深淵を覗けるか   作:たぶん超新星

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これからのこと

 というわけで、ロズカルに到着してからの予定について話し合うことになった。

 

「ヴェロさんは、当初はどうするつもりだったんですか?」

「あー、そうだなぁ……まぁとりあえずは、適当な肉体労働の仕事でも探すつもりだった。荷運びとかなんかの下働きとか、単純な肉体労働の仕事をな。それで食いつないでる間にどっか入れそうなギルドに入って稼いでくつもりだった」

 

 もっとも、ギルドに入るにも金はかかるし、食費や衣服、住居なども確保しなければならない。

 当初予定していたこの計画では、ギルドに入るまでにどれくらいの時間がかかるのかわからないし、それまで生きていけるのかも不明だ。

 まぁ分の悪い賭けだろうな

 

「その計画、本当にうまくいくの?」

「わからん。当時の俺じゃあこれぐらいの予定を立てるのが精いっぱいだったんだよ」

「なんだか心配だなぁ。リケリアはどう思う?」

「そうですね……ヴェロさんには魔術がありますし、一人でも生きていくことは可能だと思いますが、街になじめるかどうかが一番の問題じゃないでしょうか」

「一人で生きれらるって言っても、冬以外の話だろうが。ほとんど鳥とか小動物を狩猟して、それ食って生きてるんだからな。冬場は獲物がいなくなって飢え死にだ」

「干し肉大量に用意しとけば大丈夫じゃないの?」

「いくら冬が涼しいからってそんな長持ちするかよ。もって一月だ」

「そうなの? 意外と短いわね……」

 

 塩漬け肉でも作れればもっと保存は聞くんだろうが、塩は高いからな……。

 

「そういえば、私のいた村に来たのも冬の間の食料とかを融通して貰うためだったわね。やっぱり冬の間は山の中で暮らすことはできないの?」

「食料の確保が難しいんだよ。狩猟できる動物なかなか見つからないし、山菜とかも軒並み枯れて冬が開けるまで目が出ないからな」

「そういうもんなのね……じゃあ、冬以外は今みたいに山で暮らして、冬の時だけは街で食料を買うのはどうかしら」

「金はどうすんだよ」

「宿場街の時みたいに干し肉とかいろいろ売って稼げばいいじゃない。……どう?いい考えじゃない?」

「それで冬を越せるだけの金が稼げるのか?」

「できるんじゃないかな。そもそも僕たち、普段からお金を全く使ってないし。安い食料だけ買えば冬を越すぐらいはできると思うけど」

「……冬の問題は食料だけじゃないぞ。寒いときは下手すりゃ凍え死ぬかもしれん」

「モロが服とか作ってくれればいいじゃない。それにくっついて寝れば結構温かいし」

「て、天幕も、冬は暖かくなるように作り直せますよ?」

「そうなのか……いや、そもそもなんでそんなに山暮らしにこだわるんだよ。俺は普通に街で暮らしたいぞ」

「どうしてよ、別に山の中での生活でもいいじゃない」

「どうしてって……そりゃ盗賊とか危険な野生動物とかに襲われるかもしれないだろ。少なくとも街の中ならそういうのに襲われる心配も減る」

「別に今までも、そんなに襲われなかったじゃない」

「そりゃ出くわしたら一発で終わりだからな。今までは出くわさないように注意して移動してきたから出くわさなかったんだ」

「だったら、これからもそうすればいいじゃない」

「そうかもしれんが、絶対じゃない。それに、病気とかになったとき、街じゃないと治療が難しいだろう」

「あ、それは確かに。うーん、病気の時だけその人を街まで連れていくってのじゃだめかしら」

「ダメ、とは言わないが……」

 

 それでもいいっちゃいいんだけどなぁ。

 それにしても、リリカのやつ、やけにつかかってくるな。

 

「リリカとしては、このまま山で生活したいのか?」

「そういうわけじゃないけど、いまの生活のままでも十分生きていけるんじゃないかってだけよ」

「確かに、これまで何とかやってこれたしね」

「俺は別に今のままでもいいぞ」

「そうか……モロとスーリャはどうなんだ?」

「ぼ、ぼくは今のままでも、大丈夫ですけど……」

「わたしも、お兄ちゃんと同じ」

 

 まいったな、このまま山で暮らしでいいや派が結構いるみたいだ。

 正直、気持ちはわかる。

 俺も今の生活はそこそこ気に入っている。

 気心知れたやつらとのんびり自然の中で悠々自適なサバイバル生活というのは気楽だからな。

 だが、そんな生活はいつまでも続かない。

 食料とか水とかが問題なく確保できたとしても、モロがDIYでいろいろ道具とか作ってくれたとしても、それでいつまでも暮らしていけるわけではない……はずだ。

 例えば、そういう自給自足の生活だと栄養が偏ったりするかもしれないし。

 いや、それも時々街で食料を買えば済む話か?

 ……いや、絶対それだけじゃ足りなくなる……はずだ。

 それに、絶対街で暮らしたほうがいろいろ便利なはずだ、多分。

 ……正直言うと、俺も山暮らしに慣れすぎて、街で暮らしていくことにあまり意義を見出せなくなってきている。

 街での暮らしも、絶対面倒ごととか多いだろうしな。

 

「……リケリア、こいつらを説得してくれ」

「え、私ですか?」

 

 説得はリケリアに任せることにした。

 少なくとも俺よりは山暮らしに染まっていないだろうしな。

 

「頼むよ。多分俺よりリケリアの方が知識とか多そうだし、説得も上手いだろう。なにか興味を引きそうなことを吹き込んでうまいこと乗せてやってくれ」

「いくらリケリア相手でも、そう簡単に説得されたりしないわよ」

「……皆さんに、街で暮らしてみたいと思わせることが出来ればいいんですよね?」

「ああ、そうだ」

「わかりました。お任せください」

 

 リケリアは全員に向き直り、説得を開始した。

 

「リリカさん、街にはおいしい食べ物やお菓子がいっぱいあるんですよ?」

「そうなの? でも、それは街に行ったときに買えばいいだけよね」

「街の中で暮らしていればいつでも食べられますよ。でも、街の外で暮らしていれば時々しか食べられません」

「うぐ……確かに」

 

 リリカはショックを受けたように悔しげな顔をした。

 説得されそうになるの早すぎだろ、もう少し頑張れよ。

 ……いや、やっぱ頑張らなくていいぞ。

 さすがはリケリア、リリカごときいちころだな。

 

「それに、かわいい洋服や素敵な装飾品も売っています。リリカさんも女の子ですから、着飾ってみるのはいかがでしょうか」

「で、でも、私なんて田舎者だし、街の服なんてに合うかしら……」

「きっと似合いますよ。私もリリカさんが可愛らしい服を着た姿を見てみたいです」

「そ、そうかしら。それなら、ちょっと街に行ってみたいかも……」

「ちょっと待ってよ。それなら、街に入る機会を増やせばいいんじゃないかな。干し肉とかを街で売って稼いでいくなら、その時についでに買い物をすればいいんじゃないかな」

 

 ここでエドが待ったをかけてきた。

 

「あ、そ、そうね!お菓子とか洋服も興味あるけど、やっぱり街で暮らす必要性は薄いわ!」

 

 リリカもエドの提案に速攻で乗っかる。

 調子いいなこいつ。

 

「ですが、干し肉や毛皮を売るだけでは収入も少ないですよ?街の中で働いた方が稼ぎは多いはずです」

「そうなのかい? 具体的にはどれくらい稼げるのかな」

「そうですね……月に銀貨5枚くらいでしょうか」

「銀貨五枚? それだけかい?僕たち、この前の宿場街で銀貨2枚くらい稼いでたじゃないか」

「そうよ、狩猟とかすれば街に入らなくても十分稼げるわ!」

「ですが、それは私たち7人で稼いだお金でしょう?7等分すれば一人当たりは銅貨30枚程度です」

「まって。今言った銀貨2枚の収獲は、5日くらいの狩猟の成果だったはずだよ。30日もあればもっと稼げるはずだ」

「そうでしょうか?毎回用意した干し肉などがすべて売り切れるとは限りませんし、獲物も必ず一定の量が狩猟できるとは限らないでしょう?」

「そうなの? タロ、どうなのよ」

「……確かに、短期間で大量に狩猟すると獲物の数も減ってくる。しばらくすれば元に戻るけどな」

「しばらくとは、どれくらいでしょうか?」

「あー、短ければ一月半、長ければ半年くらいだ」

「どうやら街中で働いた方が稼げるみたいだな」

「うぐぐ……」

 

 リリカは悔し気に唸っている。

 何でそんなに悔しそうなのかは全くわからないが。

 

「でも、だとしたら宿場街にいた猟師も、僕たちと同じくらいの稼ぎなのかな」

「いえ、さすがにそんなことは無いと思いますけど」

「あいつらは罠猟もやってるかさすがにもう少し稼いでるはずだ。それに、俺たちは猪とか鹿みたいなでかいやつは狙ってないし、猟師だったら害獣駆除の依頼とかでも稼げるはずだぞ」

「だったら猟師ギルドに入ればいいんじゃないの?」

「すぐには無理だ。そう簡単にギルドに入れるわけじゃないからな」

「はぁ? 何よそれ」

 

リリカが不満そうな顔をする。

そんな顔されても、金さえ払えばすぐにギルドに加入できるというわけじゃないからな。

 

「ギルドに加入するには、試用期間を経てからでないと難しいですから」

「すぐに加入できるのは傭兵ギルドくらいのもんだぞ」

「うえ、傭兵ねぇ……今のところ全然いい印象がないんだけど」

「俺もだよ」

 

 最近傭兵に襲われたばかりだしな。

 

「エドさんも、装備などの手入れをしないといけませんよね? 剣も錆びてしまうし、革鎧も数カ月も着用し続けていれば損耗してしまいますから」

「あー、確かにそうだね」

「街には手入れの道具もありますし、専門の職人もいますから修理できます。武器屋に行けばもっといい装備が手に入るかもしれませんよ」

「……それは少し、興味があるね。ちょっと街で暮らしてみたくなってきたかも」

 

 お、エドが上手く説得されたようだ。

 

「モロさんも、道具を作るのには慣れているみたいですが、専門の職人には及びません。街に行っていろいろな道具を見るのもいい参考になるのではないでしょうか」

「そ、そうですかね」

「はい。それに、専門の道具なんかもいろいろ売っていますので、便利なものも見るかるかもしれませんよ?」

「そ、そうなんですか?それはちょっと、興味がありますね」

 

 モロも乗り気になったらしい。

 さすがはリケリアだ、興味を引くのが上手い。

 これも商人としての取柄なんだろうか。

 まったく頼もしいな。

 

「タロさんとスーリャさんは、まだ街で暮らしたことがないんでしたよね。どうでしょう、一度試してみるというのは」

「まぁ、俺は別にいいけど……」

「宿場街とは、ちがうの?」

「そうですねぇ……大きい街ですと、いろいろ違っていると思いますよ。いろんな施設やお店があるんです。私もスーリャさんといろんなお店を見て回りたいですね」

「わたしも、リケリアと一緒にいろんなところに行きたい」

 

 こうして、見事に全員がリケリアに説得された。

 流石だな……。

 

「そういえば、街に行くにしてもどこの街に行くのかは聞いていませんでしたね。ヴェロさんは、どこに行きたいとかはあるんでしょうか」

「いや、ロズカルに関しては知識が全くないんだ。とりあえず適当な街に立ち寄って情報を集めたりとかするつもりなんだが、リケリアはロズカルについて何か知っていたりするのか?」

「いえ、私もそこまで詳しく知っているわけではないです。シルヴァ―ナで話は聞いているのですが、実際に来たのは初めてですから。有名な街をいくつか知っているくらいですね」

「おお、マジか」

「あ、ですが、私たちが暮らしやすい街かはわかりませんよ?」

「……マジかぁ」

 

 やはり情報が足りていないな。

 よそ者でも暮らしていきやすいかったり、すぐ入れそうなギルドのある街がどこにあるのか調べる必要がありそうだ。

 

「何よ、街で暮らしていこうって話だったのに、どこに行くかはまだ決まってないのね」

「それもこれから考えるんだよ。お前らはこんな街がいいとか、行きたい場所とかあるのか?」

「うーん、僕は特に思いつかないなぁ。あまり治安が悪くない街にいいなってぐらいだよ」

「私は面白い場所に行きたいわね!」

「適当が過ぎる……もう少し具体的に言ってくれ」

「何よ、そういうヴェロこそ、どんなところに行きたいのよ」

「俺か?」

 

 どんな場所に行きたいか、か。

 

「ダンジョン、とか」

「ダンジョン? ダンジョンて、迷宮都市のダンジョンのこと?」

「僕も聞いたことはあるよ。すごく有名な場所だよね」

「迷宮都市は……ここからだと結構遠いですね」

「ああいや、別にちょっと興味があるだけだから、本気にするなよ」

 

 思わずこぼれてしまった言葉を慌てて否定する。

 興味があるのは事実だが、俺自身行けるとは思っていない。

 迷宮都市はここからかなり遠いだろうし、こいつらを巻き込むのも気が引ける。

 

「ダンジョンって、なんのことだ?」

「ぼ、ぼくも初めて聞きました……」

「あら、あんたたちは聞いたことないの?結構有名な話だと思うんだけど」

 

 どうやらタロ達は聞いたことがないらしい。

 あんな小さい辺境の集落で暮らしていたせいか、いろんな情報が断絶されているんだろうな。

 

「ダンジョンというのは、迷宮都市国家レキシアという都市に存在する場所です。中は異世界につながっていて、多数の魔物が徘徊していると聞いたことがありますよ」

「正直眉唾よね。どこまで本当かわかったもんじゃないわ」

「でも、迷宮都市は世界で唯一の魔石産出国で、魔道具があふれているらしいよ。他の国とは全然違うらしいし、僕も興味があるよ」

「……よくわかんねぇな」

「ま、魔道具ですか……どんな道具なんでしょうか」

「魔石って、なに?」

 

 タロ達はあまりピンとこなかったらしい。

 気持ちはわかる。

 魔石とか異世界とか、初めて聞けば何のことだかわからないだろう。

 俺も初めて聞いたときはどうせ作り話だろうと思っていたのだが、詳しく調べてみるとどうやらマジらしい。

 それにしたって突拍子もない話だし、半信半疑ではあるのだが。

 

「改めて確認したいんだが……作り話じゃ、ないんだよな?」

「はい。レキシアは実在する国ですよ」

「アルドメナスでは有名な話だよ。レルガノスと戦争している理由も、迷宮都市へ行きやすくしたいがために行っているものだと聞いたことがあるくらいだからね」

「え、初耳なんだが」

「もちろんそれだけじゃないとは思うけどね。理由の一つだとは思うよ」

 

 まさかそんな理由で戦争を仕掛けてきていたとは……それにしても迷宮都市はだいぶ遠いと思うんだがな。

 まあ、レルガノスはあんまりでかい国じゃないし、迷宮都市のことがなくても攻めてくるのは変わらなかっただろうが。

 

「結局どんな場所なんだよ、迷宮都市ってのは。普通の街とは違うのか」

「俺も詳しく知っているわけじゃないんだが、みんなは何か知っているのか?」

 

 俺も噂程度の話しか聞いたことがない。

 その実態は依然として謎だ。

 やれ、化け物がうようよいるとか、ダンジョンに入ったら2度と戻ってこられないとか、どこまで信じていいかわからない。

 

「おとぎ話みたいなところらしいよ?馬が引かなくても走る乗り物や、剣や弓、魔法よりも強力な武器が量産されているとか、いろんな話を聞いたことがある」

「絶対作り話だろそれ」

「あはは、そうだね、僕も全部が全部本当だとは思っていないよ。でも、いろんな意味で規格外な都市なのは間違いないよ」

「どういうことだ?」

「周りにある複数の国家を相手に、たった1都市だけで渡り合ってるんだって」

「なに?」

 

 その話は聞いたことがないな。

 有名な話なんだろうか。

 

「もう少し詳しく頼む」

「ええと、確かレキシアの周辺には4つの大きな国家があるらしくてね。長い間魔石が産出されるレキシアを取り合って争いが絶えなかったらしいんだ」

 

 そうやって長い間戦乱のさなかにあったレキシアという都市は、ある時独立を宣言し、周辺国家を相手取りそのすべてをことごとく叩き潰したらしい。

 

「たった1都市で、複数国家を相手に戦争して勝ったのか?」

「らしいよ。本当かどうかはわからないけど」

「本当ですよ」

 

 話を聞いていたリケリアは断言する。

 

「レキシアには冒険者とよばれる独自の戦力が存在するんです。ダンジョンを探索して魔石を持ち帰る職業で、迷宮都市固有の戦力なんですが、その冒険者たちによって数で大きく劣るはずのレキシアは独立戦争に勝利したんです」

 

 ヤバいな冒険者。

 数で劣るのに戦争で勝つとか、どんだけ無双したんだ。

 

「よく知ってるな」

「有名な話ですから。それに、迷宮都市は世界の中心とよばれるほど活気のある都市で、商人ならだれでも一度は行ってみたい場所なんですよ」

「儲かるのか?」

「迷宮都市は人口がすごく多くて大消費地ですから。行けば儲かるといわれるほどなんですよ」

 

 リケリアは少し興奮した様子で語っていた。

 商人にとってもあこがれの場所というのは本当なんだろうな。

 それに、冒険者か。

 ダンジョンにも興味もあるし、なってみたくはある。

 

「ヴェロは迷宮都市に行きたいのかい?」

「……まぁ、興味はあるけどな」

 

 エドの問いかけ。

 確かに迷宮都市に行きたい気持ちはある。

 

「でも遠いし、お前らを付き合わせるのも悪い」

「つれない事言わないでよ。僕はヴェロが行きたいっていうなら、どこへでも付き合うよ」

「エド……」

「しょうがないわね、私も付き合ってあげるわ。迷宮都市にも行ってみたくはあるし」

「私も是非ご一緒させてください」

「リリカ、リケリアも……」

 

 どうやらみんな思ったより乗り気らしい。

 

「……俺は別に、どっちでっもいいぞ。お前に任せる」

「ぼ、ぼくは、魔道具というのを見てみたいです」

「わたしは、みんなが一緒なら、それでいい」

「お前らもか」

 

 タロ達も特に反対意見はないようだ。

 まさか反対のやつがいないとは思わなかったな。

 

「まぁ、どっちにしろ迷宮都市は遠いし、本当に行けるかどうかはわからないんだけどな」

「そうですね。行くんだとしたら、具体的な行動計画を立てないといけませんね」

「……それで、最終的に迷宮都市に行くとしても、これからどうするのよ」

 

 話し合いの結果、とりあえず街中で暮らすことを目標にしつつ、迷宮都市へ行くのはもう少し情報や資金を増やしてから計画を立てるということになった。




レキシア
迷宮都市国家レキシア。
都市内にダンジョンとよばれる異界へと通じる穴があるり、世界で唯一魔石を産出している国家。
ダンジョンを探索する冒険者とよばれるレキシア固有の職業が存在する。
魔石を使用した魔道具が流布されており、都市内の様相は他の国とは一線を画する。
ぶっちゃけダンまちのオラリオみたいなもん。
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