任務だから敵対しているけれど、協力した方が良いとも考える   作:アマルガム1-0-21

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雷門中がいなくなると、世宇子(ゼウス)中が優勝してしまう。そうするとどうなる?神のアクアに対抗するためにより強い薬物を求められるようになり、もっとひどい世界になる。修正が必要だ。
『』は通信による音声です。
世宇子時代のアフロディは、ボロ負けするとこんな感じで取り乱すと妄想した。でも、オーガとの試合であの点差になるまで戦った世宇子中がこんなふうになるか?という疑問は、オーガは闘争心を引き出すプレイが上手かったからだと思ってほしい。


01 フットボールフロンティア(VS世宇子)

『デルタ、アルファが作戦の第一段階を完了させた。これから、修正に抗う可能性がある化身を持つ者たちを排除していく。お前は未来の危険になり得る可能性を排除しろ。』

「了解しました。…早速報告が、雷門中が無くなったことによって違法薬物を使用している世宇子中がフットボールフロンティアにて優勝しそうになっています。このままでは薬物によって人間を強化するよりおぞましい歴史になる可能性があります。」

『…なるほど。では、決勝戦に進んだチームに成り代わり、世宇子中を圧倒して勝利せよ。デュプリを使用してもよいが、サッカーをもうしたくないと思わせるような試合にしろ。』

「では、鬼道有人の復讐心を増長させて、共に試合に出場します。憎しみで行うサッカーは、彼からサッカー人生を奪うきっかけとなるはずです。」

『鬼道有人か、彼も時代を象徴する伝説的選手だな。いいだろう、好きに動け。そうだ、作戦指揮についてはお前は未熟だろう。良い機会だ、学んできなさい。』

「了解しました。通信を終了します、アウト。」では、鬼道有人に接触するとしましょう。

 

「まさか、影山監督が世宇子中にいたとはな。…世宇子、今でもなお勝てるビジョンが思い描けない。所詮、俺の実力はその程度だったということか。……完敗だな。悔し涙すら出てこないとは。」

「鬼道有人、リベンジはしたくはありませんか?」

「…誰だ、お前はこのフットボールフロンティアに出場している選手にいなかったが?」

「そんなものは些細な問題です。重要なのは、あなたの能力は彼らに本来通用するはずだということなのです。」

「…どういうことだ。」

「世宇子中の選手は薬物による強化を受けた者たち、影山が行ってきた悪事の中で最も超えてはならない一線を超えてしまった。」

「なんだと!!」

「帝国学園の無念を晴らすために、私たちと共に世宇子中と戦ってはいただけませんか。私は木戸川清修に転入する予定です。共に戦えるときを待っています。」

 微弱なマインドコントロールをかけ、立ち去ります。これで、鬼道有人は一時留学として木戸川清修にやってくるでしょう。後は学校の選手達にマインドコントロールをかけ、鬼道有人の忠実なる駒にすれば第一段階は完了です。第二段階で神のアクアをすり替えれば、ゲームメイクを行える鬼道の方が有利となっていくはずです。

 それから、木戸川清修に来た鬼道との連携を行い、迎えた決勝戦。スタジアムが空の上というこの時代では考えられないアクシデントがありましたが、問題はなさそうです。鬼道有人の戦術も学べましたし、見応えのない試合にしてしまえばいいのです。

 

「さぁ、始まりましたフットボールフロンティア決勝戦!!ここまで無失点かつ相手を再起不能になるまで叩きのめしてきた世宇子!対するはな、な、なーんと、本戦一回戦にて敗退した帝国学園の鬼道有人をキャプテンにした木戸川清修!鬼道は帝国学園の無念を晴らすことができるのか!?大注目の一戦となりそうです!」

 

「さぁ、世宇子ボールから試合が始まった!!おぉっと!これはどうしたことだ!いつの間にかデルタの下にボールが渡っているぞ!!世宇子のメンバーは状況に追いついていないのか動けていない!!木戸川清修は見事なパスワークでボールをつないでいき、GOAL!!試合開始からわずか3分で!あの無失点であった世宇子から!ゴールを奪った!!」

 

「あり得ない、僕たちは神になったんだぞ!!お前達なんかには負けるはずがないんだ!」

「アフロディ…お前は、薬物によって得た力で満足なのか?」

「黙れ!鬼道、お前たちが点を入れられるはずはないんだ!まぐれに決まっている!”ヘブンズタイム!”…何!?」

「遅い。DFポジションからここまで移動できてしまいました。鬼道!作戦は?」

「そのスピードは!先ほどフィールド全体を使った攻めを見せた。相手も警戒して散らばっている。ならばデルタ!俺とお前だ!」

「了解」

 これは!鬼道からのパスが力強く、計算よりも速い!少しずつギアを上げているとはいえ、この時代の鬼道からは考えられないポテンシャル!

(ピピッ)『こちらからも確認した。鬼道有人の能力は現在、パラレルワールドの共鳴現象によって強化されている。フットボールフロンティアという鬼道が活躍するべきステージで、まったく活躍できないとするならば、抗うために起きてもおかしくはないだろう。』

なるほど。しかし、このままでは他の木戸川清修の選手では遅すぎてしまう。帝国学園の技は3人で行うものが多い。デュプリを使用して一人補充するべきだな。

「アフロディからボールを奪ったデルタ、鬼道とのワン・ツーで攻め上がる!!この構えは!ツインブーストだ!決まったぁ!!帝国学園の技で世宇子のゴールに決めました!帝国学園の無念は晴らせたことでしょう!」

 

「鬼道、あなたは通常以上の能力を発揮できている。そんなあなたに朗報です。私と遜色ない連携を行えるメンバーを入れます。帝国学園のデスゾーン、その先を今のあなたならば考えられるのではありませんか?」

「完全な計算で行われるデスゾーンのその先だと?そんなもの…いや、今の俺ならばこの理論で行えるかもしれん!究極のデスゾーン、”ラスト・デスゾーン”を!」

 そして、私、鬼道、デュプリの3人で攻め上がり、ラスト・デスゾーンを打ち込み、追加点をもぎ取って15分、世宇子中は神のアクアを補給しにタイムを取ります。…あぁ、飲んでしまいましたね、より強力にした神のアクアを!この後は拮抗した試合になるでしょう、体が耐えきれるのであればですが。

 

「開始から攻められていた世宇子、休憩を挟んでからは調子を取り戻したのか!より強くなった必殺技で木戸川清修とぶつかり合う!しかし、木戸川清修のディフェンダーのデルタを突破できない!アフロディのゴッドノウズをトラップして止めてしまったぞ!もう前半の終了が近いぞ!おや?どうしたことだ!!世宇子イレブンの選手が苦しみ始めたぞ!!すぐに救護班を呼べ!!しかし、世宇子中には戦える選手がいなくなってしまった!!ここまで圧倒的な強さを見せてきた世宇子中、前半の終了をもってして試合続行不可!!優勝は木戸川清修だ!!!」

 

 薬物に頼った強さは、より巨大な力が現れたときには儚く崩れ去るものなのでしょう。アフロディは回復すれば復帰できるでしょうが、この結末では選手として戻ってこないと思います。この結果ならば、エイリア学園による事件は起きないかもしれませんね。

 

「おや、勝利したのにうれしそうではありませんね。」

「…当たり前だ。力を求めていった先にあんな末路があることを知ってしまったんだ。喜べる訳がない。影山が深く関わってきたサッカーからは離れたいな。」

「そうですか。…妹さんとも暮らせるようになったらしいですし、しばらく、ゆっくり休まれてはいかがですか?」

「…そうだな。ずっと仲違いしていたんだ。共に過ごして信用を取り戻すとしよう。」

 

 これで、鬼道有人は自分からサッカーを行うことは無くなるでしょう。エイリア学園などの問題が起きたときには参戦するかもしれませんが、家族を引き裂いたサッカーを続けるとは考えられません。(ピピッ)おや?通信?何か問題が?

『デルタ、アルファの作戦に支障が出ている。ポイントは円堂守が雷門中にサッカー部を作る前だ。後半から監督として試合に入り、敵の分析を行え。』

「了解しました、直ちに向かいます。」

<<タイムワープモード>>

 アルファの作戦に支障?一体何があったのでしょうか?




 試合展開、必殺技がないと描写しにくいな。オリジナルの技を少し出してみようかな。
 次回は剣城雄一が試合に参戦した後ぐらいからですかね。

フランス編後、デルタはどう動くか。(2026年5月末締切)

  • 天馬たち雷門に同行(GO3剣城枠)
  • エルドラドに帰還(ザナークの側で監視)
  • 武者修行(対戦:チームV)
  • 雷門の監視(お茶を飲むだけ)
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