この世の関節が外れた世界   作:灰桜空虚

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いつも読んで頂き、ありがとうございます。
最近は忙しく、中々に更新が滞っていて申し訳無い限りです…。
更新は続けていくので、長い目で見て頂ければと思います。

それでは、本編どうぞ。


Episode-30

愛香を失って数日間、恋は荒んでいた。

家族をその手で葬ったまではいい。

しかして、その代償は大きかった。

が。

そこは名家の息子。

曲がりなりにも、が付くが。

伝手があった。

その伝手こそが大きい存在である。

 

「岬ノ宮の倅が…再三に渡って、釘を刺したというのにな…。」

 

幸造である。

この時、四十を数えた頃だろうか。

話を耳に入れるなり、動揺を隠せずに唸る。

会議のような何か。

その場に居た人間達へと、言い放つ。

大事にならずに済んだのは確実に。

 

「いいか、岬ノ宮家の驕りが生んだ産物だ。()()()()()()()()()()()、何が何でもあってはならん。よもや、新道家も狙われる事になるとは思わなかったがな…そうか、親殺しを超えて家族殺しになったか。岬ノ宮恋、貴殿の業は深く、()()()()()()()()。」

 

幸造による、この言葉が全てであろう。

結果、内々で事を()()()()()()

 

「十八代目…。」

 

新道家の通夜で、艷のある黒髪をした糸目の少女が愛香の顔を撫でる。

その最期を呟きながら、見届けているに過ぎない。

 

「お悔やみ申し上げます。しかして、貴殿は一体…。」

 

幸造はその場に居合わせ、思わず声をかける。

齢は十四、五の見た目。

 

「わっちのことは、どうでも良いでありんす…。」

 

少女は幸造の姿を、その目に映さず意にも介さない。

対して何とも古めかしい言葉遣いに、幸造は内心で首を傾げる。

 

「十八代目…いえ、新道愛香は、わっちの姉弟子でありんす。」

 

そんなことはお構いなしに、糸目の少女は続ける。

 

「風邪をこじらせたとは聞いたものの…()()()、とは思ったでありんす。」

 

幸造は微動だにせず、少女の言葉を聞き続ける。

 

「岬ノ宮家でありんしょう?えぇ、ご令嬢ともなれば、命は狙われましょうとも。岬ノ宮家とは、わっちも()()がありんす。なれど、姉弟子を狙う義理と理由は、理解に苦しみます。」

 

尚も振り向きもしないまま、少女は口を震わせ。

 

「どなたか存じ上げませんが、もしも岬ノ宮をご存知ならば…。」

 

そう言いかけたところで、幸造が少女の頭に優しく手を置く。

 

「すまなかった…私の目が届いていれば…このような惨状を招くようなことは…。」

 

幸造は静かに。

 

「私とて、望んだ結果では無かった…あぁ、()()()()()()()()()()とも。それが、裏の裏で(ひし)めいていたとは、誤算の限りだった。」

 

そう言い聞かせるように呟いた。

 

()()ですか…。ならば、わっちとて()()()()()()()。」

 

なれど。

幸造の言葉は、少女の毛を逆撫でた。

少女は漸くその顔を見せる。

言葉という刃、その手に真刀を添えて。

その目には復讐心を見せながら。

 

「岬ノ宮家の長男、その首。わっちが切り捨ててご覧にいたしんしょう。」

 

紛うことなき殺気を、幸造は本能に()てられた。

 

「貴殿の本懐、その殺意…当てるべきは彼奴ではない…。」

 

この当時の幸造とて、伊達に防衛大臣ではない。

幾度となく暗殺を目論む輩を、()()()()退けた手練。

よって、威勢を見せつける。

去勢では無く、文字通り。

 

「わっちの怒りは…何処へ向ければ良いのでありんしょう?岬ノ宮家の嫡男の命に変わるものなど…。」

 

「俺が…なんだって?」

 

後ろから響く声に、二人は振り向く。

 

「最期に顔くれぇ見ておこうと思ったら、とんでもなく物騒なこと抜かしやがる。俺を殺したきゃ殺せよ。」

 

恋が拳を握りながら、二人に向かって俯き気味に歩を進める。

 

「主さんは…?」

 

「岬ノ宮恋、あんたの探してるガキだよ。」

 

憤怒。

何故、恋がそれを纏っているのか。

この少女には、皆目も見当など付かない。

少女の目前までやって来ると、恋はその胸倉を掴む。

 

「俺がこいつを見ていることしか出来なかった、その報いくれぇは受けてやる。だがな、生憎と俺もタダでやられるわきゃいかねぇ。あんたが俺を殺すのは、俺の()()()()()()をした時だ。それまで待っていやがれ。」

 

恋はゆっくりと。

少女の胸倉から、手を離す。

自身の掴んだ手で皺になった和服を、整えてやり。

 

「…一生俺を恨んどけ。あんたの大事な人を殺したのは、間違いなく俺だ。」

 

幸造は目を細め、恋の一連の動作を見て。

 

(貴殿は腐ってなどいない…危うい道だけは辿ってはならんぞ。)

 

胸中で呟いた。

 

「それと。」

 

恋は持って来ていた長巻を、少女に手渡す。

少女は糸目を見開き、恋を見る。

 

()()の持っていたやつ、返す。強かったし、格好良かったぞ。」

 

言いながら。棺の中で眠る愛香の髪を撫でる。

しかして。

鞘から抜いた刀身を見た少女は、思わぬ行動に出る。

 

()()()、主さんに持っていて欲しいでありんす。」

 

恋にその刀を返す。

 

「次に会った時、主さんには容赦しないでありんす。その刀は、十八代目が丹精込めて()()()()()一振り。それを主さんが()()()、なれば主さんの物。」

 

少女が静かに言い放つ。

恋はふと、その流派を口にする。

 

「宵上彼岸流…ッ?!」

 

耳にした瞬間、少女は刀身を抜き。

 

「はぁっ!」

 

「なっ!」

 

気合一閃、恋の喉元に切先を突きつける。

静かに見守っていた幸造も、一歩も動けずにいた。

恋は反射神経に頼り、後ろへと一歩下がっていた。

 

「あぶねぇ…。」

 

「二度と、その名を口にしてはなりません。この流派は日の目を浴びぬよう、隠されてきた流派…主さんがどのような経緯で知ったかは存じませんが。」

 

「俺達が襲われた日、こいつがそう言ったんだ。"宵上彼岸流には奥義はまだまだある"ってな。」

 

真相は軽く、すぐに解けた。

その軽さは少女には重かった。

糸目に戻った瞼から、雫を一滴流す。

 

「主さんの前で…そう言ったのですか?」

 

「あぁ。」

 

少女の確認に、恋は肯定しながら頷く。

 

(九音!私にも好きな人が出来たの!)

 

(もしも私に何かあった時、()()()()()あなたに守って貰いたいの。)

 

「そう、ですか…()()()()…。」

 

「あ?」

 

少女は耳に残る声を聞きながら呟き、納刀する。

そして。

 

「わっちは、浅瀬九音(あさせくおん)と申します。知られてしまった以上は仕方ありません…えぇ、この場限りの自己紹介でありんす。()()()()()()()、その宵上彼岸流十九代目でありんす。」

 

九音は床に座り三つ指を立て、深く挨拶をする。

 

「俺は…言ったか、おっさんも教えてやれよ。このままじゃ、おっさんの名前が"おっさん"になっちまう。」

 

九音の挨拶に、恋は呆れたように幸造に促す。

然るべき挨拶をしようと、幸造は大人の威厳を示す。

 

「お、おぉ、そうだな。私は内閣官房長官、島永幸造だ。何かの縁があれば、いずれまた会おう。」

 

その名を聞いた途端。

九音は、無礼を(はたら)いていたと気付き。

非礼を詫びるべく、そのまま土下座へと移行する。

 

「た、大変申し訳ありませんでした!」

 

「気にするでない、恋を見てくれ。私を、"おっさん"と小馬鹿にしてくるぞ?」

 

笑い飛ばしながら、恋の背中を勢いよく何度も叩く。

 

「痛ってぇよ!」

 

二人のやり取りに微笑み、九音は立ち上がる。

 

「ふふっ、仲がよろしいようで。何とも()()()()でありんすね。」

 

九音は笑顔を見せる。

元々が糸目なのもあり、最初から笑って見えるのは気の所為ではない。

 

「では、我々はお暇するぞ。」

 

「じゃあな。」

 

二人が去るなり、九音は感傷に浸り。

 

「岬ノ宮恋…わっちには、主さんを守る()()()()ありんす。」

 

口をついたソレは、愛香の棺の前で虚空に消えた。

 

 

 

 

 

 

 

「なぁ、おっさ…。」

 

通夜の帰り。

幸造が運転する公用車で、恋は声を掛けようとして躊躇った。

 

「恋よ。」

 

幸造が静かに語りかける。

生唾を飲み込み、恋は切り出しを待つ。

心当たり以外ない。

額からは汗が流れ、血流が激しく脈を打つ。

それほどには、自身の犯した罪に自覚を持っていた。

 

「私は言ったはずだ、貴殿を救うと。何故、先に事を急いだ?何故、信じなかった?新道愛香、いや、新道家も含め…何故、貴殿がこのような目に遭うんだ…?」

 

幸造は震える唇を、必死に噛み締めて堪える。

その口から吐き出すように、溜め込んだ疑問と()()を恋に撃ち続ける。

 

「何故、貴殿をこれ程になるまでに…両親は、家族は、大人は、貴殿を放っておいた?贖罪には程遠いながら、私は私の持ちうる限りの権限と、伝手と、立場を利用して事を納めた。貴殿の為にはならない事など、重々承知の上だ。しかして、これ以上は貴殿に苦しみを味わって欲しくない…。それだけだ、これは私の勝手(エゴ)だ。あぁ、わかっている…私は大人どころか、人の道を違えた

…本来の立場を持ってするならば、公平な裁きを貴殿に受けさせるべきなのも。」

 

幸造の言葉を一言一句聞き逃さぬよう、恋は耳を傾けていた。

瞬きを忘れ、充血した目からは涙を止めどなく溢れさせながら。

 

 

 

――後悔先に立たず。

 

 

――後の祭り。

 

 

 

一体、誰が生み出した(ことわざ)なのか。

恋は当にその言葉通り、自身の過ちを悔いていた。

幸造は助手席に座る恋の顔を見て、初めて怒鳴る。

 

「この場で涙を流せる貴殿に!!何故、貴殿の両親は!このような結果を残させた!何故!貴殿は己の憎悪に負けたんだ!私を頼れと言ったはずだ!」

 

「頼ってどうにかなったのかよ!!いつまで待っても!"今は耐えろ"としか言ってくんなかったじゃねぇか!!だから、新道だって!死んじまったんじゃねぇのかよ!!ふざけんな!!だから…俺が…家族を殺したんじゃねぇのかよ…!」

 

恋もまた、同じように怒鳴った。

幸造は目を見開く。

路肩に車を止め、恋の胸倉を掴む。

 

「貴殿のしたこと、私のしたこと、形は違えど同じ過ちだ。」

 

幸造の眼光は鋭く、戒めるように眉間に皺を寄せる。

それも束の間。

 

「やってしまった事は致し方ない…貴殿も、私も、()()()()のだ。すまなかった、もっと早く動けていれば良かったんだ…。」

 

そう言って、恋の頭に手を置く。

 

「すまなかった…。」

 

悲壮入り混じる顔でそう言われ、恋は言葉を失う。

幸造の目論見でも何でも無く。

動かしていた人間が、岬ノ宮家に恐れを為し。

敵前逃亡の如く、恋の保護を出来なかったというのが事の真相であった。

しかし、これは後にわかることである。

 

「…帰って寝ると良い。」

 

そう言って幸造は再び、恋の自宅へと車を走らせた。

 

「じゃあな。」

 

「あぁ、明日も学校だろう?しっかり寝るんだぞ。」

 

車を降りて幸造を見送り、恋は寝床に就く。

 

「…おっさんが親だったら、殺すこともなかっただろうな。」

 

目を閉じ、微睡みへと身を任せた。

 

 

 

 

 

そこから月日は流れ。

一年が経った頃。

 

「岬ノ宮…少しいいか?」

 

「あぁ。」

 

磯鷸が登校しながら恋を見つけ、開口一番そう伝える。

 

「話がある。」

 

「話?」

 

恋が気になり訊き返すが、笑みと共に磯鷸は片目を瞑り。

 

「あぁ、()()()()()()朗報だ。」

 

校門に入る直前で、恋を連れ出す。

 

「ひとまず、食いながら聞いてくれ。」

 

二人で近くの公園のベンチで座りながら、磯鷸は恋にパンを一つ渡す。

神妙な面持ちで、磯鷸は続ける。

 

「なぁ、岬ノ宮…何も訊かず、俺と一緒に来れるか?」

 

「あんだと?」

 

磯鷸の切り出しに、恋はパンを噛みちぎりながら訝しげに睨む。

 

「官房長官、お前の知り合いだろ?ニュース見たか?官房長官を辞めて、海軍に入るそうだ。」

 

「それと何の関係があんだ?」

 

恋は睨んだまま、磯鷸の出方を待つ。

 

「俺に、式条元帥が直々に声をかけてきたんだ…昨日の晩にお互い、偶然にも居合わせてな。"俺も軍に入れてくれ"って頼んだら、"岬ノ宮恋も一緒なら構わない"。そう言われたんだ…なぁ、俺と一緒に来ないか?新道を亡くした経緯…それから、お前の事情は知っているつもりだ。」

 

磯鷸の純粋な心配に。

恋は心打たれるが、断りたくもあった。

ただ、幸造が海軍に行ったのが。

"もしも自身のせいであるとしたら"。

そんな考えが、脳内を過ぎる。

恋の行く末、それは。

 

「俺も()()()に行ったら、見る景色が変わるか?」

 

「知らん、()()()()()()()だろう?」

 

(優しい…あなたを…ずっと見てた…。)

 

愛香の最期と言葉を思い出し。

 

「海軍…行くか。」

 

「来てくれるのか!?」

 

その誘いに乗った。

磯鷸は手放しで、ソレを喜んだ。

通っていた高校を、そのまま退学し。

二人で軍学校に入学した。

恋のこの決断は、間違っていなかった。

 

「俺がこの海軍元帥、式条袴だ。岬ノ宮と志島の二人を歓迎しよう。」

 

二人の肩に手を置き、式条が辞令を渡す。

 

「親殺しか…島永さんから話は聞いている。なに、心配はするな。海軍(ここ)に来た以上、誰も咎める者などいない。岬ノ宮、()()()()()()()()()()()。海軍に憧れ、人々を守りたい。その志と夢は、若さならではだ。志島、艦娘と共に()()()()()。」

 

「はい!」

 

「…おう。」

 

気概を見せながら、返事をする磯鷸。

気怠げに、ぶっきらぼうな返事をする恋。

相対的な二人だが、式条は気にする様子など見せなかった。

恋は案内された工廠にて、建造を試みる。

 

「如月と申します。お側に置いてくださいね?」

 

建造後、恋の初めて会った艦娘は如月だった。

目立つ髪留め。

その顔立ち。

恋は、言葉に詰まる。

 

「あ、いや、俺は岬ノ宮恋…。」

 

「あなたが私の司令官?!」

 

目を輝かせ、如月は恋に勢いよく近づく。

恋は何もすることなく、ただただ黙っていた。

 

「司令官?」

 

「るっせぇよ…。」

 

如月に嫌気が差したわけでもない。

何故か、無意識に。

それが口をついた。

 

(これで大人しく…。)

 

恋は慣れた嫌われ方に、思うことはそれだった。

しかし。

 

「司令官、本当は優しい人ですよね?如月にはわかります。」

 

如月の晴れやかな笑顔。

屈託のない純粋な瞳。

徐に、恋が如月の頭に手を置き。

率直な感想を聞かせる。

 

「お前、かわいいな。」

 

「ほえ?!」

 

如月は顔を朱に染める。

だが、頬を膨らませ。

 

「司令官はもっと、話し方を柔らかくしたらいいと思います。」

 

そう言われ、その日の夜。

自室のベッドで、恋はネットを開き調べることにした。

 

「柔らかい話し方っと…。」

 

「やるお…頑張るお…いいお…!これだ!!」

 

某掲示板で、見かけた話し方。

間違ってはいないが、これはズレているような気もしない。

翌日。

海岸の手すりに肘を置く磯鷸を見つけ、早速。

 

「ん?岬ノ宮か。初の艦娘は誰が来てくれたんだ?」

 

「如月だお。」

 

披露するが、これには磯鷸も口を開ける。

鳩が豆鉄砲でも食らったかのような顔で。

 

「な、なんだその話し方は…。」

 

「お?柔らかい話し方だお!」

 

訊けば、恋は元気よく返す。

呆れてものも言えなくなり。

 

「それでは摩訶不思議な話し方だろ…。」

 

思わず、正論であり本心を溢してしまう。

 

()()()褒めてくれたお!」

 

「そ、そうか…。」

 

「志島は誰が来たんだお?」

 

磯鷸は気にするのをやめ、そのまま海を眺め。

 

「睦月だ。」

 

「姉妹艦かお…運がすごいお。」

 

磯鷸が恋の顔を見る。

少しばかり、憑き物が取れたようにも見えた。

 

「良かったな、岬ノ宮。」

 

「何がだお?」

 

磯鷸は海へと視線を戻し。

 

()()()()、だよ。」

 

「…あぁ。」

 

二人の軍人は、潮風を受けながら。

友と喜びを分かち合っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これが全容だ。」

 

幸造は語り終えると、再び煙草に火を付ける。

 

「へぇ。提督と岬ノ宮中将って、旧知の仲なのね?」

 

「そうだな、アレとは長い付き合い…もう二十年は経つな。」

 

由良の疑問に、怯えること無く答える。

 

「佐伯湾の如月さん…うちの如月さんとは違って、圧が凄いのよね…。」

 

「ほう?彼奴が如月を可愛がっているからか…いや、()()()、か。」

 

柔かく話す幸造に。

微笑みながら一つ頷くと、由良は立ち上がり。

 

「さて、私は用意された部屋に戻ろうかな。明日は出撃だもんね。」

 

「おぉ、そうか。長話に突き合わせて悪かったな。」

 

そのまま幸造は勿体ないと、煙草を吸いきってから戻ることにした。

由良が部屋まで戻る途中に。

 

「あら?」

 

袖口が何も無いにも関わらず、裂け目が出来ていた。

 

「出撃はもうすぐなのに…縁起でもないわね。」

 

目立つものでもなく、気にせず部屋に戻った。

 

「…全員無事で居られますように。」

 

お守りを握りながら、目を瞑った。

 




如何だったでしょうか?
それでは、また次回に。
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