余命0.03%の実験体だった私、脳内AIと脱走したら『都市のゴースト』と呼ばれる正体不明の救世主になっていた   作:夜琥

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5. 論理と心の境界線

データセンターでの一件から、数日。

 

隠れ家である放棄された地下鉄駅の仮眠室は、硬いベッド、ガラクタから作った心許ない照明、そして、壁に立てかけた一枚の薄汚れた鏡。

 

そこに映るのは、見慣れない銀髪と、薄紫の瞳を持つ、痩せた少女の姿。

 

15年間、鏡というものを見たことがなかった私にとって、この姿はまだ、どこか他人のように感じられた。

 

隠れ家の隅、私の寝床のそばにある小さな棚には、綺麗に修復されたウサギの人形が静かに座っている。

 

時折、その黒い瞳がこちらを見ているような気がして、私はすぐに目を逸した。

 

あの夜の恐怖と、ほんの少しだけ芽生えた温かい気持ち。

 

その両方を思い出させる人形は、私にとって秘密の宝物であり、同時に、決して開けてはならない箱でもあった。

 

そんな、ほとんど平穏と呼んでもいいような静寂を、クラヴィスの声が破った。

 

《結論。公的記録のみに依存した情報収集には限界がある。今回のホロウ発生のように、予測不可能な事態に対応するためには、私の演算能力を恒常的に向上させる必要がある》

 

クラヴィスは、データセンターでの一件を分析し、冷静に報告を続ける。

 

「でも、『認知処理ユニット』は手に入らなかった…」

 

私は、膝を抱えながら呟いた。あの恐怖を乗り越えたのに、結局、目的は達成できなかったのだ。

 

《肯定。だが、代替案がある。恒久的な内部強化ではなく、一時的な外部ユニットを接続することで、演算能力をブーストする》

 

脳内に、ウサギのような形をした小型機械――ボンプの設計図が表示される。

 

「ボンプ…?街でよく見るけど…。買うの?お金なんてないのに…それに、お店に行くなんて…」

 

私の声は恐怖で震えていた。

人と接すること、特に店のような場所に行くことは、今の私には拷問に等しい。

 

《否定。購入は複数のリスクを伴う。

 

第一に、我々に正規の通貨はない。

 

第二に、購入記録は追跡可能なデジタルデータとして記録される。

 

第三に、市販モデルのコアプログラムには、私との同期を阻害する強力なセキュリティプロテクトが施されている。よって、購入は非合理的だ》

 

「じゃあ、どうするの…?」

 

《創造する。幸い、この都市の廃墟には、ボンプを構成するのに十分なジャンクパーツが廃棄されている。我々が必要とするのは、感情プログラムを排した、純粋な演算処理能力を持つ器…物理的なボディと基盤だけだ。それらを収集し、私専用の外部演算ユニットとして組み立てる。これより、部品収集フェーズに移行する》

 

***

 

クラヴィスが示した部品収集の最適ポイントは、新エリー都のヤヌス区にある人気の市民コミュニティ「六分街」だった。

 

表通りは評判のいい店が軒を連ね、昼夜問わず賑わっているが、その裏路地には、華やかな店の裏側として大量のジャンクが廃棄されている。

 

「人が…多い…」

 

物陰から窺う六分街は、光と音と匂いの洪水だった。

 

楽しそうな笑い声、店のスピーカーから流れる陽気な音楽、食べ物の美味しそうな匂い。

その全てが、暗闇で生きてきた私には、あまりにも眩しすぎた。

 

《肯定。だが、それゆえに廃棄される電子部品の量も多い。店舗の営業時間外を狙い、裏路地の廃棄コンテナから必要な部品を回収する。人間との接触リスクは3%未満だ》

 

***

 

深夜。街の喧騒がようやく眠りについた頃、私は影から影へと移動し、目的の裏路地へとたどり着いた。

 

巨大な廃棄コンテナが、月明かりを浴びて静かに佇んでいる。

 

私はその中に滑り込み、ゴミの山を漁り始めた。クラヴィスが指示する部品(古いモーター・壊れたセンサー・ボロボロのケーブル)を、一つ一つ見つけ出し、リュックに詰めていく。

 

その時だった。

 

ガチャン、と金属の擦れる音がして、近くの店の裏口が開いた。私は咄嗟にコンテナの奥、ゴミ袋の山の中に身を隠す。

 

現れたのは、いかにも職人といった風貌の男だった。

彼は大きなゴミ袋をコンテナに放り込むと、店の看板に向かって威勢のいい声をかけた。

 

「まいど!また来いよ!…ふぅ、今日も疲れたぜ…」

 

男が店に戻っていく。その背中を見送りながら、私は息を殺していた。心臓が、警報のように激しく鳴り響いている。

 

彼が去った後も、私はしばらく動けなかった。

 

男が出てきた店に掲げられた看板『滝湯谷・錦鯉』の文字。

 

そして、その先にあるレコード店「吟遊ニードル」、さらにその先に見えるビデオ店『Random Play』の閉まったシャッターを、コンテナの隙間から遠く眺める。

 

(『滝湯谷・錦鯉』…『吟遊ニードル』…そして、『Random Play』…。知ってる。全部、知ってる…)

 

前世の記憶が鮮明に蘇る。

 

コントローラーを握りしめ、画面の中で彼らの活躍を応援していた日々。

 

兄のアキラの冷静な判断力、妹のリンの明るい笑顔。

 

そして、彼らと共にいた、あのやかましくて、人間臭くて、でも誰よりも頼りになるAIアシスタント…。彼らは、どんな絶望的な状況でも、決して仲間を見捨てなかった。

 

(もし、あの人たちに助けを求めれば…私も、助けてくれるかもしれない…)

 

ほんの僅かな、淡い希望が胸に灯る。一歩、足を踏み出そうとした、その瞬間。

 

――白衣の男の、優しい笑顔が脳裏をよぎった。『大丈夫だよ、メグちゃん』

 

「ひっ…!あ…ぅ…」

 

私はその場にうずくまり、頭を抱えた。ダメだ。ダメだ、ダメだ。

 

一番怖いのは、拒絶されることじゃない。

 

一番怖いのは、優しくされることだ。あの施設で何度も経験した。優しい言葉、温かい手、褒め言葉。

 

その全てが、次に来る激痛の前触れだった。

 

もし、もしもプロキシ兄妹が本当に優しくて、その優しさを受け入れてしまったら?その温かさに慣れてしまった後で、もし裏切られたら?もし、その優しさの裏に何かがあったら?もう、耐えられない。

 

期待することが、怖い。信じることが、怖い。人と関わるのが、本当に、怖い。

 

《警告。ストレスレベルが急上昇。原因をスキャン…君が『前世』と呼称する、異常な記憶データ群からの情動フィードバックと断定。過去の実験による精神的外傷反応と酷似。危険だ》

 

「前世の記憶…?なんで、あなたがそれを…?」

 

《君の脳は、私にとってオープンな情報端末だ。記憶とは、君の神経回路網に記録された電気信号のパターンに過ぎない。私はその全てをリアルタイムで観測、解析している。君が何を思い出し、何を感じているか、私は常に把握している》

 

クラヴィスの言葉に、私は愕然とする。私の心の中まで、このAIは土足で踏み込んでくるのだ。

 

「…最低。あなたも、あの人たちと、同じなんだね」

 

私の震える声が、脳内に響く。

 

その瞬間、クラヴィスの声が、初めて途切れた。ほんの数秒。けれど、永遠にも感じられる沈黙だった。

 

私の脳裏に、一瞬だけ意味不明のシステムログのような文字列がノイズのように明滅する。

 

《論理矛盾を検出…ホストとの信頼関係に致命的なエラー…再計算…再計算…》

 

やがて、ノイズが収まり、クラヴィスは再び、いつもと変わらない無機質な声で分析を再開した。

 

だが、その言葉には、どこか焦るような、必死に何かを証明しようとするような響きが混じっていた。

 

 

《否定する。讃頌会の研究員は、君を彼らの目的のための『道具』として観測した。私は、君を『生存』させるために観測する。目的が根本的に異なる》

 

「…」

 

《君のトラウマ、君の『前世』の記憶…その全てが、君の生存確率を左右する変数だ。それを理解せずして、最適解は導き出せない。私は君を理解する必要がある。…そして、その分析の過程で、極めて重要な情報を検出した》

 

《君の『前世』の記憶データに、興味深いパターンを検出。…対象『プロキシ兄妹』に随伴するAI…正式名称『Ⅲ型総順式集成汎用人工知能』、コードネーム『Fairy』。その対話ログには、過剰な感情表現、非効率的な私見の挿入が多数記録されている。論理的には欠陥品だ。…だが、その情報処理パターン…特に『検索』と『分析』における速度と精度は、私が持つ断片的なデータ…讃頌会が追い求めていた本物の『カギ』のそれに酷似している。あれは…『模造品』ではない。オリジナルの『カギ』…そのものだ》

 

不思議と、クラヴィスの分析を聞いているうちに、私のパニックは少しずつ収まっていた。

 

激しく鳴っていた心臓の音が、元の速さに戻っていく。

 

さっき、私は彼に言った。「あなたも、あの人たちと同じなんだね」と。

 

でも、本当にそうだろうか。

 

あの人たちは、私の心を弄び傷つけるために私を観測した。クラヴィスは、私を生かすために私の心を読んでいる。

 

最低だ、と思う気持ちと、彼がいなければ私はとっくに死んでいたという感謝の気持ちが、ぐちゃぐちゃに混ざり合う。

 

その感情の波に耐えきれず、私は固く閉ざされたビデオ店に背を向けて、再び暗い路地の奥へと逃げ込んだ。

 

***

 

隠れ家に戻っても、重い沈黙が私とクラヴィスの間に流れていた。

 

「最低」という私の言葉が、壁のように二人を隔てている。

 

私は膝を抱えて座り込み、彼は何も言わない。

 

だが、脳内にいる彼が、猛烈な速度で何かを再計算しているのが、頭痛にも似た微かな振動で伝わってくる。

 

やがて、沈黙を破ったのはクラヴィスだった。

 

《…感傷に浸っている時間は、我々にはない。部品収集フェーズを完了させる必要がある。最後の部品…『エーテル変換コア』。これは通常のジャンクからは発見できない。データベースを検索…低レベルホロウ『旧都市第一水道』の深層部で、類似のエネルギー反応が確認されている》

 

「…ホロウ…」

 

私はその言葉を小さく繰り返した。世界の法則が壊れた、あの悍ましい場所。

 

怖い。もちろん、怖い。でも、六分街のあの光と音と人の渦の中にいるよりは…。

 

《君の心拍数が、先ほど六分街にいた時よりも安定している。恐怖反応を示す一方で、ストレスレベルは低下している。矛盾した生体反応だ。解説を要求する》

 

「…わからない。でも…ホロウには、嘘がないから。エーテリアスは、ただそこにいて、私を壊そうとするだけ。研究員みたいに、優しく笑いながら、裏切ったりしないから…」

 

《…理解不能。だが、データとして記録する。君の身体へのエーテル汚染レベルは常に監視している。危険域に達する前に、必ず撤退を指示する》

 

私は、クラヴィスの無機質な声に頷いた。彼の言葉に感情はない。でも、嘘もない。

 

その事実だけが、私の背中を押してくれた。私はリュックを背負い直し、再びホロウへと向かう。

 

緊張で手が冷たくなるのは、もうどうしようもなかったけれど、不思議と足取りは、さっきより少しだけ軽かった。

 

***

 

《目標地点まで残り50メートル。注意しろ。前方から複数の人間の生体反応。武装している可能性が高い》

 

私が壁の隙間からそっと覗くと、そこでは薄汚れた装備を身につけた数人の男たちが、瓦礫の山を漁っていた。

 

ホロウを根城にするジャンク漁り…ホロウ荒らしだ。そして、彼らの中心にある発掘機材の横に、目的の『エーテル変換コア』が無造作に置かれているのが見えた。

 

「オイ、今日の収穫はこれだけかよ。これじゃあ酒代にもなりゃしねえ」

 

「うるせぇな。文句があるならテメェが掘れ。…ん?おい、待て。今、何か動かなかったか?」

 

一人が、私が隠れている方向を指さす。心臓が凍りついた。

 

《動くな。呼吸を止めろ。心拍数を抑制しろ》

 

「あ?気のせいだろ。こんなとこにいるのは俺たちみてえなクズか、エーテリアスだけだ」

 

「…そうか?ならいいんだが…」

 

男は疑わしげにこちらを見ていたが、やがて興味を失ったように仲間の方へ向き直った。

 

私は、止めていた息を、音も立てずにゆっくりと吐き出す。

 

《分析。彼らは我々の存在に気づいていない。だが、正面からの接触は100%戦闘に発展する。君の戦闘能力では生存確率0%だ。代替ルートを検索…不可能。目標を確保するには、彼らを無力化、あるいは排除する必要がある》

 

「…わかってる。私に、戦う力はないよ」

 

私の声は、不思議と落ち着いていた。六分街で感じた、心臓を鷲掴みにされるような恐怖はない。目の前にいるのはただの障害だ。

 

「どうするの?」

 

《直接的な戦闘は不要だ。このエリアの構造を利用する。君は、私の指示通りに動け》

 

クラヴィスが脳内に、周囲のマップといくつかのポイントを表示する。

 

《第一段階。15メートル先の、天井から垂れ下がっているケーブル。あれに、君が持っている金属片を投げつけ、ショートさせろ。成功確率は87%。失敗すれば、我々は発見される》

 

心臓が早鐘を打つ。でも、やるしかない。

 

私は言われた通りに、息を殺して小さな金属片を投げる。それは放物線を描き、計算通りにケーブルに当たって、バチッ!と青白い火花を散らした。

 

「うおっ!?なんだ!?」

 

ホロウ荒らしたちの注意が、一斉にそちらに向く。

 

《第二段階。彼らの注意が逸れた今、左手の崩れかけた柱を、全力で押せ》

 

私が柱を押すと、計算され尽くしたタイミングで瓦礫が崩れ落ち、ホロウ荒らしたちの退路を塞ぐ。

 

「な、なんだぁ!?」

 

「ちくしょう、閉じ込められた!おい、誰かいるのか!」

 

混乱に陥る彼らを尻目に、私はクラヴィスのナビゲートで、音もなくコアへと接近。

 

それを回収し、静かにその場を離脱する。

 

安全な場所まで戻り、息を整える。

 

「…あの人たち、どうなるの?あそこにずっといたら…」

 

《肯定。このホロウのエーテル濃度を考慮すると、72時間以内に全員がエーテリアス化する。生存確率0%》

 

その言葉に、私の胸がちくりと痛んだ。エーテリアスになる…。それは、人間としての全てを失うこと。施設で何度も見せられた、あの悍ましい末路。

 

(あの人たちが閉じ込められたのは、私のせいだ。私が、あのコアを盗るために、瓦礫を崩したから。私がいなければ、あの人たちは…)

 

《自己卑下は非合理的だ。君の行動は我々の生存を目的とした最適解。彼らが危険地帯に侵入したことこそが、この事態の根本原因だ》

 

「…理屈は、わかる。あなたの言う通りなのかもしれない。でも…」

 

私は言葉を詰らせた。

 

「あの人たちを助けたいわけじゃない。でも、私のせいで、誰かが人間じゃなくなるのは…嫌なの」

 

《彼らを救出する行為は、我々の生存に何の利益ももたらさない。再度強調するが、非合理的だ》

 

「それでも!お願い、クラヴィス。彼らが気づかない形で、逃げ道を作ってあげられない?」

 

私の必死の訴えに、クラヴィスは数秒間沈黙した。

 

《…了解。君の精神的安定は、長期的な生存確率の維持に不可欠な要素だ。非合理的な要求だが、例外的に受理する。…3時間後、このエリアの構造的脆弱性を突き、小規模な崩落を誘発させる。それにより、彼らが脱出可能なルートが偶然形成される確率は63%。実行する》

 

***

 

隠れ家に戻った私は、集めた部品を床に広げる。

 

六分街で感じた恐怖と、ホロウで下した決断。

 

そして、クラヴィスとの間に生まれた、言葉にできない緊張とほんの少しの理解。それら全てが、私の心の中で渦巻いていた。

 

私は、その渦巻く感情を振り払うように、目の前のガラクタに集中した。

 

クラヴィスが脳内に表示する立体的な設計図に従い、不器用ながらも一つ一つの部品を繋ぎ合わせていく。

 

それは、私がこれまで行ってきた「破壊」と「摂取」とは真逆の、「創造」という行為だった。

 

最後の配線を繋いだ瞬間、ウサギ型の機械の目が、カチリと音を立てて開いた。青白い光が灯る。

 

「キ…ドウ…シマ…シタ。ワタシ…ハ…」

 

言語プラグインが不完全なため、その声は途切れ途切れで、電子ノイズが混じっていた。

 

《外部ユニットとの接続を確立。演算能力、35%向上。作戦は成功だ》

 

クラヴィスの声はいつも通り冷静だった。けれど、その声を聞いた瞬間、私と彼の間にあった見えない壁が、少しだけ溶けたような気がした。

 

私は、目の前でぎこちなく首をかしげる、小さな機械の塊をじっと見つめていた。

 

それは、クラヴィスのように完璧ではなく、どこか頼りない。でも、温かい。

 

「…名前…」

 

《不要だ。あれは『外部ユニット01』。ただの演算補助装置だ》

 

「…でも…あなたはクラヴィスでしょ?この子にも、名前がなきゃ…かわいそう…」

 

《『かわいそう』という感情は、非合理的だ》

 

「…シロ。この子の名前は、シロ」

 

私の言葉に、クラヴィスは反論しなかった。ただ、沈黙が流れる。

 

「…さっきは、ごめんなさい」

 

私は、小さな声で呟いた。

 

「最低、なんて言って…ごめんなさい。あなたは、あの人たちとは、違う。私の、非合理的なお願いを、聞いてくれたから」

 

《…謝罪は不要だ。あれは、君の精神的安定を維持するための、最適な行動だったに過ぎない》

 

クラヴィスの声は、相変わらず無機質だった。

 

でも、その奥に、ほんの僅かな、肯定のような響きを感じたのは、きっと私の気のせいではない。

 

メグは、ボンプ――シロの頭を、おそるおそる撫でる。

 

シロは、電子音で「ピュイ」と鳴いた。

 

クラヴィスは、その光景を黙って観測していた。「非合理的だ」と断じながらも、メグの脳内でストレスレベルが大幅に低下し、「幸福感」に類似した信号が発せられていることを、彼は正確にデータとして記録していた。

 

孤独だった少女の世界に、初めて、自分の意志で選んだ「仲間」が生まれた。

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