◯C-07-03 エルフダケ
・分類①変質
・分類②融合
・発生場所◇位置不特定
・危険度 ◇A
・詳細
学院内の自然環境にときおり発生する15センチ程度の二等辺三角形に近い形に伸びる菌糸類の一種に見える存在。
発生する際には魔力を含む樹木などに一対ずつで群生し、三日ほどで
宿主となっていた樹木はほとんどの場合、魔力欠乏症に陥るか枯死をする。
このエルフダケに接触、あるいは胞子を吸い込むことで菌糸類が人体に感染し、人間の耳の部位に変化が現れる。
これに感染すると耳からキノコが発生し、物語の中に登場するエルフのように尖った形状の耳のようになり、魔法の使用、日常生活における魔力の自然放出量が増加する。
人体に感染した場合、エルフダケは三日では消失せずに癒着し、感染した者にエルフのような自然・植物の成長の担い手となる「緑の手」の効果をもたらす。
感染者はエルフダケの影響を受けている間、植物の世話をすればあらゆる植物の成長を促進させ、どんな希少な植物であろうと栽培の成功し、魔法植物でも純度の高い実や花をつけて豊作となることが約束される。
しかし、ある日突然感染したエルフダケが耳から落下して消失するとそれらの力は失われ、人体に生まれ持った魔力も全て失い、二度と元には戻らない。
エルフダケに感染した者がエルフダケの成長をさせきると、生まれ持った魔力量、魔法に関する才能、その全てがいっさいのゼロになる。
エルフダケの群生している樹木からも魔力が失われることから、エルフダケの成長に必要な栄養は魔力そのものであり、感染、寄生よる継続的な魔力の奪取によって生涯における限界自然魔力回復量を上回ってしまうため、魔力自体を失ってしまうのだとされている。
・補遺
エルフダケは接触しないことが第一です。近辺に群生地を発見した場合、速やかに教師に報告して保険医に胃洗浄、身体浄化などを行なってもらってください。万が一胞子を吸い込んでいた場合、対処法が乱暴なため怪我をすることが予測されます。
エルフダケに感染をした場合、焼却処分が一番有効的であるため、魔法由来でない炎によって耳の先に寄生しているエルフダケの焼却処分を行なってください。胞子、根が身体に融合しているため、しばらくは魔力を吸収して成長を続けますが、焼却処分を何度も根気よく続けて感染部位の浄化に努めてください。
耳、顔の火傷は錬金術授業における薬剤事故として処理され、保険がおります。痛いかもしれませんが、感染してしまっていた場合は魔力を失いたいわけでもない限り、エルフダケの除去治療を数週間から数ヶ月に渡って行っていただきます。
その間の魔法行使は禁止され、療養休学として処理されますが、単位はついてきません。魔法を使える特権階級としての人生を失うくらいであるならば、留年くらいは軽いものだと受け止めてください。
また、人間同士での胞子感染も疑われるため、エルフダケの学外への持ち出しは厳禁です。世界的に魔力欠乏症の案件が増加する恐れがあります。
パンデミック防止を徹底してください。