「ローゼンベルグ、お前の番だ」
一夏の試合が終わったのか、俺は呼ばれて第3アリーナのピットに来ている
「ん、了解」
(飛ぶぞ
俺は心の中でそう言ってISを展開、カタパルトにISを接続する
「そんじゃま、軽く遊んできますわ」
そして俺の体は勢いよくピットから吐き出され、出た瞬間に背部の推力偏向スラスターを展開し数回ローリングをしながら上昇する
うん、特に不調はないな
軽く機体のチェックをしながら試合開始の位置につく
両者の準備が整ったと判断したのか、はたまた時間が押しているのか、試合開始の鐘?が鳴る
「さてと、オルコット
………?反応がない?
「おい、オルコット?」
反応がないのが不思議でオルコットの様子を伺ってみる…なんかボーっとしてんな……自分から挑んでおいてなんなんだ?イラつくな
俺は俺のIS『零式』の装備、リボルバータイプの複合銃を展開し、オルコットの耳元を狙って撃つ
流石に耳元に撃たれたからかボーっとした状態から幾分かまともな状態になる
「な、なにをしますの!?」
「あ?お前人に喧嘩吹っかけといてなにぬかしてんの?それに試合始まってんだけど?試合始まってるのにボーっとしてるのが悪いんじゃね?それに声掛けたんだけど?それすら気がつかないの?てか、警告がてら耳元を狙って撃ってやったんだけど?ボーっとしてる間に墜としてもよかったのにわざーざ気付かせてやったんだけど?なに?ボーっとしてる間に落としてもらいたかった?ああ、その方がいいか。いいわけ聞くもんな。理解してもらえるかは別にして。『あれは不意打ちを食らっておちてしまったのですわ』ってか?」
おーおー
顔真っ赤にしてプルプル震えてんぞ?
「なに?言い返せないの?てか言い返すもなにも、なにも言えないか、てかさ、とっとと始めない?いつまで待たせれば気が済むん?もう開始の合図は出てんだけど?」
「……いいですわ、始めましょう、さあ踊りなさい!わたくしセシリア・オルコットとブルー・ティアーズの奏でる円舞曲で!」
そう叫んで、六七口径特殊レーザーライフル『スターライトmkⅢ』で撃ってくるオルコット
撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ
雨のように大量に撃ってくる
俺はそれを右に左にと振りながら避ける
「なんだ?この程度か?自分で『わたしはつよいです~』ってぬかしてたけど…所詮自称か……ふぁ~」
そう言ってだるくてしょうがないからかつい欠伸を漏らしてしまうユウヤ
ブチッ
ん?
なにかが切れるような音がしたな……幻聴か?疲れてんかな?
「オホホホホホホホ、その余裕いつまで続くかしらね?おいきなさい!『ブルーティアーズ』!」
そう叫んでビットを4基展開して撃ってくる
うん、めんどいな
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「このっ」
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「これで!」
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「なんであたりませんの!」
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飽きた
てか完全に期待はずれだ
ビットを使ってくるからどんなもんかと思ったが……正直この程度か
「はぁ……飽きた、期待はずれ、もういいわお前」
「なんですの!開始からずっと避けるだけのくせしてなにをおっしゃいますの!」
「あ?ビットを使うからどんなもんかと思ったんだよ、そしたらこの程度、ホント期待はずれ、前情報の
そう言うとオルコットのやつはうろたえ始める
いや、実際ひどいんだぜ?
さっきから、上下左右様々な方向から撃ってくるけどさ、撃つのに間があるせいで、悠々と避けられるし
「まったく、こんなのに時間をとらせられるなんてな……寝てる方が有意義だったかも知れんな、いい加減面倒だからすぐ終わらせるぞ。それに」
そう言って頭の中でスイッチを切り替え、収納してあった複合銃を両手に再度展開する
オルコットのやつは言い返せないのかそのままビットで攻撃してくる
あまいな
俺は攻撃しようと動いた4基のビットに瞬時に三発ずつ撃ち込みおとす
もっと機敏に動かさないとな
「なっ!?」
「攻撃してくる位置がまるわかりだぞ?こんなに簡単に落とされるようじゃ底が知れる」
「なっ!?なんですって!?」
俺はそう言うとオルコットに接近しながら薬莢を弾き出し弾を空中に展開し空中でリロードする
するとオルコットはにやりと笑い
「おあいにく様っ!ブルーティアーズは六基ありましてよ!」
オルコットがそう叫ぶと腰のスカート状のアーマーの突起が外れる
ドカァァン!
ついさっきまでユウヤがいた空間を爆煙が包み込む
「ふふっ、散々わめいていらっしゃいましたのにあっけないですわね。まあ、わたくしセシリア・オルコットが相手だったのですから仕方ありませんわ。それにしても一夏さんと同じ目にあわれるだなんて『コツッ』…」
「どうしたんだ?さっきからなんか上機嫌に喋り続けているが?いいことでもあったのか?」
俺はオルコットの後頭部に銃口を当てながらそう言う
「なっ!なんでそこにいらっしゃいますの!?さっきミサイルに!」
「ん?ああ、あれか。ちょっと勿体なかったが装填してあった弾を弾き出して身代りにしただけだが?」
「くっ、インターセプター!!」
オルコットはせめてもの抵抗としてか代表候補生としての意地か(負けは決まっているのに)ショートブレード『インターセプター』を展開するが即座にもう一丁の銃で弾く
コツ
「なぁ?無駄な抵抗しないでさ、いい加減負けを認めない?」
俺はそういいながら再度オルコットの頭に銃口を当てる
「くっ……わかりました。負けを認めますわ」
オルコットはそういい負けを認めると
『試合終了。勝者――ユウヤ・ローゼンベルグ』
試合終了のコールが鳴り響きそう宣言される
「ふぁ~、やっと終わったか。ああ、だるい、疲れた、とっとと帰りますか」
俺は欠伸をし、そう口にしたあと言葉通りスラスターを吹かしてピットに戻った
「スゲェなユウヤ!初見でやったのに被弾ゼロなんてさ!」
ピットに戻ったら、一夏が唐突にそう言ってきた
てか試合見てたんだ
「あ?ああ、前情報があったしな、それに初見でもないしな」
「そうなのか?てかユウヤ、前情報ってなんなんだ?」
「ああ、それね、知り合いに試合が決まった日にちょいと調べてもらったんだよ」
いや~即日で調べてもらったのに結構な量だったんだよね~、うんよくやる
「な!?そんなことしてたのかよ………てか知ってて俺には教えてくれなかったのか!?」
「なぜお前に教えてやらなきゃならんのだ。知りたきゃ自分で調べろ、ついでにいうと聞かれなかったからな」
うん、まったく聞かれなかったしな、聞かれたら教えてやったかも知れんが
「それよりもユウヤ、だいぶ手を抜いていたな、遊びすぎだ、それに時間もかけ過ぎだぞ?」
唐突にそう言ってきた千冬
「まあ、所詮お遊びだったからな」
まあ、もっと速く終わらせることもできたけどさ~、めんどいし
「まあいい、次は一夏とだ」
「了解っと、んじゃ出ますよ」
俺はそう言って再度零式を展開する
「んじゃ一夏。先に出てるからあとから来いよ」
俺はそう言って返事を待たずにアリーナに向かって飛び立つ
さてと、一夏のやつはどんなもんなのかねぇ
スペース適当にあけていますので、見苦しかったらすみません