魔法少女世界に転生したけど敵である魔女に転生したので狙われてます!?なので仲間を探そうと思います! 作:七蜘蛛
死姫「...。」
死姫は物陰からある場所を見ていた。それは死姫の住んでいたアパートだった。しかし死姫は入るそぶりを見せない。というのも
「ここが被害者の...。」
「彼女の両親は彼女が幼い頃に会社のお金を盗んで行方が知られていない。その為、彼女は"捨て子"である事が判明したらしい。」
「でも彼女は幼い頃から既に達観している様で知恵も高く、このアパートに住んでいたらしいです。」
アパートの前では魔法少女組合の職員達がいる為、私物を取りに行く事が出来ないのである。
死姫「...はぁ。」
死姫は仕方ないと溜め息をつき、その場を後にする。
死姫「死んだ扱いだから戸籍も無し、魔女だから魔法少女か力を狙ってやってくる輩のどちらかに襲われる可能性もある。ほぼほぼ詰んでいるな。」
死姫は今後どの様に生活するか頭を悩ませる。
「だったら私達の所に来ないかしら?」
死姫「...っ!?」
死姫は突然聞こえた声に警戒する。
「そんなに警戒しなくてもいいわよ?」
すると目の前のに1人の少女が現れた。その少女は魔女姿の死姫より露出が多い、赤と紫のドレスを纏っている、死姫より少し年上の少女だった。
死姫「...誰だ?」
「私は"
死姫の前に現れたのは死姫と同じ魔女だった。
死姫「"私達"と言っていたけど、他にもいるのか?」
空間の魔女「えぇ、いるわよ?まぁ、1人だけど。貴女も魔女の正体については知っているでしょ?」
死姫「あぁ。」
空間の魔女「私達はそう言った魔女を保護する為に行動しているの。その活動の最中で貴女を見つけたの。」
死姫「...。」
空間の魔女「安心して、貴女を勧誘する
死姫「(嘘は感じられない...それにこのまま魔法少女などに狙われるよりはマシか...)分かった。」
死姫は空間の魔女を信じる事にした。
空間の魔女「決まりね。着いてらっしゃい。」
すると空間が裂け、2人はその中に入ると空間が閉じる。
死姫「ここは...。」
空間を通った死姫が見た光景は薄暗く閉鎖された空間だった。
空間の魔女「ここは地図にも載っていない街の地下街よ。」
死姫「地下街があったのか...。」
空間の魔女「といってもここの存在を知っているのは私ともう1人だけ。上の連中はここの存在の事なんて気付きはしないわ。」
すると道の向こう側から足音が聞こえてきた。
死姫「...?」
空間の魔女「あらあの子の方から来たのね。」
すると暗い空間から瞳を閉じた1人の少女が歩いてきた。時計の模様が幾つも描かれたゴールドベージュと黒のドレスを纏っており、時計の模様はまるで動いているかの様に針の部分が回転している。そして重なった歯車を模した帽子はそれぞれの方向に回転していて、その少女の周りでは大きな歯車が回転しながら少女の動きに合わせて着いてくる。
空間の魔女「彼女も私達と同じ魔女の1人"
時の魔女「...初めまして。」
死姫「あ、どうも。所で君達の魔法は?確か魔法の性質はトラウマと防衛本能だって聞いたが。」
空間の魔女「私の魔法は、結界を張って閉じ込める"閉鎖"と空間を歪ませて私の思い通りに動かせたり転移出来る"空間支配"。"閉鎖"は幼い頃に虐待で閉じ込められた事がトラウマで、"空間支配"はそれに対する防衛本能ね。」
時の魔女「...私のは、特定の存在の時の進みを邪魔させない"時間経過"と時を止める"時間停止"。人が何れ死に至る運命が避けられない事がトラウマの"時間経過"とそれに対する防衛本能の"時間停止"。」
死姫「どっちもチートだね。」
時の魔女「貴女に言われたくない。」
空間の魔女「貴女の魔法は詳しくは知らないけど...貴女も大概よ?」
死姫「で、魔女を保護と言ってもどうやって探すんだ?」
時の魔女「...魔女は己の意志かトラウマが再起する事で覚醒する。そして世間で公表されている魔女もいればその逆、公表されていない魔女もいる。更には倒されていると言われていて実際は政府の汚れ仕事や動力として利用されている魔女もいるの。」
死姫「...魔女が生まれる理由ってほぼほぼ人間が原因じゃ?」
空間の魔女「そう思うわよね?」
死姫「とりあえず目星は付いているって認識で大丈夫?」
時の魔女「えぇ。」
空間の魔女「それじゃ作戦会議しましょ。あ、そうそう、忘れるとこだったわ。」
そう言うと空間の魔女の姿が変わり、私服姿になる。それを見た時の魔女も魔女姿から私服姿になる。
空間の魔女「改めて自己紹介をさせてもらうわ、私は"
時の魔女「..."
死姫「彼岸 死姫だ。これから宜しく。」