魔法の世界で守る者達   作:妄想野郎

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遅れて申し訳ないです。

フラグってこんな感じで良いのかな?


7話

 「わっ、なんやこの数は」

 

 機動六課隊舎にあるホールの中に入ったはやては、床に置かれた質量兵器の多さを見て開口一番に驚きの声を上げた。

 

 「わ~、すごいですねはやてちゃん」

 

 隣にいるリインも同じように驚いていた。

 

 二人は研修時代にいろんな部所にいたことがあり、そこで質量兵器の密輸入の捜査をして押収したことがあるが、目の前の質量兵器はその時の軽く三倍はあるのではないかと思うほど多いのだ。

 

 仮に、この状態で裁判でもしてみれば重罰は避けることはよっぽどの事がなければ無理だろう。しかし、目の前の質量兵器は故意で入ってきたのではなく、半ば事故のようなものなのでマクミラン達に罪は掛かることはないだろう。

 

 「八神部隊長~!」

 

 声のする方を見るとシャリオ・フィニーノ一等陸士、もといシャーリーとなのはにフェイトが何か作業をしているが声を掛けてきて、はやて達はシャーリーに近づいていく。

 

 「おはようシャーリー、なのはちゃん、フェイトちゃん。やけど、三人で朝早くから何をしよるん?」

 

 「えっとですね、今はここにある質量兵器をバラして改造・・・ではなく、万が一あの人たちがここの質量兵器を持ち出そうとしても動かせないようにロックをかけてて、お二人には協力をお願いしたんです。ですがあと少しで終わりますよ」

 

 何やら変な言葉が聞こえたがスルーして見てみると、ほとんどの質量兵器にバインドのような拘束具が付けられている。

 

 「さすがシャーリーです。仕事をするのが早いですね」

 

 「ふふ、ありがとうございますリイン曹長」

 

 和んだ空気を醸し出す二人の隣ではやてがなのは達を見る。

 

 「そやけど二人は大丈夫なん?あんまり寝てないやないの?」

 

 なのはとフェイトが帰ってきたのが日付が変わって少しした時だった。そこからシグナム達との引き継ぎなどで十分と言えるほどの睡眠は取れてはいないはずだが、目の前の二人は揃って微笑んではやてを見つめていた。

 

 「はやてちゃん。私は体が頑丈なのが取り柄なんだよ。だから少しぐらい寝不足でもへっちゃらなの」

 「私もなのはと同じかな。それに、六課の皆が仕事をしてるのに私たちだけ休んでるのもどうかなって思ってね」

 

 「ありがとな~二人共」

 

 こっちもこっちで和んだ雰囲気を醸し出してるが、類は友を呼ぶとはよく言ったものだ。

 

 「そうだ、はやてに見せたい物があるんだけど、シャーリー」

 

 何かを思い出したフェイトはシャーリーに声を掛けて、作業していた手を止めたシャーリーがポケットから出したのは一発の5.56mm。はやてはそれを摘みとるとリインと一緒に見てみるがシャーリーの真意が分からず、疑問の視線を向ける。

 

 「これがどうしたのですか?」

 

 「実はそれ、少しだけ、ほんの少しだけではありますが魔力の反応があるんです」

 

 「どういうことなん?」

 

 食いつてきたはやての質問にシャーリーは両手を広げてお手上げのポーズをする。

 

 「詳しいことはまだわかりません。ただ、この弾丸が普通の質量兵器ではなく一種の魔導兵器のような物だと思われます」

 

 「・・・つまり、厳密に言えば質量兵器ではないと、いう事で解釈していいん?」

 

 「はい。そのように解釈して良いと思います」

 

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よし」

 

 顎に手を添えて何やら考えていたはやては少しして自分の中で納得が出来た様で顔を上げてなのはとフェイトを見据え、二人ははやての表情を見て大事な話と感じ取って気を引き締める。

 

 「なのはちゃんフェイトちゃん、相談したいことがあるんやけどいいかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 少し真剣な場面から少し経って機動六課隊員食堂。

 

 機動六課の救済措置としてスープとパンが出されたが、兵士達とは歓喜した。何故かといえば何も出されなかったら不自然なまでに大量にあった、Materials Resembling Edibles、通称MREを食べるしかなくなくなりそれもアメリカ製品。それに比べたら、と言う兵士が多くSASも噂を聞いていたので歓喜した、ということだ。

 

 激戦をくぐり抜けてきた戦士達が戦くMRE、ある意味で凄い。

 

 そして食事が終わって兵士達は食堂を後にする。このあとに六課の隊員達の朝食があるらしい。

 

 さぞかし厨房は実戦さながらの激戦になっているだろう。

 

 「で、これからどうするんだ?」

 

 「さぁな。だが、藪を啄いてはみた。何が出るかは知らんがな」

 

 コーヒーが入った紙コップ(本当は紅茶を飲みたかったが無かった為仕方なくコーヒーを選んだ)を両手にプライスが片方をソファーに座っているマクミランに渡す際に問いかけるが、返ってきた言葉に「そうか」と言ってその隣に腰を下ろす。

 

 「・・・」

 

 「・・・」

 

 沈黙した空気が漂う中、コーヒーの湯気が揺られている。

 

 そして、この空気を変えようとした・・・かは知らないが、マクミランが口を開く。

 

 「なぁジョン」

 

 「なんだ?」

 

 マクミランはソファーの背もたれに寄りかかると顔を上げて廊下の蛍光灯を見つめる。プライスは見向きもせずコーヒーを一口すする。

 

 「俺たちはどうしてこの世界に来たのだろうか」

 

 「・・・・・・・・・さぁな」

 

 再び二人に沈黙した空気が漂いはじ「だがな」・・・おりょ?

 

 「俺は今まで沢山の仲間を失ってきた。しかし、今はその仲間が大勢いる。俺はこの身にをかけて守るつもりだ」

 

 「もちろん、あんたもな」と付け加えて、顔をマクミランに向ける。

 

 (生意気な事を言うもんになったもんだな)

 

 マクミランは出会った時のマクミランと比べて、少し物思いに浸っていた。

 

 

 

 

 

 「おいおい」

 

 「なんだ?」

 

 「あれを見ろ」

 

 プライスの指が指している方向に顔を向けると、廊下の向こうから桃色の髪を束ねている女性が近づいてくる。

 

 そして、その女性は二人の前で止まる。

 

 「主はやてが話があるので来て欲しいとのことです。ですので、私に付いて来ていただきたい」

 

 マクミランは自分のことだと思い少し温くなったコーヒーの入った紙コップをプライスに渡して立ち上がる。

 

 「さて何が出てくるやら」

 

 「蛇でないことを祈っておくよ」

 

 「ほう。お前が神頼みをするとは意外だな」

 

 「祈りは何回祈ってもタダからな。なんならサタンにでも祈ろうか?」

 

 マクミランは、「勘弁してくれ」、と苦笑いを浮かべて言うと目の前の女性に、「行こうか」、と言うと女性もといシグナムは、「ではご案内します」、と言って来た道を戻る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「失礼します。主はやて、お連れしてきました」

 

 はやての執務室に入るとそこには、はやてとその後ろに左からフェイト・ヴィータが佇んでいた。

 

 「ありがとう、シグナム」

 

 「いえ、お気になさらず」

 

 そう言うとシグナムはヴィータの隣に立つ。

 

 「じゃぁ皆、さっきの話は賛成でええかな?」

 

 はやては振り返って、何やら確認していた。

 

 「私は言うことはないかな。ヴィータは?」

 

 「あまりいい気はしねぇが、はやてが決める事に口を挟む気はない」

 

 「右に同じです」

 

 はやては「ありがとな、皆」と言って再びマクミランを見るが、その顔は覚悟を決めた顔だ。

 

 「ではマクミランさん。改めて自己紹介をさせて頂きます。時空管理局古代遺失物管理部機動六課課長の八神はやてと申します。階級は陸上二佐です」

 

 敬礼して喋っているはやてにマクミランは変化を感じ取り、敬礼する。

 

 「イギリス特殊空挺部隊司令官のマクミランだ。向こうで最後の階級は大佐だ」

 

 (二佐という事は・・・中佐ぐらいだったかな)

 

 しかし、マクミランは目の前の少女が幼く見えて仕方がなかった。だが、その瞳には幼さは感じ取れなかった。

 

 「それで、この老人に何故連れてこられたかを教えて欲しんだが?」

 

 「率直に言います。マクミランさん。私達に協力・・・いえ、仲間になって貰えないでしょうか?」

 

 「突然そのような事を言われてもな・・・まぁ、いいだろう」

 

 「はい。失礼なことは重々承ち・・・・・・え?」

 

 「それで我々はどのような事をすれば良いのかな?あぁそうだ、若い奴らのことは気にせんでも良い。ここには麗しいレディーが多いんでね。あいつらは喜んで賛成するだろう」

 

 「え?いや、あの?」

 

 「はやて、落ち着いて」

 

 事態が理解ができていないはやてを置いていきさらに喋るマクミラン。はやての後ろにいる三人ははやてを落ち着かせようと頑張っている。

 

 (ジョン。お前が仲間を守ろうと言うなら、私はお前たちとこの子達を守ろうではないか)

 

 マクミランはあたふたする少女達を微笑んだ目で見つめ、静かに誓いを建てていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところ変わって医務室

 

 そこには未来の魔お・・・エース・オブ・エースこと高町なのはが、この部屋の主である歩くMRE(それ以上?)生産者のシャマル先生が座っている椅子に座っていた。ちなみに白衣着用。

 

 (もう、シャマル先生。いきなり看病しろなんてひどいよぅ。・・・確かに私が悪かったかもしれなけどさ)

 

 ではここで簡単に経緯を説明しよう。

 

 倉庫からの出てソープの事を思い出し医務室へ。→到着・状態確認。→シャマル先生に経緯を聞かれ説明。→質量兵器使用により逮捕。→本当に?→はい。→・・・・・・本当に?( ^ω^)_|クッキー|→ごめんなさい!→じゃぁ罰として看病する。

 

 以上!

 

 ちなみに、ゴーストとパイロットは飯を食いに出ていて、シャマル先生は兵士達の健康状態を調べるために外出中。要はただのお留守番である。

 

 

 

 (・・・少しやりすぎたかな)

 

 罪悪感を感じつつも、椅子から立ち上がって、一夜明けてもまだ目を覚まさないソープのベットの隣にある椅子に腰を下ろす。その顔は反省しているように・・・

 

 (けど、この人が悪いことをしたのに謝らないのがいけないんだよね)

 

 ・・・どうやら情報に誤りがあるようだ。この子は反省するという心がないみたい・・・いや、あるけれどただ反省しないだけかもしれん。

 

 (スカートの中も見られるし、引き倒されるし、そ、それに、いきなり抱きついてくるし・・・。この人に・・・違う!違う!何を考えているの私!)

 

 心のなかで愚痴っていると、ソープに抱きつかれた事を思い出してほんのりと頬が紅潮するが、頭を振って落ち着かせる。

 

 (ふぅ~・・・あれ?)

 

 落ち着いたなのははソープの左目に縦に走る傷跡があることに気付き、顔を近づけて見つめる。

 

 額から頬骨まである傷跡を人差し指で撫でるが、昨日今日で出来た様子はなく、そこで何故か安堵のため息を吐く。

 

 すると、ソープの瞼が僅かに震えると、ゆっくりと瞼を開いてその青い瞳が現れ、目の前にいるなのはの瞳とバッチリ目を合わせる。

 

 「・・・」

 

 「・・・」

 

 「・・・(綺麗な目)」

 

 「・・・何をしてる?」

 

 「ふぇ!い、いえ!何でもなキャ!」

 

 「ッ!」

 

 無言の見つめ合いに終止符を打ったソープだが、なのはが驚きのあまり急いで起き上がって下がったが置いてあった椅子に引っかかり倒れそうになったところを、ソープが咄嗟になのはの腕を掴み引っ張る。が、そこはか弱い女の子。現役の軍人に引っ張られたら抗えるはずもなく・・・

 

 「ふゃい!」 

 

 そのままソープのいるベットへ体ごとin。

 

 部屋には倒れた椅子の音が響く。

 

 「大丈夫か?」

 

 「は、はい。おかげさまで」

 

 尋ねるソープに無事を告げるが、なのはの鼓動は早鐘の如く早くなっている。

 

 (ま、またなの!?しかも同じ人に!?)

 

 またというのは昨日のことで、そう思うとさっきよりも顔に血が集まる感覚を感じるなのはは顔を上げることが出来ずに顔を横に向けたままだ。

 

 「・・・」

 

 「・・・あ、あの「あの時はその、悪いことをしたな。仕事柄ああいう所によくいるんでな、つい怒鳴ってしまった。・・・すまん」・・・ふぇ?」

 

 (あの時っていつのこと?)

 

 未だ顔を赤くしているが、ソープの言葉に疑問を抱く。が、直ぐに思い当たる節があり、否定する。

 

 「い、いや。その、私にも非があるのから、気にしないでいいですよ。むしろ守ってくれたんですよね?」

 

 恥じる心を抑えながら、勇気を持って顔を上げてソープの顔を見て訪ねるなのはに、ソープは声をかける。

 

 「軍人とし「ガシャーン!!」」

 

 だが、ソープの声は遮られてしまう。

 

 二人は音のした方を向くと、ドアの所にスバルとティアナが立っており、スバルの足元にはなのはのために持ってきたであろうスープとパンが散乱していた。

 

 「二人共これには事情が!」

 

 「「失礼しました!!」」

 

 なのはが弁明しようと起き上がるが、二人は頭を下げて謝ると走り去って行った。なのはは手を伸ばすが、センサー式のドアは誰もいなくなったのを感知すると素早くドアを閉めた。

 

 「・・・」

 

 「・・・」

 

 「・・・・・・大変だな」

 

 「ッ~~~~!にゃ~~~~!!」

 

 「なっ何を、グオ!グハ!まっ!待て!痛!おっ!落ち!」

 

 なのははレイジングハートを出して両手に握るとソープに我武者羅に振り落としてゆく。しかも連発で。ソープは腕を構えて頭部を守ろうとするが、何発かはヒットしてしまう。

 

 「にゃ~~~!!」

 

 数発叩き降ろしたなのはは、何を思ったか知らんが急に止めて、ソープが目を開けて見るとそこにはプロゴルファーの如くレイジングハートを上に構えるなのはがいた。

 

 「にゃ!」

 

 掛け声と同時に弧を描くように振り下ろさたレイジングハートは顳かみを捉えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「クッキー食べます?」

 

 「「(ビクッ)!!((((;゜Д゜))))」」

 

 「ゴースト?どうかしたんですか、震えだして?食べないなら自分が食べますよ」

 

 「お、おい、ローチ!止めとけ!」

 

 「・・・・・・(ゴクリ)。・・・・・・もう一ついいですか?」

 

 「「え?(゜o゜;;」」

 

 

 

 

 




Materials Resembling Edibles:食べ物に似たないか


コールオブデューティMWらしく名言を書いてみる。
「人が独りでいるのはよくない、わたしは彼のために彼に相応しい助け手を創ろう」

確か聖書の創世記の一文のはずです。うろ覚えですみません。

感想お待ちしています。

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