任務だから敵対しているけれど、協力した方が良いとも考える 作:アマルガム1-0-21
イナイレをやる時間はないし、書いている暇は……あるにはある?…いや、3DSやる時間もないからどのみち書けないかな。なので、続きは書けてないです。申し訳ありません。
3月になって余裕が出てきたけれど、ヴィクロの操作方法が思い出せなくて歳を感じました。…なんだかんだでDS,3DSの操作のほうがやりやすいですね。
霧野さん、フランスではアームドできないんだ……アームドできると思ったからMF育成しようと思ったのに、熟練度上げが大変だな……
『脱獄が発生しました。職員は直ちに鎮圧をしてください。』
ムゲン牢獄全体に響き渡る警報音、鎮圧のために射たれる銃声、拘束するために接近してくる機械の駆動音、聞かされる側になるとは思っていなかったな…
前に進む、ゴム弾だから足と頭以外は当たっても問題ない。
前に進む、麻酔弾も混ざり始めたが当たっても問題ない。
前に進む、ロボットが飛びかかってくるが当たっても問題ない。
そうでなくては
「押し通る!!」
眼前の障害全てを薙ぎ倒し、吹きつける銃弾の雨は意に介さず、その歩みは止まることはない。止まることを私達の
ーーー
「なにをしている!なぜ鎮圧できていない!!我々は最近、ザナーク・アバロニクを取り押えられなかったばかりだぞ!これ以上は首が飛ぶぞ!」
「し、しかし隊長、脱走者はエルドラドのエージェントです!」
「何?!……一応聞いておこう。…脱走者はエージェント、ライセンスはデルタではないよな。アルファも脱走する様なやつではないから、脱走者はベータだよな。ベータと言ってくれ!」
「…隊長、……残念ながら、脱走者はデルタです。」
「それでは今の装備では鎮圧できんではないか!…仕方ない、鎮圧作業を止め、脱走者を通す。脱走者はエージェントなんだ、そう問題を起こさないだろう。」
「Yes…しかし隊長、鎮圧できないとはどういうことですか?」
「…デルタには薬物耐性がある。幼少期から治験に協力的すぎたせいか分からないが、手術が必要になったときに麻酔が効かないことが判明した。おかげで麻酔無しで手術して、担当医がノイローゼになりかけた。」
「それはそうでしょう。幼い子供の悲鳴を聞きながら作業するなんて。」
「いや、呻き声をあげるだけだったらしい。やれやれ、セカンドステージ・チルドレンは痛みにも強いのかね。俺だったら小便漏らしちまうよ、意識がある中で自分の腹割かれるなんざ…。」
「それは…確かに怖いですね。話を聞いているだけで同じ人間かを疑うくらいなんですから、医者からは化け物にでも見えたんでしょうかね?」
「ははは!…違いねーな!今の世の中、親のいない子供を見たら化け物と思え!…と、教えている家庭もあるそうだ。まあ、セカンドステージ・チルドレン反対派の議員の太鼓持ちが言っているだけなんだがな。」
「それは仕方が無いのでは?反対派を支持していた議員や企業の支部、工場はよくフェーダの襲撃に遭っていますから。…まあ、それに伴って批判思想も過激になっているとは感じますが…。」
「はぁ、それなら良かったんだがな。それはメディアコントロールの産物だ。…本当は箝口令が敷かれているんだがな、もうじきそれも無くなるだろうしお前たちには話をしよう。」
場の空気が重く、冷たいものへと変わる。隊長の目も鋭い真剣なものとなり、雑音は無くなった。
「…どうやら、指示も届いたらしいな。さてと、…結論から言っちまうと順序が逆なのさ。超えたら駄目な一線を超えたのは俺たち大人だったんだ。当時は育児放棄や虐待なんかが黙認されていた。そうすることで、子供が孤立しやすく、親も親権を手放しやすくする方針だった。……子供たちを買い取った議員たちは、実験動物として彼らを扱った。負荷耐久実験によって命を落とした者もいたが、セカンドステージ・チルドレンという存在に対する恐怖心と好奇心を理解してしまえば納得できるものとして彼らも黙認していた。」
「…聞いてる内容でも、もう復讐にはしりそうな内容なんですがね。大人でも黙認できない、自分の主張しか通したくない幼稚な者もいるのに。」
「冷静に受け止めて黙認したのはリーダー格だけだったと俺は思っている。この後に起きた事件の報復に来た奴らの目は、怒りよりも諦め、期待しないことを選択したような目だった。…話を戻そう。彼らが誕生する原因が遺伝子にあることが一般に認識されるようになると、出生確立検査を行うようになった。夫婦の遺伝子から子供がセカンドステージ・チルドレンとなる確立が高いと分かると中絶させるという風潮ができつつあった…が、この検査は存在しなかったことにした。」
「存在しなかったことにした?確かに聞いたことがないですね。」
「当時の有力議員たちが事後承認していった案件だったそうで、議題にも挙げていないことが判明。正式な認可を得ていない検査を推奨していたなど、政治的に認めることなどできない。だから、検査の存在をなかったことにしたらしい。今だと都市伝説みたいに伝わっている程度に落ち着いたようだな。…事件は検査を受けずに出産しようとした嫁と排除派だったため検査させたい姑の間で起こった。姑が勝手に検査を行い、説得を試みたが、嫁側はそれでも産む意向を伝えると逆上、腹部に過剰に暴行を加えたことで流産に、その後に子を守れなかったことから嫁側は精神が…。さすがにこの流れを止めないのはまずいと判断され、対策を練っていたときに彼らの報復活動が行われるようになった。」
冗談でも笑えない話となったことで、場に沈黙が訪れた。ただでさえ出生率が低下傾向にあるのにさらに減少させる政策を推進するなどと、という当時の議員への批判や、彼らを恐れる気持ちも理解はできるが産まれる前から否定して良いものなのか、と考えを巡らせていた。彼らがたどり着く最後の疑問、「人はどこまで残酷になってもよいのか?」時代によって変化する答えに、転換点にいる彼らは答えを出せなかった。
ーーー
「追手が来なくなりましたね。」
今、デルタがいるのは産業廃棄物処理場、公共機関の目が届きにくいデルタの故郷、そして、機械類の隠し場でもある。これは処理難易度によってブロック分けされ、低難易度のリサイクルでもノルマをクリアしているため工場が停止することから可能となっていることだ。表に出してはならない闇が埋まっている訳ではないはずだ。
デルタが瓦礫の山を退かしていくと、意図的に作られた空間に白銀の光が見られた。装甲は分厚く、頑丈さだけは感じる初期型のルートクラフトである。当時はタイムジャンプ技術の黎明期、ジャンプ後の安全を保証できず、ルートクラフトの故障によって帰って来れなかった者も多数いた。
そこで、故障時には分解して盾としても使用できる左右に取り付けられた大型のフレーム、素材さえ有れば加工と溶接ができる機能を搭載したコックピット、救助者用に積み込まれたもう一つのエンジンユニットといった特徴を持つルートクラフトが救助に使用された。…しかし、市民を救助できても、救助を行った者の帰還は保証されていない。故に、この機体は
使い捨てが基本設計であったため、パーツ自体は大量に生産されていたこともあり、ジャンクパーツで構成されたものが闇市で売っているほどだった。それも最新の流線型ルートクラフトが出始めると闇市からも消えていったため、隠し持つルートクラフトとして最適ではある…安全性も昔よりは安全だ!
手動のコックピットハッチを開け、デルタが乗り込むとメッセージが2件、モニターに表示された。送り主は…ガンマとMだ。
『緊急時の道具ほど定期的に点検するべきだ!無論、君や君のデュプリが定期的にここに来ると怪しまれるだろう。ならば、僕たちに頼ってくれてもよかっただろう。アルファは頭が固いだろうし、ベータも弱味を握らせることになるだろうから相談しないことが正解だろうが、僕は自分で言うのはなんだが柔軟だ。僕の班で少しずつ整備しておいたから感謝したまえ。』
「…ガンマらしい、必ず連れ戻しますよ。」
『もしこれを使ってエルドラドから追い出されたら、うちが匿ってあげる。SARUにも知らせないわ。命尽きるまで研究して、生きた証を論文として刻みつけましょう。ギリスも貴方なら歓迎するそうよ。』
「……まだ行けませんよ、貴方たちの子供が大人になる姿を貴方たちが見られる未来を掴むまで。」
エンジンをかけ、デルタは誇りを守るための戦いに向かった。
やった後ではなく、やる前に内心で謝罪するからフェーダに行けなかった少女。それでもやる時はやるからエージェントにはなったデルタ。……ザナークのそばで活動できるはずが無い人間として設定が固まってしまったので、ザナーク活動時期の幕末までのプロットが破壊されてしまいました。道中をどうするかをアンケートしてみようかな、このままだと雷門に助言したりして、現地のお茶を飲んでいるだけになりそうなので…。
本当は、四月一日に故障したとして、おふざけ世界線に行ってしまった話が少しあるので、仕上げたかったです。
私事ですが、デュエマの新能力のZラッシュ、武闘将軍カツキングに付けて「バトルに勝利したらアンタップする。」を獲得させても、今のカードパワーなら全然許されると思っています。
フランス編後、デルタはどう動くか。(2026年5月末締切)
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天馬たち雷門に同行(GO3剣城枠)
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エルドラドに帰還(ザナークの側で監視)
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武者修行(対戦:チームV)
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雷門の監視(お茶を飲むだけ)