余命0.03%の実験体だった私、脳内AIと脱走したら『都市のゴースト』と呼ばれる正体不明の救世主になっていた   作:夜琥

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27. 深淵からの視線、鏡合わせの絶望

荒野に夜の帳が下りる。

 

廃診療所の窓はすべて板で目張りされ、外の光を遮断している。

 

わずかなランタンの灯りだけが頼りの薄暗い部屋で、ヴォルフとメグは向かい合って座っていた。

 

雅は入り口の影に溶け込むように控え、外の気配に神経を尖らせている。

 

「…嬢ちゃん。今夜は寝れると思うなよ」

 

ヴォルフが低い声で告げる。

 

彼の手元には、整備を終えたばかりの愛用のワイヤー射出機が置かれていた。

 

特殊合金製の極細ワイヤーが巻かれたリールが、ランタンの光を鈍く反射している。

 

かつては獲物を追い詰め、絡めとるための「蜘蛛の巣」だったこの武器は、今夜、この場所を守るための最強の「結界」となる。

 

彼は、昼間に確認した偵察部隊の足跡と、自身の経験則から導き出した予測を語る。

 

「奴らはプロだ。俺が仕掛けた罠や、ここの地形を把握した上で、一番警備が手薄になる時間帯…つまり、深夜から明け方にかけて仕掛けてくる可能性が高い。心理的にも一番堪える時間だ」

 

ヴォルフの表情は険しい。

 

テリトリーを把握し、脅威を予測し、先んじて排除する。

 

狩る時も守る時も、その本質は変わらない。

 

張り詰めた殺気が漂う中、普通の少女なら震え上がってしまうだろう。

 

だが、メグは静かにスープの残りを飲み干すと、こともなげに頷いた。

 

「分かった。起きてればいいんだよね?」

 

そのあまりにも平坦な反応に、ヴォルフは拍子抜けしたように眉をひそめる。

 

「…おい。分かってんのか?一睡もできねえってことは、集中力も体力も削られるってことだぞ。恐怖で神経が参っちまう奴だっているんだ」

 

「大丈夫だよ」

 

メグは小さく笑った。それは強がりではなく、心からの言葉のように聞こえた。

 

「私…ここに来るまで、まともに寝たことなんて、ほとんどなかったから」

 

ヴォルフの手が止まる。

 

メグは、遠くを見るような瞳で、淡々と続けた。

 

「ずっと起きてて、次の実験が始まって、終わる頃には気絶して。目が覚めたらまた次の実験が始まって、また気絶して……それが、私の『睡眠』だったの。…だから、『眠る準備をして横になる』なんて、私にとっては物語の中だけの、遠い出来事みたいだった」

 

(前世の記憶にはあっても、この身体にとって、それはずっと叶わなかったことだから)

 

メグは心の中でそう付け加える。

 

「目を閉じれば悪夢を見て怖かったし、目を開ければ冷たい実験室で怖かった。寝ても覚めても、そこには痛みと恐怖しかなかったから…」

 

彼女は自分の手をじっと見つめ、小さく震える拳を握りしめた。

 

「…最近、『きっかけ』があって、安心して眠れるようになったばかりだったんだけどね」

 

ふと、メグの脳裏に、かつて拠点としていた地下鉄の硬い床の感触が蘇る。

 

決して快適とは言えない場所。

 

それでも、彼女は眠ることができた。

 

頭の中で響く、無機質だけど温かい声が、悪夢を追い払ってくれたから。

 

シロが、いつも寄り添って体温を分けてくれたから。

 

(クラヴィスとシロが、いてくれたから…)

 

天宮家で過ごした日々も、柔らかいベッドも、もちろん温かかった。

 

けれど、メグにとって本当の救いは、もっと前――孤独な生活の中で、二人が「家族」として側にいてくれたことだった。

 

どんなに冷たい場所でも、二人がいれば、そこは安心できる場所になった。

 

(二人が守ってくれていたから、私は…『眠る』ことができたんだ)

 

心の中でそう呟くが、その大切な家族のこと、クラヴィスのことはヴォルフには言えない。

 

「だから、平気。むしろ、今は変に意識して寝ようとする方が、あの頃のことを思い出して怖いの。目が覚めたらまた実験台の上かもしれないって、そう思っちゃうから」

 

メグは顔を上げ、ヴォルフを見つめた。

 

「起きてていいなら、その方が安心する。…ヴォルフこそ、大丈夫?お酒、残ってない?」

 

「…ッ、馬鹿野郎。誰に物言ってやがる」

 

ヴォルフは顔を背け、ごまかすようにワイヤー射出機のシリンダーをカチリと鳴らした。

 

(…イカれてる。嬢ちゃんの『日常』は、俺たちの『異常』だ)

 

ヴォルフは賞金稼ぎだ。

 

獲物を追い詰め、罠に嵌め、恐怖を与えることもある。

 

だが、それはあくまで仕事(ハント)のためだ。

 

必要な手順を踏み、最後は確実に仕留める。あるいは、依頼主の元へ届ける。

 

そこにはプロとしての流儀があり、越えてはならない一線がある。

 

(獲物をいたずらに傷つけ、恐怖で支配し、壊れるまで使い潰す…?そんなもんは『狩り』じゃねえ。三流以下のゲス野郎のやることだ)

 

限界まで消耗して意識を失う日々。逃げ場のない恐怖。

 

メグが語った過去は、ヴォルフの美学に反する、最も唾棄すべき行為だった。

 

プロとして、そして一人の狩人として、獲物に対する敬意も慈悲もないそのやり方に、強烈な吐き気を覚える。

 

(エイゼンの旦那も、こいつを研究していた一人だ。…あいつがやったのか?)

 

ヴォルフは、冷徹なクライアントの顔を思い浮かべる。

 

確かにエイゼンは冷酷で、目的のためなら手段を選ばない男だ。

 

だが同時に、極めて合理的で、無駄を嫌う男でもある。

 

貴重なサンプルであるはずの少女を、ここまで精神的にも肉体的にもボロボロになるまで使い潰すような、非効率的な真似をするだろうか?

 

いや、しない。

 

奴ならもっと、管理された環境で、冷徹だが効率的にデータを取るはずだ。

 

それに、今回の依頼で見せた、あの異常なまでの執着。

 

あれは、自分が壊した玩具に向ける目じゃねえ。

 

(…だとすれば、こいつをここまで追い込んだのは、エイゼンじゃねえ。別の誰かだ)

 

エイゼンの目を盗んで、あるいはエイゼンの権限が届かない場所で、少女を弄び、壊した連中がいる。

 

エイゼンが所属している組織…その中に巣食う、別の研究員どもか。

 

そいつらが今、再びこの少女を、自分たちの実験動物として連れ戻そうとしているとしたら。

 

(なるほどな。だから旦那は、俺に依頼を出したのか)

 

ただの「貴重なサンプル」だから守りたいわけじゃない。

 

あの鉄仮面のような男が、この少女に起こったことを知っていて、それを止めることができず後悔しているのか。

 

だからこそ、今度は組織の手から完全に切り離し、守ろうとしている。

 

(…食えない野郎だぜ。全部説明しやがればいいものを)

 

だが、事情は飲み込めた。

 

敵は、単なる追手ではない。

 

この少女を「物」として扱い、壊れるまで使い潰そうとする、イカれた研究者どもの手先だ。

 

ヴォルフの中に、沸々と湧き上がる怒りがあった。

 

それは、メグを壊した顔の見えない研究者たちへの、そして、そんな理不尽がまかり通る世界への苛立ちだった。

 

(上等だ。そんなクソッタレどもの思い通りにはさせねえ)

 

ヴォルフは、改めてこの少女が背負ってきたものの重さを痛感し、奥歯を噛み締める。

 

「…見張りは俺と護衛の嬢ちゃんでする。お前は隅っこで大人しくしてろ。いざって時に走れねえと困るからな」

 

「うん。ありがとう、ヴォルフ」

 

しかし、ヴォルフの予測に反して、その夜、敵の襲撃を告げる音――トラップワイヤーが弾ける音や、戦闘音が響くことはなかった。

 

風の音だけが荒野を吹き抜け、不気味なほどの静寂が朝まで続いた。

 

---

 

翌朝。

 

昇ってきた朝日に目を細めながら、メグは伸びをした。

 

「…何も、なかったね」

 

「ああ。…気味が悪いくらいにな」

 

ヴォルフは血走った目で、荒野の地平線を睨みつける。

 

罠は一つも作動していない。敵の影すら見えなかった。

 

「私の勘違いだったのかな?あの視線」

 

「いや、それはない」

 

ヴォルフは断言する。

 

昨日の足跡は幻覚じゃない。

 

敵は確実にそこにいた。

 

「…奴ら、気づきやがったな。俺たちが待ち構えていることに」

 

攻め込むリスクと、得られる成果を天秤にかけ、直前で踏みとどまったのだ。

 

それは、敵がただの鉄砲玉ではなく、冷静な判断ができる指揮官に率いられた精鋭であることを意味していた。

 

「勘が外れたが、状況は悪化してる。奴らは俺たちの手札を見極めようとしてるんだ。…ここも、長くは持たねえな」

 

ヴォルフは、診療所の壁を軽く叩いた。

 

「次の隠れ家を探すぞ。準備しとけ」

 

「分かった」

 

メグは素直に従い、荷物をまとめ始める。

 

その背中を見つめながら、ヴォルフは不敵に口角を上げ、自身の頬をパンと軽く叩いて気合を入れ直した。

 

(…上等だ。相手は相当なタマだぞ。ただの力押しじゃねえ。…久しぶりに、ヒリつく仕事になりそうだ)

 

---

 

時は少し遡り、昨夜――メグが「視線」を感じた、その直前。

 

荒野を見下ろす小高い丘の陰に、数台の黒塗りの車両が音もなく停車していた。

 

車体には企業ロゴなどは一切なく、闇に溶け込むようなマットブラックの塗装が施されている。

 

その周囲には、最新鋭の装備に身を包んだ兵士たちが展開し、無言で眼下の廃診療所を監視していた。

 

「…ターゲット確認。座標、及び外見的特徴、データと一致」

 

兵士の一人が、暗視スコープ越しに呟く。

 

その隣で、指揮官らしき男が携帯端末で通話していた。

 

「はい、長官。…ええ、間違いありません。リアムからの情報通り、ターゲットはあの診療所に潜伏しています」

 

指揮官の声は、事務的で冷たい。

 

『そうか!リアム君の立ち回りも、情報の精査には役立ったな!だが、任せるのはここまでだ!』

 

スピーカーの向こうで、長官の熱の籠もった声が響く。

 

「承知しました。…しかし、障害が」

 

指揮官は、眼下の診療所に視線を向ける。

 

「護衛と思われる賞金稼ぎ『ヴォルフ』、および未確認のエーテリアス個体を確認。特にヴォルフは、周辺にかなり手の込んだ罠を張り巡らせています。我々の接近を既に察知している可能性が高い」

 

その報告に、車両の後部座席に控えていた案内役の賞金稼ぎたちがざわめいた。

 

「お、おい!ヴォルフだって!?」

 

「冗談じゃねえ!あいつとやり合うなんて聞いてねえぞ!」

 

彼らはリアムに雇われ、道案内として連れてこられただけのゴロツキだ。

 

標的が何かも知らされていない。

 

ただ、ヴォルフという名前の恐怖だけは知っていた。

 

「撤収だ!あんなのとカチ合ったら、俺たちなんざ消し炭だ!」

 

動揺する賞金稼ぎたちを、指揮官は冷ややかな目で見下ろした。

 

「…チッ。所詮は使い捨てか」

 

指揮官は端末に向かって短く報告する。

 

「案内人たちが使い物になりません。強行突入はリスクが高いと判断します」

 

『構わないさ!ヴェルナーの作品を使うと良い!』

 

長官の命令は簡潔だった。

 

「…はっ。直ちに」

 

指揮官は車両の奥、厳重にロックされた特殊コンテナへと歩み寄った。

 

生体認証とパスコードを入力すると、プシューという重い排気音と共に、分厚い装甲扉が開く。

 

そこには、一人の少女が座らされていた。

 

全身を漆黒の拘束衣で雁字搦めにされ、目元は分厚い機械式のバイザーで完全に覆われている。

 

口には猿轡が噛まされ、首には太い制御首輪が嵌められていた。

 

小柄な身体には無数のコードが接続され、生命維持装置の規則的な電子音だけが、その生存を証明していた。

 

「…起動準備」

 

指揮官の声に、拘束された少女の身体が、ビクンと小さく跳ねた。

 

猿轡越しに、くぐもった悲鳴のような音が漏れる。

 

(…いや…やめて…いたい…)

 

声にならない拒絶。だが、無慈悲なシステムは彼女の意志を無視して起動する。

 

『接続開始。同調率上昇…感覚野、リンクします』

 

技術兵が端末を操作すると、少女の身体が弓なりに反り、拘束具がガチャンガチャンと激しい音を立てて暴れた。

 

激痛。

 

脳に直接焼きごてを当てられるような感覚。

 

バイザーの下で、彼女の瞳に強制的にエーテルが集束していく。

 

「対象を捕捉させろ。視界を共有する」

 

技術兵がさらに出力を上げる。

 

「うぅ…ううぅーッ!!」

 

少女の喉から、獣のような絶叫が漏れる。

 

彼女の意識は肉体から引き剥がされ、エーテルの波となって荒野を駆け抜けた。

 

壁を抜け、距離を無視し、診療所の中へと侵入する。

 

そして、彼女は「見た」

 

薄暗い診療所の中で、温かいスープの湯気が立ち上っている。

 

そこには、一人の少女がいた。

 

小柄な体躯。銀色の髪。薄紫の瞳。

 

その姿を見た瞬間、少女の思考が凍りついた。

 

(…わたし?)

 

いや、違う。

 

自分は今、暗いコンテナの中で、痛みに震えている。

 

冷たい管に繋がれ、身動き一つ取れず、ただ苦痛に耐えるだけの存在。

 

生まれた時から、それ以外を知らない。

 

だとしたら、あれは誰?

 

「私」と同じ顔をしたあの子は、どうして縛られていないの?

 

どうして、管に繋がれていないの?

 

どうして、痛そうな顔をしていないの?

 

視界が広がる。

 

少女の足元には、彼女を見上げる、小さなウサギ型のボンプ。

 

少女の背後には、静かに、けれど頼もしく控える、美しい剣士。

 

(…なに、あれ…)

 

分からない。

 

あの小さな機械が何なのか。あの剣士が何なのか。

 

そして、あの子が浮かべている、あの穏やかな表情が何なのか。

 

「温かい」も「幸せ」も「安心」も、言葉としてすら知らない。

 

ただ、分かるのは。

 

(あの子は、痛くない)

 

(あの子は、苦しくない)

 

(あの子は、自由)

 

その事実だけが、彼女の理解を超えた、眩しすぎる光として心に焼き付く。

 

自分と同じ顔をしているのに。

 

自分と同じ存在のはずなのに。

 

決定的に違うその「違い」が、彼女の中に眠っていた、純粋で切実な感情を呼び覚ます。

 

(いいなぁ…)

 

彼女の心を満たしたのは、憎悪よりももっと純粋で、もっと哀れな、子供のような羨望だった。

 

(私も、そっちに行きたい)

 

(痛いのは、もうやだ)

 

(あそこなら、痛くないのかな)

 

バイザーの下から、ポロポロと涙が溢れ出す。

 

それは、痛みに耐えるための涙ではない。

 

初めて見た「痛みのない世界」への、焦がれるような憧れ。

 

(ねえ…いいでしょ?)

 

無垢な思考が、残酷な結論へとたどり着く。

 

だって、私たちは同じ顔をしているんだから。

 

同じ存在なんだから。

 

あの子がこっちに来てくれれば、私はあっちに行けるかもしれない。

 

(あの子が、ここに来ればいい)

 

(そうすれば、私はあそこに行ける。痛くない場所に、行ける…)

 

彼女の瞳が、縋るような光で輝く。

 

少女の思考は徐々に過激になっていく。

 

(どうして私だけ苦しいの?)

 

(どうして私だけ自由じゃないの?)

 

(どうして?どうしてどうしてどうしてどうして、どうしてなの?)

 

彼女の中に眠っていた感情が暴走する。

 

それは羨望であり、嫉妬であり、そして何よりも――自分をこんな目に合わせている世界全てへの、やり場のない憎悪だった。

 

(こんな世界壊れちゃえばいいのに)

 

脊髄反射のような、純粋な殺意に近い悪意。

 

自分を縛る鎖も、命令する人間も、そして目の前の幸せな光景さえも、全て壊してしまいたいという衝動。

 

その鋭利な感情が、エーテルの波に乗って放射される。

 

その瞬間、診療所にいたメグが、ハッとしてこちらを向いた。

 

視線が、合った。

 

(…!あ…)

 

殺意をぶつけた瞬間、少女は我に返る。

 

違う。私が壊したかったのは、あの子じゃない。

 

ただ、あっちに行きたかっただけ。

 

あの温かそうな場所に、行きたかっただけなのに。

 

『指揮官!ターゲットが反応しました!こちらの観測に気づいた模様です!』

 

技術兵が叫ぶ。

 

「何だと…?あの距離から、視線に気づいただと?」

 

指揮官は驚愕する。

 

ターゲットの勘の良さは、想定を遥かに超えていた。

 

ヴォルフの罠に加え、対象のこの異常な鋭敏さ。

 

これ以上の強行は、奇襲の利点を失うだけでなく、こちらの「切り札」である彼女の存在を露呈させるリスクが高すぎる。

 

「…作戦中止だ。一度撤収し、計画を練り直す」

 

「実験体はどうしますか?」

 

「リンクを切断しろ。まだ使えるはずだ」

 

ブツン、と強制的にリンクが切断される。

 

少女は、糸が切れた人形のように崩れ落ちた。

 

激しい喘鳴と共に、彼女は意識の底へ沈んでいく。

 

だが、その薄れゆく意識の中で、彼女は確かに焼き付けた。

 

自分と同じ顔をした、痛みのない場所にいる少女を。

 

(…わたしも……そっちに……いきたいな…)

 

闇の中で、少女は、静かに、救いを求めるように手を伸ばした。




今回の話に登場した拘束されている少女には思い入れがあるので、少しだけ話をさせてください。
重要な話ではないので、飛ばしていただいて大丈夫です。

今回の話に出てきた少女は、実は本作より前に作成した設定から来ています。

当時は、ゲームの方で讃頌会というキーワードが出ておらず、赤牙組のようなギャング組織をオリジナルで作成し、執筆しようとしていました。

以前の設定では、「脳内にAIを組み込まれた」拘束された少女が、ホロウ探索に有用で、連れ回されてボロボロになっているところをAIの補助を受けて逃げ出し、プロキシ兄弟に会うという流れでした。

そのため、今回登場した少女は、ある意味、初代主人公と言っても良いかもしれません。

かつて作った設定をここで活かせたことに感動して、語りたくなってしまいました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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