女神だった少女が友達を探す話   作:さくらでんぶ

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初投稿です

初投稿は初投稿なんで色々と変なところもあると思いますがそんな時は生暖かい目で見守ってください

誤字や設定が変なところを見つけたら容赦なく報告していいです

それではどうぞ


女神だった少女が友達を探す話の本編
プロローグ「変わってないはずの日々」


「鹿目まどか…」

 

「あなたには幸せに生きる権利がある」

 

円環の理(こんな役割)のことも、私のことも忘れてね…」

 


 

「みんなおはよ〜!」

 

「もう、遅いぞまどか」

 

「おはようございます、まどかさん」

 

小走りでやってくる私をさやかちゃんと仁美ちゃんはいつも通り笑顔で挨拶してくれた。

 

「そういえば今日は体力測定の日ですけど、お二人は自信ありますか?」

 

「この暑い中体力測定…?あー急に頭痛が痛くなってきたのでさやかちゃんは休みまーす」(棒)

 

「面倒だからって仮病使っちゃだめだよ?」

 

そんな会話を続けながらも、最近私はなんとなくだけど違和感を覚えていた。

()()()()()()()()()()()()()()()()()()違和感を…

 


 

「間に合った〜」

 

ゆっくり話していたせいで遅れそうになり、走ってきたので少し疲れたまま席に座っていると教室に和子先生が入ってきてしゃべり始めた。

 

「みなさん!!目玉焼きとは固焼きですか?それとも半熟ですか?はい中沢くん!」

 

「えっ?えー、どっちでもいいんじゃないかと…」

 

「その通り!目玉焼きの焼き加減なんて些細なことで…」

 

「だめだったっぽいね」

 

「らしいね」

 

和子先生は男の人と付き合ってて、今日耐えれば新記録だったんだけど、様子からしてだめだったらしい。

 

「…なので!男性のみなさんは絶対に目玉焼きの焼き加減にケチつけるような大人にならないこと!女性のみなさんもそんな男とは付き合ったりしないこと!いいですね!」

 

「「「は〜い」」」

 

クラスのみんなが適当な返事をすると先生は思い出したようにパンッと手を叩き「そういえば今日は科学の実験の準備が遅れそうなので体力測定は少し前倒しになります」と言った。

 

「そっちが後回しかよ!」

 

さやかちゃんがツッコんだ。気持ちは分かるけど大声出すのはだめだと思うなぁ…

 

そう思いつつ、私は全然関係ないものの方を見ていた。

 

私が感じている違和感、誰かが座ったりするわけじゃないのに、片付けもされず残されている席。

 

そこには誰かが座っていた気もするけど、よく思い出せない。

 

そんな事を考えているうちに、朝のホームルームが終わった。

 


 

「あつ〜い…」

 

「さすがのさやかちゃんもこの暑さはきついわ…」

 

先生も言っていたけど準備が遅れたとかで体力測定の時間が前倒しになって、午後の涼しいときにやるはずだったのに昼の一番暑い時間にやることになってしまった。

 

「あっ私水筒教室に忘れてきちゃった!」

 

「早くしないと始まっちゃうから急いできな…」

 

暑さでもうダメそうなさやかちゃんに急かされながら教室に急いで水筒を取りに行くと、教室の中は冷房がついていてすごく涼しかった。

 

あまりにも涼しいのでこのまま教室にいたくなるけど、そんなことしてると遅れちゃうから急いで水筒を探す。

 

「水筒、水筒………あった!」

 

「早く戻らないと怒られちゃうかも……あっ、あの席」

 

水筒を見つけて急いで教室を出ようとした時、()()()が目につく。

 

普段ならまわりの目があるから調べたりできない、誰も座らないあの席。

 

普通に気になるし変な違和感もあって、私はその席を調べてみることにした。

 

「中になにか入ってるかな……うん?」

 

机の中を覗いて探ってみると、なぜか赤い眼鏡がぽつんと置いてあった。

 

それ以外は何も無かったし、他の人が見ても、「多分誰かの忘れ物だろう」というと思う。でも、その眼鏡は私の記憶を刺激して、違和感を確信めいたものにさせるには十分すぎた。

 

「これ…もしかして…ううっ」

 

突然頭が痛くなる。だんだん息も荒くなってきて、ついに私は床に倒れてしまった。

 

そのまま目の前が暗くなって………

 


 

「うう……あれ…?」

 

目が覚めると、私は保健室のベッドに寝かされていた。

 

保健室の先生に話を聞くと、なかなか戻ってこない私を心配したさやかちゃんが倒れている私を見つけたらしい。

後でお礼しなきゃと思っていると、先生が続けて「水筒を取りに戻って水分不足で倒れたら意味がないでしょ」と言った。

 

「ごめんなさい…」

 

「まあ分かったらいいから、もう少し休んでおきなさい」

 

そう言って先生が保健室から出ていくのを見て、私はポケットから赤い眼鏡を取り出す。

 

倒れる前に、ポケットに入れておいたのだ。

 

その眼鏡を眺めながら、私はあの時思い出したことを整理する。

 

私の感じていた違和感、いるはずなのにいない人。

 

そう、確か名前は…

 

「ほむらちゃん…」

 

「私の、最高の、友達…」




ほむらのことを思い出したまどか…

しかしほむらが大切な友達だということ以外はまだ全然思い出していなくて…!?

次回:「青い髪の親友」デュエルスタンバイ!
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