現状報告……隣で死体が一つ出来上がっている
まあ
一夏のことなんだが、昨日、朝、休み時間である程度さわりを軽く教えたんだが、やはり理解しきれていないようだ
しかも今隣で腕組んで唸ってるし…
そんな暇があるなら、話を聞いて少しでも理解してほしいものだが……どうしようもないか
今は山田先生が詰まりながらも生徒たちにISの基本知識を教えている
ぶっちゃけ俺は受ける意味がない気がしてくるような内容だ
ISは宇宙での作業を想定して作られており、操縦者の前進を特殊なエネルギーバリアで包んでおり、生体機能を補助する役割なども操縦者の肉体を安定した状態で保つ、ISには意識と似たようなものがある……といったことを話している
「キーンコーンカーンコーン」
「あっ、次の時間では空中におけるISの基本聖堂についてやりますからね~」
そう言って去っていく山田先生
ISでは実技と特別科目以外は基本担任全部の授業を受け持つらしい
はて?
担任は織斑先生だった気がするのだが?……なぜ山田先生?
「ねえねえ、織斑くんにローゼンベルグくん!」
「質問しつもーん!」
「今日のお昼ヒマ?放課後ヒマ?夜ヒマ?」
昨日は人がたむろしてこなかったのに今日はやたらと無駄に来る
昨日のあれは様子見か何かなのか?
「いや、一度に聞かれても……」
一夏のやつがそういうが
「わるいな、残念ながら一夏をしごくためにフルで使うつもりだ」
「そうなのか?じゃあ駄目だな。とゆうわけで暇じゃないみたいだ」
「じゃあ、質問だけ答えて!千冬お姉さまって自宅ではどんな感じなの!?」
「え。案外だらしな『スパァン!』…」
あ~あ
言わんこっちゃない
「休み時間は終わりだ。散れ」
一夏の背後に回り込んでいた千冬がそういった
個人情報をばらそうとしたから叩いたのか?
「ところで織斑、お前の専用機だが準備に時間がかかる。しばらく待て」
「?」
隣で一夏がちんぷんかんぷんな様子でいる
しゃあない助け船を出してやるか
「一夏、教科書P6だ」
「えーっと……………」
「読んだか?つまりそういうことだ、専用機は国家か企業に所属する人間にしか与えられない。だけどお前は状況が状況だからデータ収集目的で用意されるんだろう」
こんなもんで平気か?まあいいだろ
そう説明し終わると女子の一人がおずおずと千冬に質問をする
「織斑先生、篠ノ乃さんって、篠ノ乃博士の関係者……なんでしょうか?」
「そうだ、篠ノ乃はあいつの妹だ」
個人情報をそんな簡単にばらしちゃっていいのか!?
てかさっきあんたどうでもいいことを殴って止めてたよな!?
「えええええええ!すごい!このクラス有名人の身内が二人もいるじゃない!」
「ねえねえ篠ノ乃さん!篠ノ乃博士ってどんな人!?やっぱり天才なの!?」
「篠ノ乃さんも天才だったりするの!?今度ISの操縦教えてよ!」
ああ
一気にうるさくなったな……
「あの人は関係ない!」
唐突に響く大声
そのせいか一気に静かになる教室
発生源は……篠ノ乃か
ふむ、よくやった、これで静かになったぞ
「…大声を出してしまってすまない、だが私はあの人じゃない、教えられるようなことはない」
そう言って窓の外の景色を眺め始める箒
あ~、俺も窓側の席がよかったな~、景色見て暇をつぶせそう
「さて、授業を始めるぞ、山田先生、号令を」
「あっ、はい」
山田先生も篠ノ乃がきになるようだが、そこは教師、ちゃんと授業を始めた
そして一夏がまた頭を抱え始める
そんなにわからないもんか?
「安心しましたわ。専用機が用意されるようで、訓練機などで相手をされたら一方的すぎますものね」
休み時間
さっそく俺たちのところにやってきた……えーっと……インゴットは腰に手を当ててそう言ってきた
めざわりだな
「まあ?勝負は見えていますけど、流石にフェアではありませんものね」
「?なんで?」
おお
一夏、何も言わずに対処してくれるとは………純粋にわからなかっただけだろうな
「あら、ご存じないのね。いいですわ、このわたくしセシリア・オルコットはイギリスの代表候補生。つまり、現時点で専用機を持っていますの」
「へ~」
「馬鹿にしていますの?」
「いや、馬鹿にはしていないぞ?すごいと思っただけだ、何が凄いかはわからんが…ああ、そういやユウヤ、俺には専用機が用意されるらしいけど、お前はどうなるんだ?」
「ん?俺はすでに専用機を持っているからな。それでやるだけだが?」
「あら、あなたも専用機持ちでしたの?なら平気ですわね、訓練機でないのでしたら」
「はいはい、どうでもいいどうでもいい、一夏、飯食い行くぞ」
俺は返事を待たずに立って食堂に向かって移動を始める
後ろでなんか騒いでいるが俺には関係ない
てかかかわるのがめんどくさい
騒がしいのは好きじゃねぇんだよ
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
「テーブルどっか空いてるか?」
「あ~、おっ、あそこ空いてるぞ。一夏、篠ノ乃、いくぞ」
そう言って空いていたテーブルに三人して座る
「そういやさあユウヤ」
「なんだ?一夏」
鯖味噌にをつつきながら一夏に返事をする、おっ、うまい
「ISのことを教えてくれないか?このままじゃ来週の試合何もできずに負けそうだ」
「そうだな~…………ISの操作に関しては専用機が来るのを待ってからするとして…篠ノ乃、頼んでもいいか?」
「ん?なにをだ?」
「いや、一夏に近接戦ができるように見てやってもらいたいんだよ」
「なるほど、わかった。一夏、放課後、剣道場に来い、腕がなまってないか見てやる」
「…わかったよ」
「んじゃ、とっとと食って、座学でもやるか。一夏とっとと食って教室戻るぞ」
「ああ、頼むわ」
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
ちなみに一夏は放課後、箒にボコボコにされて、鍛えなおされることになりましたとさ。チャンチャン
ちなみに他の時間はほとんどタ○ンページの知識詰め込みだ
誰が休みなんかやるか!
あと篠ノ乃は、呼びにくいからかユウヤとよぶようになり、俺も箒とよぶようになった