では本編どうぞー
☆
目が覚めるとそこは自分の知らない場所だった。いや、正確には違う。
(この世界自体が僕の知らない世界だったな...)
ボンヤリと起きたばかりの頭を働かせて現状を把握しようとする。
「確か...博麗神社に向かってたらよく分からんチビが『アタイの縄張りに足を踏みいれた者は聖杯してやる!!』とか言ってきて、僕がいや、そこは『成敗』だろ...何でそこで宗教に行くんだ?って突っ込んだら、『うるさい!うるさい!わけわからん言葉喋るなぁ!!アタイはサイキョー何だからなー!!』とか言って変な弾を出してきて、以外と痛くてボロボロになって逃げてきて(ゲンコツくれてやったら泣いた)んで何とか神社らしき場所に...」
ちょっと考え、
「ここはその神社か!」
やっとわかった。という顔で満足していると、
「ん~?おお起きたか!?気分はどう何だぜ?」
寝っ転がっているこの者から見てちょうど頭上にあるふすまが開き
金髪で癖のある髪の毛で肩より少し下に掛かるぐらいの長さ。
そしてエプロンに黒い魔女の服装...
そう、『霧雨 魔理沙』である。
魔理沙はそのままズカズカ歩き寝っ転がっている者の近くまで来ると、
「気分はどうだ?怪我は一応応急処置程度に治療しといてやったんだぜ?」
「・・・普通にフリルが軽くついた白か...ありで...ッブ!?」
「な!な!?ななな!?何を言ってるんだぜ!?ししし白!?」
しばらくの間踏まれ続けましたとさ。
☆
「まったく...SMプレイは他所でやりなさいよ。」
しばらくして魔理沙が騒いでいる音を聞いて来た霊夢が溜め息混じりにそう呟く。
「違うぜ!?これはこいつが悪いんだぜ!?」
魔理沙というとまだ顔を紅く染めており、動揺もしているようだ。以外とピュアなのかもしれんと霊夢は思った。
「で、あんたは誰なの?何でそんなボロボロでこの神社に来たの?目的は何?」
もじもじしている魔理沙はほって置いて気になっていた事を聞く。
「すいません...わかんないです。」
「「はっ?」」
霊夢だけでなくもじもじしていた魔理沙も同じ様に顔をしかめた。
「自分が何者なのか...何でここにいるのか、何が目的で博麗神社に向かっているのか...」
「ああ、言い忘れてたけど、ここは博麗神社だぜ?それとこいつが博麗霊夢。」
霊夢を指差しながら魔理沙はそう言う。
「本当ですか!?あ...でも自分何でここに来たか理由はあったはずなんですけど...」
「記憶喪失ね。ボロボロになったわけと記憶喪失は関係あるのかしら?わかる?」
「ああ、それは関係無いです。ボロボロになったのはここにくる前に『アタイったらサイキョーね!』って叫んだチビにやられました。取り敢えず逃げて来ましたけどゲンコツ喰らわせる為に無理矢理近づいたらこのざまに...」
「チルノね。」
「チルノだな。」
「知ってるんですか?」
「あいつはここらじゃ有名な馬鹿だぜ。」
「そおなんですか?」
「そんなことよりも、あんたってのは言いにくいのよね。名前もわかんないの?」
「あ、すいません。名前言ってなかったですね。僕の名前は『主人 堕楽』(ぬしびと だらく)って言います。それと自分がこの世界の住人じゃ無いって事だけはわかります。」
「また変わった名前だな?」
「そうですか?」
「じゃあ主人、取り敢えずあんたを元の世界に戻してあげたいんだけど、その前に記憶を戻す必要があるの。それが手っ取り早く出来る奴が今は冬眠中なのよ。」
霊夢が言っている奴とは大妖怪『八雲 紫』の事だ、紫は幻想郷において絶対な存在だ。幻想郷をつくった一人であり境界を操る程度の能力を持っていて、幻想郷のバランスを保っている。
「だから、これから紅魔館に行ってパチュリーに相談してみましょう。」
「えー、あいつんとこに行くのか?最近本借りてきたからあんまり会うのはなぁ...」
「何も言わずに盗んで来るのが悪いんでしょう?」
自業自得よ、とつけたし溜め息をプラスする。
「えっとそれよりお風呂入りたいんですが、ドロドロでどうにも...貸してもらえますか?」
「そんなのは紅魔館で入りなさいよ。お金がかかるでしょうが。」
「駄目駄目、こいつは貧相だから貸しゃしないよ。」
「違うわよ!別に貸さないわけじゃなくて、勿体無いから夜以外は使わないだけよ!」
「はは、わかりました。じゃあ我慢します。」
そう言い立ち上がる。しかしふらふらと足取りがおぼつかない。
「まったく、取り敢えずこの服着なさいあっちの部屋で待ってるから着替えたら来てね。」
魔理沙が手伝うか?と聞いてきたが主人は断った何故なら...
「あの...何故に女性用の服?」
「あら良く似合ってるじゃない。いやーこの前早苗に無理矢理着させられた服がここに来て役に立つとはまさにキセキね。」
「いや...僕は男です。」
「・・・・・」
黙り込んで?を頭に浮かべる霊夢を見て本気で泣きそうになる主人。そして魔理沙に視線を向ける。
「わ、私は多分男かな?っとは思ってたぜ!?本当だぜ!?」
流石に断定はしていないが主人の泣きそうな表情を見たら自分も(多分女だな。声高いし、女の子みたいな雰囲気出てるし。)とは言えなかった。
「霊夢さん...男用の服...ないですか?」
男の癖に上目遣い&涙目+以外と可愛い顔で霊夢にせまる主人。別に狙ってるわけじゃなく素でやっているようだ。
そして不覚にも霊夢と魔理沙も
((か、可愛い!))
と思ってしまった。
「だー!私はそっちの気は無いわよ!!それに家に男の服は無いわ!!!」
そう言い素早く離れる。
その時魔理沙が(私だけがそう思ったわけじゃないらしくて安心したぜ...)と考えていたのは言うまでもない。
「だか僕は男ですってー!!」
そんなやり取りを10分近く続けたのち紅魔館にはそのままの格好で行く事になった。
ちなみに行く時は霊夢は空を飛ぶ程度の能力で飛び、主人は魔理沙の箒にぶら下げられる状態で飛び紅魔館に向かった。
(うp主)はい、始まりました!
後書きのコーナー!
(霊夢)これは毎回やるつもりなの?
(うp主)あたりまえだ!
前回は魔理沙にマスパ喰らって出来なかったんだ!
(霊夢)知らないけど、何で私がここにいるの?
(うp主)特に理由はないぞ?毎回役を変えてやるつもりだ!
(霊夢)へーじゃあ次回は誰が出るの?
(うp主)赤くてロリ?
(霊夢)あっ。後ろ。
(うp主)え?ぎゃぁぁぁぁあああああ!!!??
(霊夢)あーあぁ...赤い槍。あいつか...全く余計なこというから。
(うp主だった物バージョン2)じ...かいを...お楽しみ....に...
(霊夢)帰るか。それにしても落ちがないわね。