――ドイツIS配備特殊部隊『シュヴァルツェ・ハーゼ』―通称『黒ウサギ隊』――
「何をしている!現時点で三十九秒の遅れだ!急げ!」
きれいな青空の下、基地に怒号が響き渡る
その怒号を飛ばしているのは副隊長のクラリッサ・ハルフォーフ大尉
相変わらず厳しいね~
「おいおい、クラリッサそこまで遅いわけじゃないんだ。そこまで怒鳴らんでいいだろう?」
まあ、軍だからしょうがないんだろうけどな
「ちゅ、中佐!どうしたんですか。こんなところに?なにか御用ですか?」
どもってるしw………そんなに俺がここに来るのは意外か?
「まあ、用かな?俺これからIS学園に入学することになってドイツを発って日本に行くから。それの報告みたいなもんだ」
「IS学園に行かれるのですか?やはり、男で他のIS操縦者が出たからですか?」
「ああ、織斑一夏……向こうで俺のダチだった奴だ。そいつの面倒をみたりするのにな。それにもともとIS学園のほうには行く予定だったしな」
「そうですか。わかりました」
「んじゃ、他のやつらにはあとで言っといてくれ。もう行かないと時間的にまずいからな」
「了解しました」
うし。とりあえずクラリッサに伝えといたから平気だろ
んじゃ、とっとと空港行くか……遅刻するわけにはいかないしな
―――日本―羽田空港―――
「く~~~~っ。やっと日本に到着か、やはり飛行機だと時間がかかるな」
空港に入りずっと座っていて固まっていた身体を伸ばす
にしても久しぶりだな………何年ぶりだ?
それにしても、日本か………あいつら元気にしてるかな?
…一夏のやつはテレビに出てたから元気だろうけど……いや、逆にアウトか?
………よし、やるか
「待ちに待った時がきた…多くの女性たちが無駄死にでなかったことの証しのために!再びあの頃に戻すために!一夏ハーレム成就のために…日本よ!私は帰ってきたっ!」
決まったぜ…
周りが何事かとざわついている
そう叫んだやつの背後に黒い影が忍び寄る……
「なにをやっとるか馬鹿者が!」
スパァン
……なにっ……後ろを取られただと……いったい誰が……
「流石千冬だ。俺の背後をたやすくとるとは……」
「それはお前がふざけていたからだろう」
「そうか?」
「そうだ。まぁいい」
「それにしても久しぶりだな千冬」
「ああ、久しぶりだなユウヤ………まあ、長旅ご苦労。こちらの事情で読んで悪かったな」
「気にするな千冬。一夏のやつもISを使えるようになっちまったんだ。だったら俺も一緒にいたほうがいいだろう」
まあもともとIS学園のほうには入るつもりだったしな
「そうだな。ではIS学園に向かうぞ。すでに学校は始まっている」
「了解」
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「ああ、学園では織斑先生と呼べ」
「了解しました。織斑先生…………これでいいか?」
「十分だ」