C-04-126 死に顔カメラ
◯C-04-126 死に顔カメラ
・分類①変質
・分類②無機物
・発生場所◇位置不特定
・危険度 ◇D
・詳細
神聖魔法学科内でランダムに出現する魔導式カメラ。どこかに落とし物として落ちていることが多い。
撮影されているデータを確認すると、誰かが死んでいる写真が真っ先に目に入る。
遺体ではなく死んだ瞬間を撮影されているが、カメラを拾った時点だとその人物は生存していることが多い。
拾った人間の死の瞬間が映されていると推測されることもあるが、全くの他人の遺体が撮影されていることもあり、法則性は不明。
撮影データに墓標など学院外の姿が映っていれば、その時点での学院卒業は約束されているも同然とされているが、学院内での行動によってデータの内容が変わることがあるため、自身の危機回避のために利用することも可能である。
日付が変わる頃に消失し、再びランダムに学院内に出現する。
・補遺
学内でカメラを拾った場合は撮影データを確認してください。
撮影データで顔を確認することができた場合は危機回避に利用することが可能なため、教師に連絡。または、学内掲示板の死に顔カメラ撮影データスレにて添付してください。被写体を知る人物はこれを確認後、被写体となっている人物に連絡し、危機回避に努めるようにしてください。
判別不明な遺体が撮影されていた場合、映されている死因のおおまかな特徴を元に徒花事案を特定、およその場所を指定して一定期間の立ち入り禁止エリアを作成するようにしてください。
・補遺2
徒花事案報告ファイルに現れた分類番号1がC(変質)であるため、このカメラは亡くなった生徒の遺品であると推測されていますが、当該生徒は特定されていません。
U-06-06 まばたきをする月
◯U-06-06 まばたきをする月
・分類①固有
・分類②未知
・発生場所◇新月の夜空
・危険度 ◇D
・詳細
新月の日に夜空に浮かぶ金と銀の二つの月が黒く染まることは通常と変わりないが、学院内で観測をすると二つの黒い月は白い縁取りの存在が確認できる。
この二つの黒い月はときおり、上部から下部へ向けてゆっくりと縁取りのない漆黒に染まっていき、また下部から上部からへと白い縁取りが出現するため、便宜上この現象をまばたきと呼んでいる。
まばたきの周期はある程度一定で、5分に一度程度。
新月の夜に月を長時間見つめていると精神汚染、または精神錯乱を引き起こす恐れがある。
・補遺
新月の日に天体観測を行うと精神錯乱を起こす生徒が出るため、天体観測授業は別日にとってください。
・補遺2
精神錯乱を起こした生徒は皆、見られているように感じると証言しています。
まばたきをする月は、この世界を観測する神の目玉だと呼ぶ人物も出始めることがあるため注意が必要です。
あのようなおぞましい好奇の視線を主神たるシアンリリィがするはずがないと心得てください。
・事案1
蒼白の姫君にこの月が主神の視線によるものかなどと愚かな質問をする生徒が現れました。
蒼白の姫君の証言によると「私なんかよりも、もっとタチの悪いものよ」とのことです。
まばたきをする月を信仰する行為は推奨されません。