改めて考えると若い高祖父母と暮らすっていうのは中々に凄い事なんじゃないだろうかと考えながら、青白い雷撃を出さなくなった蛮竜を振るう。
サンライトハートと比べると重さはあるけどら使い方と戦い方が分かってきた。ひいひいおじいちゃんみたいに片手で振り回すのは、まだ無理かもだけど。
もうすぐ出来そうな気がする。
ただ、斗貴子さんに貰ったこの
「蛮竜が御前様みたいに喋れたらな」
「唐突に変なことを言うな君は」
「でも喋れるなら核鉄が嫌いな理由も分かるよ?」
「単純に自分以外を使われたくないだけだろう」
なんだか斗貴子さんみたいだね。
そんなことを言ったら絶対にバルキリースカートでチクチクされそうだから黙っておこう。でも、蛮竜の中に意志が宿っているのは事実だ。
いつかコイツとも話してみたいな。
オレの気持ちが伝わっているのか。蛮竜も刀身を僅かに震わせ、身体の中に燃え上がるような熱いエネルギーが流れ込んでくる。
「カズキ、そろそろ再開するぞ」
「はい!じゃあ、斗貴子さんも頑張ってね」
「ああ、今回こそあの男にブチ撒けさせてやる!」
……やっぱり、ブチ撒けたがってるよね?
斗貴子さんはバルキリースカートをセーフティから通常の戦闘モードに変更して、姿さんに向かって駆け出していく。二人ともスピードタイプだから似ているところがあるから仲良くなれると思うけどな。
「今日は熱風を出せるようにするぞ」
「それって賛さんが出してたビーム!?」
「び、びぃむぅ?」
オレの言葉に困惑するひいひいおじいちゃん。明治時代ってビームとか出ないんだ。オレ達の時代だと明治時代はビーム撃ったり、刀が増えたりとか変な話が多かったのになんでだろ?
「そのびぃむぅは分かんねえけど。蛮竜の纏う妖気を一気に打ち出す基本の技みたいもんだ。まあ、あそこにいる姿は熱風を切り裂く剣の達人だが」
「剣の達人!」
「お前は槍使いだから意味ないぞ」
その言葉に「剣の達人って言葉がカッコいいだけだからセーフだよ!」とひいひいおじいちゃんに言いながら、オレは姿さんの事を見つめる。
「まあ、未来の世界にアイツや剣心達みたいに剣を極めた奴らは早々に居ないだろうけど。カズキも剣客と戦うときは気を付けろよ」
「分かった、ありがとう。おじいちゃん」
秋水先輩が此処に来たら、すごい喜びそう。