任務だから敵対しているけれど、協力した方が良いとも考える   作:アマルガム1-0-21

2 / 10
 書きたいものはたくさんあるのに、文才の無さを自覚するが故の葛藤がある。
 
 あまり内容を覚えてないし、設定が荒いかもしれません。この小説は、ベータのゴーストミキシマックスがどう考えても超能力由来だろうとしか考えられなかったことが根幹にあります。超次元サッカーだからいつも通りか?


00 ブリーフィング

……97…98…99…100。4セット目は完了、いつもならばもう1セット行うが招集もある、本日はここまでにするか。

 シャワールームに向かうためにトレーニングルームから退出すると目の前には金色の壁があったようだ。しかし、壁というには柔らかく肌当たる感触は少しくすぐったい、ここまでの情報があれば目の前の壁が人の髪であるのではないかと予想できる。少し後ろに下がるとその姿を確認できるようになった。どうやらレイザが扉の前に来ていたようだ。

「なんだ、レイザでしたか。よかったです。」

「何が”よかった”なのかを問いただしてもいいか。」

「ベータだったら”あら、前方不注意になるようでは危険ですね。体力増強の訓練のコーチをしてあげましょう。”とか言って、粘度を上げたプールで30本とかさせてきそうだし。」

「…否定はできないが、まずは謝罪するべきだろうに。しかし、お前が時間を気にするようになるとはな。」

 レイザは感慨深そうに上を見上げ、少し優しい顔でこちらを見てきました。

「生き急いでいるかのようにトレーニングし続けるお前の姿を皆心配していた。少しは周りの様子を見られるようになったか。」

「…どうでしょうか。周りを気にするようにしているのですが、それでも気付けていないことも気づけていないこともあるので実感できていないんです。小隊を任せられたというのに、隊長がこんなでは皆を不安にさせてしまう。」

「いや、最初から完璧な人間なんて存在しない。今では冷静沈着にしか見えないアルファも初任務ではマップを上下逆さに見ていて、現場に到着するまで気付かなかったからな。ガンマのやつは完璧に任務をこなそうとしていたら、計画をターゲットにしゃべってしまい、危うく逃がしそうになったらしい。だが、今ではアルファもガンマも頼れる隊長になったし、お前もなれるだろう。だから心配しすぎることはない…が、隊長だからと立場を誇示するようにはなるなよ。ガンマを反面教師にしろ。」

 そう私に伝えてきたレイザは、数日とはいえ私よりも長く生きてきた先輩のようで、頼れる姿をしているのでした。しかし…

「ベータは何かないのですか?その理屈ならベータにも何か失敗があると思うのですが。」

「あぁ…ベータはなぁ…。誰にも言わないか?」

「ベータ本人に聞かれても言いませんよ。」

「…よし、耳を貸せ。ベータは誘拐されかけた子供を助けたんだがな、豹変したベータを見て泣いてしまってな…、”あんなに慌てていたベータは見たことがなかった”とオルカが言っていたよ。それからベータは荒事にはよく突っ込んでいくようにはなったが、子供の相手のときは笑顔で何も考えないようにしているらしい。」

 なるほど、存外ベータも人の子であったようですね。しかし、一番の疑問が解消されていませんね。招集まで残り30分、最低限のシャワーで15分ほどとしても今からトレーニングルームに向かう理由は無いと思うのですが…。そうレイザに伝えると、呆れた顔で「お前が忘れていないかを確認しに来たんだ。セントラルロビーでアルファとエイナムも待っている。やはり、まだまだ成長できていないと評価を訂正しよう。」と言ったのでした。

 

 レイザにシャワーの間待ってもらい、共にアルファ達のところに向かいます。今回の招集の内容によっては、私たちは死を覚悟しなくてはならないでしょう。フェーダのセカンドステージ・チルドレンとの冷戦が戦争に変化するかもしれないのです。誰にも死んでほしくはない、フェーダの子供達であってもそう考えてしまうのはいけないことなのでしょうか。そんなことを考えながらセントラルロビーに移動しました。セントラルロビーからならばほぼ全ての部屋に転送装置で移動できるので、私たちエルドラドの人員はここを集合場所として使用しているのです。

「来たかデルタ、レイザから連絡がきていないということはタイムジャンプ無しで、間に合うように訓練を切り上げたのか。ただ、隊長となったのならもう少し余裕のある行動が望ましいだろう。」

「アルファ、デルタの場合は素直に褒めた方が良いと思いますよ。何せ、”タイムジャンプをすれば時間がどれだけ遅れても問題なくないか?”なんて言っていた彼女が時間を気にするようになったんですから。」

「…No。エイナム、私たちはルートエージェントとして行動することも多い。時間に対する注意意識を最も強く持たなくてはならない立場にある。隊長ならばより一層、注意する意識を持たなくては。」

 エイナムは肩をすくめてこちらを見てくる。どうやら反論する気は無いようだ。横にいるレイザも黙っているということは、アルファの言い分が正しいと思っているのだろう。…私自身もその考えが正しいと感じているから言い返す言葉が思いつかない。

「…お前が感じている悔しさを糧にしろ。それが成長につながる。…これが私の経験則だ。…時間になったようだな。これからトウドウ議長の下に向かう。お前たちが最後だ。」

 アルファの精一杯の激励だったのだろう、後ろから見える耳は少し赤い気がした。

 

ーエルドラド_会議室

 会議室に入ると、アルファが言っていた通り全員が集合していたようだ。みんな整列しているため、私語をせずに列に加わろうとするとガンマから声をかけられた。

「おや、この並び方を見て理解できていないのかい?君の立つべき場所は決まっているのだよ。自らの立場と周りの状況を確認すればスマートに行動できるはずだよ。隊長は最前列に「いや、問題ない。」…議長が仰るならば。」

「なに、彼女は最近隊長として行動するようになったが、これからの作戦はアルファ、ベータ、ガンマが主軸となる。デルタたちは作戦のバックアップを中心に動いてもらう。そして、お前達の小隊はこの作戦中は解散して再編成する。」

 作戦部隊を再編成する?いつもならばそれぞれが大人たちと中隊になるなどで対応してきたところを私たちで再編成するとは?

「フェーダとの冷戦状態は近く崩れるだろう。彼らの寿命が近づいているのだ。そこで我々はセカンドステージ・チルドレン誕生の要因であるサッカーを抹消することにした。シミュレーションの結果、サッカーの誕生を阻止しても別のスポーツから彼らが誕生してしまう可能性が高いことが示された。そこでサッカー最盛期の象徴である円堂守からサッカーを奪うことにした。」

 告げられた計画、それは私たちの誕生まで否定されるかのような作戦でした。みんなに緊張が走り、しかし、その作戦に反対する者はいませんでした。

「私たちはセカンドステージ・チルドレン誕生の歴史に終止符を打つ。この作戦名をプロトコル・オメガとし、まずはアルファを中心としたサッカーチームを編制する。その際、指揮系統の混乱を避けるためにベータ、ガンマは訓練として待機だ。デルタはインタラプト後の歴史を経過観察し、異常が発生した場合には修正に動け。」

「Yes…しかし、サッカーで行う必要があるのでしょうか?暗殺などの手段を使用すれば確実なのではありませんか。」

「…いや、円堂守が後生に与えた影響は計り知れない。その生命を脅かすことはパラレルワールドの共鳴現象によってこちら側が被害を受けてしまう可能性がある。しかし、円堂守が自らサッカーをやめるならば問題は少ない。やめる理由として、自らがキーパーをしても守れないと絶望を与えることが重要となるだろう。だから、サッカーチームを編成するのだ。…フェーダの阻止方法をサッカーに絞るという目的もある。」

「…もし、我々全員が敗北したのならば、どうなりますか。」

「ガンマまでで問題ないと判断しているが、そのころにはサカマキ博士が現在製作しているパーフェクト・カスケイドがサッカー用にチューニングされていると計算されている。そして、それでも敗北した場合、勝利したチームを我々の下に招待する。そこで未来のセカンドステージ・チルドレンについて伝えれば、誕生に抑制をかけることができるだろう。」

 会議室の空気が重たくなり、みんなが作戦の重要性とトウドウ議長からの信頼に応えようと気持ちを高めていました。そこでベータが「指揮系統の混乱を避けるのは理解しましたけど、敗北した隊長はどうなるんですか?」と疑問を投げかけました。

「ふむ、過去のサッカープレイヤーに敗北するということは、フェーダに対抗する能力を有せていないということだ。よって、ムゲン牢獄にて厳しい訓練を受けてもらうことになるだろう。」

「了解です。ムゲン牢獄には入りたくありませんし、私は負けないようにしますよ。もちろん、アルファが負けなければ問題ないんですがね。」

「Yes、私は敗北しない。作戦は私のチームだけで完了させる。議長、私がチームを選んでも問題ありませんか?」

「問題ない。サッカーはチームで行うものだ。お前が最も実力を発揮できるチームを作れ。」

「Yes、ではこちらで決めさせていただきます。ベータ、ガンマ、デルタは退出しろ。お前達は編制に加えられないからな。」

「では退室しますね~。もし負けたら馬鹿にしちゃいますよ。」

「ベータに賛成するよ。スマートに作戦を成功させてくれたまえ。」

「信じていますよ、アルファ。バックアップは任せてください。」

 こうして、サッカーを消去する作戦が開始されたのだった。




主人公:デルタ
 臆病な性格からは考えられない大胆なプレイをするゲームメイカー。時間と(おきて)以外は守る義理堅き守護者。

属性:風、ポジション:DF
ベータの覚えるシュート技全部無属性だから風技でシュートする選手ほしいから属性は風です。
オリジナルの技とかってだしてもいいのだろうか。化身は無属性がいいけどアーサーとペンドラゴンしか知らないし、オリジナルを一応考えておこう。

フランス編後、デルタはどう動くか。(2026年5月末締切)

  • 天馬たち雷門に同行(GO3剣城枠)
  • エルドラドに帰還(ザナークの側で監視)
  • 武者修行(対戦:チームV)
  • 雷門の監視(お茶を飲むだけ)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。