任務だから敵対しているけれど、協力した方が良いとも考える   作:アマルガム1-0-21

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 ヴィクトリーロードを買いました。クロニクルモードはエイリア編開始までしかできていません。ストーリーは4章までです。忍原さんがサッカークラブの子たちに制服でぐるぐるシュートを打つことになってたんですが良かったんですかね?


後日談 Vロード クロニクル編前日

『デルタ、すまないが少し頼みたいことがあるんだ。』

 

 今もなお変化し続ける被害状況と、避難先の選別、シェルターの収容数などオペレーター達が共有するべき情報が怒号のように飛び交う部屋、議会直属情報部の中に届いた私直通の呼び出しの第一声である。どう考えても面倒なので無視したいのですが、立場上、議会に所属している彼の言葉を無視するわけにはいかないのです。

 

「どちら様ですか?後、私はデルタではないのでお願いは聞けませんね。」

 なので、少し意地悪な返しをして困らせてしまいましょう。この状況では直通の連絡先を持っている誰からも呼び出されてもおかしくないですし、現在の立場になる際にデルタのライセンスは返上しましたので返しとしておかしくないのです。

 

『あぁ、ごめんね。こちらはフェイ・ルーンです。それで…頼めるかな、エリン。』

「…思い出すのに時間をかけましたね。まあいいでしょう。」

『本当にごめんね。デルタ以外の名前が繋がらなくて…。明日に出発するルートクラフトへの時間管理局の動きを抑えて欲しい。』

 

 突然何を言い出すのでしょうか。無理難題を言われても挑もうと思える程の好感度は無いのですが…。

 

「一応確認しますが、それがどれだけ難しいかを理解していますか?」

『あぁ、理解している。でも、「マインドイーター」に対抗するために必要なことなんだ。』

「……対抗手段に目処が付いたのですか?議会を通した情報の共有はされていないから見つかっていないと思っていましたが。」

『アルノ博士言わく、強い心の力が対抗手段であり、具体的には「究極化身」なら対抗できるらしい。』

「なるほど、だから避難の遅れで出た被害が化身使いほど小さくなるのですね。…緊急時のために出動する部隊は各自、化身アームドができる者たちで編成するべきですね。」

『そうしてもらえると助かる。…それで、やってもらえるかい?』

 

 現状打破には受けるしかないのですが、マインドイーターの被害を過去に伝えて起こる歴史の改変を抑えるために、過去へのタイムジャンプは全て禁止されています。…方法は無いことはないのですが、一度きりしか使えませんし、拘束されるかもしれません。過程を聞いて判断するべきでしょう。

 

「で、過去で何をするんですか?内容次第では協力しますよ。」

『円堂守から始まった歴史を追体験して、最強の11人を集めることで究極化身を作るらしい。』

「…なんで?」

『何か疑問でもあった?化身である以上、フィールドに出られる11人が最も安定する究極化身だと推測しているんだけど。』

「時空最強イレブンじゃ駄目なんですか?確か天馬さんたちは合体化身の経験もあるし、メンバー全員が化身使いだからちょうど良いじゃないですか。」

『あぁ…、そう言われると弱いな…。うん、上手い返しが思いつかないけれど、信助が守るゴールと円堂さんが守るゴールのどちらが強いと思う?』

「あなたサラッと仲間を貶しましたね。どちらの方が点を取りやすいかで考えるとそうなってしまうのですが。」

『信助には悪いけれど、ストライカーとしては僕もそう思っている。だから、歴史の主役達の経験を追体験してもらう。それに、時空最強イレブンは言わば歴史の一地点でしかない。だから、採取ポイントを点から線へと次元を上げるという理屈も少しあるんだ。』

 

 一応筋は通っているようですね。なるほど、確かに力をもらった英雄たちは、彼らの生涯の一部でしかないのですし、究極化身ならサッカーの歴史内から選ぶのが妥当でしょう。まあ、フェイが選ぶなら天馬が入っていそうです……してもらう?

 

「あなたが行くのではないのですか?」

『まあ、自分の仕事もあるしね。これでもそれなりの立場があるし、そういった上の立場の人が勝手に動くのはまずいから。それに、過去に逃げたと混乱も起こるだろうから説明まわりをしなくちゃいけない。…いつかデルタが言っていた「ケジメをつける」と言うやつだよ。』

「だから今はデルタではないと、…懐かしいですね。あれはフランスでガンマたちをシメた時でしたかね。まあ、今は関係ありません。…過去には誰が行くのですか?」

『アルノ博士のお孫さんだよ。当時の円堂さんたちと近い年齢だし、僕の教え子でもある。しっかりした子だからやり遂げてくれるはずさ。』

「…なるほど、過去の自分が真っ先に見られるのが恥ずかしいという理由もありそうですね。」

『うーん、若干ある事は認めるよ。でも、天馬たちとの旅は僕の誇りでもあるから、皆を救うための力になるなら誇らしいよ。』

「誇らしい…、わかりました。では、出発時刻を教えてください。いくつかダミーを発進させて、時間管理局の追手の数を減らせるようにします。ルートクラフトの見た目を転送してもらえますか。」

『ありがとう。これが「イナズマVギャラバン」だよ。』

「少しお待ちを…確認できました。成功を願います。…持論ですが、自分の人生を誇れるのは立派な大人だけです。…大人になれたあなたに敬意を。」

『そうかな?でも、SARUたちフェーダ、エルドラドのみんなも誇っても良いと思うよ。だって、和解の道に進むためには、全力でぶつかるしかなかったんだから。』

「…そうですね。ありがとうございます。」

 

クロニクルモード 前日譚 終




『そういえば、トウドウさんに連絡できる?議会に意見を通しやすくしてもらいたいんだけど。』
「…連絡はできますが、フェーダの一件で大きく歴史を改変しようとしたのは事実だから議会に意見しないと明文化して隠居していますから、働きかけは無理かと。」
『まあ、そうだよね。…ついでなんだけど、アルファたちはどうしてるかしってる?』
「避難誘導の現場指揮を取ったりしていて、デスマーチみたいな仕事量になっていますよ。」
『…お疲れ様です。』
「そちらもお疲れ様です。」

フランス編後、デルタはどう動くか。(2026年5月末締切)

  • 天馬たち雷門に同行(GO3剣城枠)
  • エルドラドに帰還(ザナークの側で監視)
  • 武者修行(対戦:チームV)
  • 雷門の監視(お茶を飲むだけ)
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