショウ……チクショオオオオオオオオオオオオオオ!」
涙を流しながら精霊馬を一刀両断する姿はとても悲しいものに感じられるだろう。知っている人が見れば―――だ。視聴者の殆どが遊星の動きに反応出来ておらず、気付いたら精霊馬が真っ二つになっているというシュールな光景だ。
「ドロップした野菜を拾いましょうね?」
「…はい」
強いのに先頭に立って戦う事が出来ない事に悲しみつつ、黙々とドロップした素材を回収していく。それ以降も特に目立ったりイレギュラーが起きたりせず、殆どドロシーの狙撃で終わるという地味な映像ばっかりだった。だが、視聴者はどんどん増えている。その殆どがドロシーの美しさを見る為でもある。
今日の探索を終えギルドに帰還し、ドロップした素材の換金を済ませる。自分達で食べる様に確保した分はギルドからの計らいでビニール袋と氷を貰った。尚、遊星はギルドから出るまでにヒモ男と陰口を言われてかなり落ち込んだ。
「かなりの量を換金しましたが千円にも届かないとは……。旨味が自分達で消費する食料の確保位しかありませんね」
「ジビエは高いんだろうけど、触った感じ鳥のササミみたいなんだよなぁ~。鶏むね肉とササミと野菜となれば、高タンパク低カロリーな食事だな」
二人は帰りにスーパーに寄って調味料を購入して帰宅した。
初めてのダンジョン探索は上手く出来た事に納得しつつ、二人はこれから先の探索で出会う魔物の対策と探索時間諸々の計画を立てるのであった。
ダニィ!?アブソルート部隊の三人がピックアップだとぉ!?
だ、だがしかし!俺はドロシー様を凸する為に全力を尽くす!
すまないが、アブソルート部隊は見送りをさせて頂く……。