任務だから敵対しているけれど、協力した方が良いとも考える   作:アマルガム1-0-21

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 ネップウでストーリー確認しながら進めているけれど、明らかに天馬を育てすぎた。化身アームド使えるうちにある程度上げておこうと思っていたら、全部金文字になってしまった。育てすぎも緊張感がなくなるか?
 フェイの情報がエルドラドのアーカイブに記録されていないことになっていますが、生まれは普通の病院なので出生記録のみ存在している状態で、それ以外の情報は支援者Xとの取引で実働部隊には伝えていない状態です。デルタは後方支援の情報部隊でもあったので消去しきれていない情報を検索しました。
 技を考えるのって難しいですね。厳密には思いつくけれど、既存の技との差異を考えきることができていないのと、技を全て把握しきれていないことが原因なんだと思いますが。ところで、好きなLBXの技は何かありますか?私はー


ムゲン牢獄(覇者の聖典奪取まで)

 アルファたちとのサッカーバトルのために出した3人のデュプリ、シーグリッド、ゲルロッド、ユリウス。シーグリッドは苛烈な攻めと堅実な守りの両立ができる選手です。一方的に姉のデュプリを嫌っているが、試合に持ち込むことはしない仕事人間です。…まあ、姉の方は嫌っていないどころか大切に思っているのですがね、過保護故のすれ違いみたいなものです。

 ゲルロッドは大柄な体格から繰り出される攻撃で、相手を蹴散らしゴールを決めるFWの選手です。ユリウスは長身で隙を見逃さないFW選手です。ゲルロッドが大きく動いて目立ち、ユリウスが確実に仕留める連携で戦うのですが、試合だとここにさらに1人、トリッキーな暴れ役が参戦することになります。

 …しかし、フェイ・ルーンのデュプリを見ましたが、私ほど設定を作り込んでいませんでしたね。…いや、私が作り込み過ぎたのかもしれませんね。エルドラドに保護されるまで、1人で生きていくことができなかった私は、無意識にデュプリを生み出し、彼らに助けられて生きてきました。その間に人間性を求めたから、私の一部ではなく人格を持った個人として確立してしまったのでしょう。技術を学び、デュプリへの出力を学んだ後でも彼らから人格を取り除くことはできず、今に至るという訳です。

 

 アルファ達の準備も終わり、それぞれが配置に付き、アルファ側からスタートした。…まずはアルファのシュートの威力を見ましょう。デュプリたちはほどほどの動きで妨害に動き、しかし、アルファに突破されていきます。

「…本気の妨害ではなかったな。いいだろう、”シュートコマンド01”!」

 化身アームドを使わないシュートですか、こちらも使わずに止めて見せましょう。

 デルタの背後に数多の数字が浮かび上がり、隙間無く並んでいく。はじめは意味をなしていなかったが、完成したその壁は、光の防壁となった。

「”ディフェンスコマンド05(ファイアウォール)”!」

 壁に穴をこじ開けるように、シュートがめり込んでいく。拮抗がしばらく続き、ボールはデルタの前に落ちてきた。デルタは安心した表情となり、アルファは関心した様子であった。

「…止めたようだな。前なら突破できていた、ムゲン牢獄での訓練は有用であると判断してもよさそうだ。」

「いや、私を突破できる選手のほうが少ないのですが。そもそも、アルファのシュートも威力が上がっているので、止められて良かったです。」

 アルファと軽口を交わしながら、目の前のアルファを突破する方法を考え、前にいるシーグリッドにパスを出しました。

「行かせるか!」「ここで止める!」

「こじ開けてやる!」

 ネタンをファールにならない程度で弾き飛ばし、クオルを”バンジースラスト”で突破して、シュートを決めました。本来のシーグリッドならば、ゲルロッドかユリウスにパスを出していたでしょうが、キーパーの不在からシュートにしたようです。しかし、アルファはシーグリッドの3歩後ろにまで迫っていました。化身アームドを使用されたら、完全に追いつかれていたでしょう。

「…予測よりもスピードが速い。人数を絞ったからなのか?」

「まぁ、そうですね。自然と出力が上がってしまうのですよ。疲弊はしていないので安心してください。」

「…そうか。では、本気でいくとしよう。”天空の支配者鳳凰”!」

 クオルからボールを受け取った瞬間に、化身を呼び出しユリウスたち3人をなぎ倒したアルファが私の前に立ちます。しかし、何故アームドを使用しないのでしょうか。そも、アルファがアームド以外で化身を出したことがあまりないので予測がしづらいのですが、ここで化身のみであるということは、アルファは化身シュートが打てる!

「…お前の悪い癖だ。”シュートコマンドK01(鳳凰烈火)”!」

 私が長考から立ち直ったときには目の前にボールが迫ってきていました。

「ディフェンスッうぁぁ!」

 私の体ごとゴールに突き刺さる。普段ならば止められる化身シュートを止められないとは…。

「言ったはずだ、デルタ、お前の悪い癖だと。そして、お前が後方支援に配属された理由でもある。わかっているだろう。」

「…はい。」

 私の悪い癖、それは疑問点を見つけると自己完結するまで長考に入ってしまうこと。逆に全く分からないことはそのまま鯨飲するのですが、答えが分かりそうな問題のほうが多いので完全に欠点ですね。今のところ、分からないのは松風天馬の感性ですかね。

「しかし、K01はアルファだったんですね。なんでベータがK02なのかと思っていたんです。」

「…誰よりも早く化身を扱えるようになった。すぐにベータたちも扱うようになったため、あまり知られていないがな。化身は人それぞれだから好きな順に登録しろと言われていたから、登録しておいた。」

「なるほど、ベータがわざとらしく”まあ、私はβなのでK02にしましたし、あなたも埋まっていなかったら、K04で登録しなさい”と言ってきたのはそのためでしたか。ベータ、内心では悔しがっていましたよ。」

「そうか。…お前は、ベータになんて返したんだ?」

「何をですか?」

「ベータからの要望に対してだ。たしか、お前が化身を発動できるようになったとレイザに聞いて、エイナム達と祝いにいこうとしたら、ベータにアームロックを掛けられていた覚えがあるからな。」

「…”でも、ガンマの化身は”と言った瞬間のことでした。恐ろしかったですよ。」

「そうか、では再開しよう。お前の化身アームドも見せてみろ。」

 

 試合を再開し、こちらからスタートしました。シュートの威力を求めない速攻ならばユリウスが適任でしょう。

「ユリウス!」

「任されました。敵は叩く!”プラズマバースト 改”!」

 ボールを上に蹴り上げ、槍を呼び出してエネルギーを高めていき、臨界状態にまで到達する。ユリウスは飛び上がり、槍をエネルギー球に蹴り飛ばすことでゴールに向かって突き進む。

「止める!”天空の支配者鳳凰”、”アームド”!ッ、はぁ!」

 ゴール前にいたアルファが、蹴り返し、ボールは空中に浮かび上がっている、アルファも体制を崩して次は止められない。

「はぁぁ!”冥府の女王ペルセポネ”、”アームド”!」

 デルタは化身アームドを行い、オーバーヘッドシュートを放ち、ゴールを決めた。クオルたちも身を挺して防ごうとしていたが、風圧に吹き飛ばされる結果となった。

「それがデルタの化身か。」

「まあ、そうですね。あまり使ってきませんでしたが。…何か問題でも?」

「いや、問題ない。私は初めて見たというだけだ。次は点を取り返させて貰うとしよう。」

 それから、時間がくるまで取っては取られを繰り返す試合は、守りが本職の私が守り切り、勝利で終わりを迎え、私たちはムゲン牢獄での訓練を開始したのでした。

 

 それからしばらくして、ベータのサッカー禁止令によるサッカーの消滅が成功したとの報告と、エイナム達の独断行動の顛末がムゲン牢獄内に届けられました。そして、覇者の聖典が奪取されたとも。

『これは由々しき事態だ。現在、ベータたちに雷門残党の追跡をさせている。奴らが解読の方法を持っていることが確定したのなら、解読法も消去しなくてはならない。』

「しかし議長、雷門が最強の選手たちを集めるのならば、フェーダへの対抗策として最上なものになるのではありませんか?」

『いや、場合によってはフェーダの戦力となってしまう可能性があるのだ。こちらは未来の政治を支配している組織、対するフェーダは自分らしく生きていたい子供達、味方したいのはどちらになるだろうな。』

「…なるほど。ですが、松風天馬たちが集めるメンバーならばフェーダを止めるために動こうとするのではないでしょうか?」

『…やけに肩を持つな、デルタ。ほだされたか?』

「…否定はしません。しかし、アルファとの試合を見ていて、彼らはフェーダとは敵対すると愚考いたしました。…松風天馬に影響された選手ならば、最終的には未来を守る選択を取るでしょう。それでも不安なのでしたら、まずはメンバーの確認を行ってみてはいかがですか?」

『…デルタ、子供のお前には理解できないかもしれんがな、大人という人間は自分が最善だと一度でも判断した決定を変えることなどできんのだ。ましてや、政治家という種類の人間は特にな。』

「そうですか…。」

『デルタ、最初のプランから変わることはない。協力の要請はパーフェクトカスケイドが敗れたらの話となる。現状、我々から協力の姿勢を見せることはできないだけだ。…それに、マスターDが最強と考える選手たち、興味がないと言えば嘘になるからな。未来の最高傑作が、過去の人物の考えた最強に通用するか、サカマキも内心楽しみにしているようだ。』

「楽しみ、ですか?」

『いつの時代でも、最強という言葉には不思議な魅力があるものなのだ。…デルタよ、場合によってはお前を監視として動かすやもしれん。ムゲン牢獄の訓練を速やかに完了せよ。』

「了解。」




 私はー超プラズマバーストが好きですね。師弟の絆と、少年期の最後の一撃として完成度が高かったのが大きな要因なんでしょうけれど。
 オリジナルの技、化身を出してしまったけれどもいいんだろうか。しばらくしたら、オリジナルのまとめを作ったほうがいいかな。

フランス編後、デルタはどう動くか。(2026年5月末締切)

  • 天馬たち雷門に同行(GO3剣城枠)
  • エルドラドに帰還(ザナークの側で監視)
  • 武者修行(対戦:チームV)
  • 雷門の監視(お茶を飲むだけ)
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