「それでは授業を始める……だが、その前に再来週行われるクラス対抗戦に出る代表者を決めようと思う…ちなみにクラス代表者とは対抗戦以外にも、生徒会の開く会議や委員会への出席なども行ってもらう。つまりクラス長のようなものだ。
…へぇ~代表者ねぇ~、面倒なもんがあるんだな
「はいっ!織斑くんを推薦します!」
おお、流石一夏、もう一票だ
「私はローゼンベルグくんを推薦します!」
おお、次は俺に一票だ…………俺!?
「では候補者は織斑一夏、ユウヤ・ローゼンベルグ……ほかにはいないか?いないなら締め切るぞ」
「お、俺!?」
おお、いきなりでかい声を出すな
てか、一夏のやつ自分が言われてるって気づいてなかったのか?
「織斑。席に着け、邪魔だ。ローゼンベルグのようにおとなしくしていろ……ほかにはいないのか?」
「ちょ、ちょっと待った!俺はそんなのやら「自推他推は問わないといった。他推されたものに拒否権などない選ばれた以上は覚悟しろ」
「そうだぞ一夏。ここは腹をくくって諦めろ。抵抗しても待っているのは出席簿だぞ」
「ほほう、ローゼンベルグ。それはどういう意味かな?」
「なんでもございません!」
……やばい。織斑先生の背後に黒い何かが見えたぞ……
「待ってください!納得がいきませんわ!」
……あぁ…んだあの小娘?
「そのような選出は認められません!大体、男がクラス代表だなんていい恥さらしですわ!わたくしに、このセシリア・オルコットにそのような屈辱を一年間味わえとおっしゃるのですか!?」
…何ぬかしてんだこの女…てめぇが認めようが認めまいが関係ねぇだろ
「実力から行けばわたくしが――――――――――――いいですか!?―――――――――――大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、わたくしにとっては耐え難い苦痛で――」
……いまなんつったこいつ?
「何をぬかしているんだ?イギリスだって島国だろ?しかもいくつも間違っていることがあるぞ。文化が後進的?その後進的な国がISを開発したんだぞ。それにサーカスをする気なんて俺にもねぇよ。実力トップ?小娘。お前の眼は節穴だろ。たかだか代表候補生ってだけで図に乗ってんじゃねぇぞ。二度と立てねぇように叩き潰してやろうか?」
「それにイギリスだって大してお国自慢ないだろ」
「ああ。自慢できるものがあったか。世界一まずい料理連続で覇者だったな。忘れていた」
「なっ……」
ふう、スッキリした…てか一夏も言ってたな
結構あいつもきてたのかな?
「あっ、あなたたちねぇ!わたくしやわたくしの祖国を侮辱しますの!?」
「侮辱もなにも事実だろ?どこか間違っているところがあったか?あったとしたら最後の料理ぐらいだろうな。それに最初に侮辱したのはそっちだろうが」
「決闘ですわ!」
「ああいいぜ、決闘。やってやろうじゃねぇか。そこでお前のその腐った考えを矯正してやる」
そのつながりがわからんがな。飛びすぎだろ
「言っておきますけど、わざと負けたりしたらわたくしの小間使い。いえ、奴隷にしますわよ」
「出来るもんならやってみやがれ。まぁ、まず不可能だろうがな。それに俺はわざと負けてやるほど優しくないつもりだ」
「なんにせよちょうどいいですわ。イギリス代表候補生のこのわたくし、セシリア・オルコットの実力を示すまたとない機会ですわね!」
「ハッ。小娘が粋がってんじゃねぇよ。…ああ、ハンデはどのくらいつけてやろうか?」
「あら、さっそくお願いかしら?」
「お前、言葉すらわからなくなったのか?どのくらい|つけてやろうかって言ったんだよ。それとも耳まで腐ったか?」
俺がそういった瞬間教室が震えた……女子の笑いによって
あ?なんでいきなり全員笑い出したんだ?なんか変なこと言ったか?
「ローゼンベルグくん。それ本気で言ってるの?」
「男が女より強かったのって、大昔の話だよ?」
「ローゼンベルグくんはISを使えるかもしれないけど、それは言いすぎだよ」
何言ってんだこいつら?それに
「ふふっ。男が女より強いだなんて、日本の男子はジョークセンスがあるのですわね」
ああ?何ぬかしてんだコイツ。気味の悪い面しやがって
「まあいい。ハンデがいらないならそれでいい。後で後悔しないことだな。千冬、止めなかったんだ。潰していいんだろ?」
「話はまとまったな。それでは勝負は一週間後の月曜。放課後、第三アリーナで行う。織斑、ローゼンベルグ、オルコットはそれぞれ用意しておくように。そしてユウヤ。勝負事に手加減は野暮というものだろう?」
「ハッ。上等。じゃあ遠慮なくやらせてもらうぜ」
キーンコーンカーンコーン
「ん?終わってしまったな。授業に入れなかったがこれで終わりだ。各自休憩をとれ」
クックック
千冬から許可も下りたし死なない程度に潰してやるよ